JPH035508Y2 - - Google Patents

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JPH035508Y2
JPH035508Y2 JP9706986U JP9706986U JPH035508Y2 JP H035508 Y2 JPH035508 Y2 JP H035508Y2 JP 9706986 U JP9706986 U JP 9706986U JP 9706986 U JP9706986 U JP 9706986U JP H035508 Y2 JPH035508 Y2 JP H035508Y2
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fairing
engine
cylinder
opening
motorcycle
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Priority to EP87304820A priority patent/EP0248619B1/en
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車のフエアリング装置に関す
る。
(従来の技術) 前後輪間に配設されたクランクケースから前傾
して起設された気筒を有するエンジンと、前記エ
ンジン支持用のエンジンハンガーを有する車体フ
レームと、前記エンジンの前方に配設されたラジ
エータと、車体の前部からエンジンの両側方を覆
うフエアリングと、前記フエアリングの前面に開
口された走行風取入口と、前記フエアリングの両
側面に夫々開口され、開口後縁が開口前縁よりも
車幅方向内側に偏位して形成された走行風排出口
とを備える自動二輪車のフエアリング装置は既に
知られている。
斯かるフエアリング装置では走行風によりラジ
エータやエンジンを冷却させた後、走行風を直ち
にフエアリング外に排出させることが冷却効率を
高める上で望ましい。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来では例えば特開昭60−
67280号公報に開示されるように、走行風取入口
から取入れた走行風を排出口へ案内するガイド部
材等を何ら有しないため、フエアリング内の走行
風を効率良く排出口から排出できない不具合があ
る。特に、フエアリングにサイドカバー等の車体
装備部材を連設してフエアリング形式とした場合
には、実公昭60−67260号公報に開示されるよう
に、排出口の後方に気筒を配置したのでは、該気
筒部分を冷却した走行風を排出口からフエアリン
グ外に排出し難く、走行風にフエアリング内に停
滞し難ちでエンジン冷却効率を向上させることが
できない不具合を生ずる。
本考案は前記不具合を解消すべく案出されたも
のであつて、本考案の目的とする処は、走行風取
入口から取入れた走行風を排出口から効率良く排
出でき、特にフルフエアリング形式にした場合で
あつてもエンジンの冷却効率を高めることができ
る自動二輪車のフエアリング装置を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、 ラジエータ53を気筒上面41Cの前方に立設
し、 走行風排出口75を気筒41の上部側方におけ
るフエアリング側面69に形成し、 前記気筒41の上方に気化器45、エアクリー
ナ47等の吸気装置を48を配設し、 エンジンハンガー31を気筒41の両側に近接
さ、且つ前記走行風排出口75の開口後縁75A
を該エンジンハンガー31に近接させた。
(作用) 気筒上面41C及び吸気装置48を走行風のガ
イド部材として利用し、走行風排出口75からの
走行風の排出を効率良く行なわせる。
更にエンジンハンガー41を開口後縁75Aと
気筒41側部間の空間を閉塞する閉塞部材として
利用し、走行風排出口75からの走行風の排出を
一層効率良く行なわせる。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
第1図は自動二輪車の側面図、第2図は同平面
図、第3図は同正面図、第4図はフエアリングを
取除いた自動二輪車の側面図、第5図は同平面図
を示す。
1は自動二輪車、3は前輪、5は後輪で、自動
二輪車1の車体フレーム7はヘツドパイプ9と、
ヘツドパイプ9から後方に延出する左右一対のメ
インパイプ11,11と、メインパイプ11,1
1後端に垂設された左右の連結プレート13,1
3等を備える。
前輪3は左右のフロントフオーク15、ヘツド
パイプ9、ハンドル17を介して操向自在に懸架
支持する。
前記連結プレート13にはピボツト軸19によ
りリヤフオーク21を連結し、リヤフオーク21
後端で後輪5を支持し、車体フレーム7とリヤフ
オーク21間に介設した緩衝器23、リンク機構
25を介して後輪5を懸架する。
前記メインパイプ11は第6図に第1図の−
線断面図で示すように、断面が目の字状の部材
で形成し、左右のメインパイプ11,11の前後
中間部間をクロスパイプ27,29で連結し、メ
インパイプ11,11の前部からはエンジンハン
ガー31を夫々垂設する。
エンジン33は4サイクルエンジンで、エンジ
ンは支軸35,37、不図示のマウントラバーを
介してエンジンハンガー31及び連結プレート1
3で支持する。
エンジン33はクランクケース39前部から前
傾して起設した4つの気筒41,……を備え、各
気筒41,……は左右に並べて配設し、前記エン
ジンハンガー31,31は第7図に断面平面図で
示すように気筒上部41Aの両側41Bに近接さ
せて配置する。
前記気筒41,……の上部には動弁室が形成さ
れ、気筒41の後部からは吸気管43を突設し、
吸気管43には気筒41の後方且つ斜め上方で気
化器45を連結し、気筒41の上方に配設したエ
アクリーナ47と気化器45を連結する。
排気管49は気筒41の前部から前方で且つ斜
め下方に突出させ、クランクケース39の前部と
下部に沿つて後方に延出させ、後端にマフラ51
を連結する。
ラジエータ53は気筒41の上面41Cの前方
に臨ませてメインパイプ11前端部分と気筒上面
41C下端間に立設する。
前記メインパイプ11後部からは後方にシート
レール55を延出させ、シートレール55を後端
と連結プレート13上部間にリヤステイ57で連
結する。
前記メインパイプ11上に燃料タンク59を跨
設し、燃料タンク59でエアクリーナ47上方を
覆い、シートレール55上にはシート61を設け
る。
そして斯かる車体フレーム7の前部及び側部を
フエアリング63及びサイドカバー65で覆う。
前記フエアリング63は走行風取入口66が形
成された前面部67と、第8図に斜視図で示すよ
うに前面部67に接続しメインパイプ11及びエ
ンジン33の側方を覆う左右の側面部69,69
を備える。
前記側面部69の上縁で燃料タンク59の下縁
に臨む部分には第9図に示すように車幅内方に屈
曲する屈曲片71を形成し、燃料タンク59の下
縁で側面部69の上縁に臨む部分には車幅内方に
窪む凹部73を形成し、該凹部73に前記屈曲片
71を位置させ、燃料タンク59の側面59A
と、フエアリング側面部69の上部の面部69A
とを連続状に形成する。
前記フエアリング側面部61の気筒41の側方
に臨む部分には走行風排出口75を開口する。
前記走行風排出口75は第7図に示すように開
口後縁75Aを開口前縁75Bよりも車幅内方に
偏位させて形成し、開口後縁75Aからは車幅外
方に拡がりつつ後方に延出する傾斜面77を形成
する。
前記開口後縁75Aは第10図に拡大図で示す
ようにエンジンハンガー31の側面31Aに近接
させ、開口後縁75Aには車幅内方に屈曲する屈
曲片75Cを形成し、屈曲片75Cをエンジンハ
ンガー31の前縁部分31Bの前方に臨ませる。
前記フエアリング63の後部且つ下部には欠部
79を形成し、欠部79の縁部にはクランクケー
ス39側に突出する突片81を形成する。
サイドカバー65はフエアリング側面部69の
後部部分69Eと、燃料タンク59の側部後端部
分59Eと、シート61の下縁部分61Eとにわ
たつて連続状に設ける。
尚図面中83はステツプ、85はスタンドであ
る。
本実施例は前記のように構成したので、走行風
はラジエータ53を冷却したのち気筒41を冷却
し、気筒上面41C及び、気化器45、エアクリ
ーナ47等からなる吸気装置48に衝当してこれ
ら部材41C,48に案内され走行風排出口75
から効率良く排出される。
更にエンジンハンガー31を気筒側部41Bと
開口後縁75A間の隙間を塞ぐ閉塞部材として利
用したので、走行風の走行風排出口75からの排
出を一層効率良く行え、実施例のようにフエアリ
ング63をサイドカバー65等の車体装備部材に
連設してフルフエアリング形式とした場合であつ
ても、エンジンの冷却効率を高めることができ
る。
尚、走行風取入口66から導入された走行風排
出口75の下方を流れる走行風はエンジン冷却
後、フエアリング後部部分69E及びサイドカバ
ー65に案内されて車体の後方に排出される。ま
たクランクケース下部39を冷却した走行風はス
テツプ83の下方でフエアリング下部後端69D
から後方に排出される。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、走行風取入口からフエアリング内に取入れた
走行風を走行風排出口から効率良く排出でき、フ
ルフエアリング形式にした場合であつてもエンジ
ンの冷却効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の側面図、第2図は同平面
図、第3図は同正面図、第4図はフエアリングを
取除いた自動二輪車の側面図、第5図は同平面
図、第6図は第1図の−線断面図、第7図は
フエアリング部分の断面平面図、第8図はフエア
リングの斜視図、第9図は第8図の−線部分
の断面図、第10図はエンジンハンガー部分の断
面図である。 尚図面中1は自動二輪車、7は車体フレーム、
31はエンジンハンガー、33はエンジン、39
はクランクケース、41は気筒、63はフエアリ
ング、65は走行風取入口、69は走行風排出口
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前後輪間に配設されクランクケースから前傾
    して起設された気筒を有するエンジンと、 前記エンジン支持用のエンジンハンガーを有
    する車体フレームと、 前記エンジンの前方に配設されたラジエータ
    と、 車体の前部からエンジンの両側方を覆うフエ
    アリングと、 前記フエアリングの前面に開口された走行風
    取入口と、 前記フエアリングの両側面に夫々開口され、
    開口後縁が開口前縁よりも車幅方向内側に偏位
    して形成された走行風排出口とを備える自動二
    輪車において、 前記ラジエータを気筒上面の前方に立設し、 前記走行風排出口を気筒の上部側方における
    フエアリング側面に形成し、 前記気筒の上方に気化器、エアクリーナ等の
    吸気装置を配設し、 前記エンジンハンガーを気筒の両側に近傍さ
    せ、且つ前記走行風排出口の開口後縁を該エン
    ジンハンガーに近接させたことを特徴とする自
    動二輪車のフエアリング装置。 (2) 前記フエアリングの側面は、該フエアリング
    側面の近傍に配設されるサイドカバー等の車体
    装備部材に連続状に接続されている前記実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自動二輪車のフ
    エアリング装置。
JP9706986U 1986-05-30 1986-06-25 Expired JPH035508Y2 (ja)

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JP9706986U JPH035508Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25
US07/055,463 US4913256A (en) 1986-05-30 1987-05-29 Motorcycle
DE8787304820T DE3770337D1 (de) 1986-05-30 1987-06-01 Motorrad.
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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9706986U JPH035508Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP5190249B2 (ja) * 2007-10-31 2013-04-24 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両

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JPS632685U (ja) 1988-01-09

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