JPH0348781Y2 - - Google Patents

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JPH0348781Y2
JPH0348781Y2 JP1985190882U JP19088285U JPH0348781Y2 JP H0348781 Y2 JPH0348781 Y2 JP H0348781Y2 JP 1985190882 U JP1985190882 U JP 1985190882U JP 19088285 U JP19088285 U JP 19088285U JP H0348781 Y2 JPH0348781 Y2 JP H0348781Y2
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disk cartridge
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、デイスクを再生する際に、内部に
デイスクを収納してその収納されたデイスクと共
にデイスク再生装置に装着されるように構成され
たデイスクカートリツジケースに関する。
「従来の技術」 従来、この種のデイスクカートリツジケースと
しては、各種オフイスオートメーシヨン機器に使
用されているマイクロフロツピデイスクのケース
がある。このケースは、全体が合成樹脂により形
成されたものであつて、デイスクをケース内に取
出し不可能な状態に収納して、デイスクの再生時
にデイスクと共にデイスク再生装置に装填される
ように構成されたものである。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記従来のデイスクカートリツジケ
ースは、ケースの材質が合成樹脂であるために、
一般的にケース全体の剛性が小さいという問題が
あつた。このようなケースの剛性を高めるために
は、ケースを構成する各壁部を厚くすればよい
が、このようにケースを構成した場合には、ケー
スの薄形化、コンパクト化が困難になるという問
題があつた。
この考案は、上記のようなデイスクカートリツ
ジケースにおいて、ケースの薄形化、コンパクト
化をいかに実現するかを問題としている。
「問題点を解決するための手段」 この考案は、デイスクカートリツジケースの下
ケースを金属板で構成し、該下ケースのピツクア
ツプヘツド挿通側の一辺のみを上ケース側へ略直
角に折曲することにより上記の問題を解決してい
る。
「実施例」 第1図ないし第5図は、この考案の一実施例を
示す図である。これらの図に示す実施例は、この
考案をコンパクトデイスクのデイスクカートリツ
ジケースに適用した場合の実施例である。
第1図ないし第3図は、ここで説明するデイス
クカートリツジケースの全体構成を示している。
これらの図に示すようにデイスクカートリツジケ
ースは、上ケース30と、デイスクカートリツジ
フレーム31と、シヤツタ板32と、下ケース3
3とを主な構成要素としている。
上ケース30は、図に示すように方形状の板状
体である。この上ケース30は、透明の合成樹脂
製の一体成形品であり、その主壁部34には、そ
の中央部に孔35が形成され、後端部下面に後壁
部36が形成され、前端部下面左右両側部にそれ
ぞれフツク部37が形成されている。孔35は、
第3図に示すように下方へ向けて径が狭まるよう
に形成されている。後壁部36の左右外端面に
は、フレーム31に連結するためのボス38,3
8が形成されている。
上記のように形成さた上ケース30には、その
孔35内にスタビライザ39が配設されている。
スタビライザ39は、デイスク(コンパクトデイ
スク)40を保持するための部材であつて、合成
樹脂製の円盤状の部材である。このスタビライザ
39の下面には、このスタビライザ39と共にデ
イスク40に当接させるスポンジリング41が固
定されている。そしてこのスタビライザ39は、
孔35内に回転自在に配置され、孔35の周縁部
にリング42が固定されることにより上方への抜
け出しが防止されている。
フレーム31も、図に示すように方形状の板状
体であり、合成樹脂製の一体成形品である。この
フレーム31の詳細な形状は、第3図ないし第5
図に示されている。このフレーム31には、その
主壁部43の中央部にデイスク配置孔44(デイ
スク配置部)が形成され、後端部下面に後壁部4
5が形成され、左右両側部に側壁部46,46が
形成され、前端部に前壁部47が形成され、側壁
部46,46の後端部と後壁部45との間に切欠
部48,48が形成され、四隅下面に図示しない
下ケース取付用ボスが形成され、前端部左右両側
部にロツク開放操作部52,52が形成され、後
端部下面中央部にシヤツタレバー支持孔53が形
成され、一方の側壁部46の後端部下面にシヤツ
タレバー配置用切欠部54が形成されている。側
壁部46,46の外面にはそれぞれガイド溝5
5,55が形成され、一方のガイド溝55の底面
にはラツクギヤ56が形成されている。側壁部4
6,46の後端部にはそれぞれ上ケース30のボ
ス38を支持するための支持溝57が形成されて
いる。
シヤツタ板32は、第3図に示すように薄厚の
板体であり、合成樹脂により形成されたものであ
る。このシヤツタ板32には、その中心部に孔6
0が形成され、前半部に孔60に連続する長孔6
1が形成され、後端縁に合成樹脂製のシヤツタレ
バー62が固定されている。シヤツタレバー62
は、その基端部に軸部63を有し、中間部に突起
64とを有するもので、その先端部がシヤツタ板
32の外側方へ突出する***作部65となつてい
る。
下ケース33は、金属製の方形状の板状体であ
る。この下ケース33は、上記フレーム31の下
面にデイスク配置孔44を覆うように固定される
ものであり、その輪郭がフレーム31の外形に略
一致した形状となつている。この下ケース33に
は、その中央部にターンテーブル挿入孔66が形
成され、前半部にレーザ光導入孔67(ピツクア
ツプヘツド挿通孔)が形成され、四隅に取付孔6
8,68…が形成されている。
さらに、下ケース33のピツクアツプヘツド挿
通孔67側の一片のみが上方へ向けて直角に折曲
され、折曲部33aが形成されている。
上記の各部材の組立て状態は次のとおりであ
る。まず、上ケース30は、第1図ないし第3図
に示すように、その後壁部36の左右両端部をフ
レーム31の切欠部48,48内に位置させて、
ボス38,38を支持溝57,57内に嵌着させ
ることによつてフレーム31に連結されており、
フレーム31に対してボス38,38を中心とし
て回動することができ、デイスク配置孔44を開
閉することができる。
シヤツタ板32は、そこに固定されたシヤツタ
レバー62の軸部63をフレーム31のシヤツタ
レバー支持孔53内に嵌入させると共にこのレバ
ー62の***作部65を切欠部54から外方に突
出させた状態で、フレーム31の主壁部43の下
面に配置され、後述するようにフレーム31に下
ケース33が固定されることによりその位置に保
持されている。この場合、シヤツタレバー62の
突起64とフレーム31との間にはスプリング7
1が介装されている。この構成のもとにシヤツタ
板32は、第1図に示すように、軸部63を中心
として矢印P1,P2方向に回動自在であり、常
時はスプリング71の付勢力により矢印P1方向
に付勢されている。
下ケース33は、上記のようにシヤツタ板32
が取り付けられているフレーム31の下面に当接
され、フレーム31に形成されたボスを取付孔6
8,68…内に挿入して溶着することによりフレ
ーム31に固定されている。この場合下ケース3
3のターンテーブル挿入孔66の周縁部上面に
は、第3図に示す合成樹脂製のスペーサ72が固
定されている。この構成において、下ケース33
のレーザ光導入孔67は、シヤツタ板32が矢印
P1方向に付勢されている状態において、このシ
ヤツタ板32により閉塞されている。
上記の構成からなるデイスクカートリツジケー
スにデイスク40を収納するには、第1図に示す
ようにフレーム31に対して上ケース30をボス
38,38を中心として回動させ開放し、外部に
露出したデイスク配置孔44にデイスク40を収
納する。そして上ケース30を第2図に示すよう
に閉じてフツク部37をロツク開放操作部52に
係合させる。ここで、内部に収納されたデイスク
40は、スポンジリング41によつて下方へ押圧
され、このリング41とフレーム31に固定した
スペーサ72との間に挾持される。
また、上記のようにデイスクカートリツジケー
ス内に収納されたデイスク40をケースから取り
出すには、ロツク開放操作部52を操作してこの
ロツク開放操作部52とフツク部37との係合を
解き、上ケース30を第1図に示すように開けば
よい。
しかして、上記のデイスクカートリツジケース
によれば、下ケース33が金属製であり剛性が高
いので、上ケース30、フレーム31が合成樹脂
製であつても、ケース全体に高い強度を持たせる
ことができる。また、下ケース33の一辺のみに
形成された折曲部33aによつてピツクアツプヘ
ツド挿通孔付近の剛性と平面度を維持することが
でき、下ケース33のたわみによるピツクアツプ
装置の移動の妨げといつたおそれを排除すること
ができる。したがつてこのケースでは、上ケース
30、フレーム31の各部を薄く構成することが
でき、ケース全体を薄形化、コンパクト化するこ
とができる。
次に、上記のデイスクカートリツジケースに収
納したデイスクをケースごと再生する装置の構成
について説明する。そのようなデイスク再生装置
は、デイスク40を収納したデイスクカートリツ
ジケースが装置内に挿入されたときに、デイスク
カートリツジケースのガイド溝55,55に係合
してケースをデイスク再生可能な定位置へ案内す
るガイド部材と、上記ガイド溝の一方に形成され
たラツクギヤ56に噛み合つてケースを上記定位
置へ移送するピニオンギヤと、シヤツタレバー6
2の***作部65を操作する操作部材とを有す
る。また、ターンテーブル挿入孔66内に進入し
てデイスク40を保持し、再生時に駆動されてデ
イスク40を回転させるターンテーブルと、スタ
ビライザ39を下方に押圧してデイスク40がス
タビライザ39とターンテーブルとの間に保持さ
れるようにするクランパと、レーザ光導入孔67
を通してデイスク40に記録された信号を読み取
る光ピツクアツプヘツドとを有する。
この装置は、例えばデイスクカートリツジケー
スが装置内に所定量挿入されたときに、上述した
ピニオンギヤを駆動してデイスクカートリツジケ
ースを定位置へ移送する。この際デイスクカート
リツジケースのシヤツタレバー62の***作部6
5は、装置側に配設された操作部材に当接してケ
ースの移送とともに移動され、シヤツタ板32を
第1図に示すP2方向に回動させる。これによつ
てシヤツタ板32の長孔61がレーザ光導入孔6
7に合致してこの孔67が開口させられる。
このようにしてデイスクカートリツジケースが
定位置におかれると、ターンテーブルがターンテ
ーブル挿入孔66を通してケース内に進入し、ク
ランパがスタビライザ39を下方へ押圧し、デイ
スク40がこれらターンテーブルとスタビライザ
39との間に挾持される。なお、このときにスポ
ンジリング41は、大幅に圧縮されてデイスク4
0に強く当接する。
ここで、装置にデイスク再生指令を与えれば、
ターンテーブルが回転し、これによつてデイスク
40がクランパ、スタビライザ39と共に回転
し、光ピツクアツプヘツドがレーザ光導入孔67
を通してデイスク40に記録された信号を読み取
つてデイスク40の再生がなされる。
なお、上記のデイスク再生装置は、上述したデ
イスクカートリツジケースを用いてデイスクの再
生を行う装置の一例である。
「考案の効果」 この考案によれば、デイスク配置部を有するフ
レームと、このフレームに取り付けられた上ケー
ス、下ケースとを有するデイスクカートリツジケ
ースにおいて、上記下ケースを金属板により構成
したから、下ケースの剛性によりケース全体の強
度の向上が図れ、上ケース、フレームを合成樹脂
により構成した場合にもこれら上ケース、フレー
ムの各部を薄くすることができ、ケースの薄形
化、コンパクト化が図れる。また、ケースの剛性
の向上が図れるので、ケース使用時においてケー
スの撓み、折れ等を防止することができ、ケース
の損傷を防止することができる。
特に、ピツクアツプヘツド挿通孔付近の剛性と
平面度を維持でき、下ケースのたわみでピツクア
ツプ装置の移動の妨げといつたおそれを排除する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は開放状態にあるデイスクカートリツ
ジケースの斜視図、第2図は閉塞状態にあるデイ
スクカートリツジケースの斜視図、第3図はデイ
スクカートリツジケースの分解斜視図、第4図は
フレームの正面図、第5図はフレームの側面図で
ある。 30……上ケース、31……フレーム、33…
…下ケース、44……デイスク配置部(デイスク
配置孔)、66……ターンテーブル挿入孔、67
……ピツクアツプヘツド挿通孔(レーザ光導入
孔)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスク配置部44を有するフレーム31と、
    このフレーム31の上面側から上記デイスク配置
    部44を開閉し得るように同フレーム31に連結
    された上ケース30と、上記フレーム31の下面
    側から上記デイスク配置部44に臨む位置にター
    ンテーブル挿入孔66とピツクアツプヘツド挿通
    孔67とが形成された下ケース33とを具備して
    なるデイスクカートリツジケースにおいて、上記
    下ケース33を金属板で構成し、当該下ケース3
    3の上記ピツクアツプヘツド挿通孔67側の一辺
    のみに、上記上ケース30側へ略直角に折曲され
    た折曲部33aを有せしめたことを特徴とするデ
    イスクカートリツジケース。
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