JPH0357098Y2 - - Google Patents

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JPH0357098Y2
JPH0357098Y2 JP11642886U JP11642886U JPH0357098Y2 JP H0357098 Y2 JPH0357098 Y2 JP H0357098Y2 JP 11642886 U JP11642886 U JP 11642886U JP 11642886 U JP11642886 U JP 11642886U JP H0357098 Y2 JPH0357098 Y2 JP H0357098Y2
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JP
Japan
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case
fitting
notches
guide ring
cases
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JP11642886U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、モータケース特にケースの胴部で2
分割したモータケースの接合構造に関する。
【従来の技術】
2分割したケースにおいて、ケース相互間の周
方向の位置決め等の目的で夫々のケースの周縁に
切欠部および嵌合用凸部を設け、一方のケースの
切欠部、嵌合用凸部夫々を他方のケースの嵌合用
凸部、切欠部夫々に嵌合させてなるモータケース
において、従来、溶接によつて、2分割したケー
スどうしを接合していた。 第6図に示す従来例では、2分割したケース2
1,22に、夫々切欠部21b,22bおよび嵌
合用凸部21a,22aを3箇所ずつ設け、ケー
ス21とケース22の嵌合は、ケース21の嵌合
用凸部21a、切欠部21b夫々をケース22の
切欠部22b、嵌合用凸部22a夫々に嵌合して
おこなう。ケース21,22の内径より僅かに小
さい外径のガイド用リング23が嵌合用凸部21
a,22aに内接して配設されているので、嵌合
と同時に芯出しがおこなえる。 ケース21とケース22との接合は、ケース2
1とケース22にまたがつて2〜3箇所を溶接し
ておこなう。24は溶接部である。 しかしながら、このような溶接による接合で
は、溶接箇所においてケース21とケース22と
の間の隙間25が大きいと確実な溶接ができない
ため、隙間25を極力小さくする必要があり、そ
のためケースの加工精度を高くしなければならな
いこと、および、隙間25を小さくするので嵌合
の作業がしずらいことから製造コストが高くな
る。また、溶接の装置が大きくモータの組立ライ
ンにおいて占めるスペースが大きいこと、溶接の
装置が高価であること、溶接による発熱によつて
モータに歪や変形を与える等の欠点があつた。
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は、上記欠点に鑑みてなされたもので、
溶接を用いずに、2分割したモータケースを接合
する安価な接合構造を提供することを目的とする
ものである。
【問題点を解決する為の手段】
本考案は、2分割したケースの夫々の周縁に切
欠部および嵌合用凸部を2以上設け、一方のケー
スの切欠部、嵌合用凸部夫々を他方のケースの嵌
合用凸部、切欠部夫々に嵌合させてなるモータケ
ースにおいて、2分割したケースどうしを芯出し
する目的で従来から用いられているガイド用リン
グに着目し、2分割したケース夫々をガイド用リ
ングにかしめて固定するよう構成して、2分割し
たケースを一体化し、溶接を用いない接合構造を
可能にしたものである。
【実施例】
以下、実施例を示す図面を用いて本考案を説明
する。 第1〜3図は本考案の第1実施例で、第1図は
ステツプモータ1の部分断面図、第2図は2分割
したケースの一方のケース2の斜視図、第3図は
ガイド用リング4の部分断面図である。ケース2
は略有底円筒状で底部中央にはコア6を挿通する
ための孔(図示せず)が穿設されている。ケース
2の開口周縁の周方向の等分位置には3個の切欠
部2bが設けられ、切欠部2bおよび嵌合用凸部
2a夫々は軸に対して等角度になつている。ケー
ス3はケース2とまつたく同一形状であり、切欠
部3bおよび嵌合用凸部3aを設けられている。
4はこのような2分割したケースの嵌合を案内し
芯出しをする目的で従来から用いられているガイ
ド用リングの外周面中央にV形溝4aを加工した
ガイド用リングで、ケース2,3の内径より僅か
に小さい外径を有している。 ケース2とケース3の嵌合は、ガイド用リング
4を案内として、ケース2の嵌合用凸部2a夫々
をケース3の切欠部3b夫々に、また、ケース3
の嵌合用凸部3a夫々をケース2の切欠部2b
夫々に嵌合する。ガイド用リング4が嵌合用凸部
2a,3aに内接するのでケース2とケース3と
の芯出しが嵌合と同時におこなわれる。 ケース2とケース3との接合は、ケース2,3
夫々を2箇所以上でガイド用リング4のV形溝4
aにかしめることによつておこなわれる。5はか
しめによる凹部である。ケース2,3夫々がガイ
ド用リング4に固定されるので、ケース2とケー
ス3との接合が完成する。 かしめを容易にするためにガイド用リング4の
外周に設ける溝は、V形に限らず、U形や矩形断
面等でもよいし、ガイド用リング4の材質によつ
ては溝を設けずにかしめることもできる。 かしめる位置は、溝に対向しさえすれば何処で
もよく、例えば嵌合用凸部2aと嵌合用凸部3a
とにまたがつてかしめることもできる。 また、2分割したケースの形状も夫々が同一形
状でなくてもよいし、切欠部、嵌合用凸部の数も
2以上であればかしめによる接合ができる。切欠
部、嵌合用凸部の形状も矩形に限らず、設ける位
置もケースの開口周縁の周方向に等分位置でなく
ともよい。 第4〜5図は本考案の第2実施例で、第4図は
ステツプモータ1′の部分断面図、第5図はガイ
ド用リング4′の部分断面図である。 第1実施例との相違はガイド用リング4′がV
形溝でなく外周端に面取4′aを有することで、
かしめは面取4′aに対向する位置すなわち嵌合
用凸部2a,3aの先端部でおこなわれ、2分割
したケース2,3夫々がガイド用リング4′を抱
える形となり、ガイド用リング4′を介してケー
ス2とケース3とが接合される。 面取4′aの形状はC面取でもR面取でもよく、
また、面取でなく段付としてもよい。
【考案の効果】
本考案では、2分割したケースの夫々の周縁に
切欠部および嵌合用凸部を2以上設け、一方のケ
ースの切欠部、嵌合用凸部夫々を他方のケースの
嵌合用凸部、切欠部夫々に嵌合させてなるモータ
ケースの接合を、溶接を用いず、嵌合を案内する
ガイド用リングの外周に2分割したケースの夫々
をかしめて固定しておこなうように構成したの
で、ケース接合時の溶接によるモータの歪みや変
形が除去されるとともに、ケース接合のための装
置が小さく安価ですむこと、また、ケースの加工
精度を格別高くする必要がないので製造コストが
安くなる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の部分断面図、第
2図は本考案の第1実施例のケースを示す斜視
図、第3図は本考案の第1実施例のガイド用リン
グの部分断面図、第4図は本考案の第2実施例の
部分断面図、第5図は本考案の第2実施例のガイ
ド用リングの部分断面図、第6図は従来例の部分
断面図である。 2,3はケース、2a,3aは嵌合用凸部、2
b,3bは切欠部、4,4′はガイド用リング、
5はかしめによる凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2分割したケースの夫々の周縁に切欠部および
    嵌合用凸部を2以上設け、一方のケースの切欠
    部、嵌合用凸部夫々を他方のケースの嵌合用凸
    部、切欠部夫々に嵌合させてなるモータケースに
    おいて、該嵌合を案内するガイド用リングの外周
    に該2分割したケースの夫々をかしめて固定する
    ことを特徴とするモータケースの接合構造。
JP11642886U 1986-07-29 1986-07-29 Expired JPH0357098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11642886U JPH0357098Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11642886U JPH0357098Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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Publication Number Publication Date
JPS6324952U JPS6324952U (ja) 1988-02-18
JPH0357098Y2 true JPH0357098Y2 (ja) 1991-12-25

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ID=31001006

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JP11642886U Expired JPH0357098Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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JPH081571B2 (ja) * 1992-09-01 1996-01-10 宇彦 御射山 占星術用万年対応運勢早見器具

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Publication number Publication date
JPS6324952U (ja) 1988-02-18

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