JPH0349715B2 - - Google Patents

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JPH0349715B2
JPH0349715B2 JP22531185A JP22531185A JPH0349715B2 JP H0349715 B2 JPH0349715 B2 JP H0349715B2 JP 22531185 A JP22531185 A JP 22531185A JP 22531185 A JP22531185 A JP 22531185A JP H0349715 B2 JPH0349715 B2 JP H0349715B2
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JP
Japan
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arm
output
gear
input
shaft
Prior art date
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JP22531185A
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JPS6284984A (ja
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Kenji Inoe
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、産業用ロボツト装置のアーム駆動
機構の改良に関するものである。
[従来の技術] まず、第2図a,bによつて従来の歯車駆動式
ロボツトアームの動力伝達手段を説明する。第2
図aはロボツトアームの駆動手段を示すロボツト
アームの内部構造図である。図において1は入力
軸2に嵌合固定され、入力軸2の回動に伴なつて
回動する入力側歯車、3は入力側歯車1と噛合
し、支持軸たる出力軸4に嵌合固定されている回
動自在な出力側歯車であり、この出力側歯車3の
歯数を入力側歯車1の歯数よりも多くして減速さ
せている。
なお、入力軸2と支持軸たる出力軸4との軸方
向は直交している。5,6は、それぞれ入力軸
2、出力軸4を回動自在に支持する、ベアリング
等を用いた軸受であり、産業用ロボツト装置の入
力側アーム7に固定されている。この入力側アー
ム7内部には入力軸2、入力側歯車1、出力側歯
車3、軸受5、軸受6の一部、出力軸4の一部等
が収納されている。8は出力軸4に一体的に固定
され、出力軸4の回動に伴なつて出力軸4の軸心
を中心にして揺動する出力側アームであり、この
出力側アーム8は入力側アーム7に軸支されてい
る。これら入力側歯車1、入力軸2、出力側歯車
3、出力軸4、軸受5,6、入力側アーム7、出
力側アーム8によつてアーム系9が構成されてい
る。また、入力側歯車1、出力側歯車3の2つの
歯車により歯車機構10を構成している。
なお、図において、入力軸2、入力側アーム
7、出力側アーム8の一部等を省略して表わして
いる。
従来の産業用ロボツト装置における歯車駆動式
ロボツトアームの動力伝達手段は上記のように構
成され、図示しない動力源からの動力により入力
軸2を回動して入力側歯車1を回動させると、こ
の入力側歯車1に噛合されている出力側歯車3が
歯車の減速比に応じて減速されて回動するととも
に、減速比に対応してトルクが増巾される。出力
側歯車3の回動により、出力側4を介して、この
出力軸4に一体的に固定されている出力側アーム
8が揺動し、これによりこの出力側アーム8は入
力側アーム7に対して、所要の相対位置及び相対
角度を得ることになる。
したがつて、駆動力は、入力側アーム7から歯
車機構10を介して、該入力側アーム7に軸支さ
れた出力側アーム8に伝達されることになる。
[発明が解決しようとする問題点] 産業用ロボツト装置のロボツトアームは一般
に、周辺装置との干渉を避けるために形状が細い
ことが望まれるが、上記のような従来の歯車駆動
式ロボツトアームの動力伝達手段では、入力側ア
ーム7と出力側アーム8との関節部は片側のみか
ら駆動しているため出力側歯車3に、大きな負荷
トルクがかかり、その結果強度上、出力側歯車3
は大きくなり、これを収納する入力側アーム7も
大きくする必要があるため、ロボツトの関節及び
アーム系9の形状の小型化が制限されるという問
題点があつた。
また、出力軸4を軸受6のみで支持する片持形
であるため、剛性的に弱く、故障が発生しやすい
という問題点もあつた。
この発明は上記のような問題点を解消するもの
で、同一のアーム系の負荷条件のもとで、アーム
形状の細いロボツトアームを有する産業用ロボツ
ト装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る、入力側アームに軸支した出力
側アームに、歯車機構を介して駆動力を伝達する
ロボツトアームを備えた産業用ロボツト装置は、
入力側アームを出力側アームの両側に該出力側ア
ームをはさんで軸支するように設けるとともに、
出力側アームの支持軸に駆動力を伝達するための
歯車機構を該出力側アームの両側の入力側アーム
に各別にそれぞれ設けたものである。
[作用] この発明においては、出力側アームを両側では
さんで支持し、且つ両側の入力側アームに各別に
それぞれ設けた歯車機構により支持軸を駆動する
ようにしたから、歯車機構は小形化されることと
なり、ロボツト関節部及びアーム系の形状の小形
化が達成される。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について第1図a,
bを参照しながら説明する。第1図aは、ロボツ
トアームの駆動手段を示すロボツトアームの内部
構造図である。図において1a,1bはそれぞれ
入力軸2a,2bの回動に伴なつて回動する入力
側歯車、3a,3bはそれぞれ入力側歯車1a,
1bと噛合し支持軸たる出力軸4a,4bに嵌合
固定されている回動自在な出力側歯車であり、こ
の出力側歯車3a,3bのそれぞれの歯数を入力
側歯車1a,1bの歯数よりも多くして減速させ
ている。
なお、入力軸2aと出力軸4a、入力軸2bと
出力軸4bの軸方向はそれぞれ直交しており、出
力軸4a,4bの軸心は一致している。5a,6
aはそれぞれ入力軸2a、出力軸4aを回動自在
に支持するベアリング等を用いた軸受であり、5
b,6bも、前記軸受5a,6aと同様に、それ
ぞれ入力軸2b、出力軸4bを回動自在に支持す
るベアリング等を用いた軸受である。7aは産業
用ロボツト装置のロボツトアームのうちの1つの
入力側アームであり、入力軸2a、入力側歯車1
aと出力側歯車3aにより構成される歯車機構1
0a、軸受5a、出力軸4aの一部、軸受6aの
一部等を内部に収納し、軸受5a,6aが固定さ
れている。
一方、7bはこの入力側アーム7aと構成が対
称的なロボツトアームのうちの1つの入力側アー
ムであり、入力軸2b、入力側歯車1bと出力側
歯車3bにより構成される歯車機構10b、軸受
5b、出力軸4bの一部、軸受6bの一部等を内
部に収納し、軸受5b,6bが固定されている。
8は支持軸たる出力軸4a,4bに一体的に固定
され、この出力軸4a,4bの回動に伴なつて出
力軸4a,4bの軸心を中心にして揺動する、ロ
ボツトアームのうちの1つの出力側アームであ
り、入力側アーム7a,7bに両側からはさんで
軸支されている。これら入力側歯車1a,1b、
入力軸2a,2b、出力側歯車3a,3b、出力
軸4a,4b、軸受5a,5b,6a,6b、入
力側アーム7a,7b、出力側アーム8によつて
アーム系9を構成している。
また、入力側歯車1aと出力側歯車3aの2つ
の歯車により歯車機構10aを、入力側歯車1b
と出力側歯車3bの2つの歯車により歯車機構1
0をそれぞれ構成して、支持軸たる出力軸4a,
4bに駆動力を伝達するが、歯車の数は2つに限
定されるものではなく、3個以上の歯車を用いた
歯車列であつてもよい。なお、第1図a,bは、
入力軸2a,2b、入力側アーム7a,7b、出
力側アーム8の一部等を省略して表わしている。
また、入力側歯車1aと出力側歯車3a、入力側
歯車1bと出力側歯車3bの減速比は完全に同一
である。したがつて、入力側歯車1a,1bの歯
数を同一とし、出力側歯車3a,3bの歯数を同
一とするのが望ましい。
次に、以上のように構成された上記実施例の動
作について説明する。図示しない動力源からの動
力により、動作時期、回転速度、回転加速度が完
全に一致して同期した逆方向の回動(例えば第1
図a中の矢印回転方向)を入力軸2a,2bにそ
れぞれ与えて、入力側歯車1a,1bを逆方向に
回転させると、この入力側歯車1a,1bに噛合
している出力側歯車3a,3bが歯車の減速比に
応じて減速されて同一方向に同一速度で回動する
とともに、該減速比に対応してトルクが増巾され
る。出力側歯車3a,3bの回動により支持軸た
る出力軸4a,4bを介して、該出力軸4a,
4bに一体的に固定されている出力側アーム8が
揺動し、これにより、この出力側アーム8は入力
側アーム7a,7bに対して、所要の相対位置及
び相対角度を得ることになる。
したがつて、第1図a,bに示すような構成の
アーム系9の歯車機構10a,10bに分散され
ることになり、第2図a,bに示す構成のアーム
系9の負荷は、歯車機構(第2図a,b中の1
0)と比較して各歯車を小形化できる。さらに、
各歯車1a,1b,3a,3bとして曲がり歯か
さ歯車(スパイラルベベルギア)等のような、駆
動時にスラスト力が発生する減速系歯車を使用し
た場合には、出力側歯車3aと3bの歯のねじれ
方向をそれぞれ適当に選び、入力側歯車1a,1
bをこれに合致させることに、より、スラスト力
を打ち消し合つて、その結果、軸受6a,6bを
小形化することができる。
なお、上記実施例では各歯車1a,1b,3
a,3bとして曲がり歯かさ歯車を使用する減速
機構について説明したが、トロコイドギア、ウオ
ームギア等を用いた減速機構としても同様な作
用、効果が得られることは明白である。
また上記実施例では、出力側歯車3a,3bの
出力側に出力軸4a,4bをそれぞれ設ける場合
について説明したが、この出力軸4a,4bは、
1本の軸として、この軸に出力側アーム8を嵌合
固定させてもよい。
さらに、歯車機構10a,10bは減速機構を
構成するとしたが、それぞれの歯数を適当に選ぶ
ことによつて、増速又は同一速度の機構を構成す
るようにしても上記と同様な効果が得られる。
ところで、出力側アーム8を支持する手段とし
て従来は1つの軸受(第2図a中の軸受6)のみ
で支持する片持形であつたが、この発明では出力
側アーム8の両側を2個の軸受6a,6bで支持
する両持形としたので、剛性的に強くなり、例え
出力側アーム8に少々無理な外力が加えられて
も、ロボツトアームに故障が発生し難しいという
効果がある。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、入力側アーム
により出力側アームをはさんで両側を軸支して、
該両側の入力側アームに歯車機構を各別にそれぞ
れ設けて、両側から支持軸に駆動力を伝達するよ
うに構成したことから、負荷が分散して、歯車
軸、軸受等の構成要素が小形化され、産業用ロボ
ツト装置のロボツトアームの関節、アーム系の形
状を細くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの発明の一実施例を示すロボツト
アームの内部構造図、第1図bは第1図a中の
−線に沿う矢視図、第2図aは従来のロボツト
アームの内部構造図、第2図bは第2図a中の
−線に沿う矢視図である。 図において、4a,4bは支持軸(出力軸)、
7a,7bはロボツトアーム(入力側アーム)、
8はロボツトアーム(出力側アーム)、10a,
10bは歯車機構である。なお、各図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力側アームに軸支した出力側アームに、歯
    車機構を介して駆動力を伝達するロボツトアーム
    を備えた産業用ロボツト装置において、出力側ア
    ームをはさんでこれを軸支する両側の入力側アー
    ムを設け、支持軸に駆動力を伝達する歯車機構を
    両側の入力側アームに各別にそれぞれ設けたこと
    を特徴とする産業用ロボツト装置。 2 上記歯車機構は減速機構であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の産業用ロボツト
    装置。
JP22531185A 1985-10-09 1985-10-09 産業用ロボツト装置 Granted JPS6284984A (ja)

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JP22531185A JPS6284984A (ja) 1985-10-09 1985-10-09 産業用ロボツト装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP22531185A JPS6284984A (ja) 1985-10-09 1985-10-09 産業用ロボツト装置

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JPS6284984A JPS6284984A (ja) 1987-04-18
JPH0349715B2 true JPH0349715B2 (ja) 1991-07-30

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JP22531185A Granted JPS6284984A (ja) 1985-10-09 1985-10-09 産業用ロボツト装置

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JPH0453912Y2 (ja) * 1986-06-27 1992-12-17
EP0563382B1 (en) * 1991-10-17 1996-05-22 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Arm driving device of industrial robot
US7708182B2 (en) * 2007-04-17 2010-05-04 Tyco Healthcare Group Lp Flexible endoluminal surgical instrument
JP5367238B2 (ja) * 2007-06-19 2013-12-11 Thk株式会社 ボールねじアクチュエータ及びこれを用いたステアリング装置

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JPS6284984A (ja) 1987-04-18

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