JPH0343172Y2 - - Google Patents

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JPH0343172Y2
JPH0343172Y2 JP1985129126U JP12912685U JPH0343172Y2 JP H0343172 Y2 JPH0343172 Y2 JP H0343172Y2 JP 1985129126 U JP1985129126 U JP 1985129126U JP 12912685 U JP12912685 U JP 12912685U JP H0343172 Y2 JPH0343172 Y2 JP H0343172Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/40Closures with filling and discharging, or with discharging, devices with drip catchers or drip-preventing means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は食用油等粘稠性を有する液体用容器の
蓋体に関するものである。
[従来の技術] 従来の食用油等の粘稠性を有する液体は液切れ
が悪く、使用後に注出容器の口部外側に伝わつて
不衛生となる場合が多く、この為、注出口部を内
筒と外筒との二重構造とし、以て内筒部外側を伝
わつた液体を容器内に戻し得る構造として外筒の
外側に液体が滲み出して付着しない様にする蓋体
が種々考案されている。
この様な蓋体としては、例えば、第4図に示す
様に、中蓋15と被せ蓋11とから成る蓋体10
の中蓋天板部24の上面において、天板部24の
周縁近傍位置に適宜高さの外筒部17を有し、更
に外筒部17の内側に外筒部17から適宜間隔を
もつて前記外筒部17よりも高い注出筒としての
内筒部22を中蓋天板部24の上面に有し、更に
中蓋天板部24の前記外筒部17と内筒部22と
の間に空気孔兼戻し穴となる透孔26を有し、外
筒部17と内筒部22との間の中蓋天板部24上
面を前記透孔26へ傾斜させる構造とし、内筒部
22の外側を伝わつた液体が傾斜に沿つて透孔2
6に集まり、該透孔26から容器内に戻る構造と
した蓋体10(例えば実公昭57−34.133号)や、
第5図に示す様に注出筒としての内筒部22の基
部23において、その基部23の外周に沿つて容
器内に連通する細隙29を複数有し、以て内筒部
22の外側を伝わつた液体が、該細隙29から容
器内に戻る構造とした蓋体10(例えば実公昭58
−41.166号)の如きものがある。
「考案が解決しようとする問題点」 前述の様に、粘稠性液体容器の蓋体10では、
中蓋天板部24の上方を内筒部22と外筒部17
のとの二重筒構造とし、且つ、内筒部22と外筒
部17との間における中蓋天板部24に透孔26
又は細隙29を設け、注出筒である内筒部22の
外側を伝わつた液体を容器内に戻すことにより外
筒部17の外側、即ち蓋体10の外表面等に液体
を漏らさない様にしている。
しかし、前記透孔26を設けた蓋体10では、
内筒部22と外筒部17との間に形成される中蓋
天板部24上面の傾斜が緩く、注出筒である内筒
部22の外側を伝つた液体が中蓋天板部24の上
面に溜まり、透孔26から容器内に戻らない場合
が生じ、内筒部22と外筒部17との間に溜まつ
て液体が次回の注出時に外筒部17の上端に流
れ、注出を繰り返すと外筒部17の外側に漏れて
来る欠点が有つた。又、注出筒である内筒部22
の基部23に細隙29を設けた蓋体10では、注
出時に容器内の液体が該細隙29から漏れない様
に極めて細い細隙29として構成している故、内
筒部22の外側を伝わつた液体が該細隙29を通
つて容器内に戻る場合にも通過抵抗が大きい為に
容器内に戻りにくく、前記の場合と同様に外筒部
17と内筒部22との間に液体が溜まり、注出の
繰り返しによつて外筒部17の外側に漏れて来る
欠点があつた。
「問題を解決するための手段」 本考案は中蓋15と該中蓋15を覆う被せ蓋1
1とから成り、中蓋15の上方に外筒部17と注
出筒である内筒部22とを有して二重筒構造とさ
れている蓋体10において、中蓋15は前記内筒
部22と該内筒部22の基部23へ連結部25を
介して接続された中蓋基部14とよりなる中蓋本
体21と、前記中蓋基部14の上端に嵌合係止さ
れる円筒状の中蓋上部筒体16とにより構成し、
前記連結部25は内筒部基部23に沿つて不連続
に配置することにより透孔26を設けると共に該
連結部25に弾性を与え、前記中蓋上部筒体16
には上部を前記外筒部17を形成し、前記外筒部
17の基部18内側には前記透孔26を上方より
塞ぐ環状の膨出部19を形成し、又、被せ蓋11
の深さを浅くして被せ蓋11を中蓋15に被蓋し
たとき、前記内筒部22が天板部12の内面又は
天板部12の内面より下方に延びる突部13によ
り押圧され、前記連結部25が弾性変形して内筒
部が僅かに降下し、前記連結部25が前記膨出部
19より離隔して透孔26が開口される構造とす
る。
[作 用] 本考案においては、内筒部22下方の連結部2
5に透孔26を設け、且つ、外筒部基部18の内
側に該透孔26を閉塞し得る膨出部19を設けて
いる故、被せ蓋11を外したときは連結部25の
復元性により連結部25の上面を膨出部19の下
面に当接して透孔26を塞ぎ、容器内の液体を注
出する場合には該透孔26から液体が漏れること
なく、以て注出筒である内筒部22により該内筒
部22の内方から液体を注ぎ出すことができ、
又、被せ蓋11を被蓋したときには内筒部22が
被せ蓋11の天板部12の内面又は内面に設けた
突部13により押し下げられ、連結部25の変形
により透孔26の上面と膨出部19の下面との間
に間隙を生じさせることができるものである。従
つて、液切れが悪く、使用後に注出筒である内筒
部22の上端部及びその外側に溜まつた液体は内
筒部22の外側を伝わつて内筒部22の基部23
に至り、被せ蓋を被蓋することにより開口される
透孔26を通過して容易に容器内に戻ることとな
る。
又、この様に被せ蓋11の被蓋、開栓により内
筒部22が僅かながらも上下し、透孔26が膨出
部19をもつて開閉されることとなる故、透孔2
6を比較的大きくすることができ、容器内への液
体の戻りを一層容易且つ確実とすることができ
る。
「実施例」 本考案の一実施例としては、第1図及び第2図
に示す様に、中蓋15と被せ蓋11とから成る蓋
体10にして、中蓋15の下方である中蓋基部1
4において容器口部へ螺着する螺子部27を内側
に有し、又、上方は透孔26を有する連結部25
を介在させて直径を小さくした注出筒となる内筒
部22を有する中蓋本体21と、該中蓋本体21
の中蓋基部14上部に嵌合されて外筒部17を形
成する中蓋上部筒体16とをもつて中蓋15を構
成するものであり、且つ、該中蓋上部筒体16の
内側には外筒部17の基部18位置において内方
への膨出部19を形成し、又、中蓋上部筒体16
の上端にはヒンジ28を介して一体成形された被
せ蓋11を有する構造とするものである。
この様に、本実施例は中蓋本体21へ中蓋上部
筒体16を嵌合固定することにより中蓋本体21
の中蓋上部筒体16とをもつて中蓋15とするも
のであつて、中蓋本体21の内筒部22の基部2
3を連結部25を介して中蓋基部14の上端に接
続し、以て内筒部22と中蓋基部14とを一体と
すると共に、中蓋上部筒体16の外筒部基部18
位置に内方への膨出部19を形成した構造として
いる故、前記連結部25に設けた比較的大きな面
積の透孔26を外筒部基部18の内側に設けた膨
出部19により上方から塞ぎ得る。
そして第2図に示す様に、被せ蓋11を開いた
状態のとき、内筒部22は連結部25の弾性によ
り上方へ押し上げられ中蓋本体21に形成されて
いる連結部25の上面が中蓋上部筒体16の外筒
部基部18内側に当接された膨出部19の下面に
押し付けられる様に当接され、以て連結部25に
設けられた透孔26が前記膨出部19により閉塞
されるものである。
この様に被せ蓋11を開栓した状態では、透孔
26が膨出部19により閉塞されている故、容器
内の液体を注ぎ出すときは透孔26から液体が漏
れることがなく、注出筒である内筒部22の内側
から液体を容易に注ぎ出すことができ、この様に
使用時には透孔26が膨出部19により閉塞され
る構造としている故、透孔26の面積を比較的大
きくすることが可能である。
又、本実施例では、中蓋15における内筒部2
2の高さに対し被せ蓋11の高さを低くしている
故、被せ蓋11を閉じたとき、第1図に示す様
に、被せ蓋11の天板部12内面に設けた突部1
3が内筒部22を僅かに押し下げる様にして連結
部25を弾性的に変形させ、以て開栓時には膨出
部19の下面に当接していた連結部25の上面を
膨出部19から離隔させ、連結部25と膨出部1
9との間に間隙を生じさせることにより、透孔2
6を開くことができるものである。
従つて使用後に容器を正立させて被せ蓋11を
閉じると、液切れが悪く、注出時に注出筒を構成
する内筒部22の上端に付着し、注出時に内筒部
22の外側を伝わつた粘稠性液体は、略垂直な内
筒部22の外側を伝わつて降下し、内筒部22下
端の連結部25に至り、該連結部25に設けら
れ、内筒部22が押し下げられることにより開口
された透孔26から容易に容器内へ戻ることにな
る。
尚、天板部12の内面に設ける突部13は、天
板部12の内面が直接内筒部22の上端に接し、
天板部12の内面に粘稠性液体が付着して該液体
が天板部12の内面に広がることを防止し得るも
のである。
又、被せ蓋11は中蓋上部筒体16と一体とす
ることなく、第3図に示す様に別個に構成するこ
ともでき、この実施例においては液体の注ぎ出し
に際して容器に方向性が無い利点もある。更に被
せ蓋11を中蓋15と別個に構成するときは、被
せ蓋11を中蓋15に嵌合被蓋する場合に限ら
ず、被せ蓋11を螺子蓋とすることも可能であ
り、又、中蓋本体21と中蓋上部筒体16との嵌
合を螺子式とする場合もある。
更に、液体を充填した容器の移送保管に際して
容器内の液体が透孔26から漏れない様に、且
つ、移送保管時の液体の酸化防止等の為に、容器
口部にアルミシール等を貼る場合もある。そし
て、本考案に係る蓋体10は、液体を容器に充填
し、アルミシールを施した後、該蓋体10をもつ
て容器口部を被蓋する場合のみならず、使用時用
の替栓として用いることもできる。
「考案の効果」 本考案における液だれ防止容器蓋である蓋体1
0は、前述の様に注出筒である内筒部22が被せ
蓋11の天板部12により押し下げられ、閉栓時
には連結部25の透孔26から内筒部22の外側
を伝わつた粘稠性液体を容易に容器内に戻すこと
ができ、使用に際しては、透孔26が外筒部基部
18の膨出部19により閉塞されて注出筒である
内筒部22の内側から確実に液体を注ぎ出すこと
ができる故、食用油等の粘稠性液体を繰り返して
注ぎ出す場合であつても、内筒部22の外側を伝
わつた液体が確実に容器内に戻り、外筒部17の
外側、即ち、蓋体10の外部に伝わることがな
く、蓋体10周辺及び容器口部等を汚すことを防
止し、衛生的に液体を繰り返して注出使用するこ
とができる蓋体10である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蓋体の被せ蓋を閉じた状
態を示す図にして、第2図は被せ蓋を開いた状態
を示す図、第3図は他の実施例を示す図であつ
て、第4図及び第5図は従来の蓋体の要部を示す
図である。 10=蓋体、11=被せ蓋、12=天板部、1
3=突部、14=中蓋基部、15=中蓋、16=
中蓋上部筒体、17=外筒部、18=基部、19
=膨出部、21=中蓋本体、22=内筒部、23
=内筒部基部、24=天板部、25=連結部、2
6=透孔、27=螺子部、28=ヒンジ、29=
細隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中蓋と該中蓋を覆う被せ蓋とから成り、中蓋の
    上方に外筒部と注出筒である内筒部とを有して二
    重筒構造とされている蓋体において、中蓋は、前
    記内筒部及び当該内筒部の基部から連結部を介し
    て接続される円筒状の中蓋基部よりなる中蓋本体
    と、前記中蓋基部の上端に嵌合固定される円筒状
    の中蓋上部筒体とより構成され、前記連結部は中
    蓋基部に沿つて透孔を有し、又、前記中蓋上部筒
    体はその上部を前記外筒部とし、且つ、該外筒部
    の基部内側には環状に内方へ突出する膨出部を有
    し、該膨出部はその下面が前記連結部の上面に接
    して透孔を塞ぎ得る形状とし、更に、被せ蓋の天
    板部高さを低くし、以て該被せ蓋を中蓋に被蓋し
    たとき、前記内筒部が該天板部の内面又は天板部
    の内面より下方に延びる突部により押圧され、前
    記連結部が弾性変形して内筒部が僅かに降下し、
    以て前記連結部上面が前記膨出部下面より離隔さ
    れる構造としたことを特徴とする蓋体。
JP1985129126U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH0343172Y2 (ja)

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JPS6217554B2 (ja) * 1980-12-11 1987-04-17 Fuji Kagaku Shikogyo

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