JPH035226A - オートエアコン装置 - Google Patents

オートエアコン装置

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Publication number
JPH035226A
JPH035226A JP13864889A JP13864889A JPH035226A JP H035226 A JPH035226 A JP H035226A JP 13864889 A JP13864889 A JP 13864889A JP 13864889 A JP13864889 A JP 13864889A JP H035226 A JPH035226 A JP H035226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cooling water
temperature
blower
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13864889A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Onodera
小野寺 光弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP13864889A priority Critical patent/JPH035226A/ja
Publication of JPH035226A publication Critical patent/JPH035226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、オートエアコン装置に係り、特に車載用のオ
ートエアコン装置の暖気運転時に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、この種のオートエアコン装置においては、寒
冷時でまだエンジンが温まらずにその水温が低い場合に
は、送風を行うと吹き出してくる送風路からの空気は冷
風のままであり、搭乗者に当たると一層寒くなり、エア
コンの目的に反するものとなる。このため、エンジンの
冷却水の水温がある一定温度に達するまでr送風停止」
し、外気導入を防ぐためにr内気モードJ+  rヒー
ト(HEAT)モード1として冷風が吹き込まないよう
にするという手法が採られていた。しかし、この場合の
ように送風を停止した状態で乗員が乗り込むと、その搭
乗者たちの排出する水蒸気や体温のため、窓ガラスの内
面がくもり、寒冷時においてはそれがガラスに氷結して
視界を遮るという欠点があった。
このため、この欠点を解決するために、r低風量送風」
1 「デスロスタ(DEF)モード」r最高温度」の状
態に設定し、デフロスタ吹き出し口から窓ガラスの内面
に向けて空気を吹き付けることにより、その氷結を防止
することが行われている。この場合には、ベント吹き出
し口やフロア吹き出し口等の吹き出し口を開放すると、
搭乗者を冷風に曝すことになるため、デフロスタ以外の
吹き出し口は全て閉じて、冷風が搭乗者に吹き付けるこ
とを防止している。さらに、デフロスタ吹き出し口から
吹き出す空気が少しでも温かい空気となるように、温度
調節を最高温度とするという手法を採っていた(特開昭
6O−29319)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例にあっては、温度調節を最高
温度としているため、熱交換器がフルに作動して空気の
温度を上昇させようとしてエンジンの冷却水の熱を吸い
取るため、冷却水の温度上昇が遅くなり、通常の暖房に
移行するのが遅くなるという不都合が生じていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような従来例に見られる不都合を
改善し、冷風の吹き出しを防止して、窓ガラスの曇りの
発生を抑えながら、できるだけ早く通常の暖房動作に移
行できるようなオートエアコン装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、空気を車室内に送り込むための送風機と、
送り込まれた空気を車室内各部に導く送風路と、この送
風路に介装されかつエンジンの冷却水を用いて送風路の
空気の温度を上昇せしめる熱交換器と、送風路の空気を
車室内各部に送出する複数の吹き出し口と、この各吹き
出し口および送風路に配設されている扉を開閉する扉開
閉機構とを装備している。そして、エンジンの冷却水の
温度が設定値よりも低い場合には、送風機を低風量駆動
させ、吹き出し口開閉機構をして複数の吹き出し口の内
のデフロスタロのみ開口せしめ、同時に熱交換機を最低
駆動せしめるとともに、エンジンの冷却水の温度が設定
値よりも高くなった後に、通常の暖房動作に移行せしめ
る制御部を配設するという手法を採っている。これによ
って、前述した目的を達成しようとするものである。
[作  用] エンジンの冷却水の水温が一定の温度に達するまでは、
吹き出し口開閉機構によってデフロスタ吹き出し口取外
のベント吹き出し口やフロア吹き出し口は閉じておく。
この状態で送風機の風量を少なくして、さらに熱交換器
の駆動も最低限に抑えておく。
そして、エンジンの冷却水の水温が一定の温度に達した
後は、吹き出し口開閉機構の制御を通常の切り替えレバ
ーによる選択(デフモード、フロアモード、ベントモー
ド等)に移行させ、さらに、熱交換器の駆動も、温度設
定レバーに従ったものに制御される。
〔発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第2図に基づい
て説明する。
この第1図に示す実施例においては、空気を車室内に送
り込むための送風機1と、送り込まれた空気を車室内各
部に導く送風路2と、この送風路2にあってエンジンの
冷却水を用いて送風路2の空気の温度を上昇せしめる熱
交換器3と、送風路2の空気を車室内各部に送出するデ
フロスタ吹き出し口4A等の複数の吹き出し口4B、4
Cと、この各吹き出し口4A、4B、4Cおよび送風路
2に配設されている扉5A、5B、5C,5D。
5Eを開閉する扉開閉機構6A、6B、6Cとを備えて
いる。そして、エンジンの冷却水の温度が設定値よりも
低い場合には、送風機lを低風量駆動させ、扉開閉機構
6A、6B、6Cをして複数の吹き出し口4A、4B、
4Cの内のデフロスタ吹き出し口4Aのみ開口せしめ、
同時に熱交換器3を最小駆動せしめるとともに、エンジ
ンの冷却水の温度が設定値よりも高くなった後に、通常
の暖房動作に移行せしめる制御部7を装備している。
次に、第2図に基づいて動作説明をする。
搭乗者は、まずエアコンをオートに設定する。車外に取
りつけられた温度センサ10によって外気の温度を測定
し、一定の基準温度以下の場合には、制御部7は暖房を
選択する。
以下、暖房の場合について述べる。
エンジンの冷却水の温度Twを水温センサ11によって
測定する。水温Twが水温の設定温度T工。
よりも低い場合には、次に示すような通常とは別の特別
の制御を行う。まず、扉開閉機構6Aによって扉5Aを
作動させて外気取り入れ口12より外気を取り入れる状
態とし、送風機1のレベルを低風量(Lo)に設定する
。これは、この時点での空気の温度が低いため、車室内
に取り入れる空気の量を抑えるためである。取り入れら
れた空気は、送風路2に導かれてエアークリーナー13
を通って清浄化される。清浄化された空気は、取り入れ
た空気と温められた空気とを混ぜ合わせるニアミックス
扉5Bが閉じられているため、熱交換器3の方には流れ
ず、温められないまま進む。これは、温度コントロール
を最低温度(MAX  C00L)とすることにより、
エンジンの冷却水を用いて熱交換を行うことによって空
気の温度を上昇させる熱交換器3の作動を抑えて、冷却
水の水温の上昇を早めるためである。さらに、ベント扉
5Eが閉じられているため、空気はデフロスタ吹き出し
口4Aに導かれる。吹き出し口4A、4B。
4Cのモードはデフロスタ(DEF)モードに設定され
ているため、デフロスタ吹き出し口4Aは開放されてお
り、ここから車室内に送出される。
これは、搭乗者の排出する湿気や温度のために窓ガラス
が曇るのを防止するために、窓ガラスの曇り取りのデフ
ロスタモードにし、さらに、冷風が搭乗者に直接吹き付
けるのを防ぐために、フロア吹き出し口4Bやベント吹
き出し口4Cを閉じるためである。
以上の状態を、エンジンの冷却水の水温T。が水温の設
定温度T8゜よりも高くなるまで維持し、水温センサ1
1によって水温T。が水温の設定温度T1゜よりも高く
なったことが検知されると、それ以後は通常のエアコン
の制御に戻る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、エンジンの冷却水の
温度が設定値よりも低い場合には、送風機を低風量駆動
させ、デフロスタ吹き出し口のみ開口して、温度設定を
低くして熱交換器を最小駆動させ、エンジンの冷却水の
温度が設定値よりも高くなった後には、通常の暖房動作
に移行させるような制御部を有している。このため、搭
乗者に冷風が吹き付けることなく、また、窓ガラスが曇
るのを防止しながら、空気の温度をできるだけ早く上昇
させることのできる従来にない優れたオートエアコン装
置を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例を表す説明図、第2図は第1
図で示した装置の制御を説明するフローチャートである
1・・・・・・送風機、2・・・・・・送風路、3・・
・・・・熱交換器、4A、4B、4C・・・・・・吹き
出し口、5A、5B。
5C,5D、5E・・・・・・扉、6A、6B、6C・
・・・・・扉開閉機構、7・・・・・・制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、空気を車室内に送り込むための送風機と、送り
    込まれた空気を車室内各部に導く送風路と、この送風路
    に介装されかつエンジンの冷却水を用いて前記送風路の
    空気の温度を上昇せしめる熱交換器と、前記送風路の空
    気を車室内各部に送出するデフロスタ吹き出し口等の複
    数の吹き出し口と、この各吹き出し口および送風路に配
    設されている扉を開閉する扉開閉機構とを備え、 前記エンジンの冷却水の温度が設定値よりも低い場合に
    は、前記送風機を低風量駆動させ、前記吹き出し口開閉
    機構をして複数の吹き出し口の内のデフロスタ吹き出し
    口のみ開口せしめ、同時に前記熱交換機を最低駆動せし
    めるとともに、前記エンジンの冷却水の温度が設定値よ
    りも高くなった後に通常の暖房動作に移行せしめる制御
    部を有することを特徴とするオートエアコン装置。
JP13864889A 1989-05-31 1989-05-31 オートエアコン装置 Pending JPH035226A (ja)

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JP13864889A JPH035226A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 オートエアコン装置

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JPH035226A true JPH035226A (ja) 1991-01-11

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06135218A (ja) * 1992-10-29 1994-05-17 Nippondenso Co Ltd 車両用空気調和装置
JP2013252792A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Mazda Motor Corp 車両用空調装置
JP2020006894A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置
JP2020011669A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置

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JP2013252792A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Mazda Motor Corp 車両用空調装置
JP2020006894A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置
JP2020011669A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置

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