JPH0351321Y2 - - Google Patents

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JPH0351321Y2
JPH0351321Y2 JP9245986U JP9245986U JPH0351321Y2 JP H0351321 Y2 JPH0351321 Y2 JP H0351321Y2 JP 9245986 U JP9245986 U JP 9245986U JP 9245986 U JP9245986 U JP 9245986U JP H0351321 Y2 JPH0351321 Y2 JP H0351321Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金属軸とセラミツクス軸との結合構造
体に関し、特に排気ターボチヤージヤ、ガスター
ビン等の高温環境で使用されるセラミツクス回転
体と金属軸との結合構造体に関する。
〔従来の技術〕
セラミツクス部材を回転体部品として用いる場
合、このセラミツクス部材と金属部材との結合構
造(継手構造)が問題となる。従来のこの両者の
結合手段としては、第5図に示す端面を接合する
方法および第6図に示す金属中間スリーブを介し
て接合する方法が知られている。第5図はセラミ
ツクス軸1と金属軸2とを突合せ、直接接合する
ものであり、また、第6図はセラミツクス軸1と
金属軸2とを突合せ、この突合せ部外周面に装着
した円筒状の金属中間スリーブ3を介して結合す
るものである。なお、第5図および第6図におい
てAは接合面を示す。
その他、セラミツクス部材と金属部材との結合
ないしは継手構造としては従来から多数提案され
ており、例えば、Cu,Ni,Co,Al、ステンレス
鋼をセラミツクス部材と金属部材との間にはさん
で焼ばめ、ボルト締め、ホツトプレスで接合する
もの〔特願昭54−117279号(特開昭56−41879号
公報)〕、セラミツクス部材外周部に小孔を穿設
し、金属部材を摩擦圧接でこの小孔に押入させた
接続構造のもの〔実願昭57−81585(実開昭58−
185382号公報)〕、金属部材の端部に凹部を形成
し、この部分にテーパを持つたセラミツクス部材
を挿入し、ろう材を充填して固定した結合構造の
もの〔実願昭57−123641号(実開昭60−49130号
公報)〕、セラミツクス部材と金属部材との間に、
セラミツクス部材とほぼ同じ熱膨脹係数を有する
金属を介装して焼ばめしたもの〔実願昭57−
169789号(実開昭59−73502号報)〕、セラミツク
ス部材の一端に膨大部を形成させ、一方金属部材
にはセラミツクス部材と同程度の熱膨脹係数を有
する緩衝金属を接合させ、継手形状でろう材を充
填させてセラミツクス部材と金属部材とを接合さ
せた連結構造のもの〔実願昭58−132549号(実開
昭60−40443号公報)〕などが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記第5図に示すセラミツクス軸1
と金属軸2との突合せ直接接合による場合、セラ
ミツクス軸1と金属軸2との熱膨脹係数の差が大
きいため、温度変化を受けることによつて、その
接合面Aには大きなせん断応力と曲げ応力(熱応
力)が作用し、セラミツクス軸1にクラツクが生
じ、接合機能を消失する欠点を有する。また、前
記第6図に示す金属中間スリーブ3を介して接合
させる場合も、温度変化を受けるとこの金属中間
スリーブ3とセラミツクス軸1との間で大きな熱
応力を発生し、上記と同様の欠点を有する。さら
に前記した種々の従来手段においても、いずれも
良好な結合構造体が得られず、例えば、セラミツ
クス部材と金属部材とを嵌合させた継手形状とし
たものでも、この嵌合面に〓間が生じゆるんでし
まい、たとえ嵌合面に接合剤を用いても剥離が生
じ結合が失なわれる。
〔目的〕
そこで、本考案は、温度変化を受けることによ
つて発生する両者の熱膨脹差に基づく接合面での
応力を軽減し、軸の破損を防止する金属軸とセラ
ミツクス軸との結合構造体を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案は、金属軸とセラミツクス軸
とを突合せ、この突合せ部外周面に装着した円筒
状の金属中間スリーブを介して結合してなる金属
軸とセラミツクス軸との結合構造体において、金
属軸とセラミツクス軸とを微小〓間を設けて突合
せ、この突合せ部外周面に装着した金属中間スリ
ーブと一方の金属軸とを該突合せ位置から遠く離
れた個所で溶接結合し、かつ、この金属軸の突合
せ端部外周部を軸方向に長く切欠き、金属中間ス
リーブとの間に空〓を設けてなり、また、金属中
間スリーブと他方のセラミツクス軸とを接合し、
かつ、この金属中間スリーブのセラミツクス軸側
の端部を厚みが漸減するテーパーまたは曲率を設
けてなることを特徴とする金属軸とセラミツクス
軸との結合構造体である。
本考案は、前述した第6図に基づく従来の接合
手段、すなわち、金属軸とセラミツクス軸とを突
合せ、この突合せ部外周面に装着した円筒状の金
属中間スリーブを介して結合したもの、いわゆる
継手部にはめ合い継手を採用する点では同じであ
るが、本考案では、接合後(もしくは機械的結合
後)の冷却過程、組立溶接時および使用時に継手
部のセラミツクス軸に発生する応力を、金属軸な
らびにセラミツクス軸の継手部における幾何的形
状および組立溶接時の溶接位置によつて低下さ
せ、セラミツクス軸の破壊持性を大幅に向上させ
る結合構造体、いわゆる継手構造を提供する点
で、前述した第6図に基づく従来の接合構造体と
全く異なるものである。
すなわち、本考案の結合構造体をその製造手段
に基づいて詳細に説明すると、まず、セラミツク
ス軸の金属軸と突合せする部分の外周面に円筒状
の金属中間スリーブを装着し、この金属中間スリ
ーブの一端内周面とセラミツクス軸の外周面とを
接合させる。この金属中間スリーブは、セラミツ
クス軸側の端部形状がテーパまたは曲率状となつ
ており、厚みが漸減するようになつている。
次いで、この金属中間スリーブの他端内周面に
金属軸を嵌合し、該金属中間スリーブの端部のみ
で金属軸と溶接(重ね溶接または重ね突合せ溶
接)して結合させる。金属中間スリーブの他端周
面に金属軸を嵌合する際、この金属軸の端面はセ
ラミツクス軸の端面と当接せず、微小〓間を設け
るようにする。また、金属中間スリーブと金属軸
との溶接結合位置は、セラミツクス軸との突合せ
部位置より遠く離れた個所であり、かつ、この金
属軸の突合せ端部外周部を軸方向に長く切欠き、
金属中間スリーブとの間に空〓を設ける。
本考案において、金属軸としては、炭素鋼、合
金鋼(Ni−Cr−Mo鋼)、ステンレス鋼(13%Cr
鋼、18%Cr−18%Ni鋼等)等が、セラミツクス
軸としては、Si3N4,SiC,Al2O3,ZrO2等が使
用できる。また本考案において、金属中間スリー
ブとしては、剛性の小さい材質、例えば、炭素
鋼、合金鋼(Ni−Cr−Mo鋼)、ステンレス鋼
(13%Cr鋼、18%Cr−18%Ni鋼等)使用するもの
であり、そして、この金属中間スリーブとセラミ
ツクス軸との接合手段および金属軸との溶接結合
手段としては、従来の種々な手段が使用できる
が、特に本考案者等が既提案の焼嵌、冷嵌、固相
接合、ろう付等の手段が好適である。すなわち、
本考案者等は、これまで、セラミツクス軸と金属
管との間にセラミツクス十金属からなる複合イン
サートを挿入し、加熱接合した後、金属シヤフト
と金属管とを電子ビーム溶接等で溶接する方法
〔特願昭59−86152号(特開昭60−231473号公報)、
特願昭59−103728号、(特開昭60−251179号公
報)、特願昭59−103729号(特開昭60−251180号
公報)〕および、セラミツクスの内筒に、セラミ
ツクス十金属からなる複合インサート、軟質金属
(Cu,Ni,Al,Ti),AgまたはAg合金、Fe基ま
たはNi基材料の順に配設し、加熱してガス加圧、
熱膨脹差加圧法で接合せしめた後、Fe基または
Ni基材料リングとFe基またはNi基材料シヤフと
を電子ビーム溶接等で溶接する方法(特願昭61−
20238号)を提案しており、このような接合手段
を本考案の接合に用いるのが好ましい。
また、本考案において、好ましい実施態様とし
ては、金属中間スリーブとセラミツクス軸との接
合に際して、この両者の中間の熱膨脹係数を有
し、かつ、この両者と接合性のよい材質、例え
ば、セラミツクス軸がSi3N4,SiCで金属中間ス
リーブが鋼の場合は、コバール(Fe−30Ni−
17Co),Ni,Mo,Ti,Wc・Co、セラミツクス
軸がAl2O3,ZrO2で金属中間スリーブが鋼の場合
は、コバール(Fe−30Ni−17Co),Ni,Ti,
Wc・Coからなる中間円筒体を介して接合させる
ものである。
また、本考案において、好ましい実施態様とし
て金属中間スリーブの金属軸側はセラミツクス軸
側に比較して肉厚/直径比を強度上できる限り小
さくするようにした結合構造体があげられる(後
記実施例3参照)。このような結合構造体とする
ことにより半径方向の剛性が小さくでき、これに
より金属中間スリーブとセラミツクス軸との半径
方向の熱膨脹差により発生する拘束力を小さくす
ることができる。
すなわち、半径方向の剛性=半径方向力/半径
方向変形 であり、第4図A,B〔第4図Aの肉厚/直径比
は第4図Bの当該比に比べ小さい場合を示してい
る〕に示すように、半径方向力ρと半径方向変形
εとの比は、第4図Aの方が第4図Bより小さく
なつている。この半径方向の剛性を小さくするこ
とにより、金属中間スリーブとセラミツクス軸と
の半径方向の熱膨脹差(上記のεに相当)によつ
て発生する拘束力〔第4図C,Dの曲げモーメン
トM、せん断力N〕を小さくする。なお、第4図
A〜D中、Oは軸の中心線を示し、第4図Cは第
4図Aに、第4図Dは第4図Bにそれぞれ対応し
ている。
〔実施例 1〕 第1図は本考案の実施例である結合構造体を示
す図である。セラミツクス軸1と金属軸2との突
合せ部外周に円筒状の金属中間スリーブ3を挿着
する。そして、セラミツクス軸1の外周面と金属
中間スリーブ3の内周面は、接合面Aで焼嵌め、
冷嵌め、固相接合、ろう付などにより接合し、一
方、金属軸2と金属中間スリーブ3とは重ね溶接
ないしは重ね突合せ溶接(この重ねないしは重ね
突合せ溶接法は一般の従来法を用いるが、特に電
子ビーム溶接やレーザビーム溶接法が好ましい。)
を行う。この溶接部アはセラミツクス軸1との突
合せ部から遠く離れた位置であり、これによつて
金属軸2側の金属中間スリーブ3の軸方向長さが
大きいので、セラミツクス軸1側への溶接の悪影
響は生じないものである。
また、金属中間スリーブ3のセラミツクス軸1
側端部は、肉厚が端面に向つて漸減する曲率3a
を設け、さらに、両軸の突合せ面には微小の〓間
hを設け、また、金属軸2の突合せ位置側の端部
外周部を軸方向に長く切欠いて切欠部2bを設
け、金属中間スリーブ3との間に空〓を設ける。
なお、この実施例においては、金属中間スリーブ
3の金属軸2側端部にもテーパ3bが設けられて
おり、また、第1図において2aは突起である。
この実施例の作用効果を説明すると、セラミツ
クス軸1と金属軸2との突合せ部は温度変化を受
けると、両者の熱膨脹係数の差により半径方向の
変位差を生ずるが、この実施例では、セラミツク
ス軸1と金属軸2とを、この両軸よりも剛性の小
さい金属中間スリーブ3を介して結合させたもの
であるから、上記変位差をこの金属中間スリーブ
3の変形によつて吸収することができ、両軸に作
用する応力を低減することができる。
また、金属軸2と金属中間スリーブ3との溶接
部アを突合せ部から遠く離れた位置に設け、さら
に、金属軸2の端部外周部に切欠部2bを設けて
金属中間スリーブ3との間に空〓を設けたもので
あるから、金属中間スリーブ3の剛性を金属軸2
よりもはるかに小さくすることができ、また、セ
ラミツクス軸1側の接合面Aへの溶接の悪影響も
ない。
さらに、金属中間スリーブ3とセラミツクス軸
1ならびに金属軸2との接合ならびに溶接結合
(これは前記したように、重ね溶接または重ね突
合せ溶接法によるものであり、特に電子ビーム溶
接やレーザビーム溶接が好ましい。)しているも
のであるから、回転トルクや振動にも十分に耐え
ることができる。
また、金属中間スリーブ3のセラミツクス軸1
側端部には、厚みが漸減する曲率3aを設けたこ
とにより、セラミツクス軸1の応力集中による破
損を防止することができ、かつ、この実施例で
は、剛性の小さい金属中間スリーブ3を使用し、
セラミツクス軸1と金属軸2との突合せ部に微小
〓間を設け、さらに、金属中間スリーブ3と金属
軸2との間に空〓を設けることにより、両軸の熱
膨脹係数差に基づく接合面での応力を軽減し、軸
の破損を防止することができる。
〔実施例 2〕 第2図は本考案の他の実施例である結合構造体
を示す図であり、殆んど実施例1と同じである
が、さらに応力低減のために、両軸の突合せ位置
のセラミツクス軸1の端部外周部に切欠部1bを
設け、かつ、金属中間スリーブ3端面部からセラ
ミツクス軸1に曲率1aを設けたものである。こ
れ以外は実施例1と同一構造および作用効果を生
ずる。
〔実施例 3〕 第3図は本考案のその他別の実施例である結合
構造体を示す図であり、殆んど実施例1および2
と同じであるので、異なるところについて説明す
ると、この実施例では特に温度変化の大きな高温
状態で使用する場合の適用例で、セラミツクス軸
1と金属中間スリーブ3との間に、両者の中間の
熱膨脹係数を有し、かつ、両者と接合性のよい中
間円筒体4を介在させ、かつ、金属中間スリーブ
3の肉厚について、金属中間スリーブ3の金属軸
2側はセラミツクス軸1側に比較して肉厚/直径
比を強度上できる限り小さくしたものである。ま
た、中間円筒体4は、セラミツクス軸1の突合せ
部上部にテーパ状の切欠部4bを設け、さらに、
セラミツクス軸1側端部にテーパ4aを設けたも
のである。
この実施例では、金属中間スリーブ3の金属軸
2側において、肉厚/直径比を強度上できる限り
小さくし、金属軸2との溶接位置を突合せ部から
遠く離し、かつ、金属軸2の切欠部2bによる金
属中間スリーブ3との空〓を設けたこととあいま
つて、金属中間スリーブ3の剛性を金属軸2より
も、より一層小さくすることができる。
なお、第3図中、hは〓間で、セラミツクス軸
1、金属軸2、金属中間スリーブ3の軸方向の熱
膨脹により、セラミツクス軸1と金属軸2の端面
が接触して大きな拘束力が発生しないように設け
られる。sは、セラミツクス軸1の金属軸2側端
面から金属中間スリーブ3に設けられた段部まで
の距離で、金属中間スリーブ3と中間円筒体4と
の接合部に対応する位置は、接合上ある程度の肉
厚が必要であり、これに対し接合部から離れた位
置の肉厚は、熱膨脹差による拘束力を小さくする
ため、できる限り薄肉とすることが好ましく、こ
れらを満たすために設ける段部の寸法関係を示す
ものである。またテーパ4a、テーパ状切欠部4
bは、端面の応力集中(せん断応力)を低減する
ためのものである。lは、中間円筒体4端面から
金属中間スリーブ3端面までの距離で、テーパ4
aの軸方向長さより少し大きくする。
〔効果〕
本考案は、以上詳記したように、剛性の小さい
金属中間スリーブを使用し、金属軸とセラミツク
ス軸とを微小〓間を設けて突合させ、また、金属
軸の突合せ端部外周部に切欠き部を設け、金属中
間スリーブとの間に空〓を設けたものであるか
ら、両軸の熱膨脹係数差に基づく接合面での応力
を軽減でき、軸の破損を防止できる効果を奏す
る。
また、本考案では、金属中間スリーブと金属軸
との溶接結合を、突合せ位置から遠く離れた個所
で行うものであるから、セラミツクス軸と金属中
間スリーブとの接合部へ悪影響を与えないもので
あり、その上、金属中間スリーブのセラミツクス
軸側の端部を厚みが漸減するテーパまたは曲率を
設けたものであり、また、必要に応じさらにセラ
ミツクス軸にも金属軸との突合せ部端部にテーパ
または曲率を設ける(第2図および第3図におけ
る曲率1a参照)ことにより、セラミツクス軸の
応力の集中による破損を防止することができる。
更に、本考案は、温度変化を大きく受けるとこ
ろに適用する場合、セラミツクス軸と金属中間ス
リーブとの間に中間円筒体を介在させ、しかも該
金属中間スリーブの金属軸側を、セラミツクス軸
側に比して肉厚/直径比を強度上できる限り小さ
くすることができ、これによつて、接合部の熱応
力がより軽減され、熱による接合面の破損を防止
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例、第2図は同他の実施
例、第3図は同その他別の実施例をそれぞれ示す
結合構造体の要部断面図である。第4図A〜Dは
本考案の一実施態様例の作用効果を説明するため
の図である。第5図は従来のセラミツクス軸と金
属軸とを直接接合した構造体の要部断面図であ
り、第6図は同じく従来の金属中間スリーブを介
して接合した構造体の要部断面図である。 1……セラミツクス軸、1a……曲率、1b…
…切欠部、2……金属軸、2a……突起、2b…
…切欠部、3……金属中間スリーブ、3a……曲
率、3bテーパ、4……中間円筒体、4a……テ
ーパ、4b……切欠部、A……接合面、ア……溶
接部、h……〓間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属軸とセラミツクス軸とを突合せ、この突
    合せ部外周面に装着した円筒状の金属中間スリ
    ーブを介して結合してなる金属軸とセラミツク
    ス軸との結合構造体において、金属軸とセラミ
    ツクス軸とを微小〓間を設けて突合せ、この突
    合せ部外周面に装着した金属中間スリーブと一
    方の金属軸とを該突合せ位置から遠く離れた個
    所で溶接結合し、かつ、この金属軸の突合せ端
    部外周部を軸方向に長く切欠き、金属中間スリ
    ーブとの間に空〓を設けてなり、また、金属中
    間スリーブと他方のセラミツクス軸とを接合
    し、かつ、この金属中間スリーブのセラミツク
    ス軸側の端部を厚みが漸減するテーパーまたは
    曲率を設けてなることを特徴とする金属軸とセ
    ラミツクス軸との結合構造体。 (2) 金属中間スリーブと他方のセラミツクス軸と
    の接合は、この両者の中間の熱膨脹係数を有
    し、かつ、この両者と接合性のよい材質からな
    る中間円筒体を介して接合してなり、また、金
    属中間スリーブの金属軸側を、セラミツクス軸
    側に比して肉厚/直径比を強度上できる限り小
    さくしてなる上記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の金属軸とセラミツクス軸との結合構造
    体。
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