JPH0452415Y2 - - Google Patents

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JPH0452415Y2
JPH0452415Y2 JP10183686U JP10183686U JPH0452415Y2 JP H0452415 Y2 JPH0452415 Y2 JP H0452415Y2 JP 10183686 U JP10183686 U JP 10183686U JP 10183686 U JP10183686 U JP 10183686U JP H0452415 Y2 JPH0452415 Y2 JP H0452415Y2
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oil cooler
radiator
hose
engine
tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車のオイルクーラホースの配
設構造に関する。
(従来の技術) エンジンの前方で前方に向けて配設され、コア
部と、コア部の左右両側のタンク部とからなるラ
ジエータと、前記ラジエータのタンク部外端の前
方からタンク部内端に近接しつつ延出しタンク部
前方の走行風をコア部に案内するガイド板を備え
た自動二輪車は知られている(実開昭59−114414
号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) 斯かる自動二輪車に、エンジン側とオイルクー
ラホースにより接続されたオイルクーラをラジエ
ータの上位に配設しようとすると、オイルクーラ
ホース配設用の空間部を別に確保する必要があ
り、スペースレイアウト上種々の制約を受け、特
に車体の前方及び側方を覆うフエアリングが装着
された自動二輪車ではオイルクーラホース配設用
の空間部を確保しようとすると、フエアリングが
大型化する等の不具合を生ずる。
本考案は前記不具合を解消すべく案出されたも
のであつて、本考案の目的とする処は、オイルク
ーラホース配設用の空間部を特別に確保すること
なくオイルクーラホースを配設でき、スペースレ
イアウト上有利で、フエアリングが装着されたも
のではフエアリングをコンパクト化できる自動二
輪車のオイルクーラホースの配設構造を提供する
にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、オイルクー
ラホース71をガイド板51とラジエータ37の
タンク部41とで画成される空間73を通してエ
ンジン27側に接続するようにした。
(作用) ガイド板51とラジエータ37のタンク部41
とで画成されたデツトスペース73を利用してオ
イルクーラホース71を配設する。従つてオイル
クーラホース71配設用の空間部を特別に確保す
る必要はなく、スペースレイアウト上有利とな
る。また、フエアリング81が装着されたもので
はフエアリング81をコンパクト化できる。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
第1図は自動二輪車の側面図、第2図は同正面
図を示す。
1は自動二輪車、3は前輪、5は後輪で、自動
二輪車1の車体フレーム7はヘツドパイプ9と、
ヘツドパイプ9から後方に延出する左右一対のメ
インパイプ11,11と、メインパイプ11,1
1後端に垂設された左右の連結プレート13,1
3等を備え、メインパイプ11,11の前部から
はエンジンハンガー15を夫々垂設する。
前輪3は左右のフロントフオーク17、ヘツド
パイプ9、ハンドル19を介して操向自在に懸架
支持し、ヘツドパイプ9の前方にはメータユニツ
ト21を配設する。
前記連結プレート13にはピポツト軸23によ
りリヤフオーク25を連結し、リヤフオーク25
後端で後輪5を支持し、車体フレーム7とリヤフ
オーク25間に介設した緩衝器を介して後輪5を
懸架する。
エンジン27は4サイクルエンジンで、エンジ
ン27はエンジンハンガー15及び連結プレート
13で支持する。
エンジン27はクランクケース29前部から前
傾して起設した4つの気筒31,…を備え、各気
筒31,…は左右に並べて配設する。
燃料タンク33は前記メインパイプ11上に配
設し、燃料タンク33の後方にはシート35を配
設する。
ラジエータ37は気筒31の上面31Cの前方
に臨ませてメインパイプ11前端部分と気筒上面
下端間に前方に向けて立設する。
前記ラジエータ37は第3図に斜視図で示すよ
うに、コア部39と、コア部39の左右両側のタ
ンク部41,41とからなり、冷却水は不図示の
ホースを介して右タンク部41Aに送給され、コ
ア部39で冷却されたのち左タンク部41Bに至
り、ホース43を介してエンジン27側部のウオ
ーターポンプ45に送給される。
47はラジエータグリルで、ラジエータグリル
47は前記ラジエータ37の前面側に配設する。
ラジエータグリル47はコア部39の前面に配
設されるプロテクター49と、プロテクター49
の左右両側に接続する走行風のガイド板51と、
ガイド板51の上縁、下縁とプロテクター49の
左右両側の上縁、下縁間を接続する上下の接続板
53,55と、プロテクター49の上縁から後方
に延出しラジエータ37の上面に載置される上板
57等からなる。
ラジエータグリル47の車体への取付けは、ラ
ジエータ37上面の突起59を上板57の係止孔
61を嵌合させて上板57をラジエータ37上面
に載置し、下側の各接続板55から後方に突設し
た爪体をラジエータ37下面側に係止させること
により行う。
前記ガイド板51は第4図に第3図の−線
断面図で示すように、外端51Aをタンク外端4
1Cよりも前方に位置させ、内端51Bをタンク
内端41Dに近接する如く傾斜ざて延出形成し、
ラジエータ37の両側のタンク部41,41に衝
当する走行風をコア部39に案内するように構成
する。
前記ガイド板51の上部箇所には欠部63を形
成し、下側の接続板55におけるガイド板51よ
りも後方に突出する箇所には欠部65を形成し、
プロテクター49の下部には欠部67を形成す
る。
69はオイルクーラで、オイルクーラ69はラ
ジエータ37の上位で且つ前方に配設し、メータ
ユニツト21から垂設したステイにより支持す
る。オイルはオイルクーラホース71Aを介して
オイルパンからオイルクーラ69の右側の供給口
に送給され、オイルクーラ69により冷却された
のち左側の排出口からオイルクーラホース71を
介してオイルフイルター、エンジン側に供給され
る。
前記オイルクーラホース71は第3図及び第4
図に示すように、ガイド板51とタンク部41間
で画成された空間73を通して配設する。実施例
では前記欠部63,65、空間73にオイルクー
ラホース71を通し、タンク部41側面にねじ7
5,75で取付けたホルダー77でオイルクーラ
ホース71を空間73内に係止保持させた。
また、実施例では前記ラジエータホース43と
オイルクーラホース71を、クランクケース29
の前部側方で、エンジンハンガー15に取着した
ホルダー79で共通して係止保持するようにし
た。
81はフエアリング、83はサイドカバーで、
フエアリング81とサイドカバー83により車体
の前部及び側部を覆う。
前記フエアリング81は前面部85と、前面部
85に接続しメインパイプ11及びエンジン27
の側方を覆う左右の側面部87,87を備え、左
右の側面部87の上縁87Dは燃料タンク33の
下縁33Dに連続状に形成する。
前記前面部85の下部には走行風取入口89を
開口し、また中間部にはヘツドライト91を臨ま
せ、ヘツドライト91と走行風取入口89間の前
面部部分にオイルクーラ69へ走行風を衝当させ
る走行風取入口93,93を開口し、前記側面部
87の気筒31の側方に臨む部分には走行風排出
口95を開口する。
サイドカバー83はフエアリング側面部87の
後部部分87Eと、燃料タンク33の側部後端部
分33Eと、シート35の下縁部分35Eとにわ
たつて連続状に設け、フエアリング81とサイド
カバーで83等によつてフルフエアリング形式と
する。
本実施例は前記のように構成し、ラジエータ3
7のタンク部41とガイド板51とで画成された
空間73を有効に利用してオイルクーラホース7
1を配設するようにしたので、オイルクーラホー
ス71の配設のためのスペースを特別に確保する
必要はなくスペースレイアウト上有利となり、従
つて実施例の如く車体にフエアリング81を装着
した場合にはフエアリング81のコンパクト化を
図ることができる。
また、オイルクーラホース71の前方にはガイ
ド板51が位置するので、該ガイド板51により
オイルクーラホース71を保護することができ、
従つて何ら部品点数を増やすことなくオイルクー
ラホース71の耐久性を高めることもできる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、
オイルクーラホース配設用の空間部を特別に確保
することなくオイルクーラホースを配設でき、ス
ペースレイアウト上有利で、また、フエアリング
が装着されたものではフエアリングをコンパクト
化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の側面図、第2図は同正面
図、第3図はラジエータ、ラジエータグリルを車
両の斜め前方から見た図、第4図は第3図の−
線断面図である。 尚図面中27はエンジン、37はラジエータ、
47はラジエータグリル、51はガイド板、69
はオイルクーラ、71はオイルクーラホースであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンの前方で前方に向けて配設され、コア
    部と、コア部の左右両側のタンク部とからなるラ
    ジエータと、 前記ラジエータのタンク部外端の前方からタン
    ク部内端に近接しつつ延出しタンク部前方の走行
    風をコア部に案内するガイド板と、 前記ラジエータの上位に配設されオイルクーラ
    ホースによりエンジン側と接続されたオイルクー
    ラとを備え、 前記オイルクーラホースはラジエータのタンク
    部と前記ガイド板とで画成される空間を通してエ
    ンジン側に接続されていることを特徴とする自動
    二輪車のオイルクーラホースの配設構造。
JP10183686U 1986-07-01 1986-07-01 Expired JPH0452415Y2 (ja)

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JP10183686U JPH0452415Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10183686U JPH0452415Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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Publication Number Publication Date
JPS637215U JPS637215U (ja) 1988-01-18
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JP10183686U Expired JPH0452415Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JPS637215U (ja) 1988-01-18

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