JPH035466Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH035466Y2
JPH035466Y2 JP3405984U JP3405984U JPH035466Y2 JP H035466 Y2 JPH035466 Y2 JP H035466Y2 JP 3405984 U JP3405984 U JP 3405984U JP 3405984 U JP3405984 U JP 3405984U JP H035466 Y2 JPH035466 Y2 JP H035466Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
clutch
accelerator opening
engine
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3405984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60145937U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3405984U priority Critical patent/JPS60145937U/ja
Publication of JPS60145937U publication Critical patent/JPS60145937U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH035466Y2 publication Critical patent/JPH035466Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は車両用自動変速装置に関する。
〈背景技術〉 近年、運転者の疲労を軽減するため変速操作を
自動的に行う自動変速装置を搭載する車両が多く
なつてきており、特に、最近においては省燃費化
を図るためエンジンと変速機との接続にトルクコ
ンバータに代えて機械式クラツチを使用するよう
にしたものが提案されている(1983年8月、鉄道
日本社発行「自動車工学」Vol.32,No.8,P146
〜151及び実願昭57−163228号等参照)。
ところで、かかる自動変速装置では、例えば停
車する際にクラツチが断となるエンジン回転数
を、アイドル回転数+100〜150rpmに設定してあ
るため、例えば渋滞路を走行するような場合に、
アイドル回転数付近のエンジン回転での徐行がで
きない。この対策として、リバースや1stギヤに
限つて、クラツチを断とする条件を、エンジン回
転数がアイドル回転数−50rpmになつたとき、又
はブレーキペダルを踏み込んだときとするように
したものが考えられている。
しかしながら、上述のものではアイドル回転付
近での徐行ができるシフト位置が限定されている
ので、渋滞時に徐行しようとする際には、所定の
シフト位置へシフトチエンジしなればならないと
いう問題があつた。
〈考案の目的〉 本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
シフトチエンジ操作せずにそのままのシフト位置
でも通常走行から徐行に移行できるようにして、
運転操作性を向上すると共に運転者の負担を軽減
することを目的とする。
〈考案の概要〉 このため、本考案は第1図に示すように、シフ
ト位置を自動切換制御する車両用自動変速装置に
おいて、エンジン回転数検出手段とアクセルペダ
ルの踏込み量に基づいてアクセル開度を検出する
アクセル開度検出手段と、両検出手段からの検出
信号に基づいて、アクセル開度が設定値以下のと
きはエンジン回転数がアイドル回転数より高い所
定回転数以下になつたときクラツチを断とし、ア
クセル開度が前記設定値より大きいときはエンジ
ン回転数がアイドル回転数より低い所定回転数以
下になつてときクラツチを断とするクラツチ制御
手段とを備え、運転者のアクセルペダル操作でク
ラツチが断となるエンジン回転数を選択できるよ
うにすることにより、アイドル回転付近での徐行
を可能とすると共に運転操作性を向上して運転者
の負担を軽減するようにした。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図は本考案の1実施例を示すブロツク構成
図である。図において、エンジン1には、例えば
クランク軸からエンジン回転数を検出するエンジ
ン回転数センサ2と、燃料噴射ポンプのガバナコ
ントロールレバーを駆動するガバナアクチユエー
タ3とが設けられている。また、変速機4には、
変速機出力軸から車速を検出する車速センサ5、
変速機のシフト位置を検出するシフト位置センサ
6及び変速機のシフト操作を行うシフトチエンジ
アクチユエータ7が装着されている。更に、エン
ジン1と変速機4とを接続するクラツチ8には、
クラツチストローク量に基づいてクラツチの断・
接状態を検出するクラツチストロークセンサ9及
びクラツチ駆動用のクラツチアクチユエータ10
が設けられている。
11はシフト位置を指定するシフトセレクタ、
12はシフトチエンジ制御中にエラーが発生した
ときそのエラーを表示するエラーランプ、13は
アクセルペダルの踏込み量に基づいてアクセル開
度を検出するアクセル開度センサである。
20は一連のシフトチエンジ操作を制御するた
めのコントロールユニツトで以下のような機能を
備えている。即ち、シフトセレクタ11からのシ
フトチエンジの判定・制御を行うシフトチエンジ
制御機能と、エンジン回転数センサ2及び車速セ
ンサ5からの各信号に基づいてシンクロ判定を行
うシンクロ判定機能と、シフトチエンジアクチユ
エータ7を駆動制御する変速機操作機能と、通常
走行でのシフトチエンジ時及び走行から停車に移
行する際にクラツチアクチユエータ10を駆動制
御するクラツチ制御機能と、ガバナアクチユエー
タ3を駆動制御するエンジン制御機能等を備えて
いる。そして、前記クラツチ制御機能における停
車時の制御は、エンジン回転数センサ2及びアク
セル開度センサ13からの両検出信号に基づい
て、アクセル開度が設定値(例えば5%)以下の
ときはエンジン回転数がアイドル回転数より高い
所定回転数(例えばアイドル回転数+100〜
150rpm)以下になつたときにクラツチを断とし、
アクセル開度が前記設定値より大きいときはエン
ジン回転数がアイドル回転数より低い所定回転数
(例えばアイドル回転数−50rpm)以下でクラツ
チを断とするようになつている。
次にかかる構成の自動変速装置におけるクツチ
制御機能の作用について第3図のフローチヤート
に基づき説明する。
まず、車両が走行しているか否かを判定し
(S1)、走行していれば、次にアクセル開度セン
サ13からの検出信号に基づいてアクセル開度θ
の判定を行う(S2)。ここで、アクセル開度θが
例えばθ>5%であれば、クラツチが断となるエ
ンジン回転数はアイドル回転数Niよりも低い設
定回転数(例えばNi−50rpm)となるので、こ
の設定回転数とエンジン回転数Nとを比較する
(S3)。一方、θ≦5%であれば、クラツチが断
となるエンジン回転数はアイドル回転数Niより
も高い設定回転数(例えばNi+100〜150rpmで、
本実施例ではNi+100とする)となるので、この
設定回転数とエンジン回転数Nとを比較する
(S4)。そしてS3とS4の実行において、エンジン
回転数が設定回転数以下になれば、クラツチを断
とすべくクラツチアクチユエータ10を駆動する
(S5)。そして、そのまま停止するときは停止操
作すればよく、再び走行状態を維持したいときに
はアクセルペダルを踏み込めばよい。
このようにすれば、渋滞路等でアイドル回転数
付近で徐行したいときには、アクセルペダルを遊
び領域(通常アクセル開度で20%よりも小さい
値)において所定値より大きく例えば5%より大
きく踏み込んでおけばよい。また、徐行時等にア
クセル開度を5%以下に戻せばクラツチが断とな
るので即座に停車できる。
〈効果〉 以上述べたように本考案によれば、アクセルペ
ダルを所定量踏込んでおけばシフト位置に関係な
くクラツチ断となるエンジン回転数がアイドル回
転数より低くなり、アイドル回転数以下での走行
が可能なので、渋滞路等での徐行操作が簡単で運
転操作性が向上し、運転者の疲労を軽減できる。
またアクセルペダルを戻せばクラツチ断となるエ
ンジン回転数が高くなるため、徐行時に素早く停
車でき安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示すブロツク構成図、
第2図は本考案の1実施例の除ロツク構成図、第
3図は本実施例の作用を説明するフローチヤート
である。 1……エンジン、2……エンジン回転数セン
サ、3……ガバナアクチユエータ、4……変速
機、5……車速センサ、6……シフト位置セン
サ、7……シフトチエンジアクチユエータ、8…
…クラツチ、9……クラツチストロークセンサ、
10……クラツチアクチユエータ、11……シフ
トセレクタ、13……アクセル開度センサ、20
……コントロールユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフト位置を自動切換制御する車両用自動変速
    装置において、エンジン回転数検出手段と、アク
    セルペダルの踏込み量に基づいてアクセル開度を
    検出するアクセル開度検出手段と、両検出手段か
    らの検出信号に基づいて、アクセル開度が設定値
    以下のときはエンジン回転数がアイドル回転数よ
    り高い所定回転数以下になつたときクラツチを断
    とし、アクセル開度が前記設定値より大きいとき
    はエンジン回転数がアイドル回転数より低い所定
    回転数以下になつたときクラツチを断とするクラ
    ツチ制御手段とを備えたことを特徴とする車両用
    自動変速装置。
JP3405984U 1984-03-12 1984-03-12 車両用自動変速装置 Granted JPS60145937U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3405984U JPS60145937U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 車両用自動変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3405984U JPS60145937U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 車両用自動変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60145937U JPS60145937U (ja) 1985-09-27
JPH035466Y2 true JPH035466Y2 (ja) 1991-02-13

Family

ID=30537078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3405984U Granted JPS60145937U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 車両用自動変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60145937U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717165B2 (ja) * 1985-03-27 1995-03-01 三菱自動車工業株式会社 クラッチの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60145937U (ja) 1985-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0821526A (ja) 自動変速機のロックアップ制御装置
US5050454A (en) Engine/automatic transmission unified control device
JPH035466Y2 (ja)
JP2001047890A (ja) 車両用パワープラントの制御装置
JP3052218B2 (ja) 車両用自動変速機のクリープ制御装置
JP2899511B2 (ja) 車両の自動変速装置
JPH0356653Y2 (ja)
JPH0519233Y2 (ja)
JP3244015B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JPH0334500Y2 (ja)
JPH025077Y2 (ja)
JPH0320581Y2 (ja)
JPH035468Y2 (ja)
JPH035467Y2 (ja)
JPH067962Y2 (ja) 車両の自動クラッチ制御装置
JPH0329639Y2 (ja)
JPH0754583Y2 (ja) 車両用自動変速装置
JPH0536735Y2 (ja)
JPH0351220Y2 (ja)
JPS6347315Y2 (ja)
JPH062830Y2 (ja) 車両の発進制御装置
JPH0428254Y2 (ja)
JPH0522687Y2 (ja)
JPH057473Y2 (ja)
JPH10259745A (ja) 車両の発進ショック低減装置