JPH03501482A - 光変色性化合物およびそれを含む物品 - Google Patents

光変色性化合物およびそれを含む物品

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JPH03501482A JP1505238A JP50523889A JPH03501482A JP H03501482 A JPH03501482 A JP H03501482A JP 1505238 A JP1505238 A JP 1505238A JP 50523889 A JP50523889 A JP 50523889A JP H03501482 A JPH03501482 A JP H03501482A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規化合物、特に新規な光変色性化合物、そのような化合物を含む組 成物および物品に関する。光変色性(photochromism)とは、紫外 線を含む光、例えば太陽光線または水銀ランプの光に照射した時に色が変わり、 光照射をやめたときまたは暗所に貯蔵したときにその最初の色に戻る性質をもつ 化合物によって起こる可逆的現象をいう。
種々の光変色性化合物が太陽光線よる変色または暗色化に用いるために合成され および提案されている。例えば、米国特許3,562.172.3,578,6 02.4,215,010.4,342.668及び英国特許出!12,171 .404に記載の如きスピロ(インドリン)ナフトキサジン化合物はサングラス や眼科用レンズに有用であることが報告される。眼科用に有用であると報告され るその他の光変色性化合物は、米国特許4,837.898に記載されるスピロ (インドリン)ピリドベンゾキサジン類である。そのような光変色性化合物は結 晶形態または透明媒体中での溶液または分散液の形態のいずれでも、太陽光線ま たは紫外線の照射時に、無色の状態から責に変化し、そのような照射を止めた場 合には最初の無色の状態に戻る。
発明の詳細な記述 本発明によれば、一般式■ RI RIR3 で表わされる新規なスピロ(ベンズインドリノ)ベンゾキサジン化合物を提供す る。
環Bは、式中のインドリノ部に於ける6員環に縮環した置換若しくは無置換ベン ゼン環を表わす。環Bは、この化合物のインドリン部に於けるe、 f、又はg 面に縮環してもよい。好ましくは環Bは、式IAによって表わされるように、e 面に縮環する。
環Bがe面で縮環した場合、化合物は式IA’に示されるようにナンバリングさ れる。環Bがg面で縮環した場合、化合物は式!Bに示されるようにナンバリン グされる。
上記式中、R1は、C,−C,のアルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル 、ブチル等)、フェン(CI−C4)アルキル(例えば、ベンジル)、ナフト( Ci−CI)アルキル(例えば、l−ナフチルメチル)、アリル、アクリル、メ タクリル、カルボキシ(Cz Ca)アルキル(例えば、β−カルボキシエチル 、γ−カルボキシプロピル及びδ−カルボキシブチル)、シアノ(CI−C11 )アルキル(例えば、β−シアノエチル、γ−シアノプロピル、β−シアノイソ プロピルおよびδ−シアノブチル)、Cl−C4アシロキシ(C1−Co)アル キル、即ち、[RcC(0)Rd−(式中、RcはC、、−C,アルキルおよび RdはC,−C,アルキツリ]、(例えば、アセトキシエチル、アセトキシプロ ピル、プロピオニルオキシエチル、アセトキシブチルおよびプロピオニルオキシ プロピル)、ヒドロキシCC! CI)アルキル(例えば、ヒドロキシエチル、 ヒドロキシプロピル、およびヒドロキシブチル)、及び(C2H3O)m−CH s(但し、mは1〜6の数)からなる群から選択される。好ましくは、R1はC ,−C,アルキル、アリル、(CIIH40)m−CHa(式中、mは1〜3の 整数。例えば2)、カルボキシ(C2−Ca)アルキル、シアノ(C’! C4 )アルキル(例えばシアノエチル)、C,−C,アシロキシ(CI−〇、)アル キル(例えば、C3−C,アシロキシエチル)、及びヒドロキシ(C2−Ca) アルキルである。
式I中のR3およびR1は各々C,−C,アルキル、フェニル、七ノーおよびジ ー置換フェニル、及びフェン(CI−CI)アルキル(例えばベンジル)からな る群から選択され、或はR3およびR1は結合して、炭素数6〜8の脂環基(ス ピロ炭素原子を含む)を形成してもよい。前述のフェニルの置換基はC,−C, アルキルおよびC,−C,アルコキシ基から選択され得る。より詳しくは、R2 およびR1はC3−C,アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル およびペンチル)およびフェニルからそれぞれ選択される。R1またはR1のい ずれか一方が第3級アルキル基、例えばt−ブチルまたはt−アミルであるとき 、もう一方は好ましくは第3級アルキル基以外のアルキル基である。
式I中R6は、ハロゲン(例えば、クロロ、フルオロ又はブロモ)、c、−Ca アルキル、C,−C,アルコキシ(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、 ブトキシ及びペントキシ)ニトロ、シアン、チオシアノ、C,−C,モノハロア ルキル(例えばクロロメチルおよびクロロエチル等のCI−Caモノクロロアル キル)、Ca−C*ポリハロアルキル(トリハロアルキル、具体的にはトリクロ ロアルキル又はトリフルオロアルキル、例えばトリフルオロメチルおよび1.1 .1−)リフルオロエチル)および七ノー又はジ−アルキルアミノ(但し、アル キルアミノ基のアルキル部は炭素数1〜4を有するものであり、例えばメチルア ミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、ジメチルアミノ又はジエチルアミノ)か らなる群から選択される。式!中文字reJは1〜4の整数(通常L 2又は3 、好ましくはl又は2)である。特に各R4置換基は、C,−C,アルキル、C ,−C,アルコキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、ニトロ、トリフルオロメチル 及びジエチルアミノから選択される。
reJが1のとき、R4置換基は化合物のベンゾキサジン部のベンゼン環のいか なる可能な炭素原子上、即ち5′、6’、7’または8′位に存在してもよい。
好ましくは、R,置換基はベンゾキサジン部のベンゼン環の5’、6’または7 ′位炭素原子上に存在する。reJが2以上のとき、R4置換基は同一または異 なって、いずれの場合も上記基から選択される。reJが2のときは、R4置換 基は典を的には、5′および7′位、または6′および8′位に存在する。re Jが3のとき、R4置換基は典型的に5′、6′および7′位;5″、7′およ び8′位:6’、7’および8′位;ま々は5’、6’および8′位に存在する 。
式I中R,は水素、ハロゲン(例えば、クロロ、フルオロ、又はブロモ)、C, −Caアルキル(例えば、C,−C,アルキル)、C8−〇、アルコキシ(例え ば、C,−C,アルコキシ) 、Ca−Caモノハロアルキル(例えば、クロロ メチル、クロロエチルおよびフルオロメチル等のC,−C,モノハロアルキル) 、Ct−Czポリハロアルキル(例えばトリハロアルキル、具体的にはトリクロ ロアルキル又はトリフルオロアルキル、例えばトリフルオロメチル)、シアノ及 びC1−C,アルコキシカルボニルからなる群から選択される。R6置換基は4 または5位のいずれかの炭素原子上に存しても良い。特に、R。
は、C1−C!アルキル、C,−C,アルコキシ、C,−C,モノハロアルキル 、水素、クロロ、フルオロ、及びトリフルオロメチルから選択される。
式I中R,は、水素、ハロ、ゲン(例えば、クロロ、フルオロ、又はブロモ)  、Ca−Caアルキル(例えばC,−C,アルキル) 、Ca−Csアルコキシ (例えば、C,−C,アルコキシ)、シアノ、CI−C,アルコキシカルボニル 、Ct−C!ポリハロアルキル、C,−C,モノハロアルキルおよびモノー若し くはジ−アルキルアミノ(但し、アルキルアミノ基のアルキル部は炭素数1〜4 を有するものであり、例えばメチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、及 びジエチルアミノ)からなる群から選択される。
式!中文字「c」は、0〜2の数(例えば、0又は11より典型的には0)であ る。化合物中のベンズインドリノ部に於けるベンズ部上に置換基が存在し、文字 「c」が1又は2であるとき、これは非水素置換基の数を表わす。rcJが1の とき、R,置換基は典を的には6.7、又は8位炭素原子上に存在する。同様に 、rcJが2のとき、R6置換基は通常6と7位、6と8位、又は7と8位炭素 原子上に存在する。 特に、式IA [但しR,がC,−C,アルキル(例えば 、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、$−ブチル、イ ソブチル及びt−ブチル)でありHR2及びR1がそれぞれメチル、エチル又は フェニルであり;R4が、C,−04アルキル、C1−C4アルコキシ、クロロ 、フルオロ、又はシアノから選択され;Rきが、水素、フルオロ、トリフルオロ メチル及びC,−C,アルキルがら選択され;R11が、CI−C,フルキル、 トリフルオロメチル、CI−C,フルフキシ、クロロ、フルオロ、及びC□−C 1七ノー若しくはジ−アルキルアミノから選択され;「C」がO又は】であり; 「e」が1又は2である。]で表される化合物が考えられる。
弐11特にIAで表わされる化合物のうちの具体例を、表−■に示す。表−I中 、R1置換基位置をしめずプライム(′)は省略する。表−1中化合物1は、5 ’、7’−ジメトキシ−1,3,3−トリメチルスピロ〔ベンズ[elインドリ ン−2,2’−[2且]−1,4] −ベンゾキサジン〕と命名される。通常、 (「e」が1のとき)R4置換基は5′又は7′位炭素原子、普通は7′位炭素 原子上に存する。
reJが2のとき、R4置換基は通常、5′及び7′位炭素原子上に位置する。
例えば、表−■中、列挙しt;モノメトキシ(OMe)およびモノエトキシ(O Et)置換基は、一般に7°−メI・キシ又は7′−エトキシ置換基である。化 合物l〜12.18及び23〜25のジメトキシ置換基は一般に5“、7′−ジ メトキシ置換基である。
化合物22のブロモ置換基は、7′−ブロモ置換基であってよい。
表−!で表される化合物は、化合物lど同様に、そのような化合物に関して記載 しt;表中の置換基を用いて、置換スピロベンズ(インドリノ)ベンゾキサジン 類のように命名される。本明細書中そのような化合物の命名は、有機命名法に於 けるIUPACルールを用いた。化合物中の炭素原子のナンバリングは、式IA ’及びIBに示すナンバリングに従う。
表−I 置換基 化合物/ RI R2R3R4Rs Rs 面l Me Me Me (OMe )!H−e2Me Me Me (OMa)、 H−R3Et Me Me ( OMe)、 H−C4n−Pr Me Me (OMe)、 H−R51−Pr  Me Me (OMe)、 H−C6Et、 Me Me (OMe)、、  H−R7n−Pr Me Me (OMe)、 H−R3Me Me Me ( OMe)、 F−C9Ma Me Me (OMe)I CF、 −elo M e Me Me (OMe)* 、 F −gll Ma Me Me (OM e)* CFs −R12Me Me Ph (OMe)z HC1R13Me  Me Me OMe −−R14Ei、 Me Me NEt=(OMe)  F −C15Me Me Me OMe Me Me C16Me Me Me  NOl CFs −R17Me Me Me CI H−C 18Me Me Me (OMa)+ CHsC(0)−−R19Me Me  Me OMe HC1C20MeMeMe −H−e又はR 21Me Me Me OEt H−e又はR22Me Me Me Br H −a又はR23(Cu11)3CN file Me (OMe)z H−e又 はR24(CHx)*COC00HMe (OMe)x H−e又ハg25 ( CH2)!OHMe Me (OMa)* H−a又は8表中の記号 Memメチル、ph−フェニル、CF3−トリフルオロメチル、Etsmzチル 、OMe−メトキシ、C1−塩素、n−Pr−n−プロピル、Ot−エトキシ、 F−フッ素、1−Pr−イソプロピル、NO,−二トロ、Br−臭素、(CH, )、CN−シアノグミピル、NEt2−シュチルアミノ、c Hs c (o  )−アセトキシ、(CHz)*C00H−カルボキシエチル、(CHり!OH− ヒドロキシエチル。
ハイフン(−)は、非水素置換基の存在しないことを示す。
本発明の化合物は、相当するRs及び(R6)C−置換インドリン(フィッシャ ーの塩基(F 1scher’s base))又はインドリウム塩、例えばヨ ウ素塩を、相当する(R4)e−置換−1−ニトロソ−2−7エノールと反応さ せて合成しても良い。これらの前駆体物質は実質的に化学量論量で、適当な溶媒 、例えばトルエン若しくはエタノール中にて約40〜約140℃、より普通には 40〜120℃の温度で反応が完結する迄反応させる。インドリウム塩を使用す る場合は、塩基(例えばトリエチルアミン若しくはピペリジン)を反応媒体中に 加え、反応中生成するハロゲン化水素と結合させてもよい。
低沸点脂肪族炭化水素溶媒(例えばペンタンを除くあらゆる一般の有機溶媒(極 性及び非極性)を反応媒体として使用しても良い。適当な溶媒としてはC,−C ,アルカノール類のようなアルコール類(例えばメタノール、エタノール、イン プロパツール及びブタノールa):芳香族溶媒(例えばベンゼン、トルエン及び キシレン):ケトン類、(例えばアセトン、メチルエチルケトン及びメチルイソ ブチルケトン);エステル類(例えば酢酸エチル:塩素化低級脂肪族炭化水素、 例えばメチレンクロライド及びクロロホルム)ニジメチルスルホキシド、ジメチ ルホルムアミド、テトラヒドロ7ラン;及びC,−C,アルカノール類と脂肪族 炭化水素との混合溶媒(例えばエタノール−ヘキサン、及びエタノール−へブタ ン混合物)が考えられる。
反応温度は40℃より低くても良いが、反応速度が非常に遅くなり非効率的であ る。反応温度が120℃より高いと生成物の分解が起こるかもしれない。それ故 40〜120℃の温度、例えば50〜100℃の温度が最も適当である。上述の 範囲内の加熱反応温度にて反応媒体を攪拌することは、生成物の分解を防ぐので 推薦される。
有機若しくは無機塩基が、インドリウムハライド塩反応物を使用する結果反応の 途中に於いて発生するハロゲン化水素と反応させるために、使用されても良い。
アミン類、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルアミン 、ピペリジン、ピリジン及びピペラジンを使用しても良い。無機塩基試薬、例え ば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム及 び酢酸ナトリウムを使用しても曵い。無機試薬を使用すると2相反応媒体、即ち 無機及び有機相となるであろう。塩基試薬は一般に化学量論より過剰量使われる が、化学量論量使用しても良い。
反応生成物を反応混合物より、例えば生成物が固体であるか液体であるかにも依 るが濾過若しくはデカンテーシヨンにより回収する。
生成物をフラッシュ・カラム・クロマトグラフィー、結晶化、カーボンブラック との共沸若しくは当業者に周知の他の方法により精製する。
特に、本発明の化合物は1当量の相当する置換フィッシャー塩基のヨウ化水素酸 塩と1当量の相当する置換ニトロソフェノールを過剰のトリエチルアミン含有の エタノール溶液中で反応させて合成しても良い。液体反応混合物を70℃に加熱 し大体その温度で約5時間保つ。反応の進行は薄層クロマトグラフィー(TLC )で追跡しても良い。エタノール溶媒と過剰のトリエチルアミンを留去し残音を 、溶離剤として酢酸エチルとヘキサンを用いカラムクロマトグラフィーで精製す るか、或は適当な溶媒から再結晶して精製する。
更に特に1当量の3.5−ジメトキシ−2−ニトロソフェノールを1当量の1. 2.3.3−テトラメチルベンズ(e)インドリンと濁液を窒素雰囲気下縮合反 応が完結する迄、例えば2−6時間還流しても良い。生成スピロベンズ[e]( インドリノ)ベンゾキサジンは表−1中の化合物lである。
R,及び(Re)c−置換インドリン(又はインドリウム塩)は、相当するR1 −及び(Re)c−置換ナフチルアミンを相当するヒドラジン塩化水素に従来の 合成法で変換することにより、合成してもよい。
例えば、「ペテロ環化合物の化学J (R,に、ブラウン(R,に、Brovn )、ワイリー・インターサイエンス(Wiley Interscience) 、ニューヨーク、第25巻、パート1、第2章、第232頁)を参照せよ。
ヒドラジン塩化水素は、氷酢酸中100℃で、或は還流エタノール中、化学量論 量の所用のケトンと縮合させて、相当する(3H)インドールとしてもよい。( 3H)インドールは、還流条件下過剰のヨウ化アルキルでアルキル化することに より、フィッシャー塩基ヨウ化水素酸塩に変換してもよい。
本発明の化合物は一般的な有機溶剤、例えばベンゼン、トルエン、クロロホルム 、エチルアセテート、メチルエチルケトンエチルアルコール、メチルアルコール 、アセトニトリル、テトラヒドロ7ラン、ジオキサン、エチレングリコールメチ ルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、メチルセロソルブ 、モルホリンおよびエチレングリコールに溶解してもよい。この化合物はまた水 、アルコール及び他の溶剤を含む液中に分散してもよい。
本発明の化合物はまた、例えば透明なポリマーj[(若しくはコポリマー類)又 はそのような透明なポリマー類のブレンド物等の透明な有機ホスト材料と、任意 の適当な有機溶剤とから調製される無色又は透明な溶液(例えば前述の有機溶剤 の一種以上に溶解した後述する透明な有機ホスト材料であるポリマー類)に溶解 してもよい。
この様な溶液の例は、ポリ(ビニルアセテート)−ア七トン溶液、ニトロセルロ ース−アセトニトリル溶液、ポリ(ビニルクロリド)−メチルエチルケトン溶液 、ポリ(メチルメタクリレート)−ア七トン溶液、セルロースアセテート−ジメ チルホルムアミド溶液、ポリ(ビニルピロリドン)−アセトニトリル溶液、ポリ スチレン−ベンゼン溶液およびエチルセルロース−メチレンクロリド溶液等があ る。環Bがe面で縮環した化合物の前述の溶液または組成物は、併用し得るホス ト材料[例えば透明支持体、具体的にはセルローストリアセテート及びポリエチ レンテ1/フタレート、またはバリタ紙(barytapaper)]に塗布し 、乾燥して物品を得てもよい。この物品は紫外線照射により着色し、紫外線照射 源を除くと無色の状態に戻る。環Bが2面で縮環した化合物は、環Bがe面で縮 環したものより光変色性は小さい。第1A図を参照せよ。
本発明の一態様に於いて、本明細書中記載した化合物(またはこれらを含む組成 物)は、併用し得るホスト上に塗布してもよいし、或は塗布される塗料組成物中 に配合してもよい。又は併用し得るホスト(例えば、合成プラスチックホスト材 料等の高分子有機材料)含有の物品に塗布又は配合してもよい。−態様に於いて 、ホスト材料物品は固体の透明材料または光学的に透明な材料、例えば眼科用部 材(例えば眼鏡用レンズ)に適する材料、または窓、風よけガラス等に有用な材 料である。本発明の光変色性化合物を含むホスト材料は光変色性プラスチックフ ィルム、シート及びレンズ(例えばサングラス用、スキー・ゴーグル用レンズ、 面(visor) 、カメラレンズおよび可変デンシティ・フィルター)の製造 に用いてもよい。
本明細書において語「光学部材」とは1/ンズおよび透明体を含む意味で用いら れる。本発明の光変色性材料は又、流動性塗料組成物をホスト表面に塗布乾燥す る前にこの塗料と混合することにより、塗料、例えば(ペイント、インキ等)に 配合してもよい。
本発明光変色性化合物と使用し得るホスト材料の例としては、ポリオール(アリ ルカーボネート)七ツマー類のポリマー、即ちホモ及びコポリマー、多官能性ア クリレートモノマーのホモ及びコポリマー、ポリアクリレート類、ポリ(アルキ ルアクリレート)類、例えばポリ(メチルメタクリレート)類、セルロースアセ テート、セルローストリアセテート、セルロースアセテートプロピオネート、セ ルロースアセテートブチレート、ポリ(ビニルアセテート)、ポリ(ビニルアル コール)、ポリ(ビニルクロリド)、ポリ(ビニリデンクロリド)、ポリウレタ ン類、ポリカーボネート類、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリスチレン、 ポリ(スチレン−メチルメタクリレート)コポリマー類、ポリ(スチレン−アク リロニトリル)コポリマー、ポリ(ビニルブチラール)、及びジアリリデンペン タエリスリトールのホモ及びコポリマー等がある。特にポリオール(アリルカー ボネート)七ツマー類、例えばジエチレングリコールビス(アリルカーボネート )とアクリルモノマーのコポリマーが好ましい。透明コポリマー類および透明ポ リマー混合物もまt;ホスト材料として適している。
好ましいホスト材料は、ポリカーボネート樹脂、例えばビスフェノールAとホス ゲンから得られるカーボネートで架橋された樹脂(これは商標レキサン(LEX AN)として販売されている。);ポリ(メチルメタクリレート)、例えば商標 プレキシグラス(PLEXIGLAS)として販売されている固形材料;ポリオ ール(アリルカーボネート)、特にジエチレングリコール・ビス(アリルカーボ ネート)(このモノマーは商標CR−39として販売されている。)の重合体、 およびそれと例えばビニルアセテートとのコポリマー、例えば80−90%のジ エチレングリコール・ビス(アリルカーボネート)と10−20%のビニルアセ テートとのコポリマー、特に80−85%のビス(アリルカーボネート)と15 −20%のビニルアセテートとのコポリマー、セルロースアセテート、セルロー スプロピオネート、セルロースブチレート、ポリスチレンおよびそれとメチルメ タクリレート、ビニルアセテートおよびアクリロニトリルとのコポリマー類およ びセルロースアセテートブチレートから調製される光学的に透明な高分子有機材 料である。
重合して透明なホスト材料を形成し得るポリオール(アリルカーボネート)七ツ マ−は直鎖状または分岐鎖状脂肪族または芳香族液状ポリオール類のアリルカー ボネート類、例えば脂肪族グリコールビス(アリルカーボネート)化合物、また はアルキリデンビスフェノールビス(アリルカーボネート)化合物等である。こ れらの七ツマー類はポリオール類、例えばグリコール類の不飽和ポリカーボネー ト類であってよい。この七ツマー類は当業者によく知られt;方法、例えば米国 特許第2.370.567号および同第2,403.113号の方法により調製 してもよい。
ポリオール(アリルカーボネート)モノマー類は式(■):〔式中、Rは不飽和 アルコールから誘導される基であって、通常アリルまたは置換アリル基であり  Rlはポリオールから誘導される基であり、およびnは総数2−5、好ましくは 2である。〕で表わされる。アリル基Rは2位においてハロゲン、最も好ましく は塩素若しくは臭素、または炭素数1〜4のアルキル基、一般にメチルまたはエ チル基で置換されていてもよい。基Rは式:%式% 〔式中%ROは水素、ハロゲンまたはC,−C4アルキル基を示す。〕で表わさ れる。Rの特定例としては基:アリル、2−クロロアリル、2−ブロモアリル、 2−フルオロアリル、2−メタリル、2−エチルアリル、2−イングロピルアリ ル、2−n−プロピルアリル、及び2−n−ブチルアリル等が例示される。最も 一般的にはRはアリル基; Hz C−CH−CHz−である。
R′は2.3.4または5個の水酸基を含む脂肪族または芳香族ポリオールであ ってよいポリオールから誘導される多価基である。典型的にはポリオールは2個 の水酸基を有する。即ちグリコール、又はビスフェノールである。脂肪族ポリオ ールは炭素数2〜10の直鎖状または分校状のものであってよい。通常、脂肪族 ポリオールとしては炭素数2−4のアルキレングリコールまたはポリ(Cm−C 4)アルキレングリコール、即ちエチレングリコール、プロピレングリコール、 トリメチレングリコール、テトラメチレングリコールまたはジエチレングリコー ル、トリエチレングリコール等である。
芳香族ポリオールは式: 〔式中、Aは非環式脂肪族炭化水素から誘導される2価基であって、例えば炭素 数1〜4のアルキレンまたはアルキリデン基、例えばメチレン、エチレンおよび ジメチルメチレン(イングロビリデン)等であり、Raは炭素数1〜3の低級ア ルキル置換基を表わし、pは0.1.2または3である。〕で表わせる。好まし くは水酸基はオルトまたはバラ位にある。
基R°の特定例としては;炭素数2−10のアルキレン基、例えばエチレン、( −CH*−CH2−)、)ジエチレン、メチルエチレン、テトラメチレン、エチ ルエチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、2−メチルへキサメチレン、オ クタメチレンおよびデカメチレン;アルキレンエーテル基、例えば−CH,−0 −CH,−、−CH。
CHx −0−CH! CH! −、−CHz −0−CH! −CH! −、 および−CH! CHz CH! −0−CH! CH! CH! −;アルキ レンポリエーテル基、例えば−CH*CH20−CHICHx−0−CH2CH x−8よび−CHa CH2CH! −0−CHz CHz CH* −0−C HxCH,CH!−iアルキレンカーボネートおよびアルキレンエーテルカーボ ネート基、例えば−〇H,CH,−〇−Co−0−CH,CH。
−および−CHz CHm −0−CHz CH! −OCO−0−CH* C Hs −0−CHz CH! −;およびインプロピリデンビス(パラ−フェニ ル)、即ち、 CH。
である。最も一般的にはR’ バー CHs CH2−、−CHt CH2−0 −CH3CH2−まt;は−CHt CH! −0−CH! CH!−〇 −C H* CH3−である。
ポリオール(アリルカーボネート)七ツマ−の特定例としては、エチレングリコ ールビス(2−クロロアリルカーボネート)、エチレングリコールビス(アリル カーボネート)、ジエチレングリコールビス(2−メタアリルカーボネート)、 ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)、トリエチレングリコールビ ス(アリルカーボネート)、プロピレングリコールビス(2−エチルアリルカ− ボネート1、3−プロパンジオールビス(アリルカーボネート)、1.3−ブタ ンジオールビス(アリルカーボネート)、1.4−ブタンジオールビス(2−ブ ロモアリルカーボネート)、ジプロピレングリコールビス(アリルカーボネート )、トリメチレングリコールビス(2−エチルアリルカーボネート)、ペンタメ チレングリコールビス(アリルカーボネート)、およびイソプロピリデンビスフ ェノールビス(アリルカーボネート)等がある。
本発閲に利用され得る工業的に重要なポリオールビス(アリルカーボネート)七 ツマ−としては: ■ C H ! − C H C H ! − 0 − C O − C H +l  − C H * − 0 − C H ! C H 2トリエチレングリコー ルビス(アリルカーボネ−1・)、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネ ート)、及びC Hx− C H C H!−0 − C − 0−C HIC  H!− 0 − C− O − C H * − C H − C H !  (■)エチレングリコールビス(アリルカーボネート)等がある。ジエチレング リコールビス(アリルカーボネート)が好ましい。
ポリオール(アリルカーボネート)七ツマ−を調製する方法、即ちポリオール( またはアリルアルコール)のホスゲン化およびこれに統くアリルアルコール(ま たはポリオール)によるエステル化の故に、七ツマー生成物はその中にアリルカ ーボネート基を連結する部分が工ないしそれ以上のカーボネート基を含む関連上 ツマ一種を含んでいてもよい。これらの関連モノマー種は式〔式中、Rは上記と 同意義、Rbはジオールから誘導される二価基、例えばアルキレンまたはフェニ レン、およびSは総数2〜5を示す。〕で表わしてもよい。ジエチレングリコー ル・ビス(アリルカーボネート)の関連上ツマ一種は式: 〔式中、Sは総数2〜5。〕で表わされる。ポリオール(アリルカーボネート) 七ツマ−は典塁的には2〜20重量%の関連上ツマ一種を含んでよく、この様な 関連上ツマ一種は混合物、即ち、Sが2、3、4等である種の混合物として存在 してもよい。
加えて、部分的に重合したポリオール(アリルカーボネート)七ツマ−を用いて もよい。この態様では七ツマ−は加熱して増粘するか、あるいは少量、例えば七 ツマー100部当り0.5−1。5部(phi)の開始剤を用いて部分的に重合 して、非−ゲル含有の、より粘性の高い七ツマー物質としてもよい。
本明細書および請求の範囲中に用いられている語ポリオール(アリルカーボネー ト)モノマーまたはそれに類する名称、例えばジエチレングリコールビス(アリ ルカーボネート)は命名したモノマー又はプレポリマーおよびその中に含まれる いかなる関連上ツマ一種も意味し、包含する。
合成高分子ホスト材料を調製するのに用いてもよい多官能性アクリレートモノマ ー類は、アクリル酸及びメタクリル酸より成る群から選択されるアクリル酸部と 、ポリオール(例えば、ジオール、トリオール、またはテトラカルビノール)と のエステル化生成物である、特に、多官能性アクリレートモノマーは、次式(式 中、Rtは水素又はメチル、nは2.3、又は4、Rは2〜4個の水酸基を有す るポリオール(例えば、それぞれジオール、トリオール、又はテトラカルビノー ル)から水酸基を除いた残基である多価基(即ち、2価、3価又は4価基)を表 わす。)で表わされる。特に、Rtは水素又はメチルであり、nは2又は3(よ り一般的には2)である。
R”は、a、ω−Cよ−C,グリコール、シクロヘキサンジオール、ジエチレン グリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレ ングリコール、C,−C,)リオール類及ヒペンタエリスリトールから成る群よ り選択される。そのようなポリオール類の例としては、エチレングリコール、ト リメチレングリコール、1.4−ブタンジオール、1.5−ベンタンジオール、 1,6−へ千サンジオール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、 グリセロール及びその類似物等が挙げられる。
ジアクリレート類及びトリアクリレート類等の多官能性アクリレートモノマー類 の例としては、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ クリレート、1.2−プロパンジオールジアクリレート、l、3−プロパンジオ ールジアクリレー)、1.2−プロパンジオールジメタクリレート、l、3−プ ロパンジオールジメタクリレート、l、4−ブタンジオールジアクリレート、1 .3−ブタンジオールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレ ート、l、5−ベンタンジオールジアクリレート、2.5−ジメチル−1,6− ヘキサンシオールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ジ エチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレー ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート、テトラエチレングリコールジ アクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、ジプロピレングリ コールジアクリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレート、トリメチロ ールプロパントリアクリレート、グリセロールトリアクリレート、グリセロール トリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエフスリ トールジメタクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタニ ルスリトールテトラメタクリレート、及びそのようなアクリレートモノマー類の 混合物が挙げられる。
多官能性アクリレートモノマー類の一部を、ビニル基(CH,−CH−)を含む 単官能性共重合性上ツマ−に替えてもよい。そのような併用可能な七ツマ−とし ては、単官能性アクリル及びメタクリル酸エステル、及びC,−C,カルボン酸 のビニルエステル(即ちビニルカルボキシレート類)が挙げられる。好ましくは 、共重合性モノマーは非芳誉族(例えば非ベンゼノイド)含有上ツマ−である。
単官能性アクリル又はメタクリルエステルモノマー類は、次式で表わされる。
CHx−C(Rt)−C(0)−0−R”’ (U)[式中、Rtは水素若しく はメチルであり RI″′はC1−Cs*(例えばC,−C,アルキル、cs− csシクロアルキル、グリシジル及びヒはCr−C4アルキル(例えばメチル若 しくはシクロヘキシル)である。
単官能性アクリル酸タイプの七ツマー類の例としては、例えばアクリル及びメタ クリル酸の、アルカノール(例えば、メタノール、エタノール、プロパツール、 ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタツール、及びオクタツール等 )エステル類(例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルア クリレート及びエチルメタクリレート)、シクロアルカノール(例えばシクロペ ンタノール及びシクロヘキサノール)エステル類、グリシドール(3−ヒドロキ シプロピレンオキサイド、 (d、12.dff))エステル類、及びエチレン グリコールエステル類が挙げられる。ビニルカルボキシレート類の例としては、 ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート及びビニルバレレ ートが挙げられる。前述の単官能性共重合性上ツマ−に加えて及び/又はこれに 替えて、併用可能な単官能性共重合性アリル及び2官能性アリルモノマー類を、 多官能性アクリレートモノマーの一部に替えて用いてもよい。考え得る単官能性 アリルモノマーとしては、C!−C,カルボン酸のアリルエステル類、C+−C aアリルエーテル類及び他の共重合性アリル化合物が含まれる。好ましい単官能 性アリルモノマーは、非芳香族化合物である。考えられる2富能性アリル共重合 性モノマー類は、式■で表わされるポリオール(アリルカーボネート類)七ツマ ー類である。
ホスト材料に塗布されるかまたは配合される光変色性化合物又はその含有組成物 の量は限定的ではなく、光変色効果が肉眼で識別できる量である。一般にそのよ うな量は光変色量といわれる。使用量は多くの場合、照射時において望まれる色 の強度および光変色性化合物の配合法または塗装法により決まる。典型的には、 塗布又は配合される化合物をより多く加えれば、より濃い色が得られる。通常、 ホスト材料に配合又は塗布される光変色性化合物の量は、ホスト材料の重量に対 して約0.01〜約20重量%、より一般的には約0゜05〜約10重量%であ る。換言すれば、光変色性効果を付与するための光変色性化合物量は、典を的に は、ホスト材料物品の厚さとは無関係にホスト材料表面1平方インチ当たり、光 変色性化合物が約0゜1〜約50mg5例えば1〜10mgの範囲で変えてもよ い。それ故、光変色性化合物は薄い試料、フィルム又は塗膜中には高濃度で、厚 い試料中には低濃度で存在する。
本発明光変色性化合物の溶液は紫外線暴露により変色し、紫外線照射源を除くと もとの色または無色の状態に戻る。この様な変色は何度も繰返すことができる。
本発明光変色性化合物(またはそれを含む組成物)は公知の方法によりホスト材 料に塗布するか又は配合してよい。この様な方法には化合物のホスト材料中への 溶解または分散、即ち浸漬、熱転移等、あるいは塗布によるホスト材料中への光 変色性化合物の吸収(imbibation)、およびホスト材料の隣接層間に 別の層として光変色性化合物を組み込む等の方法がある。語「吸収」(imbi bationまたは1nbibe)はホスト材料中へ光変色性化合物のみの拡散 、溶媒による拡散、多孔性ポリマーへの光変色性化合物の吸収、気相転移および その他類似の転移メカニズムを意味し、含まれる。その様な例は:(a)本発明 光変色性化合物(またはこれを含有する組成物)を、硬化して光学的に透明な高 分子ホスト材料を生成する重合性組成物と混合し、該重合性組成物をフィルム、 シートまt;はレンズに鋳造するかあるいj1射出成形もしくは他の方法により シートやレンズを形成する; (b)本発明光変色性化合物を水、アルコール、その他の溶媒または混合溶媒に 溶解または分散し、この溶液浴又は分散液浴にホスト材料を数分〜数時間、例え ば2−3分〜2−3時間浸漬することにより、固体ホスト材料に吸収させる。浴 は従来の昇温下、通常50〜120℃で行なう。次いでホスト材料を浴から引き あげ乾燥する。
(c)光変色性化合物(及びこれを含有する組成物)は又、あらゆる便利な方法 、例えば高分子結合剤が存在する光変色性材料の溶液若しくは分散液の噴霧、は け塗、回転被覆若しくは浸漬被覆により、ホスト材料の表面に塗装しても良い。
その後、この光変色性化合物はこれを、例えばオーブン中数分〜数時間80−1 80℃の温度範囲で加熱することによりホスト材料によって吸収される。
(d)上述の吸収工程の変法として、光変色性化合物若しくはこれを含む組成物 を一時的に仮の支持体、例えば1枚のクラフト紙、アルミニウム箔、ポリマーフ ィルム若しくは織物上に載せ、それからこれをホスト材料に接触して置いて、例 えばオーブン中で加熱することが出来る。
(e)あらゆる適当な方法(例えば噴霧、はけ塗、回転被覆若しくは浸漬被覆) によって永久接着フィルムの形態でホスト表面に塗装される透明高分子材料中に 、光変色性化合物を溶解又は分散することが出来る。そして (f)最後に、光変色性化合物は上述のあらゆる方法により透明高分子材料に配 合又は塗装され、それからホスト材料の隣接層に対して分離中間層物としてホス ト材料中に配置することが出来る。
本発明を以下の実施例でより詳しく説明するが、多くの改良法及び変法が当業者 には明らかなので、これはただ説明としてのみ意図されたものである。
衷履興上 ヘキサン3QtaQと無水エタノール30d中のヨウ化1.2.3.3−テトラ メチルベンズ[g]インドリウム6.05gに、窒素下室温でトリエチルアミン 2.0gを一度に加える。生成均一溶液を加熱して穏やかに還流し、固体の3. 5−ジメトキシ−2−二トロンフェノール2.53gを20分間かけて数回に分 けて加える。溶液を4時間撹拌還流し、次いで撹拌しつつ終夜冷却する。溶媒を 真空下留去し、反応混合物をカラムクロマトグラフィーで精製して所望の反応生 成物0.24gを淡色固体として得る。生成物、即ち5′、7″−ジメトキシ− 1,3,3−トリメチルスピロ[ベンズ[glインドリノ−2,2゜太裏!l 無水エタノール35−中のヨウ化1.1.2.3−テトラメチルベンズ[elイ ンドリウム3.51gに、窒素下室温でトリエチルアミン1.5gを一度に加え る。生成均一溶液を加熱し穏やかに還流し、固体の3.5−ジメトキシ−2−二 トロンフェノール2.75gを−に溶媒を留去する。反応混合物をカラムクロマ トグラフィーで精製して所望の反応生成物1.32gを黄色固体として得る。生 成物、即ち5’、7’−ジメトキシ−1,1,3−トリメチルスピロ[ベンズ[ elインドリノ−2,2″−[2H−1,4]ベンゾキサジン]を、適当なスペ クトル法で特徴付けした。
本発明を、成る特定の態様について詳しく説明したが、これらが添付の請求の範 囲にふくまれるものを除き、それらが本発明範囲を限定するものと見なしてはな らない。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年11月16日圀

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、(a) Bは化合物のインドリノ部に於ける6員環のe、f又はg面に縮環したベンゼン 環であり、 (b)R1はC1−C8のアルキル、フェン(C1−C4)アルキル、ナフト( C1−C4)アルキル、アリル、アクリリル(acrylyl)、メタクリリル 、カルボキシ(C2−C6)アルキル、シアノ(C2−C6)アルキル、C1− C4アシロキシ(C2−C6)アルキル、ヒドロキシ(C2−C6)アルキル及 び(C2H4O)m・CH3(ただし、mは1〜6の数)からなる群から選択さ れ、 (c)R2よびR3は各々C1−C5アルキル、フェニル、モノ−およびジ−置 換フェニル、及びフェン(C1−C4)アルキルからなる群から選ばれるか、ま たは結合して炭素数6〜8の脂環式環(スピロ炭素原子を含む)を形成し、該フ ェニル置換基がC1−C5アルキル及びC1−C5アルコキシから選択され、( d)R4はハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ニトロ、シ アノ、チオシアノ、C1−C4モノハロアルキル、C1−C2ポリハロアルキル 及びモノ−若しくはジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群から選択され、 (e)R5は水素、ハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、C 1−C4モノハロアルキル、C1−C2ポリハロアルキル、シアノおよびC1− C4アルコキシカルボニルからなる群から選択され、 (f)R6はハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、 シアノ、C1−C8アルコキシカルボニル、C1−C2ポリハロアルキル、C1 C4モノハロアルキル、及びモノ−及びジ(C1−C4)アルキルアミノからな る群から選択され、及び(g)eは1〜4の数であり、cは0〜2の数である。 ]で表わされる化合物。
  2. 2.式中、環Bが化合物のインドリノ部に於ける6員環のe面で縮環し;R1が C1−C4のアルキル、アリル、カルボキシ(C2−C4)アルキル、シアノ( C2−C4)アルキル、C1−C4アシロキシ(C2−C4)アルキル、ヒドロ キシ(C2−C4)アルキル及び(C2H4O)mCH3(ただし、mは1〜3 の数)からなる群から選択され;R2およびR3が各々C1−C5アルキルおよ びフェニルからなる群から選択され;R4がC1−C2アルキル、C1−C2ア ルコキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、ニトロ、トリフルオロメチル及びジメチ ルアミノからなる群から選択され;R5が水素、C1−C2アルキル、C1−C 2アルコキシ、C1−C3モノハロアルキル、フルオロ、およびトリフルオロメ チルからなる群から選択され;R4がC1−C2アルキル、C1−C2アルコキ シ、クロロ、フルオロ、トリフルオロメチル及びモノ−若しくはジ(C1−C4 )アルキルアミノからなる群から選択され;eが1または2、cが0又は2であ る請求項1記載の化合物。
  3. 3.式中、R1がC1−C4のアルキル;R2およびR3が各々メチル、エチル 及びフェニルからなる群から選択され;R4がC1−C2アルキル、C1−C2 アルコキシ、塩素、フッ素、ニトロ、トリフルオロメチル及びジメチルアミノか らなる群から選択され;R5が水素であり;R4がC1−C2アルキル、C1− C2アルコキシ、トリフルオロメチル及びモノ−若しくはジ(C1−C4)アル キルアミノかちなる群から選択され;cが0または2、およびeが1又は2であ る請求項2記載の化合物。
  4. 4.5′7′−ジメトキシ−1,1,3−トリメチルスピロ[ベンズ[e]イン ドリノー2,2′−[2H−1,4]ベンゾキサジン]。
  5. 5.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、(a)Bは化合物のインドリ ノ部に於ける6員環のe、f又はg面に縮環したベンゼン環であり、 (b)R1はC1−C6のアルキル、 フェン(C1−C4)アルキ ル、ナフト(C1−C4)アルキル、アリル、アクリリル(acrylyl)、 メタクリリル、 カルボキシ(C2−C4)アルキル、 シアノ(C2−C4) アルキル、 C1−C4アシロキシ(C2−C4)アルキル、ヒドロキシ(C2−C4)アル キル及び(C2H4O)m・CH3(ただし、mは1〜6の数)からなる群から 選択され、 (c)R2およびR3は各々C1−C5アルキル、フェニル、モノ−およびジ− 置換フェニル、及びフェン(C1−C4)アルキルからなる群から選ばれるか、 または結合して炭素数6〜8の脂環式環(スピロ炭素原子を含む)を形成し、該 フェニル置換基がC1−C5アルキル及びC1−C5アルコキシから選択され、 (d)R4はハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ニトロ、 シアノ、チオシアノ、 C1−C4モノハロアルキル、 C1−C2ポリハロアルキル及びモノ−若しくはジ(C1−C4)アルキルアミ ノからなる群から選択され、 (e)R5は水素、ハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、C 1−C4モノハロアルキル、C1−C2ポリハロアルキル、シアノおよびC1− C5アルコキシカルボニルからなる群から選択され、 (f)R5はハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、シアノ、 C1−C5アルコキシカルボニル、C1−C2ポリハロアルキル、C1−C4モ ノハロアルキル、及びモノ−及びジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群か ら選択され、及び(g)eは1〜4の数であり、cは0〜2の数である。]で表 わされる光変色性化合物を光変色量含む有機ホスト材料を含有する光変色性物品 。
  6. 6.透明な有機ホスト材料がポリオール(アリルカーポネート)のポリマー、多 官能性アクリレートモノマー類のポリマー、ポリアクリレート、ポリ(アルキル アクリレート)、セルロースアセテート、セルローストリアセテート、セルロー スアセテートプロビオネート、セルロースアセテートブチレート、ポリ(ビニル アセテート)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(塩化ビニル);ポリ(塩化ビ ニリデン);ポリウレタン、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリカーポネー ト、ポリスチレン、(スチレン−メチアクリレート)コポリマー、(スチレン− アクリロニトリル)コポリマー、ポリビニルブチラール及びジアリリデンペンタ エリスリトールのホモ及びコポリマーから本質的になる群から選択される請求項 5記載の光変色性物品。
  7. 7.透明なホスト材料がポリ[ジエチレングリコールビス(アリルカーポネート )]およびそれとビニルアセテートとのコポリマーから選択される請求項11記 載の光変色性組成物。
  8. 8.式中、環Bが化合物のインドリノ部に於ける6員環のe面で縮環し;R1が C1−C4のアルキル、アリル、カルボキシ(C2−C4)アルキル、シアノ( C2−C4)アルキル、C1−C4アシロキシ(C2−C4)アルキル、ヒドロ キシ(C2−C4)アルキル及び(C2H4O)m・CH3(ただし、mは1〜 3の数)からなる群から選択され;R2およびR3が各々C1−C5アルキルお よびフエニルからなる群から選択され;R4がC1−C2アルキル、C1−C2 アルコキシ、クロロ、フルオロ、ブロモ、ニトロ、トリフルオロメチル及びジメ チルアミノからなる群から選択され;R5が水素、C1−C2アルキル、C1− C2アルコキシ、C1−C2モノハロアルキル、フルオロ、およびトリフルオロ メチルからなる群から選択され;R5がC1−C2アルキル、C1−C2アルコ キシ、クロロ、フルオロ、トリフルオロメチル及びモノ−若しくはジ(C1−C 4)アルキルアミノからなる群から選択され;eが1または2、cが0又は2で ある請求項6記載の光変色性物品。
  9. 9.ジエチレングリコールビス(アリルカーポネート)のホモ及びコポリマー、 ポリアクリレート、ポリ(アルキルアクリレート)、多官能性アクリレートモノ マー類のホモ及びコポリマー、セルロースアセテート、セルローストリアセテー ト、セルロースアセテートプロビオネート、セルロースアセテートブチレート、 ポリ(ビニルアセテート)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(塩化ビニル)、 ポリ(塩化ビニリデン)、ポリカーポネート、ポリウレタン、ポリ(エチレンテ レフタレート)、ポリスチレン、(スチレン−メチルメタクリレート)コポリマ ー、(スチレン−アクリロニトリル)コポリマー、ポリビニルブチラール及びジ アリリデンペンタエリスリトールのホモ及びコポリマーからなる群より選択され る固体透明重合化有機ホスト材料を含有し、該ホスト材料が式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、(a) Bは化合物のインドリノ部に於ける6員環のe面に縮環したベンゼン環であり、 (b)R1はC1−C4アルキルであり、(c)R2およびR3は各々メチル、 エチル及びフェニルからなる群から選択され、 (d)R4はC1−C2アルキル、C1−C2アルコキシ、クロロ、フルオロ、 ニトロ、 トリフルオロメチル及びジメチルアミノからなる群から選択され、 (e)R5は水素であり、 (f)R4はC1−C2アルキル、C1−C2アルコキシ、クロロ、フルオロ、 トリフルオロメチル及びモノ−若しくはジ(C1−C4)アルキルアミノからな る群から選択され、(g)cは0〜2の数であり、eは1〜2の数である。]で 表わされる光変色性化合物を光変色量する光変色性物品。
  10. 10.ホスト材料がジユテレングリコールビス(アリルカーポネート)のホモ及 びコポリマーから調製される請求項9記載の光変色性物品。
  11. 11.光変色性化合物が0.05〜10重量%の量存在する請求項10記載の光 変色性物品。
  12. 12.物品が光学部材である請求項11記載の光変色性物品。
  13. 13.光学部材がレンズである請求項12記載の光変色性物品。
  14. 14.レンズが眼鏡レンズである請求項13記載の光変色性物品。
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