JPH03503872A - ベント制御式バイパス付圧力平衡式比例弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベント制御式バイパス付圧力平衡式比例弁この発明は、ベント制御式バイパス、 ゛特に流体圧力を閉じ込めて比例弁の作動を終了させるためにベント管との連絡 を閉鎖する比例弁を有する一次圧力平衡式比例弁に関する。

一般的に、比例弁は、二次チャンバブレーキ系統内に差動ピストンを利用するた め、所定圧力に達したときピストンは比例弁の小さな面積の端の方向に移動する 。ピストンが移動すると、ピストンはポペット或いはシールに接触し圧力が制限 される。比例弁のピストンに連絡した二次圧力が更に上昇するときには、出口圧 力は、ピストンの端の面積差によって決定された割合で上昇する。

比例弁はバイパス機能を有するので、マスターシリンダーのチャンバ内の圧力が 減退したとき、比例弁は適当に応答し、車両の後カチャンバと第２圧力チヤンバ を逆にしなければならず、これはマスターシリンダ一本体を長くする。マスター シリンダーは圧力に感応するのではなく、ストロークに感応することになる。シ ステムは好ましくない流体押し退は損失を招く。バイパス機能の効果を行わせる ために高価な機構を追加する必要かある。シールを追加する必要がある。又、ブ レーク点の許容範囲が広くなる。マスターシリンダーの一部圧力チャンバと二次 圧力チャンバの位置を変える必要のないバイパス機能を比例弁組み立て体に設け ることが強く望まれる。又、マスターシリンダーの一部圧力チャンバから比例弁 組み立て体に直接圧力を伝えることにより比例弁組み立て体を作動することが望 ましい。更に、閉じ込めた流体圧力がバイパス機能を果たすようにベントを単純 に閉鎖することによりバイパス機能を果たすことが非常に望ましい。

本発明は、上記課題を解決し、−次圧力チャンバと二次圧力チャンバとを有する マスターシリンダーと組み合わせた比例弁と、各圧力チャンバからの流体を、内 部に比例弁を配置させたボアに伝えるための連絡手段とを有し、ボアは、一端に 一部圧力受圧チャンバを、他端に二次圧力受圧チャンバを有し、二次圧力受圧チ ャンバは、流出口を有し、ボア内に２部品形ピストンを有し、該ピストンは、− 次圧力受圧チャンバ内に受は入れられたピストン部品と、二次圧力受圧チャンバ 内に受は入れられたピストン部品とを有し、−次ピストン部品と二次ビストノ部 品は該部品間での移動を可能にするように互いに結合され、スリーブが２部品形 ピストンのまわりに配置され、シール手段がボアにベント開口を存するベントと 連通ずる中間チャンバを構成するために、スリーブと一部ピストン部品のまわり に設置され、二次ピストン部品は差動ピストンからなり、かつ該ピストンのまわ りに配置され、スリーブに係合するシール部材と、二次ピストン部品のまわりに 配置され、スリーブによって一定位置に保持されたシール部材とを有し、−次チ ャンバ内で圧力の減退により、−次ピストン部品を移動させベント開口部との連 絡を閉鎖し、流体がスリーブ内に閉じ込められ、二次ピストン部品が移動するの を阻止する。

本発明の詳細は、実施例を示す図面を参照して以下に詳細に説明する。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の比例弁及びマスターシリンダーの断面図である。

第２図は、第１図の部分断面図である。

マスターシリンダーは、全体的に第１図に参照番号ｌＯで示しである。マスター シリンダーは、リセス形カートリッジマスターシリンダと呼ばれ、特許番号第４ ４７４００５号の米国特許に開示されているタイプのものである。。本発明は、 他のいろいろな種類のマスターシリンダーにも利用でき、リセス形カートリッジ マスターシリンダーだけとの使用に限られないことは、明確に理解すべきである 。マスターシリンダー１０は、端１２の内側に位置する一部チャンバ（図に示さ れてない）及び端１４の内側に位置する二次チャンバ（図に示されてない）を含 む。通路又は連絡手段１６が、−次チャンバからマスターシリンダーハウジング １１の中に位置する一部圧力受圧チャンバ２６まで延びている。通路或いは連絡 手段１８は、二次圧力チャンバとマスターシリンダーハウジング１１の中に位置 する二次圧力受圧チャンバ２８との間に延びる。ベント１９が、マスターシリン ダーのリザーバ（図に示されてない）まで延びている。比例弁組立体が、全体的 に参照番号４０で示され、ハウジング１１の横ボア１３内にねじ込まれたバルブ 部品４２を含んでいる。ねじ込み式の比例弁組立体を開示する３つの先行出願は 、中央バイパス比例弁を開示する「一部属力平衡式比例弁」と称する出願第６７ ５１４号、警告スイッチ機構と組み合せた中央バイパス比例弁を開示する「一部 属力平衡式比例弁」と称する一部継続出願第１６０７８４号及び、ピストン部品 と一体となった警告スイッチ作動スリーブを備えた中央バイパス比例弁を開示す る「−次圧力及び二次圧力平衡式比例弁」ど称する一部継続出願第２６６９６４ 号からなる。部品４２は、流出口２１を有する。ボア１３は、−次圧力受圧チャ ンバ２６から二次圧力受圧チャンバ２８まで延びる段付ボアからなっている。

比例弁組立体４０は、フランジ４４により部品４２に取り付けられたスリーブ４ ３を含む。段付ボア１３は、スリーブ４３のまわりに配置されたシール４６が係 合する肩１５を備えている。スリーブ４３は、差動ピストン５０のまわりに配置 され、この差動ピストン５０は、−次ピストン部品５２及び二次ピストン部品５ ４を含む２部品形ピストンからなる。−次ピストン部品５２は、その端のまわり に配置されたシール４７を有し、反対側の端は、ピストンの延長部材５３を有す る。二次ピストン部品５４は、２つのピストン部品５２．５４間に空動き結合部 を作るために、ピストン部品の延長部材５３内に捕捉されたヘッド５６を有する 延長部５５を有する。シール部分６９が、二次ピストン部品５４とスリーブ４３ との間に配置され、二次ピストン部品５４は、シール機構７０に係合するヘッド ５７を有する。シール機構７０は、再発性ポンプ作用アーム７３、半径方向通路 ７４、及び間隔の隔たった円周方向の当接部７５を含む。シール機構７０の内径 は、二次ピストン部品５４の外側表面から半径方向に間隔をへだてている。当接 部７５に、シール機構が軸線方向に所定位置に保持されるようにスリーブ４３の 端４ｓｊ＜係合し、部品４２は、段付ボア１３に螺合し、段付ボア１３と取付部 品４２とのシールがシール部材６０によって行われる。−次ピストン部品と二次 ピストン部品間には、バネ７８が設置され、ピストン部品を互いに押し離す。バ ネ７８の一端は、スリーブ４３の肩４９に当接し、がっ又二次ピストン部品５４ の肩５９に当接するワッシャー７９に係合する。

シール４６、シール４７及び二次ピストン部品５４のまわりでしかもスリーブ４ ３内に配置されたシール部材６９により、中間ベントチャンバ９０が構成される 。ベントチャンバ９ｏは、ベント１９と連通して流体の流れを阻止する。−次ピ ストン部品５２は、段付ボア１３の段付部分１７に隣接して配置された円錐部分 ６１を僅する。

比例弁組立体４０は、解放の状態で示されている。車両の運転手がブレーキペダ ルを踏むと、マスターシリンダーの各チャンバから一次圧力と二次圧力を受ける 。一部属力と二次圧力は、本質的に等しく、所定圧力で一次ピストン部品５２は 、わずかに右方に移動してスリーブ端５１に接触し、この僅かな右方への移動は 、二次ピストン部品５４が左方に移動する前に生じる。マスターシリンダーから のブレーキ圧力が上昇すると、所定圧力でブレーク点に達し、二次ピストン部品 ５４はシール機構７０に向かって左方に移動する。シール機構７０にヘッド５７ が近づくと、それに応じて流出口２１を通じる二次圧力の比例作用を行う。

もし一部属力が低下すると、−次ピストン部品５２及び比例弁組立体はもはや一 次圧力で支持されなくなる。従って、−次ピストン部品５２は、左方に移動し円 錐部分６１は段付部１７に係合し、ペント１９と中間ペントチャンバ９０との連 絡を遮断する。

中間ペントチャンバからりザーバへの流体流路か閉鎖されるので、流体圧力は中 間チャンバ内に閉じ込められ、二次ピストン部品５４はもはや左方に移動できず 、二次ブレーキ圧力の調整を行う。

流体圧力が中間ペントチャンバ９０内に閉じ込められるため、二次流体圧力の調 整は防止され、流出圧力は連絡手段１８で受けた流入圧力値と等しいままである 。

本発明の比例弁組立体は、従来の比例弁の設計に比べ格段の利点を備えている。

本比例弁組立体は、部品数か最小限でありピストン部品をプラスチックで容易に 成形できるため低価格である。

比例弁組立体４０は、マスターシリンダーの流出口へねじ込む小型のカートリッ ジからなる。一部属力の低下が生したときに、事実上−次ピストン部品５２の大 変わずかな移動のために流体の押し退けは本質的に無視しうる程度である。一部 属力の低下中、ガス抜きが閉鎖されたままであるために、本比例弁組立体は、差 圧に感応する。マスターシリンダーのチャンバを逆にする必要はなく、単一のシ ール機構７０を用いているので、摩擦許容力範囲が減じ吐出圧の特性曲線上のブ レーク点の許容範囲が低下する。

本発明の上述した実施例の種々の変形は、当業者にとって明白である。そのよう な変形が本発明の範囲から逸脱することなくなしうろことを理解すべきである。

ＦＩＧ、　Ｉ ＦＩＧ、　２ 国際調査報告 １ｍ１Ｉｖｅｅ＋−＾−、、、、　　、ＰＣＴ／ＵＳ　８９１０５０８９ＰＣＴ ／ＬＩＳ　８９／（１５０８９ 国際調査報告 ＰＣＴ／ＵＳ　８９１０５０Ｂ９ Ｓ＾　　３２７８５

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．ベント制御式バイパス、及び段付ボア（１３）内に配置され、該ボア（１３ ）と共に一次圧力チャンバ（２６）と二次圧力チャンバ（２８）を構成する弁（ ４０）を有する比例弁において、ボア（１３）内に２部品形ピストン（５０）を 有し、該ピストンは、一次ピストン部品（５２）と二次ピストン部品（５４）か らなり、一次ピストン部品と二次ピストン部品は該部品（５２、５４）間での移 動を可能にするように互いに結合され、スリーブ（４３）が２部品形ピストン（ ５０）のまわりに配置され、シール手段（４６、４７）が中間チャンバ（９０） を構成するために該スリーブ（４６、４７）と一次ピストン部品（５２）のまわ りに設置され、ベント（７９）が前記ボア（１３）にベント開口（１９）を有し 前記中間チャンバ（９０）と連通し、シール部材（６９）が前記二次ピストン部 品（５４）と流出口（２１）に隣接して配置きれるシール機構（７０）のまわり に設置され、二次ピストン部品（５４）は移動可能な差動ピストン（５４）から なり、該シール機構（７０）との組み合わせで前記二次ピストン部品（５４）を 通って前記流出口（２１）に至る流量を制限し、前記一次チャンバ（２６）内の 圧力の減退により、前記一次ピストン部品（５２）を移動させ前記ベント開口（ １９）を閉鎖し、流体がスリーブ内に閉じ込められ、前記二次ピストン部品（５ ４）が移動するのを阻止することを特徴とする比例弁。
2. ２．二次ピストン部品（５４）が、栽頭円錐部材（６１）を有し、ボア（１３） がベント開口（１９）に隣接した位置に段付肩（１７）を有し、前記栽頭円錐部 材（６１）が移動して前記段付肩（１７）と係合することで前記ベント開口（１ ９）との連通を遮断することを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の比例弁。
3. ３．前記一次ピストン部品（５２）と前記二次ピストン部品（５４）とを互いに 押し離すために、これらのピストン部品間に弾性手段（７８）を配置したことを 特徴とする、請求の範囲第２項に記載の比例弁。
4. ４．スリーブ（４３）が前記弾性手段（７８）によって押される肩（４９）を有 することを特徴とする、請求の範囲第３項に記載の比例弁。
5. ５．スリーブ（４３）がシール機構（７０）を所定位置に位置決めするように延 びていることを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の比例弁。
6. ６．シール（４６、４７）、ボア（１３）、スリーブ（４３）、シール部材（６ １）、及びピストン部品（５２、５４）がさらに中間チャンバ（９０）を構成す ることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の比例弁。
7. ７．中間チャンバ（９０）がスリーブ（４３）の内部に延びていることを特徴と する、請求の範囲第６項に記載の比例弁。
8. ８．一次ピストン部品（５２）が延長部材（５３）を有し、二次ピストン部品（ ５４）が、延長部材（５３）内にスナップ嵌めされたヘッド（５６）をもつ延長 部（５５）を有することを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の比例弁。
9. ９．ベント（１９）がリザーバと連通することを特徴とする請求の範囲第８項に 記載の比例弁及びマスターシリンダー。