JPH035468Y2 - - Google Patents

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JPH035468Y2
JPH035468Y2 JP1984123690U JP12369084U JPH035468Y2 JP H035468 Y2 JPH035468 Y2 JP H035468Y2 JP 1984123690 U JP1984123690 U JP 1984123690U JP 12369084 U JP12369084 U JP 12369084U JP H035468 Y2 JPH035468 Y2 JP H035468Y2
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JP
Japan
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clutch
control
parking brake
road
starting
Prior art date
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JP1984123690U
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JPS6138230U (ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両のオートクラツチ装置に関する。
〈従来の技術〉 近年、運転者の労力を軽減する上から、オート
クラツチ装置の装着率が高まつている。
一般に、オートクラツチ装置はトルクコンバー
タと油圧制御機構で構成される。
このような装置にあつては、トルクコンバータ
(流体クラツチ)を介してエンジンの駆動力を伝
達するため、伝達効率が悪く、この装備車は摩擦
クラツチ搭載車に比べて燃費が10〜20%落ちると
いう問題点がある。
このため、本出願人は実開昭59−68850号公報
において、摩擦クラツチを自動的に断続制御する
ようにしたものを提案している。
ところで、クラツチを接続する場合、平坦路に
比べて発坂路はクラツチ接続時のシヨツクが小さ
いので、発進時等ではクラツチ接続速度を速めて
も差支えがない。またそうしないと、車両が後退
してしまつたり、クラツチが焼けてしまう。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、従来のオートクラツチ装置で
は、平坦路及び登坂路に関係なく常に同一の制御
パターンでクラツチ接続操作を行うようにしてい
る。このため、クラツチ制御パターンを、例えば
平坦路にマツチングさせると、クラツチの接続が
遅く前述のように発進時に車両が後退したりクラ
ツチが焼損し易くなり、また、登坂路にマツチン
グさせると平坦路でクラツチ接続時のシヨツクが
大きく操作フイーリングが悪化するという不具合
がある。
尚、摩擦クラツチ使用のオートクラツチ装置
で、クラツチのすべり率に基づいてクラツチ接続
操作をフイードバツク制御するようにしたものが
本出願人により提案されている(実願昭58−
99531号)。これによれば、上記の問題はないが、
クラツチ制御システムが複雑になつてしまう。
そこで、本考案は上記の実情に鑑みてなされた
もので、平坦路及び登坂路に応じてクラツチの制
御パターンを変更することにより、平坦路及び登
坂路にかかわらず常に良好な発進時のクラツチ操
作フイーリングが得られる車両用オートクラツチ
装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本考案では第1図に示すように、各種
検出手段からの検出信号に基づいて運転状態を判
定する運転状態判定手段と、パーキングブレーキ
の作動を検出するパーキングブレーキ検出手段
と、パーキングブレーキの作動・非作動に応じて
予め設定した相異なるクラツチ制御パターンを前
記パーキングブレーキ検出手段の検出信号に基づ
いて選択し、該選択したクラツチ制御パターンで
前記運転状態判定手段の発進判定時にクラツチを
断・続操作するクラツチ制御手段とを備えて構成
した。
〈作用〉 これにより、運転状態判定手段が発進判定した
ときにクラツチ制御手段がクラツチの断・続操作
を行うが、この際にパーキングブレーキ検出手段
からの検出信号に応じて、パーキングブレーキが
作動していれば登坂路用の制御パターンを選択
し、パーキングブレーキが非作動であれば平坦路
用の制御パターンを選択してそれぞれ発進時のク
ラツチ制御を行う。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を説明する。
第2図は本実施例のハードウエア構成を示す。
図において、エンジン本体1の駆動力は摩擦ク
ラツチ2、変速機3を介して図示しないプロペラ
シヤフトに出力される。
前記エンジン本体1の燃料噴射ポンプ4には、
通常時にエンジン回転速度をリミツトスピード制
御すると共に、発進時及び変速時にオールスピー
ド制御に切換わるガバナ装置5と、エンジン回転
速度を検出する回転センサ6が設けられている。
7はクラツチ2を駆動するクラツチ断続装置
で、後述するコントロールユニツト20からの作
動信号に基づいてアクチユエータ7Aが伸縮作動
すると、クラツチレバー7Bを介して図示しない
クラツチデイスクが接離するようになつている。
8はクラツチ断続装置7のアクチユエータ7Aの
ストローク位置によりクラツチ2の断続位置を検
出するクラツチ位置センサである。
9は変速機3のメインシヤフトの回転速度を介
して車速を検出する車速センサ、10は変速機3
のカウンタシヤフトの回転速度を検出するカウン
タシヤフト回転速度センサ、11は変速機3のシ
フトギヤ位置を検出するシフトギヤ位置センサ、
12はギヤシフト操作を行うギヤシフト装置であ
る。また、13はアクセルペダル14の開度に基
づいてエンジン負荷を検出する負荷センサ、15
は車両の走行モードを選定するシフトセレクタ、
16はパーキングブレーキ17の作動・非作動を
検出するパーキングブレーキスイツチである。
20はコントロールユニツトで第3図のように
ギヤシフト制御回路21、クラツチ制御回路2
2、エンジン制御回路23及び演算回路24を備
えている。
前記ギヤシフト制御回路21は、車速センサ9
と負荷センサ13とからの入力信号に基づいて、
シフトセレクタ15のセレクト位置がDレンジの
時に、回路中の記憶変速モードに照らして最適な
変速段を読み出し、シフトギヤ本体センサ11か
らの入力信号と比較して変速すべきか否かを判定
し、変速時に変速機3のギヤシフト装置12の
他、演算回路24を介してクラツチ制御回路22
に作動信号を出力する。また、メインシヤフト回
転速度を検出している車速センサ9と、カウンタ
シヤフト回転速度センサ10とからの入力信号に
基づいて変速機3のシンクロ状態を検出してい
る。クラツチ制御22は演算回路24とクラツチ
位置センサ8からの入力信号に基づいてクラツチ
断続装置7を駆動する。
また、クラツチ断続装置7を駆動する際にパー
キングブレーキスイツチ16からの入力信号に基
づいて予め設定された登坂路用制御パターンA
(第5図中実線で示す)と平坦路用制御パターン
B(第5図中実線で示す)のどちらかを選択し、
選択した制御パターンに従つてクラツチ断続装置
7を駆動する。
エンジン制御回路23は、回転センサ6と演算
回路24からの入力信号に基づいてガバナ装置5
を制御する。
演算回路24は、回転センサ6、車速センサ
9、負荷センサ13、シフトセレクタ15及びシ
フトギヤ位置センサ11とからの入力信号に基づ
いて運転状態を判定し、発進時には、エンジン制
御回路23を介してガバナ装置5をリミツトスピ
ード制御からオートスピード制御に切換えるよう
制御すると共に、クラツチ制御回路22によるク
ラツチ接続操作制御を、例えば半クラツチ領域で
はデユーテイ制御で行うよう制御する。
次に第4図のフローチヤートを参照して発進時
のクラツチ制御について説明する。
例えば、負荷センサ13がアクセル開度θが20
%以上になつたことを検出すると、この検出信号
に基づいて演算回路24が発進時であると判定
し、発進制御が開始される。
そして、かかる発進時のクラツチ制御では、前
記発進制御開始要求が発生すると、まず、S1で
パーキングブレーキスイツチ16がオンか否かを
判定する。ここで、パーキングブレーキスイツチ
16がオンでない(NO)とき、即ちパーキング
ブレーキが非作動状態になつているときには、S
2に進み平坦路での発進と見なし、平坦路発進に
適した第5図中の実線で示す平坦路制御パターン
Bでクラツチ制御を行う。即ち、クラツチの接続
する半クラツチ領域の直前位置までクラツチを迅
速移動し、半クラツチ領域を例えばデユーテイ制
御等で微速移動し、半クラツチ領域の終了位置か
ら再び迅速移動するようにクラツチの接続操作を
行う。
一方、パーキングブレーキスイツチ16がオ
ン、即ちパーキングブレーキが作動状態にあると
きには登坂路発進と見なし、S1の判定はYES
となりS3へ進んで第5図中の破線で示す登坂路
用制御パターンAでクラツチ制御を行う。この場
合のクラツチ接続操作は、平坦路発進時の制御に
比べてクラツチの微速移動開始位置をクラツチの
接続方向にずらし、クラツチのストローク区間内
において微速移動区間を短くしてクラツチの接続
操作を速やかに行うようになつている。従つて、
登坂路発進時に車両の後退を防止でき、また、ク
ラツチの焼損を抑制できる。
このように、平坦路と登坂路とで車両発進時の
クラツチ接続操作パターンを変更できるようにし
たので、常に良好なドライバーの要望するクラツ
チ操作フイーリングが得られ、円滑な進を行え
る。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、パーキング
ブレーキの作動状態に基づいて登坂路と平坦路と
を識別し、それぞれに会つたクラツチ制御パター
ンを選択してクラツチを自動制御するようにした
ので、登坂路及び平坦路を問わず常に最適な発進
制御を行うことができ、円滑な発進を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を説明するブロツク構成
図、第2図は本考案の一実施例のハードウエア構
成図、第3図は同上実施例の要部ブロツク図、第
4図は同上実施例の発進時のクラツチ制御を説明
するフローチヤート、第5図は平坦路と登坂路の
クラツチの制御パターン図である。 1……エンジン本体、2……クラツチ、3……
変速機、5……ガバナ装置、6……回転センサ、
7……クラツチ断続装置、8……クラツチ位置セ
ンサ、9……車速センサ、11……シフトギヤ位
置センサ、13……負荷センサ、16……パーキ
ングブレーキスイツチ、21……ギヤシフト制御
回路、22……クラツチ制御回路、23……エン
ジン制御回路、24……演算回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各種検出手段からの検出信号に基づいて運転状
    態を判定する運転状態判定手段と、パーキングブ
    レーキの作動を検出するパーキングブレーキ検出
    手段と、パーキングブレーキの作動・非作動に応
    じて予め設定した相異なるクラツチ制御パターン
    を前記パーキングブレーキ検出手段の検出信号に
    基づいて選択し、該選択したクラツチ制御パター
    ンで前記運転状態判定手段の発進判定時にクラツ
    チを断・続操作するクラツチ制御手段とを備えた
    ことを特徴とする車両用オートクラツチ装置。
JP1984123690U 1984-08-14 1984-08-14 車両用オ−トクラツチ装置 Granted JPS6138230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984123690U JPS6138230U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 車両用オ−トクラツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984123690U JPS6138230U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 車両用オ−トクラツチ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6138230U JPS6138230U (ja) 1986-03-10
JPH035468Y2 true JPH035468Y2 (ja) 1991-02-13

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ID=30682437

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984123690U Granted JPS6138230U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 車両用オ−トクラツチ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0819981B2 (ja) * 1986-02-07 1996-03-04 マツダ株式会社 車両の伝達トルク制御装置
JP4617589B2 (ja) * 2001-03-29 2011-01-26 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車輌のパーキング制御装置

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JPS6138230U (ja) 1986-03-10

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