JPH0353226Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、搬送路をユニツト化して、装置本体
に引き出し可能に装着した画像形成装置の搬送ユ
ニツトを引き出すための把手に関するものであ
り、以下、本考案の一実施例につき図面に従い説
明する。 第１図は給紙カセツトが装着された状態の複写
機を示す縦断面図であり、第２図は給紙カセツト
を離脱した後、搬送ユニツトを引き出した状態の
複写機を示す縦断面図である。 図において、１は感光体ドラムであり、その周
囲には短焦点レンズ列２、現像装置３、搬送ユニ
ツト４、クリーニング装置５そして帯電用コロト
ロン６が配備される。７は原稿台８の下面を照光
するランプであり、９はトナーが付着された複写
紙１０を加熱定着する定着装置である。前記搬送
ユニツト４は、積層された複写紙１０…が内挿さ
れた給紙カセツト１１が着脱自在に装着される給
紙装置１２と、レジスタローラ１３と転写用コロ
トロン１４、分離用コロトロン１５および複写紙
搬送コンベア１６とよりなり、これらは一体的に
移動し得るように構成される。２２は、この搬送
ユニツト４と定着装置９とを電気的に接合するコ
ネクタであり、搬送ユニツト４を複写機本体１７
より抜出した際には分割される。 ２３は搬送ユニツト４の側面４１に設けられた
給紙カセツト挿入口で、この挿入口２３に、給紙
カセツト１１を挿入して、給紙装置１２に、給紙
カセツト１１を装着する。２４は挿入口縁２３に
設けられた搬送ユニツト４を引き出すための、搬
送ユニツト引き出し用把手で、この把手２４は、
給紙カセツト１１が給紙装置１２から離脱した際
のみ、保持できるようになつている。従つて、給
紙カセツト１１が、給紙装置１２に装着されてい
る際には、把手２４を保持することができず、搬
送ユニツト４を外方に引き出すことはできない。 なお、図中８１は原稿台カバーである。 もし、複写紙１０が紙づまりを起し、搬送ユニ
ツト４を引き出す必要性が生じた際には、先ず給
紙カセツト１１を挿入口２３より抜き出し、給紙
カセツト１１を離脱させる。そして、挿入口２３
に手を入れて把手２４を保持して、搬送ユニツト
４を引き出せばよい。 このように、本考案によれば、搬送ユニツト４
を引き出す場合には、その前に、必ず給紙カセツ
ト１１を離脱させねばならず、給紙カセツト１１
を装着したまま、搬送ユニツト４を引き出すこと
がなくなり、給紙カセツト１１を周囲の機材に衝
突させる虞れはなくなる。また、用紙１０を収納
した重い給紙カセツト１１により、搬送ユニツト
４に無理な力が加わるということもないので、搬
送ユニツト４の構造体を必要以上に堅牢にするこ
ともない。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本考案の一実施例を示し、第１
図は複写紙搬送ユニツトが内挿された状態を示す
縦断面図、第２図は複写紙搬送ユニツトを引き出
した状態を示す縦断面図、第３図は給紙カセツト
を装着した際の斜視図、第４図は給紙カセツトを
離脱した際の斜視図である。 ４……搬送ユニツト、１０……複写紙、１１…
…給紙カセツト、１２……給紙装置、２３……給
紙カセツト挿入口、２４……搬送ユニツト引き出
し用把手。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 給紙カセツトが装置本体側より一部突出して装
   着される給紙端より、定着された用紙を排紙する
   排紙端に至るまでの用紙搬送路を、２つのユニツ
   トに分割し、少なくとも給紙端側の搬送ユニツト
   を、装置本体の装着位置から前記本体外部に向け
   て、用紙の搬送方向と逆方向に引き出し可能に装
   着するとともに、搬送ユニツト側面の給紙カセツ
   ト挿入口縁に、搬送ユニツト引き出し用把手が設
   けられ、前記給紙カセツトを装置本体に装着した
   際には、前記把手を保持するための開口が閉塞さ
   れることを特徴とする画像形成装置。