JPH033627A - モータの軸受構造 - Google Patents

モータの軸受構造

Info

Publication number
JPH033627A
JPH033627A JP13769189A JP13769189A JPH033627A JP H033627 A JPH033627 A JP H033627A JP 13769189 A JP13769189 A JP 13769189A JP 13769189 A JP13769189 A JP 13769189A JP H033627 A JPH033627 A JP H033627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bearing
preload
spring
turntable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13769189A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Koizumi
茂樹 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP13769189A priority Critical patent/JPH033627A/ja
Priority to US07/505,223 priority patent/US5128574A/en
Publication of JPH033627A publication Critical patent/JPH033627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同軸関係に所定間隔を設けて配置された2個
のベアリングにシャフトを挿通する構造を備えたモータ
の軸受構造に関する。
〔従来の技術〕
第3図および第4図は、それぞれ、上記構造を備えた従
来のモータの軸受構造を例示する縦断面図である。
これらのモータは、例えば、光スピンドルモータとして
使用するのに好適な構造を備えている。
第3図において、1はモータハウジングであり、その内
径部に所定間隔を設けて2個のベアリング5A、5Bが
保持され、これらのベアリング5A、5Bで形成された
軸受の中心孔の内でシャフト2が回転自在に軸支されて
いる。
前記シャフト2は光メゾイヤ等の担持体(不図示)をセ
ンタリングするためのものであり、その上部には前記光
メゾイヤ等を保持回転させるためのターンテーブル3が
嵌合固着されている。
7は、前記シャフト2に嵌合位置決めした後、接着等で
該シャフト2に固着されるブツシュである。
このブツシュ7を固着することにより、前記ターンテー
ブル3と該ブツシュ7との間で、前記2個のベアリング
5A、5Bに対し、これらを内側へ押し込む圧力(予圧
)が作用する状態になる。
このような予圧が作用する状態では、前記ベアリング5
A、5Bのインナーレース、アウターレースおよびベア
リングボールが一方向に片寄せられるため、ガタの無い
軸受を構成することができる。
前述のように、ベアリング5A、5Bの位置を規制する
ことにより、該ベアリング5A、5Bに予圧を封入する
方法を、−膜内に、定位置予圧と呼んでいる。
前述ブツシュ7には、ビス10によりロータ8が固定さ
れており、該ロータ8の内側にはマグネット9が固着さ
れている。
前記モータハウジング1の端面には、コイル11が固着
されたコイル配線用PCB12と、該コイル配線用PC
B 12が接着されて磁気回路を構成するステータヨー
クが、ビス14で固定されている。
前記コイル11と前記マグネット9は面対向配置されて
いる。
前記コイル11に通電すると、周知の電磁作用により、
マグネット9が回転力を受け、前記ロータ8、前記ブツ
シュ7、前記シャフト2、前記ターンテーブル3へと回
転力が伝わり、光メゾイヤ等の担持体(不図示)が駆動
される。
従来の他の軸受講造例を示す第4図においては、一方の
ベアリング5Bとモータハウジング1の凸状段差部1b
との間に、予圧ばね15が装着されている。
2個のベアリング5A、5Bのインナーレース間には、
カラー16が装着されている。
そこで、ブツシュ7をシャフト2に嵌合させ、ターンテ
ーブル3に対して、ベアリング5A、カラー16および
ベアリング5Bが当接するように該ブツシュ7を接着等
で固着すれば、前記予圧ばね15の作用でベアリング5
Bのアウターレースが押され、ベアリング5A、5Bの
ガタ取りを行なうことができる。
第4図の軸受構造は以上説明した点で第3図の構造と相
違しているが、その他の部分では同じ構造を有しており
、それぞれ対応する部分を同じ番号で表示しでそれらの
詳細説明を省略する。
この第4図の従来の軸受構造は、予圧ばね15でベアリ
ング5A、5Bのガタ取りを行うものであり、このよう
な方式は定圧予圧式と呼ばれている。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかし、第3図
の定位置予圧式の軸受構造では、モータハウジング1の
熱膨張やベアリング5A、5Bの摩耗等により予圧が抜
けると、ガタが生じ易い傾向があった。
すなわち、第12図のグラフに見られるように、ベアリ
ングのスラスト荷重Pに対するスラスト変位量δは数ミ
クロンしかないので、熱膨張や摩耗等が生じると予圧量
が急速に扱けてしまい、ガタが生じ易い性質があった。
一方、第4図の定圧予圧式の軸受構造では、ベアリング
5Bのアウターレースとモータハウジング1が隙間嵌合
であるため、該ベアリング5Bの位置ズレが生じ易い。
このため、精度の高いモータでは、ベアリング5Bをモ
ータハウジング1に接着することもあったが、その場合
には第3図の定位置予圧式と同じように予圧抜けが発生
し易い。
また、第4図の構造で前述の接着を行なわない場合は軸
受の剛性が低下してしまう。
本発明は、上記従来の技術的課旺に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構造で予圧抜けを防止でき、スラスト荷
重によっても高さ方向の位置が変化しないモータの軸受
構造を提供することを目的とする。
(課題解決のための手段) 本発明は、所定間隔を設けて同軸に配置された2個のベ
アリングにシャフトを挿通し、前記2個のベアリングの
外側端面を位置規制して組み付ける定位置予圧式のモー
タの軸受構造において、前記シャフトに弯曲状の板ばね
を嵌合させるとともに、該板ばねが平ワッシャー状にな
るまでスラストを掛け、スラスト荷重によっても殆ど移
動しない状態で組み付ける構成により、上記目的を達成
するものである。
〔作用〕
上記構成によれば、第3図と同じ構造を採りながら、タ
ーンテーブル3とベアリング5Aとの間に予圧ばね(弯
曲状の仮ばね)を装着するとともに、予圧封入時に前記
予圧ばねが平ワッシャーとなるように設定することによ
り、予圧が抜けていない時は定位置予圧式となり、予圧
が抜けてくると前記板ばねが変位(通常数ミクロン)変
位してばね予圧を維持することになる。
すなわち、第11図のグラフに見られるように、仮ばね
の圧縮長(軸方向変位)の範囲ではほぼ一定勾配のばね
特性が得られるので、所定の予圧を保持することができ
る。
また、前記板ばねを平ワッシャー状にするので、ターン
テーブル3に上方から荷重が作用しても、高さ方向の位
置は変化しない。
さらに、剛性は、通常のばね予圧式とは異なり、高く維
持できる。
〔実施例〕
以下、第1図、第2図および第5図〜第10図を参照し
て、本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例による軸受構造を備えたモー
タの縦断面図であり、第2図は第1図の平面図である。
本実施例は光スピンドルモータに適用する場合を示す。
第1図において、■はモータハウジングであり、その内
径部に所定間隔を設けて同軸に2個のベアリング5A、
5Bが保持され、シャフト2を支持する軸受が構成され
ている。
前記シャフト2は光メゾイヤ(不図示)をセンタリング
するものであり、その突出部には、前記光メゾイヤを保
持回転させるためのターンテーブル3が固着されている
4は前記ターンテーブル3上に固着された吸着マグネッ
トであり、不図示の光メゾイヤの吸着板を磁気的に吸引
して前記ターンテーブル3の突起面3aに圧接させ、該
光メゾイヤに回転駆動力を伝達するためのものである。
6は前記ベアリング5Aのインナーレースと前記ターン
テーブル3との間に挟持された予圧ばねであり、第5図
に示すような弯曲状の板ばねで形成されている。
7は前記シャフト2に遊嵌(隙間嵌め)されるブツシュ
であり、該ブツシュ7を組み込むことにより前記ターン
テーブル3との間で各ベアリング5A、5Bに予圧をか
け、その後該ブツシュ7はシャフト2に接着固定される
第6図は前記予圧ばね6の組み込み前の断面形状を示し
、第7図は前記予圧ばね6が組み込まれて平ワッシャー
に潰された時の断面形状を示す。
8はロータであり、その内側にマグネット9が固着され
ている。
このマグネット9付きのロータ8は、ビス10によって
前記ブツシュ7に固定されている。
11はコイルを、12はコイル配線用のPCB(印刷回
路基板)を、13は磁気回路を構成するステータヨーク
を、それぞれ示す。
前記コイル11は前記コイル配線用のPCBI2に固着
され、このコイル配線用のPCB42と前記ステータヨ
ーク13は前記モータハウジング1の端面にビス14で
固定されている。
こうして、回転子8.9と固定子11.12.13が互
いに面対向配置されたモータが構成されている。
なお、前記モータハウジング1には、モータ固定用の孔
1aが形成されている。
また、1bは、前記ベアリング5A、5Bのアウターレ
ースを前記モータハウジング1内に位置決め固定するた
めの凸状段差部である。
第8図は前記予圧ばね6の他の形態を示す斜視図であり
、第9図は第8図の平面図を、第10図は第8図の断面
図をそれぞれ示す。
第8図〜第1O図において、この場合の予圧ばね6は、
彎曲状のワッシャーの内径に複数(4箇所)の突起21
とその間の逃げ22を形成した構造を有している。
第5図〜第7図の逃げ22のないワッシャー6では、彎
曲状のワッシャー6に予圧を与えて、例えば彎曲前の彎
曲度800ミクロンから彎曲度80ミクロンに変形させ
て組み付けた場合、外力が作用して彎曲度が800ミフ
ロン〜になり平ワッシャーに近づく際、内径に近い部分
が平坦にならず、このため、外力が作用した時に高さに
狂いが生じ、光ピツクアップの焦点に狂いが生じること
があった。
第8図〜第10図のように逃げ22を設けることにより
、前述の不具合が解消され、外力が作用した場合でも、
容易に、ワッシャー6の平面度を維持することが可能に
なった。
以上説明した実施例によれば、モータハウジング1内に
所定間隔を設けて同軸に、2個のヘアリング5A、5B
を保持するとともに、該ベアリング5A、5Bにシャフ
ト2を挿通ずる軸受構造において、定位置予圧式を基本
構造とし、ターンテーブル3とベアリング5Aとの間な
ど、各ベアリング5A、5Bのインナーレースに予圧を
付与し得る位置に弯曲状の仮ばねからなる予圧ばね6を
圧縮状態で(平ワッシャー状になるように)Allみ込
んだので、摩耗や熱膨張が生じても定圧予圧式の機能を
維持することができ、予圧抜けを効果的に防止し得るモ
ータの軸受構造が得られた。
また、前記予圧ばね6は平ワッシャー状で組み込まれる
ので、光メゾイヤ等の担持体を組み付ける時など、ター
ンテーブル3にスラスト方向の力が作用しても、高さ方
向の位置の変化が無く、高精度を保つことができた。
さらに、軸受の剛性については定位置予圧式と同程度の
強さを確保することができた。
なお、第1図において、前記板ばね(予圧ばね)6は、
ベアリング5Bとブツシュ7との間(7aの位置)に装
着してもよ(、このような構造によっても、同様の効果
を達成することができた。
特に、図示の面対向型ではなく、周対向型のようにロー
タ8の矢印F方向の吸着力が弱いモータの場合は、前記
板ばね6はベアリング5Bとプツシエフとの間に装着す
ることが好ましい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、所定
間隔を設けて同軸に配置された2個のベアリングにシャ
フトを挿通し、前記2個のベアリングの外側端面を位置
規制して組み付ける定位置予圧式のモータの軸受構造に
おいて、前記シャフトに弯曲状の板ばねを嵌合させると
ともに、該板ばねが平ワッシャー状になるまでスラスト
を掛け、スラスト荷重によっても殆ど移動しない状態で
組み付ける構成にしたので、スラスト方向の予圧抜けを
防止できるとともに、スラスト方向の力が作用しても軸
方向の位置の変化壱阻止し得るモータの軸受構造が提供
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるモータの軸受構造を示
す模式的縦断面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
従来のモータの軸受構造の一例を示す模式的縦断面図、
第4図は従来のモータの軸受構造の他の例を示す模式的
縦断面図、第5図は第1図中の予圧用の仮ばねの斜視図
、第6図は第5図の仮ばねの組み込み前の断面図、第7
図は第5図の板ばねの組み込み時の断面図、第8図は予
圧用の仮ばねの他の形態例を示す斜視図、第9図は第8
図の平面図、第10図は第8図の断面図、第11図は第
5図および第8図の仮ばねのばね荷重と圧11tとの関
係を例示するグラフ、第12図はベアリングのスラスト
荷重とスラスト変位量との関係を例示するグラフである
。 1・−・−モータハウジング、2−一一一一・−シャフ
ト、3−−−一−−・ターンテーブル、5 A、 5 
B−−−一・−ベアリング、6・・・・・・・板ばね(
予圧ばね)、7・・−・−ブツシュ、8・−・−・ロー
タ、11−一−−−−コイル、13−−−−−ステータ
ヨーク。 (7884)弁理士大音康毅 第3 図 第4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定間隔を設けて同軸に配置された2個のベアリ
    ングにシャフトを挿通し、前記2個のベアリングの外側
    端面を位置規制して組み付ける定位置予圧式のモータの
    軸受構造において、前記シャフトに弯曲状の板ばねを嵌
    合させるとともに、該板ばねが平ワッシャー状になるま
    でスラストを掛け、スラスト荷重によっても殆ど移動し
    ない状態で組み付けることを特徴とするモータの軸受構
    造。
JP13769189A 1989-04-11 1989-05-31 モータの軸受構造 Pending JPH033627A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13769189A JPH033627A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 モータの軸受構造
US07/505,223 US5128574A (en) 1989-04-11 1990-04-05 Brushless motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13769189A JPH033627A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 モータの軸受構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH033627A true JPH033627A (ja) 1991-01-09

Family

ID=15204551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13769189A Pending JPH033627A (ja) 1989-04-11 1989-05-31 モータの軸受構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH033627A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131651A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Denso Corp ヘッドアップディスプレイ装置
FR3092151A1 (fr) * 2019-01-24 2020-07-31 Pierre Riffaud Palier de précision de type crapaudine pour platine tourne-disques.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131651A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Denso Corp ヘッドアップディスプレイ装置
FR3092151A1 (fr) * 2019-01-24 2020-07-31 Pierre Riffaud Palier de précision de type crapaudine pour platine tourne-disques.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4892423A (en) Rotary actuator and fabrication process therefor
US6172847B1 (en) Rotational assembly for disc drive device having small runout and reduced axial displacement
US4701651A (en) Motor unit
US6734591B2 (en) Spindle motor
EP0307136B1 (en) Disk file including disk stack subassembly and method of assembly thereof
KR100272877B1 (ko) 스프링 변형 제한장치
US6715923B2 (en) Double row bearing device
JPH033627A (ja) モータの軸受構造
JP3294673B2 (ja) シャフトレス薄型モータ
JP2001140869A (ja) 複列軸受
US5820273A (en) Hard disc drive with a compound bearing assembly
EP0266991A2 (en) Magnetic preload for motor shaft bearing
JP3201100B2 (ja) 光磁気ディスクスピンドルモータ
US4393727A (en) Friction drive
JP2844379B2 (ja) スピンドルモータ
JPH0242062Y2 (ja)
JPH08251856A (ja) モータの軸受機構
JPH1138346A (ja) 動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ
JP2819342B2 (ja) スピンドルモータ
JP2542909B2 (ja) 軸受装置ならびに軸受装置の製造方法
US3968920A (en) Capstan and motor assembly
JPH102329A (ja) 軸受装置
JP2839899B2 (ja) 電動機
JP2541648Y2 (ja) キャリア機構
JP2530596Y2 (ja) デイスク装置のスピンドル軸受