JPH0335858Y2 - - Google Patents

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JPH0335858Y2
JPH0335858Y2 JP14066585U JP14066585U JPH0335858Y2 JP H0335858 Y2 JPH0335858 Y2 JP H0335858Y2 JP 14066585 U JP14066585 U JP 14066585U JP 14066585 U JP14066585 U JP 14066585U JP H0335858 Y2 JPH0335858 Y2 JP H0335858Y2
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JP
Japan
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hydraulic
engine
lever
hydraulic cylinder
switching
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JP14066585U
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JPS6249638U (ja
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエンジン無負荷、高速回転時に自動的
にエンジン回転を低速にしかつ2段階に選択でき
る機能を持つと共に、負荷時には自動的に高速回
転に復帰するようにした油圧シヨベルのエンジン
回転制御に関するものであるが、ブルドーザ、ホ
イールローダ等、エンジン馬力を油圧に変換し、
この油圧により駆動される建設機械にも適用しう
る。
〔従来の技術〕
例えば、油圧シリンダのON−OFFの作業機用
のメイン油圧ポンプの圧力を検知し、この圧力が
高くなれば回路中のパイロツト切換弁をポンプの
圧力により切換え、油圧シリンダの回路をタンク
ポートに接続し、シリンダに入つているスプリン
グ力によりガバナ制御レバーを戻す機構で、実開
昭58−156136〜昭58−156140等が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来技術の場合、コントロールバルブのス
プールをある程度引きシリンダ等のアクチユエー
タが動き始める時、ポンプに圧力が発生してから
シリンダが動き、エンジン回転を復起させるた
め、アクチユエータが作動中にエンジン回転があ
るため、スピードの変化がある。また急速にコン
トロールバルブのスプールを切換えた場合、エン
ジン回転が十分立ちあがつていない時に全負荷が
かかるためエンジンドロツプを発生する恐れがあ
る。また前記従来技術ではエンジン回転が中速以
下の場合は制御できない。
〔問題点を解決するための手段〕
コントロールバルブのスプールが、数mm動いて
から油がアクチユエータに供給されるというスプ
ールの開口タイミングに着目し、スプールがわず
かにストロークしたことを電気的に検知し、アク
チユエータが動く前に油圧シリンダをOFFしエ
ンジン回転を復帰させ、かくして急負荷投入時の
場合もエンジンドロツプを解消させる。また、シ
リンダストロークを2段階とし、中速以下の制御
を可能にする。
〔作用〕
コントロールバルブスプールに連結した切換レ
バーの動きをスイツチが検知し、エンジン無負荷
状態の場合、その回転数を低下させると共に負荷
時にアクチエータ側に油が流れエンジンに負荷が
作用する以前にスイツチを働かせエンジン回転を
早期に初期設定状態に戻す。又、切換スイツチに
より低下させる回転数を2段階に選択し、無負荷
時における燃料消費量の低減と騒音の低減を行
う。
〔実施例〕
第1図はエンジン停止状態を示し、第2図はエ
ンジンの最高回転数付近で切換レバーを換作し油
圧シヨベルが稼動中の状態を示し、第3図は切換
レバーを中立とした無負荷状態を示すものであ
る。第1図乃至第3図において、1は図示しない
油圧シヨベルに搭載されたエンジン、2は該エン
ジン1の回転数を設定するアクセルレバーであ
る。上記エンジン1にはエンジン出力軸1Aを介
して油圧ポンプ3,4,5が接続されている。こ
のうちの油圧ポンプ3,4より吐出された圧油は
切換弁6,7を通り図示しない走行モータやブー
ム、アーム、バケツトなどを動かす油圧シリンダ
等へ供給されるようになつている。ポンプ5は同
じようにエンジン1により駆動されるパイロツト
ポンプで専用回路を有し、この回路上に設けたリ
リーフバルブ8と切換スイツチ15により開閉さ
れる電磁弁17で制御されるリリーフバルブ26
があり、設定圧力はリリーフバルブ26よりリリ
ーフバルブ8の方が高圧になつており、第1図で
は切換スイツチ15がON状態であるため電磁弁
17が開となり低圧側のリリーフバルブ26が作
動することとなる。切換弁6,7にはこれを操作
するための切換レバー9がロツド10を介して切
換弁6,7のスプールにピン結合されている。こ
の各々のロツド10の中間付近にカム11を設け
更にカム11に接するようにローラ12をローラ
支持ロツド13を介して取付け、切換レバー9の
動きをカム11とローラ12を用いて別方向の動
きに変換する機構を設け更にこのローラ支持ロツ
ド13の動きをON−OFFの電気信号として取り
出すスイツチ14と連動している。従つて切換レ
バー9のいずれかを動かすことによりカム12も
同時に動き、このカム12によりローラ12とロ
ーラ支持ロツド13が図中の右方に移動しスイツ
チ14をOFFさせることになる。このスイツチ
14から出た電気信号は電磁弁16を開閉させ
る。
一方、エンジン1の回転数を設定するアクセル
レバー2は、アクセルワイヤ18を介し、エンジ
ン1に19Bでピン結合しているブラケツト19
に接続している。更にブラケツト19に設けたボ
ス19Aとエンジン1にある噴射ポンプ23のガ
バナ制御レバー23Aとにスプリング22を介し
て接続されまたブラケツト19のボス19Aとガ
バナ制御レバー23Aとには片端が長穴を有する
連結棒20がピン結合されている。従つてアクセ
ルレバー2を引くとアクセルワイヤ18を介して
ブラケツト19がピン結合部19Bを回転中心と
して動きブラケツト19にあるボス19Aも同じ
く動き、これによりボス19Aとガバナ制御レバ
ー23Aとに連結しているスプリング22を介し
てガバナ制御レバー23Aを動かしエンジン1の
回転数を上げる作用をする。一方、連結棒20の
端部付近にエンジン1に取りつく油圧シリンダ2
5があり油圧ポンプ5の圧油で電磁弁16を介し
て駆動されるようになつている。アクセルレバー
2をフル操作しエンジン1が最高回転付近で、油
圧シヨベルが稼動している状態では、切換レバー
9のいずれかを操作している。第2図では切換レ
バー9Aを操作している状態を示す。切換レバー
9Aを動かしているためスイツチ14はOFFと
なり電磁弁16は閉状態で、パイロツトポンプ5
の圧油は電磁弁17が開でかつ設定圧力の低いリ
リーフバルブ26を通りタンクへ戻つている。
この状態から切換レバー9Aを中立に戻し油圧
シヨベルの動きを止めた場合を第3図に示す。こ
の時エンジン1は無負荷最高回転の状態である
が、切換レバー9が中立となるためスイツチ14
がONとなりパイロツトポンプ5の圧油は電磁弁
16を通り油圧シリンダ25を動かすことにな
る。油圧シリンダ25には大スプリング25Bと
小スプリング25Cが入つており、圧油によりピ
ストン25Aが動くが、大スプリング25Bの諸
元を低圧に見合う値にしておくことにより、フル
ストロークせずに中間ストロークでバランスし、
そのシリンダ25のストローク分連結棒20を動
かし噴射ポンプ23のガバナ制御レバー23Aを
強制的に戻すことになるが、連結棒20の片端が
長穴になつているため連結棒20が動き、ガバナ
制御レバー23Aも動く、これによりスプリング
22も伸長するが、アクセルレバー2の回転中心
2Aには通常摩擦力でアクセルレバー2を固定し
ているため、スプリング22の伸長力より摩擦力
を大きくしておけば制御レバー23Aを強制的に
戻しエンジン1を低速回転にさせてもアクセルレ
バー2は初期のセツト位置を保つこととなる。
この状態で次に切換レバー9のいずれかを操作
すればスイツチ14がOFFとなり電磁弁17が
閉じ、油圧シリンダ25の回路はタンクラインに
つながる。又油圧シリンダ25にはピストン側に
スプリング25Bが入つており、このため強制的
にピストン25Aが戻り、油圧シリンダ25内の
油はタンクに戻ることになる。ピストン25Aが
戻ることにより連結棒20の押付力がなくなり、
油圧シリンダ25の押付力により伸長していたス
プリング22のバネ力によりガバナ制御レバー2
3Aを引くこととなり、エンジン1の回転数は自
動的にアクセルレバー2で設定した所まで上昇す
ることとなる。一方、第3図の状態から切換スイ
ツチ15をOFFにすると電磁弁17は閉となる
ため低圧リリーフ弁16にかかり高圧リリーフ弁
8が作動し、パイロツトポンプ5の圧油は高圧リ
リーフ弁8で設定された値に上昇する。従つて油
圧シリンダ25は大スプリング25Bと小スプリ
ング25Cの組合せた力に見合う分ストロークす
ることとなり、更に連結棒20を押すためエンジ
ン1の回転数は低圧リリーフ弁26が作動してい
る場合より更に低下することになる。
以上に説明した如く、本考案の特徴は、切換レ
バーの9の動きをスイツチ14で検知し、エンジ
ン無負荷状態の場合その回転数を低下させると共
に切換スイツチ15により低下させる回転数を2
段階に選択できることであり、これにより、無負
荷時の燃料消費量の低減と騒音の低減に寄与する
ことができる。
〔考案の効果〕
本考案によりエンジンが高速回転域でかつ無負
荷時に、噴射ポンプのガバナ制御レバーを強制的
に低速側へ戻しエンジンを低速回転数にすること
ができ、無負荷時の燃料消費量を低減し、騒音レ
ベルも低下させる効果がある。また、低下する回
転数を2段階化とし、運転者が任意に選択でき
る。1段のみであればエンジン回転数が高速域に
セツトされている時のみ働き、例えば2000rpm→
1400〜1500rpm程度まであり中速域(1400〜
1500rpm位)にセツトして仕上作業などに使用す
る場合、回転は低下しなかつたが本考案では、2
段階式で切換スイツチによりエンジンフル時は勿
論、中速域でも低下(例えば1500rpm→
1000rpm)できるため効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案油圧シヨベルのエン
ジン回転制御装置に使用する油圧回路の実施例で
あり、第1図はエンジン停止状態を示し、第2図
はエンジンの最高回転数付近で油圧シヨベルが稼
動中の状態を示し、第3図はエンジンの最高回転
数付近で無負荷状態を示す。第4図は従来装置の
油圧回路を示す。 1……エンジン、2……アクセルレバー、3,
4,5……油圧ポンプ、6,7……切換弁、8,
26……リリーフバルブ、11……カム、12…
…ローラ、14,15……スイツチ、23A……
ガバナ制御レバー、25……油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン回転低減用油圧シリンダの駆動用とし
    て作業機駆動用油圧シリンダの油圧回路から独立
    した油圧回路を設け、前記油圧回路に電磁弁で切
    換えられて同回路の油圧を高、低2段階に制御す
    る2ケのリリーフバルブを配設し、前記エンジン
    回転低減用油圧シリンダに印加する油圧を2段階
    に制御して同シリンダのストロークを2段階に作
    動させるように、また油圧シヨベルの切換弁の動
    きを検知するスイツチを設け、前記スイツチによ
    り前記エンジン回転低減用油圧シリンダのON、
    OFF用電磁弁を制御するようにしたことを特徴
    とする油圧シヨベルのエンジン回転制御装置。
JP14066585U 1985-09-17 1985-09-17 Expired JPH0335858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14066585U JPH0335858Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14066585U JPH0335858Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6249638U JPS6249638U (ja) 1987-03-27
JPH0335858Y2 true JPH0335858Y2 (ja) 1991-07-30

Family

ID=31047725

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14066585U Expired JPH0335858Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JPS6249638U (ja) 1987-03-27

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