JPH0350314A - 車両用エンジンユニット - Google Patents

車両用エンジンユニット

Info

Publication number
JPH0350314A
JPH0350314A JP18661589A JP18661589A JPH0350314A JP H0350314 A JPH0350314 A JP H0350314A JP 18661589 A JP18661589 A JP 18661589A JP 18661589 A JP18661589 A JP 18661589A JP H0350314 A JPH0350314 A JP H0350314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil pan
pan
vehicle
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18661589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Okui
奥井 薫
Manabu Kobayashi
学 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP18661589A priority Critical patent/JPH0350314A/ja
Publication of JPH0350314A publication Critical patent/JPH0350314A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/06Means for keeping lubricant level constant or for accommodating movement or position of machines or engines
    • F01M11/062Accommodating movement or position of machines or engines, e.g. dry sumps
    • F01M11/064Movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/12Closed-circuit lubricating systems not provided for in groups F01M1/02 - F01M1/10
    • F01M2001/126Dry-sumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ コノ発明は車両用エンジンユニットに関し、詳しくはド
ライサンプ潤滑方式を用いる車両用エンジンユニットに
関する。
[従来の技術] 車両に搭載されるエンジンユニットには、エンジン各部
の潤滑方式として、ウェットサンプ方式やドライサンプ
方式が用いられている。
ウェットサンプ方式は、オイルパンに溜まったオイルを
、オイルポンプにより直接エンジン各部に送って潤滑す
る。これに対して、トライサンフ方式はクランク軸の下
方に設けられたオイルパンに溜まるオイルを、排出ポン
プの駆動でオイルタンクへ送り、このオイルタンクから
給油ポンプによりオイルをエンジン各部へ供給して、エ
ンジンの各部を潤滑するものである。
[発明が解決しようとする課題〕 ところで、車両に搭載されるエンジンユニットにドライ
サンプ方式を用いようとすると、ウェットサンプ方式で
はオイルパンが深く、オイルパン中のオイル量が多いた
め、急旋回や急加減速等の車両の運転状態で、オイルが
オイルパンの一側に片寄っても、オイル吸入口がオイル
面上に出にくいが、ドライサンプ方式では一般にオイル
パンが浅いため、オイル吸入口が容易にオイル面上に出
てしまう。
従って、ドライサンプ方式を用いる場合には、排出ポン
プが空気を吹き込み、これによって排出ポンプが空転し
てオイルを吸入することができなくなり、この作動不良
の発生でオイルタンクにオイルが送られなくなり、ひい
てはエンジン各部にオイルが供給されなくなる等の問題
がある。
この発明はかかる実情を背景にしてなされたもので、車
両の運転状態で、排出ポンプが作動不良になることを防
止する車両用エンジンユニットを提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、ク
ランク軸の下方に設けられたオイルパンにたまるオイル
を、排出ポンプの駆動でオイルタンクへ送り、このオイ
ルタンクから給油ポンプによりオイルをエンジン各部へ
供給して潤滑する車両用エンジンユニットにおいて、前
記オイルパンに車両進行方向と略平行方向に区画壁を設
けてオイルパンを2室に区画する一方、前記排出ポンプ
を2個独立して設け、この2個の排出ポンプにそれぞれ
連通ずるオイル通路を、区画壁の両側であって区画壁に
対して互いに近接または互いに遠隔するようにオイルパ
ン内に開口したことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、クランク軸の下方に設け
られたオイルパンにたまるオイルを、排出ポンプの駆動
でオイルタンクへ送り、このオイルタンクから給油ポン
プによりオイルをエンジン各部へ供給して潤滑する車両
用エンジンユニットにおいて、前記オイルパンに車両進
行方向と略直交方向に区画壁を設けてオイルパンを2室
に区画する一方、前記排出ポンプを2個独立して設け、
この2個の排出ポンプにそれぞれ連通するオイル通路を
、区画壁の両側であって区画壁に対して互いに近接また
は互いに遠隔するようにオイルパン内に開口したことを
特徴としている。
[作用コ 請求項1記載の発明では急旋回や路面の状態で、また請
求項2記載の発明では急加減速や路面の状態等の車両の
運転状態によって、オイルパンのオイルが一側に片寄り
、2個の排出ポンプの一方の排出ポンプに連通するオイ
ル通路のオイルパンに形成した開口がオイル面上に出て
も、他方の排出ポンプに連通ずるオイル通路の開口はオ
イルパンのオイル中にあるため、この排出ポンプからオ
イルを吸入することができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図はこの発明の自動車用エンジンユニットを搭載し
た状態を示す側面図、第2図はその平面図、第3図は自
動車用エンジンユニットの側面図、第4図は自動車用エ
ンジンユニットの前面図、第5図は一部を破断した自動
車用エンジンユニットの側面図、第6図は第5図のVl
−Vl断面図、第7図は自動車用エンジンユニットの前
面図、第8図は第7図の■−■断面図、第9図は第7図
めIX−IX断面図、第10図はオイルパンの正面図で
ある。
第1図及び第2図において、符号1は自動車のエンジン
室を示し、このエンジン室1は前車軸2で連結された左
右の前輪3の上方で、かつ両者の間に形成されている。
このエンジン室1には4行程6気筒エンジンのエンジン
ユニット4が搭載され、このエンジンユニット4の車両
前方にラジ。
エータ5が配置されている。エンジンのクランク軸6を
車幅方向に向くように配置することで、車室が広くなっ
ている。
エンジンのクランク軸6はシリンダブロック7と軸受ケ
ース8間に軸支され、それぞれのシリンダに設けられた
ピストン9にコンロッド10で連結されている。なお、
クランク軸6のシリンダブロック7から突出する端部に
、第3図及び第′6図に二点鎖線で示すように、外周に
突起90aを有するプレート90を設け、シリンダブロ
ック7に取付けられたクランクセンサ91で、プレート
90の突起90aの通過を検知してクランク軸6の位相
を検出することができる。
シリンダブロック7にはシリンダヘッド11が載置され
、このシリンダヘッド11にはへラドカバー12が設け
られ、さらにそれぞれの気筒毎に点火プラグ13が設け
られている。
軸受ケース8にはオイルパン14が取付けられ、このオ
イルパン14にはさらにオイルタンク15が接続されて
、オイルタンク15は車両前方にエンジンの底部から上
部までに、高くなるように配置されている。
エンジンのシリンダ列は鉛直方向に対して車両後方へ傾
斜しており、クランク軸6の出力を取出す出力取出軸1
6はクランク軸6と平行に設けられ、出力取出軸16は
クランク軸6の斜前上方で近接して配置されている。こ
の出力取出軸16及びクランク軸6の斜前下方にオイル
を溜めるオイルタンク15が位置しており、これにより
オイルタンク15が第3図及び第5図に矢印FWDで示
す車両前方に向って臨むようになっている。
また、シリンダ軸線L1と、出力取出軸芯とクランク軸
芯とを結ぶ線L2とのなす角度αは鋭角になっている。
シリンダブロック7、軸受ケース8及びオイルパン14
で形成されるクランク室Aの底部にはシリンダブロック
7等のエンジンの各部を潤滑したオイルが溜る。オイル
パン14とオイルタンク15はオイルパン14の壁部1
4aにより仕切られ、この壁部14aの内側には横方向
及び縦方向にリブ14b、14cが形成されており、こ
の横方向のリブ14bから下方にバッフルプレート21
がボルト200で取付けられている。バッフルプレート
21の上部は横方向のリブ14bとの間にわずかな隙間
が設けられ、またバッフルプレート21の下方には開口
部201が形成され、軸受ケース8の通路8aに対向し
、ざらにバッフルプレート21には窓部21aが形成さ
れている。これにより、バッフルプレート21内にオイ
ルの流入を許容すると共に、オイルパン14の下部に溜
ったオイルが、クランク軸6の回転に伴なって飛散しな
いようになっており、さらに車両の運転状態によってオ
イルが揺れることを抑えるようにしている。
オイルパン14の底部には車両進行方向と略平行方向に
区画壁14dを設け、この区画壁14dでオイルパン1
4を2個のオイル室AI、A2に区画している。このオ
イル室AI、A2には区画壁14dに近接してオイル導
入部14e、14fが形成され、この開口部には網20
a、20bがボルト202で取付けられ、この網20a
、20bはオイル中のゴミを除去するフィルタとして機
能している。
出力取出軸16上には排出ポンプ1B、19が2個独立
して設けられ、さらに給油ポンプ24が設けられ、これ
らはシリンダブロック7に取付けられたポンプハウジン
グ203に収納されている。2個の排出ポンプ1B、1
9にそれぞれ連通するオイル通路204,205は、オ
イルパン14の区画壁14dの両側であって、区画壁1
4(1に対して互いに近接するように形成され、その吸
入口204a、205aはオイルパン14内のオイル導
入部14e、14fに開口している。オイル通路204
,205の上部はオイルパン14に形成された連通路2
04b、205bを介して排出ポンプ18,19の吸入
側18a、19aに導くようになっている。それぞれの
排出ポンプ18.19の吐出側18b、19bはオイル
パン14に形成された連通路14gに対向して設けられ
ており、オイルがこの連通路14gで合流されて、オイ
ルパン14に形成された貫通孔14iを通ってオイルタ
ンク15に送られるようになっている。
従って、車両が路面状態によって車幅方向へ傾斜したり
、旋回時等でオイルパン14に溜まったオイルがオイル
パン14の一側に片寄ることがあり、例えば第10図に
おいて、車両が左側に急旋回してオイルが右側に片寄り
、一方のオイル室A2では区画壁14d側の油面がオイ
ル通路205の吸入口2058以下に低下すると、この
オイル通路205に連通する排出ポンプ19が空気を吸
込むようになる。このため、この排出ポンプ19が空転
して作動不能になるが、他方のオイル室A1では区画壁
14d側にオイルが溜まり、区画壁14dに近接して設
けられた一方のオイル通路204の吸入口204aより
油面が低下することがないから、このオイル通路204
に連なる排出ポンプ18が作動し、オイルをオイルタン
ク15に送ることができる。これにより、オイルタンク
15からエンジン各部に充分なオイルを供給できると共
に、オイルパン14にオイルが過剰に溜まることがない
ようにして、クランク軸6の回転でオイルが遠回ること
によって、ロス馬力が生じることを防止している なお、この実施例ではオイルパン14の区画壁14dに
互いに近接してオイル通路204,205が形成されて
いるが、例えば二点鎖線で示すように、オイル通路20
4,205のオイル吸入口204a、205aを互いに
遠隔するようにオイルパン14内に開口してもよい。こ
の場合にも、前記と同様に急旋回や路面の状態等の車両
の運転状態によって、オイルが右側に片寄ると、前記と
反対に2個の排出ポンプ18’、19の一方の排出ポン
プ18に連通するオイル通路204のオイル吸入口20
4aが油面上に出ることがあるが、オイル通路205の
オイル吸入口205aはオイル中にあり、排出ポンプ1
9の作動でオイルを吸入することができる。
また、オイル通路204,205の区画壁14dに対し
て互いに近接または互いに遠隔するよう1 にオイルパン14内に開口する位置は、一方の排出ポン
プが空気の吸入で作動不能になっても、他方の排出ポン
プが空気を吸入しない位置ならば、特に限定されない。
オイルタンク15には最下部にストレーナ25が配置さ
れており、このストレーナ25はブラケット206を介
してオイルパン14の壁部にボルト207で取付けられ
ている。このストレーナ25に接続したバイブ26はオ
イルパン14に形成した連通路208に一致させてボル
ト209で取付けられ、オイルタンク15のオイルを連
通路208から給油ポンプ24の吸入側24aへ導くよ
うになっている。
給油ポンプ24の吐出側24bはポンプハウジング20
3に形成された連通路211に接続され、この連通路2
11からオイルパン14に形成された連通路212を介
してオイルクーラ22及びオイルフィルタ23ヘオイル
が供給される。なお、連通路211の途中には分岐路2
11aが接続されており、この分岐路211aに第6図
に示2 す如く、リリーフバルブ210が設けられている。この
リリーフバルブ210は、連通路211内の圧力が一定
以上になったとき開き、オイルを貫通孔14iを通って
オイルタンク15に戻す。
オイルクーラ22・及びオイルフィルタ23は公知のも
のが用いられ、オイルパン14の取付部14hに取付け
られてお・す、オイルを所定の温度に冷却する。この冷
却されたオイルはオイルパン14に形成されたオイル通
路213及び軸受ケース8に形成されたオイル通路21
4を介してシリンダブロック7に形成されたオイル通路
215に供給される。
シリンダブロック7のオイル通路215はクランク軸方
向に形成されたオイル通路216から連通路217を介
してクランク軸6の各軸部へ供給される。また、シリン
ダブロック7のオイル通路218からシリンダヘッド1
1のオイル通路219に供給され、さらにオイル通路2
20,221を介して中間軸31の軸部やカム軸37の
軸部に供給される。これらのシリンダヘッド11の各軸
部からのオイルはオイル通路222から、さらにシリン
ダブロック7に形成されたオイル通路223を介して軸
受ケース8に導かれ、オイルパン14に溜まるようにな
っている。このオイルパン14から排出ポンプ18.1
9の作動でオイルタンク15に送られ、このオイルタン
ク15から給油ポンプ24の作動でエンジン各部を潤滑
してオイルパン14に戻るオイルの流れを矢印で示して
いる。
オイルタンク15の最上部にはオイル注入口15aが設
けられ、キャップ27で閉塞されている。さらに、この
オイルタンク15の上部内には隔壁224〜226を設
け、さらに隔壁224〜226の窓部224a〜226
aで迷路を形成して、ブリーザ部227が設けられてい
る。このブリーザ部227には接続管228が取付けら
れ、この接続管228に図示しない配管を介して吸気管
41に接続され、ブリーザガスからオイル分を分離した
空気を吸気管41に送るようにしている。オイル注入口
15aが設けられるオイルタンク15の上面は略水平と
なりている。
クランク軸6に設けた歯車28は出力取出軸16に設け
られた歯車29と噛合しており、さらに出力取出軸16
に設けられた歯車30はシリンダヘッド11に軸支され
た中間軸31の歯車32に第1チエーン33を介して連
結されている。さらに、中間軸31に設けられた歯車3
4が第2チエーン35を介してバルブ機構36のカム軸
37の歯車38に連結され、クランク軸6の回転により
、カム軸37を回転するようになっている。
このカム軸37の回転で、カム39が回転して、所定の
バルブタイミングで図示しない吸気弁及び排気弁を開閉
する。
シリンダヘッド11にはそれぞれのシリンダ列に排気管
40及び吸気管41が接続されており、それぞれの吸気
管41はサージタンク42に連結され、サージタンク4
2は車幅方向へ延出して配置され、ステー43によって
シリンダブロック7に支持されている。このサージタン
ク42の空気 5 吸入口側に絞り弁44が設けられている。
出力取出軸16の一端部には第1図に示すようにフライ
ホイール45及び図示しないクラッチ機構が設けられ、
変速機47を介して前輪3の前車軸2へ動力を伝達する
ようになっている。また、変速機47の一次側は出力取
出軸16上に配置され、二次側はカウンタ軸48上に配
置され、車軸2上に設けられた歯車49を介して前車軸
2を回転する。
さらに、出力取出軸16の他端部には第3図及び第6図
に示すように補機駆動用プーリ50が設けられ、この補
機駆動用プーリ50はシリンダブロック7の端部に設け
られたクランク軸6の軸受60と、軸受ケース8に設け
られたクランク軸6の図示しない軸受に対向する位置に
設けられている。この軸受60には補機駆動用プーリ5
0と対向する位置に凹部51が形成されており、この凹
部51内に補機駆動用プーリ50を臨ませて配置してい
る。
補機駆動用プーリ50からオルタネータ52、6 パワステアリングポンプ53及びエアコンコンプレッサ
54等の補機のプーリにベルト55が掛は渡され、出力
取出軸16の回転でこれらが同時に駆動されるようにな
っている。このベルト55の張力の調整はアイドラ92
によって行なわれる。
また、シリンダブロック7の車両前方には車両前方に向
って開口する水出ロアa及び水入ロアbが形成されてお
り、水出ロアaからラジェータ5に冷却水が給送され、
ラジェータ5からの冷却水は水入ロアbを通ってウォー
タポンプに送られる。
なお、前記オイルパン14に車両進行方向と略直交方向
に区画壁を設けてオイルパン14を2室に区画する一方
、前記排出ポンプ18.19を2個独立して設け、この
2個の排出ポンプ18.19にそれぞれ連通するオイル
通路を、区画壁の両側であって区画壁に対して互いに近
接または互いに遠隔するようにオイルパン内に開口する
ことができる。この場合には、車両が急加減速、さらに
は路面の状態等の車両の運転状態によって、オイルパン
14のオイルが車両進行方向の一側に片寄っても、2個
の排出ポンプ18.19の一方の排出ポンプに連通ずる
オイル通路のオイル吸入口がオイル面上に出ても、他方
の排出ポンプからオイルを吸入することができる。
[発明の効果] 前記のように、請求項1記載の発明では、急旋回や路面
の状態等によって、また請求項2記載の発明では、急加
減速や路面の状態等の車両の運転状態によって、オイル
パンのオイルが一側に片寄り、2個の排出ポンプの一方
の排出ポンプに連通ずるオイル通路の開口がオイルのオ
イル面上に出ても、他方の排出ポンプに連通ずるオイル
通路の開口はオイル中にあり、この排出ポンプの作動で
オイルを吸入することができる。
従って、車両の運転状態によって、オイルパンからオイ
ルタンクへオイルを送る排出ポンプが作動不良になるこ
とがなくなり、オイルタンクからエンジン各部に充分な
オイルを供給できると共にオイルパンに溜まるオイルの
オイル面が所定以上9 に上昇して、クランク軸がオイルをかき回すことによっ
て生じるロス馬力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動車用エンジンユニットを搭載し
た状態を示す側面図、第2図はその平面図、第3図は自
動車用エンジンユニットの側面図、第4図は自動車用エ
ンジンユニットの前面図、第5図は自動車用エンジンユ
ニットの側面図、第6図は第5図のVl −Vl断面図
、第7図は一部を破断した自動車用エンジンユニットの
前面図、第8図は第7図の■−■断面図、第9図は第7
図のD[−1に断面図、第10図はオイルパンの正面図
である。 図中符号1はエンジン室、6はクランク軸、7はシリン
ダブロック、8は軸受ケース、14はオイルパン、14
dは区画壁、15はオイルタンク、16は出力取出軸、
18.19は排出ポンプ、24は給油ポンプ、204,
205はオイル通路、AI、A2はオイル室である。 0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クランク軸の下方に設けられたオイルパンに溜まる
    オイルを、排出ポンプの駆動でオイルタンクへ送り、こ
    のオイルタンクから給油ポンプによりオイルをエンジン
    各部へ供給して潤滑する車両用エンジンユニットにおい
    て、前記オイルパンに車両進行方向と略平行方向に区画
    壁を設けてオイルパンを2室に区画する一方、前記排出
    ポンプを2個独立して設け、この2個の排出ポンプにそ
    れぞれ連通するオイル通路を、区画壁の両側であって区
    画壁に対して互いに近接または互いに遠隔するようにオ
    イルパン内に開口したことを特徴とする車両用エンジン
    ユニット。 2、クランク軸の下方に設けられたオイルパンに溜まる
    オイルを、排出ポンプの駆動でオイルタンクへ送り、こ
    のオイルタンクから給油ポンプによりオイルをエンジン
    各部へ供給して潤滑する車両用エンジンユニットにおい
    て、前記オイルパンに車両進行方向と略直交方向に区画
    壁を設けてオイルパンを2室に区画する一方、前記排出
    ポンプを2個独立して設け、この2個の排出ポンプにそ
    れぞれ連通するオイル通路を、区画壁の両側であって区
    画壁に対して互いに近接または互いに遠隔するようにオ
    イルパン内に開口したことを特徴とする車両用エンジン
    ユニット。
JP18661589A 1989-07-19 1989-07-19 車両用エンジンユニット Pending JPH0350314A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18661589A JPH0350314A (ja) 1989-07-19 1989-07-19 車両用エンジンユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18661589A JPH0350314A (ja) 1989-07-19 1989-07-19 車両用エンジンユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0350314A true JPH0350314A (ja) 1991-03-04

Family

ID=16191680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18661589A Pending JPH0350314A (ja) 1989-07-19 1989-07-19 車両用エンジンユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0350314A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822521A (ja) * 1992-01-14 1996-01-23 Gemplus Card Internatl Sa 平面コンタクト式のカードリーダを形成する、マイクロコンピュータ用の差し込み式カード
EP0724068A1 (de) * 1995-01-25 1996-07-31 Mercedes-Benz Ag Ölversorgungssystem
WO2009155997A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-30 Brp-Rotax Gmbh & Co. Kg Internal combustion engine oil tank arrangement
CN102392286A (zh) * 2011-11-14 2012-03-28 李园 制备金刚石线锯的设备及使用其制备金刚石线锯的方法
US11408426B2 (en) 2019-02-12 2022-08-09 Lg Electronics Inc. Compressor

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822521A (ja) * 1992-01-14 1996-01-23 Gemplus Card Internatl Sa 平面コンタクト式のカードリーダを形成する、マイクロコンピュータ用の差し込み式カード
EP0724068A1 (de) * 1995-01-25 1996-07-31 Mercedes-Benz Ag Ölversorgungssystem
WO2009155997A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-30 Brp-Rotax Gmbh & Co. Kg Internal combustion engine oil tank arrangement
US8393306B2 (en) 2008-06-27 2013-03-12 Brp-Powertrain Gmbh & Co. Kg Internal combustion engine oil tank arrangement
CN102392286A (zh) * 2011-11-14 2012-03-28 李园 制备金刚石线锯的设备及使用其制备金刚石线锯的方法
US11408426B2 (en) 2019-02-12 2022-08-09 Lg Electronics Inc. Compressor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2507024B2 (ja) エンジンのケ―シング装置
JP2802440B2 (ja) 車両用エンジンユニット
JPH07109951A (ja) 多気筒2サイクルエンジンの冷却構造
US6279554B1 (en) Engine crankcase ventilation system including a blowby gas passage defined between crankcase members
US7392780B2 (en) Machine provided with pulsating oil pressure reducing device
JPH0754626A (ja) エンジンの潤滑装置
US7121163B2 (en) Lubricating system for power unit for vehicle with internal combustion engine
JP3805505B2 (ja) エンジンユニットのブリーザ構造
JPH0350314A (ja) 車両用エンジンユニット
US7188697B2 (en) Power unit for vehicle with internal combustion engine
US6868819B2 (en) Lubricating system for an outboard motor
JP2000087798A (ja) 多気筒エンジンの冷却構造
WO2009004475A2 (en) Engine lubrication apparatus
JP3964025B2 (ja) エンジン構造
JP4467916B2 (ja) 内燃機関のブリーザ装置
JP2001073731A (ja) 内燃機関の潤滑装置
JP2807897B2 (ja) 自動車用エンジンユニット
JP3805506B2 (ja) ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット
JP3904681B2 (ja) ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット
JPH03210019A (ja) シリンダブロックの冷却水供給構造
JPH0361605A (ja) 車両用エンジンユニット
JP4260533B2 (ja) エンジン
JPH07109911A (ja) 並列多気筒エンジンの潤滑装置
JPH08246835A (ja) 内燃機関のオイルポンプへの気泡混入オイル吸入防止構造
JPH11141323A (ja) エンジンユニット