JPH0349037B2 - - Google Patents

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JPH0349037B2
JPH0349037B2 JP19001784A JP19001784A JPH0349037B2 JP H0349037 B2 JPH0349037 B2 JP H0349037B2 JP 19001784 A JP19001784 A JP 19001784A JP 19001784 A JP19001784 A JP 19001784A JP H0349037 B2 JPH0349037 B2 JP H0349037B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
valve
liquid level
level sensor
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19001784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6170358A (ja
Inventor
Eiji Tada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP19001784A priority Critical patent/JPS6170358A/ja
Priority to US06/748,474 priority patent/US4601177A/en
Publication of JPS6170358A publication Critical patent/JPS6170358A/ja
Publication of JPH0349037B2 publication Critical patent/JPH0349037B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用冷房装置を始めとして、各種
冷房装置に供して好適な冷媒過封入防止装置に関
する。
従来の技術 自動車用冷房装置は完成車両に後組付けされる
関係上、冷房装置を構成する各種機能部品を車両
に搭載した後に機関をアイドリング運転した状態
で冷凍系に冷媒を封入するようにしている。この
冷媒過封入時点では冷媒が過封入であるか否かを
判定することは難かしく、専ら作業者がリキツド
タンクあるいは冷媒通路に配設したサイトグラス
で冷媒の状態を見ながら勘によつて封入している
のが現状である。
従つて、冷媒の過封入状態は実際に車両を走行
して冷房装置を所定時間作動して発見される場合
が多いのであるが、一般のドライバーでは冷媒過
封入を知る手立ては全くない。
発明が解決しようとする問題点 このため、冷媒が過封入されていると、冷凍サ
イクルで液相冷媒がリキツドタンクから溢れ出て
コンデンサ内に溜まつてしまい、コンデンサの正
常な放熱作用が阻害されてここで冷媒の温度があ
まり低下せず、サイクル全体の冷凍能力が小さく
なつて冷房の利きが低下してしまうのみならず、
コンプレツサにリキツドバツクしてコンプレツサ
を破損してしまう不具合があつた。
一方、実公昭47−14303号公報に示されている
ように、冷媒の気液状態における熱容量の変化を
利用して、リキツドタンク内の液冷媒量を2つの
特性の異なる半導体素子の電気信号により検出し
てメータで指標し得るようにしたものが提案され
ているが、当該装置では冷媒量を知るだけで、冷
媒過封入防止装置とはなり得ない。
そこで、本発明は冷媒封入時に確実に過封入を
防止することができる冷媒過封入防止装置を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 本発明にあつては、冷媒通路に配設したサービ
スバルブに開閉弁を配設する一方、リキツドタン
クにタンク内冷媒液が所定液位となると感知作動
する液位センサを設けて、該液位センサの検出作
用にもとずいて前記開閉弁にバツテリ電圧を引加
して該開閉弁を閉弁する開閉弁作動回路を形成
し、かつ、該開閉弁作動回路に前記液位センサと
並列に接続されて、該液位センサの検出信号を入
力してこの液位センサの検出作用解除後にあつて
も、開閉弁の閉成状態を保持する自己保持回路を
付設してある。
作 用 冷媒の封入によりリキツドタンク内の冷媒液位
が所定レベルとなると液位センサが検出作用し、
開閉弁作動回路を閉成して開閉弁を閉弁作用させ
てそれ以上の冷媒封入を防止する。開閉弁作動回
路の閉成は自己保持回路によつて保持され、コン
プレツサ回転数低下に伴う冷媒液位低下によつ
て、液位センサの検出作用が解除されても開閉弁
の閉弁状態を保持する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に詳述する。
第1図においては、1は冷媒通路2に配設した
サービスバルブで、該サービスバルブ1には後述
する液位センサ5の感知作動により閉弁作動され
る開閉弁3を配設してある。この開閉弁3として
は、例えば液位センサ5のオン作動によりバツテ
リ7電圧が励磁コイル3bに印加されて弁体3a
を閉弁作動する常開型の電磁弁が用いられてい
る。
4はリキツドタンクで、このリキツドタンク4
に冷媒封入によつてタンク内の液相冷媒が所定液
位、具体的には適正封入量範囲の上限に相当する
液位となると感知作動する液位センサ5を設けて
ある。本実施例ではこの液位センサ5として公知
のフロート.スイツチタイプのセンサを用いてお
り、フロートガイド5bに遊装したフロート5a
が所定液位まで上昇すると、該フロート5aに配
設したマグネツトによりフロートガイド5b内に
組込んだ接点を投入するようになつている(マグ
ネツト、接点は何れも図示省略)。
6は前記液位センサ5の検出作用にもとづいて
前記電磁弁3を閉弁作動する開閉弁作動回路を示
し、該作動回路はバツテリ7、イグニツシヨンス
イツチ8、エアコンスイツチ9、液位センサ5の
直列回路で構成されている。この作動回路6は更
に具体的には第2図に示すように、液位センサ5
のオン作動により接点を投入する制御リレー1
0,11,12を備えている。制御リレー11は
2つの常開接点11a,11bを有しており、該
制御リレー11には一方の接点11bが投入され
ることにより接点を投入するリレー13を接続し
て、前記液位センサ5と並列な自己保持回路14
を構成している。第1図中3cは弁体3aのセツ
トスプリング、15,16,17,18はそれぞ
れシールリングを示す。
以上の実施例装置によれば、冷媒封入によつて
リキツドタンク4内の液相冷媒の液位が所定レベ
ルになると、液位センサ5がこれを速かに感知し
てオン作動し、制御リレー10,11,12の各
接点を投入して電磁弁を敏速に閉弁作動させる。
この結果、サービスバルブ1からのそれ以上の冷
媒封入を阻止して、冷媒の過封入を確実に防止す
る。前記液位センサ5がオン作動して制御リレー
11の接点11bが投入されると、リレー13b
も接点を投入して自己保持回路14を閉成する。
ここで、前述のリキツドタンク4内の液相冷媒
の液位変化を考察すると、冷媒系内に一定量の冷
媒を封入してあつても、コンプレツサの回転数が
増大すると比例的に液位が上昇する。
従つて、前述の冷媒封入作業に際して、コンプ
レツサを所定な低回転で、例えば、自動車冷房装
置の場合のように、機関をアイドリング運転状態
にしてコンプレツサを一定の低回転にして行う場
合には、冷凍系内の冷媒が適正封入量範囲の上限
になると、リキツドタンク4内の液相冷媒の液位
が所定レベルとなつて前述のように液位センサ5
がこれを感知して電磁弁3を速かに閉弁作動して
冷媒の過封入を防止する。
一方、冷媒封入作業時間の短縮のために、作業
者が機関回転数を高めてコンプレツサを所定回転
数以上の高回転にして冷媒封入を行つた場合、冷
凍系内の冷媒が適正封入量範囲の下限側にあつて
も、リキツドタンク4内の液相冷媒の液位が所定
レベルとなり、液位センサ5の検出作用にもとづ
いて電磁弁3を閉弁作動させてそれ以上の冷媒封
入を阻止する。この時、前述のように液位センサ
5のオン作動によつて自己保持回路14が閉成す
るため、その後コンプレツサの回転数が低下し
て、リキツドタンク4内の液位が所定レベル以下
となつて、液位センサ5がオン作動しても、電磁
弁3を閉弁させたままとするため、冷媒が再び封
入され始めることはない。従つて電磁弁3は、少
なくとも必要最小限の冷媒が封入された後で一旦
閉弁すると再び開弁することがなく、作業者は、
電磁弁3の閉弁作業を即ち、冷媒封入作業の終了
として迷わず判断することができる。
なお、前記実施例では開閉弁として常開型の電
磁弁を開示したが、この他、負圧源負圧の導入に
よつて閉弁作動する所謂常開型のダイヤフラム弁
を用いることも可能である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、冷媒封入時にリ
キツドタンク内の液相冷媒が適正量になると、サ
ービスバルブに配設した開閉弁が即時に閉弁作動
するので、冷媒の過封入を確実に防止することが
でき、仍つて、冷媒過封入に起因する冷凍能力の
低下やコンプレツサの破損を未然に防止すること
ができるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面
図、第2図は開閉弁作動回路図である。 1……サービスバルブ、2……冷媒通路、3…
…開閉弁、4……リキツドタンク、5……液位セ
ンサ、6……開閉弁作動回路、14……自己保持
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷媒通路に配設したサービスバルブに開閉弁
    を配設する一方、リキツドタンクにタンク内冷媒
    液が所定液位となると感知作動する液位センサを
    設けて、該液位センサの検出作用にもとずいて前
    記開閉弁にバツテリ電圧を印加して該開閉弁を閉
    弁する開閉弁作動回路を形成し、かつ、該開閉弁
    作動回路に前記液位センサと並列に接続されて、
    該液位センサの検出信号を入力してこの液位セン
    サの検出作用解除後にあつても、開閉弁の閉成状
    態を保持する自己保持回路を付与したことを特徴
    とする冷媒過封入防止装置。
JP19001784A 1984-06-26 1984-09-11 冷媒過封入防止装置 Granted JPS6170358A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19001784A JPS6170358A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 冷媒過封入防止装置
US06/748,474 US4601177A (en) 1984-06-26 1985-06-25 Refrigerant over-charging checking system of closed circuit refrigeration air cooling system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19001784A JPS6170358A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 冷媒過封入防止装置

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JPS6170358A JPS6170358A (ja) 1986-04-11
JPH0349037B2 true JPH0349037B2 (ja) 1991-07-26

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JP19001784A Granted JPS6170358A (ja) 1984-06-26 1984-09-11 冷媒過封入防止装置

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JPH0511184Y2 (ja) * 1988-06-08 1993-03-18

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JPH04100573U (ja) * 1991-01-29 1992-08-31
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JPS6170358A (ja) 1986-04-11

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