JPH0333940A - 評価用マイクロプロセッサ - Google Patents

評価用マイクロプロセッサ

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JPH0333940A
JPH0333940A JP1169476A JP16947689A JPH0333940A JP H0333940 A JPH0333940 A JP H0333940A JP 1169476 A JP1169476 A JP 1169476A JP 16947689 A JP16947689 A JP 16947689A JP H0333940 A JPH0333940 A JP H0333940A
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bus
write
cycle
bus cycle
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JP1169476A
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Satoshi Ikei
池井 聡
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、評価用マイクロプロセッサに関し、特にパイ
プラインアーキテクチャを備えた評価用マイクロプロセ
ッサの実行トレースデータの補正手段に関する。
〔従来の技術〕
一般に、評価用マイクロプロセッサは、評価対象とする
マイクロプロセッサと全く同等の動作をし、その上デバ
イス内部の各種制御信号および動作ステータスをデバイ
ス外部に出力するデバッグ用機能を備えている。従って
、この様な評価用マイクロプロセッサをターゲットシス
テム上で動作させ、そのデバッグ機能を監視する事によ
り、デバイス内部の動作を掌握する事ができ、デバイス
の実行動作過程等を容易に解析する事が可能となる。
この種の評価用マイクロプロセッサは、実際にはターゲ
ットシステムに直結組込まれてf受用される訳ではなく
、通常インサーキットエミュレータと呼ばれるマイクロ
プロセッサ開発支援装置において使用される。このイン
サーキットエミュレータは、基本的にはこの評価用マイ
クロブロセ・ンサと、評価用プログラム(ターゲットシ
ステム上で動作するプログラム)を記憶し評価用マイク
ロプロセッサにより実行される事を可能とするプログラ
ム記憶装置と、予め指定したプロセッサの特定条件によ
りマイクロプロセッサの実行を停止するブレーク回路と
、プロセッサの実行過程を記憶しておくトレース装置と
を備えている。
つまり、評価用マイクロプロセッサはインサーキットエ
ミュレータ内で評価用プログラムの実行を行い、ターゲ
ットシステムとの直接のインタフェースはプローブと呼
ばれるケーブルを介して行なわれる。ターゲットシステ
ム上の本来評価対象とするマイクロプロセッサが組み込
まれる場所に、このプローブを接続する訳である。
この様なインサーキットエミュレータを用いて評価用プ
ログラムの実行を行い、同時に評価用マイクロプロセッ
サの実際のバスの動作(バスサイクル)および前述のデ
パック機能(情報)を1ヘレースする事により、評価用
プログラムの実行過程を検証する事ができる。
このトレース装置を用いた評価用プロゲラ11の検証方
法には、次の2つの方法がある。
第1の方法は、ある指定されたポイントから評価用マイ
クロプロセッサの実行を開々hし、指定された特定ポイ
ン1〜で実行を停止する。すなわち、割り込み等を用い
て待機状態とする。この時トレース装置には、プロセッ
サのスタートからストップまでのバスサイクル及びデパ
ック情報が記憶されており、これらを参照する事により
、プログラムの検証を行う方法である。
第2の方法は、基本的には評価用プロセッサの実行を停
止せず、指定された特定条件に一致する区間又はポイン
トのみをトレースする方法である。
第1の方法では、プログラムのマクロ的な流れを検証す
る場合に都合が良い。しかし、トレース装置の記憶容量
は、一般に2に〜4にステップと有限であるため、長い
プログラムの検証では、何回かに分割して検証を行う必
要がある。従って、プログラムの初期論理検証に有用で
あり、割り込み等を多用したリアルタイム系(プロセッ
サの停止は好ましくない)のプログラム検証には不向き
である。
一方、第2の方法では、特定区間またはポイントのみを
トレースする事により、トレース装置の記憶容量に大き
く制限を受ける事なくプログラムの検証が可能となり、
またプロセッサを停止する事なくトレース内容を検証で
きる。すなわち、バックグラウンドでプロセッサを動作
させたまま、トレース装置の記憶内容のみを参照すれば
よく、従ってリアルタイムシステム系のプログラム検証
に有用である。しかし、特定区間またはポイントのみの
トレースであるため、評価用プログラム全体の検証には
適さない。
この様に第1の方法、第2の方法とも長所・短所を持つ
ため、通常インサーキットエミュレータでは双方の機能
を備えている。
次に、トレース装置に記憶されたデータは、前述した様
に評価用マイクロプロセッサのバスサイクルおよびデパ
ック用情報であり、基本的にはこれらのトレース結果デ
ータを表示装置等を用いてそのまま表示したり、逆アセ
ンブルして、二−モニック形式で表示してやればよい。
この様にして表示されたバスサイクルデータは、評価用
マイクロプロセッサの実際のバス動作そのものを示して
いる。
この様なトレース結果データの表示方法は、命令フェッ
チキュー等を持たない、またパイプライン動作を行なわ
ない比較的低位マイクロプロセッサのプログラム検証に
利用されている。つまり、通常命令コードの最初の実行
に同期して出力されるM1信号(デバッグ情報〉をコー
ドフェッチ時にフェッチデータと共に記憶しておく事に
より、このM1信号を目印にトレース結果データに対し
逆アセンブル処理を施してやればよい。なお、命令フェ
ッチキュー等を持たす、パイプライン動作を行なわない
マイクロプロセッサにおいては、バスの動作そのものが
実行ユニットの動作に同期している。
一方、命令フェッチキューを持ちパイプラインアーキテ
クチャを採用している高位マイクロプロセッサにおいて
は、前述の様な評価用マイクロプロセッサの実際のバス
動作をそのまま表示したり、逆アセンブル表示してもプ
ログラムの検証を実現できない。
それは次に示す様な不具合が生じるためである。
(1)分岐命令1割込み等を実行し、プログラムの流れ
が変わる場合、命令キューにプリフェッチされた命令コ
ードは実行されず捨てられてしまう。ところが、評価用
マイクロプロセッサの実際のバス動作のみトレース及び
表示している限り、捨てられた命令についても実行され
た様に見えてしまう。
(2)前述した様にM1信号を目印にトレース結果デー
タに対し逆アセンブル表示を行うが、記憶装置から命令
キューへのM1信号が出力された命令コードのフェッチ
バスサイクルが、命令コードの最初に該当する事を示し
ている訳ではない。何故ならば、この時のMl信号は、
既に命令キューにプリフェッチされている命令コードの
最初の実行に同期して出力される信号であり、このM1
信号と命令コードのフェッチ・バスサイクルに何ら関連
性はない。従って、M1信号を目印に単純に逆アセンブ
ルする事はできない。
(3〉命令の処理(命令デコード及びそれに伴う演算処
理、レジスタトランスファ等)を行う実行ユニットと、
記憶装置に対するデータアクセス処理等を行うバス・コ
ントロールユニット(BCU)が完全にパイプライン動
作を行う様な高位マイクロプロセッサにおいては、CP
U部で処理されてBCUに受は渡されたデータアクセス
動作と、そのアクセス動作を引起した命令との関連性が
評価用マイクロプロセッサの実際のバス動作のみをトレ
ース及び表示している限り解らない。
例えば、CPUである命令処理を行った結果、記憶装置
にレジスタAのデータを書込む場合、CPUはB CL
Jに対しデータのストア要求を出し、BCUにストアデ
ータを受は渡す(BCU内のライトバッファにレジスタ
Aのデータを書込む〉と同時に次の命令処理を開始する
。一方、BCUではストアデータを適当なタイミングで
記憶装置に書込む。なお、記憶装置からのデータ・ロー
ドに関しては、ロードデータがCPU部に受渡されない
限り、CPU部は次の命令処理を開始しないため、BC
UとCPUの動作は同期関係を保っている。
この様なパイプラインアーキテクチャを備えたマイクロ
プロセッサに対し、デバイスの動作レベルではなくプロ
グラム実行の流れを検証する為にはトレース装置に記憶
された評価用マイクロプロセッサの実際のバス動作とデ
パック情報に対し、ソフトウェアを用いて実行されたプ
ログラムに関してのみの解りやすい形にアレンジして表
示する必要がある。
具体的には以下に示す様なソフトウェアによる操作が必
要となる。
1)命令キューにプリフェッチされて、かつ実行されな
かったフェッチデータは削除し表示しない 2〉バスサイクルのトレース結果データに対し、命令コ
ードの最初を示すフェッチサイクル(Mlサイクル)を
対応づける。又、対応づけられたM1サイクルに基づき
逆アセンブルを行い二−モニツク表示をする。
3)記憶装置に対するデータリード・ライトアクセスフ
レームをその原因となった命令(2)で示す二−モニツ
ク表示)に対応づける。
以上の様なソフトウェア操作を実現する為に一般には次
のキュートラッキングという手法が用いられている。
キュートラッキングは、キューにプリフェッチされてい
て、かつ未実行状態の命令数(キューの深さ−キューデ
プス)を常にトレース装置に記憶させておき、このキュ
ーデプスを用いてソフI・ウェア操作を行なう手法であ
る。
キューデプスの生成に関しては、通常評価用マイクロプ
ロセッサからデパック情報とし、キューに対してN個の
命令を書込んだ事を示す信号(キエーライト信号)と、
キューからに個の命令を読出した事を示す信号(キュー
リード信号)およびキューに貯えられている命令をすべ
て捨てる事を示す信号(キューフラッシュ信号)等が出
力されている為、これらの信号を用いてカウンタ(外部
回路で作成する〉のアップカウント、ダウンカウンl−
、クリアを行う事により実現している。
次に、前述した3段階1)・〜3)のソフトウェア操作
に関し、従来技術のキュー1〜ラツキングによる具体的
な方法を以下に示す。
■分岐命令1割込み実行等により、プログラムの流れが
変った時の、分岐先の最初の命令コードフェッチ時に、
キューフラッシュされる直前のキューデプスをトレース
装置に出力し、このフェッチバスサイクル(分岐バスサ
イクル〉の記憶と同時にキューデプスの値を記憶してお
く。従ってトレース結果データに対し、分岐バス・サイ
クルをサーチしその時のキューデプスを参照する事によ
り、実行されずにキューから捨てられた命令数を得る事
ができ、トレース結果データから、そのフェッチバスサ
イクルを削除する。
■M1信号が出力された時のキューデプスをトレース装
置に出力し記憶しておく。従って、トレース結果データ
に対し、M1信号をサーチし、その時のキューデプスを
参照する事により、命令キューにプリフェッチされ実行
される命令コードの最初のオペコードと、トレース装置
に記憶されているそのオペコードのフェッチバスサイク
ルを対応づける。M1信号が出力された時のキューデプ
ス分前に発生したフェッチバスサイクルが、命令の第1
コードフエツチサイクルとなる。
■記憶装置に対するデータリード・ライトアクセスフレ
ームに関しては、データリードアクセス・データライト
アクセスを別々の手法により、その原因となった命令に
対応づける。
データリードアクセスは、データリードバスサイクル発
生時のキューデプスをトレース装置に記憶しておく。従
って、トレース結果データに対しデータリードバスサイ
クルをサーチし、その時のキューデプスを参照する事に
より、そのデータリードバスサイクルの原因となった命
令を対応づける。データリードバスサイクルが示すキュ
ーデプス分前に、発生したフェッチバスサイクルが、原
因となった命令コードセットを示す。
データライトアクセスは、前述した様にCPUの動作と
BCUの動作に関連性を持たない為、このデータライト
アクセス時のキユ−デプスは意味を持たない。従って、
トレース結果データのデータライトバスサイクルと、こ
の原因となった命令との対応付けは次の様にして行う。
(a)CPU部からBCU内のライトバッファに対する
ストアデータ書込みサイクル(デパック情報として評価
用マイクロクプロセッサから出力されている)をトレー
ス装置に出力し、記憶しておき、その時のキューデプス
の値も同様に記憶しておく。
(b)トレース結果データに対し、(a)の書込みサイ
クルをサーチすると同時に、その後最初に発生したデー
タライトバスサイクルをサーチして対応づける。
(c)前述(a)の書込みサイクル時のキューデプスを
参照する事により、その書込みサイクルの原因となった
命令を対応づける。書込みサイクルが示すキューデプス
分前に発生したフェッチバスサイクルが原因となった命
令コードセットを示す。
(d)前述(c)の書込みサイクルとその原因となった
命令の対応づけと、(b)でのデータライトバスサイク
ルと書込みサイクルの対応づけ双方を利用してデータラ
イトバスサイクルとその原因となった命令を対応づける
以上示した様に、命令フェッチキューを持ちパイプライ
ンアーキテクチャを採用している高位マイクロプロセッ
サのプログラム検証においては、ソフトウェアを用いた
トレース結果データのアレンジメントが必要不可欠なも
のとなっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように命令フェッチキューを持ちパイプラインアー
キテクチャを採用している高位マイクロプロセッサの、
プログラム実行の流れを検証する場合において、従来の
記憶装置に対するデータライI・バスサイクルとその原
因となった命令との対応付けに関するソフトウェア操作
では、CPU部からBCU内のライトバッファに対する
ストアデータ書込みサイクル及びその時のキューデプス
をトレース装置に記憶しなければならない。ところが、
この書込みサイクルに関するトレース情報は、パイプラ
イン動作を行うプロセッサのバスサイクルの補正に必要
なデータであり、プログラム評価者には直接的には必要
のないものである。従って、プログラム評価者が利用で
きるトレース容量(深さ)が見かけ上減少してしまうと
いう欠点がる。
データライトバスサイクルに対し必らず1対のプログラ
ム評価者にとって不要な書込みサイクルが存在するので
、データ転送等を多用するプログラムにおいては、この
不要トレース情報が無視できない。
また、この書込みサイクル自体をトレース装置に記憶し
なければならない為、トレース容量〈幅〉を増やさなけ
ればならない。一般に、この書込みサイクルを示す情報
は、評価用マイクロプロセッサのデパック用情報として
5〜6本のステータス端子を用いてデバイス外部に出力
されている。従って、これらの端子を余分にトレースし
なければならないという欠点がある。
一方、BCU内にライトバッファをキュー形式で2段も
つマイクロプロセッサにおいて、従来の技術で述べた指
定された、評価用マイクロプロセッサの特定条件に一致
する区間のみのトレースを行った場合、従来のデータラ
イトバスサイクルとその原因となった命令との対応付け
に関するソフトウェアアレンジメントでは、対応付けが
著じるしく困難な烏合があり問題となる。
例えば、評価用マイクロプロセッサにおいて、第6図(
a)に示す様なバスサイクルが発生し、同時にトレース
装置に第6図(b)に示す様な区間のみ、バスサイクル
が記憶された場合このトレース情報だけでは、データラ
イトバスサイクルj 16mは、BCUライトバッファ
書込みサイクル上34.に対応する様に判断してしまう
ところが実際には、第6図(a)に示す様に、デ−タラ
イトバスサイクルtt6は、BCUライトバッファ書込
みサイクル自体2に対応し、従って、従来のソフトウェ
ア操作の方法では、区間トレースを行った場合、ライト
バスサイクルの補正が基本的にはできないという欠点が
ある。
本発明の目的は、このような欠点を除き、CPU部から
BCU内のライトバッファに対するストアデータ書込み
サイクルに関するデパック情報を用いずに、記憶装置に
対するデータライトバスサイクルとその原因となった命
令との対応付けができ、従って、トレース装置で書込み
サイクルに関するデパック情報をトレースする必要はな
く、またBCU内にライトバッファを2段もつマイクロ
プロセッサにおいて、特定区間トレースを行った場合も
データライトバスサイクルとその原因となった命令の対
応付けを容易に実現できるようにした評価用マイクロプ
ロセッサを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の構成は、CPUからなる実行ユニットと、命令
フェッチキューと、これら命令フェッチキューおよび実
行ユニットから記憶装置に対するデータストア要求に従
ってそのストアデータを一旦保持するライトバッファを
持ちアドレスバスおよびデータバスと接続されるバスコ
ントロールユニットとを備え、任意のバスサイクルで前
記ライトバッファ内のストアデータの書込み動作を行い
、バイグラインアーキテクチャを用いた高位マイクロプ
ロセッサの検証を行なう評価用マイクロプロセッサにお
いて、前記実行ユニットから前記ライトバッファに対す
るデータストア動作発生時に有効レベルとなってその状
態が保持され、前記ライトバッファから前記記憶装置に
対する前記ストアデータ書込みバスサイクル発生時に非
有効レベルとなる制御信号を回路外部に出力するデバッ
グ用回路を有する事を特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の評価用マイクロプロセッサ
の内部ハードウェアのブロック図を示している。本実施
例は、BCU2内にライトバッファ3を一段持つ評価用
マイクロプロセッサの記憶装置に対するデータライI・
バスサイクルとその原因となった命令との対応付けに関
するソフトウェア操作に必要な書込みサイクル補正用制
御信号の生成、及びその対応付けが可能となっている。
実行ユニット(CPU)]、、バスコントロールユニツ
)(BCu)2.ライトバッファ3.命令キュー4の動
作は従来技術で詳細に述べている。
従って、ここでは書込みサイクル補正用制御信号(BU
SY)8の動作とその信号を用いたソフトウェア操作方
法についてのみ述べる。
CPUIから記憶装置に対するデータストア要求が生じ
ると、内部アドレステータバスにストアアドレス・スト
アデータ等の有効データが出力され、同時に、負論理の
BCUCU内ライトバツフア3込号BWR5がアクティ
ブとなり、ライトバッファ3に必要データが書き込まれ
る。一方、負論理の内部ハードウェアリセット信号6に
よりロウレベルのBUSY信号8を出力していたD−F
F7は、BWR信号5の後縁により、有効レベル(ハイ
レベル〉のBUSY信号8を出力する。
次に、適当なタイミングで、ライトバッファ3内のスト
アデータの記憶装置に対するデータライトバスサイクル
が生じ、アドレスバス9およびデータバス10への有効
データ出力と共に、負論理のライト信号WR12がアク
ティブとなると、そのライト信号12の後縁で、D−F
F7の出力であるBUSY信号8が非有効レベル(ロウ
レベル)を出力する。
なお、ライトバッファ3が、いっばいになっている状態
の時、CPU 1から再度データストア要求が生じた場
合、ライトバッファ3か空になるまで、CPUIの動作
は、待たされる。BCU2がらCP U 1に対しスト
ア動作を待たせる制御信号が、内部制御バスを介して出
力されており、BWR信号5はアクティブとならない。
以上述べた様な動作をするBUSY信号8と評価用マイ
クロプロセッサのバスサイクルとの関係を第2図に示す
次に、BUSY信号8を用いた、記憶装置に対するデー
タライトバスサイクルとその原因となった命令との対応
付けに関するソフトウェア操作方法(トレースデータ補
正方法)について第2図に示したバスサイクルの一例を
用いて説明する。
第2図に示したBUSY信号8をトレース装置に出力し
、アドレスバス9、データバス10に発生するバスサイ
クルと共に記憶しておく。
トレース装置の動作終了後、記憶されているトレースデ
ータの中からデータライトバスサイクル(第2図ではt
4に対応)をサーチする。
この時、同時に1〜レースされたBUSY信号8は有効
レベルを示している。
次に、このデータライトバスサイクル上4より前に発生
したバスサイクルの中でBIJSY信号8が最初に非有
効レベルとなっているバスサイクル(第2図では命令フ
ェッチサイクル1.に対応)をサーチする。
この命令フェッチバスサイクルし、と同11.’fに1
1己憶されたキューデプスを参照する事により、このデ
−タライトバスサイクルLLと、原因とな−)た命令を
対応1・1ける。命令フヱッー1−バス11イク/L1
、が示すキューデプス分前に発生したフェッチバスサイ
クルが、原因となった命令コードセットを示す。
何故なら、BUSY信号8が有効レベルを示している命
令フェッチバスサイクル12,1.は、BCU−ライト
バッファに対する書込みサイクルj1m終了後に発生し
たバスサイクルであり、明らかにこれらの命令によりデ
ータライトバスサイクル上4が発生した訳ではない。
従って、CPUの実行に同期しているBCUライトバッ
ファに対する書込みサイクル七〇より以前に(同時も含
む)発生した、最初のバスサイクルのキューデプスを利
用して対応付けを行う事ができる。
この様に、BUSY信号8及びキューデプス(キュート
ラッキング回路出力)をアドレスバス9、データバス1
0に発生ずるバスサイクルと共にトレース装置に出力し
、記憶する事により、記憶装置に対するデータライトバ
スサイクルと、その原因となった命令との対応付けが容
易に実現できる。
この様な評価用マイクロプロセッサ及びソフトウェアア
レンジメントを用いたマイクロプロセッサ開発支援装置
のトレース部に関するブロック図を第3図に示す。
本実施例の評価用マイクロプロセッサ20は、BUSY
信号8の出力機能を有する評価用マイクロプロセッサで
ある。
この評価用マイクロプロセッサ20を用いたマイクロプ
ロセッサ開発支援装置は、アドレスバス9、データバス
10.デパック用情報11及びキュートラッキング回路
22出力(キューデプス)とBUSY信号8とをトレー
ス装置23に出力し、記憶している。
第4図は本発明の第2の実施例の評価用マイクロプロセ
ッサの内部ハードウェアのブロック図を示している。本
実施例ではBCU2a内にライトバッファ15をキュー
形式で2段(a)、(b)もつマイクロプロセッサの記
憶装置に対する、データライトバスサイクルとその原因
となった命令との対応付けに関する、ソフトウェア操作
に必要な書込みサイクル補正用制御信号の生成、及びそ
の対応付けについて示している。CPU]、、BCU2
、ライトバッファ15、命令キュー4の動作は第1の実
施例と同じである。
ここでは、2つの潜込みサイクル補正用制御信号(BU
SY)17.18の動作と、これらの信号17.18を
用いたソフトウェア操作の方法について説明する。
第1の実施例と同様に、BWR5信号がアクティブとな
り、ライトバッファ15の1つに、ストアアドレス・ス
トアデータ等の有効データが書込まれると、内部ハード
ウェアリセット信号(負論理)6により、非有効レベル
(ロウレベル)のBUSY信号1信号16SY信号17
を出力していたアッブダウンカンウタ16は、BWR信
号5の後縁により、アップカウントされ、「IJ、即ち
BUSY信号17が1(有効レベル)BUSY信号1信
号18非有効レベル)を出力する。
次に、再びライトバッファ15の1つにデータストア動
作が発生すると、カウンタ16は再びアップカウントさ
れ、「2」すなわちBUSY信号17が1(有効レベル
)BU、SY信信号181(有効レベル)を出力する。
尚、この状態で、再度CPUからのデータストア要求が
生じた場合、その実施例と同様に、CPUの動作は、ラ
イトバッファに空が生じるまで待たされる。(BWR信
号5はア・クチイブとならない。〉 一方、第1の実施例と同様に適当なタイミングで、ライ
トバッファ15内のストアデータの書込みサイクルが生
じると、そのライト信号12の後縁により、カウンター
6はダウンカンラントされ、ライトバスサイクルの発生
毎にその出力は’IJ  (BUSY信号17が1、B
tJSY信号18信号18ro」 (BUSY信号17
がO,BUSY信号1信号18となる。つまりBtJS
Y信号17、BUSY信号1信号18段のキュー形式の
ライトバッファ15のキュー状態を示している。
以上述べた様なりUSY信号17.18と評価用マイク
ロプロセッサのバスサイクルとの関係は、第5図のタイ
ミング図に示される。
次に、BUSY信号17.18を用いたデータライトバ
スサイクルと、その原因となった命令との対応付けに関
するソフトウェア操作(トレース\ データ補正方法)について、第5図を用いて説明する。
第1の実施例と同様に、記憶されているトレースデータ
の中からデータライトバスサイクル(第5図ではt16
及びt18に対応)をサーチする。この時同時に記憶さ
れているBUSY信号17.BtJsY信号18のレベ
ルを9照する。
データライトバスサイクルt16の発生時、BUSY信
号17.BUSY信号18の双方の信号は共にrllを
示しており、ライトバッファ15は共に詰っている事を
示している。従って、ライ1〜バスサイクルt16は、
2サイクル前のデ−タストア動作(BCUライトバッフ
ァ書込みサイクル)に対応する。つまり、このデータラ
イトサイクルtI6より前に発生したバスサイクルの中
でBUSY信号17.BUSY信号18が、2回のカウ
ントアツプ動作を示す直前のバスサイクル(第5図では
t目に対応)をサーチし、その時のキューデプスを参照
する事により、このデータライトバスサイクルj+6と
その原因となった命令を対応1寸ける。この対応付けに
関しては、第1の実施例と同じである。同様に、データ
ライトバスサイクルt18の発生時のBUSY信号17
.BUSY信号18は、それぞれ「1.+、ro」を示
しており、ライトバッファ15には片方のみストアデー
タが詰っている事を示している。
従って、ライトバスサイクルt’sは、1サイクル前の
データストア動作に対応する。つまり、このデータライ
トサイクルt18より前に発生したバスサイクルの中で
BUSY信号17.BUSY信号18が1回のカウント
アツプ動作を示す直前のバスサイクル(第5図ではt目
に対応)をサーチし、その時のキューデプスを参照して
同様に対応付ける。
以上示した様に、BUSY信号17.BUSY信号18
及びキューデプスをアドレスバス9.データバス10に
発生するバスサイクルと共にトレース装置に出力して記
憶する事により、BCU内にライトバッファをキュー形
式で2段持つ評価用マイクロプロセッサの記憶装置に対
するデータライトバスサイクルと、その原因となった命
令との対応付けが容易に実現できる。
また、従来の技術で述べた様に、ある特定区間のみI・
レースした場合において、従来のソフトウェアアレンジ
メントでは実現できない様な場合(第6図(b)に示す
様な区間のトレースを行った場合〉においても、正しく
ライトバスサイクルとその原因となった命令の対応付け
ができる。
例えば、第5図に示すバスサイクルの中で区間Xのみト
レースを行った場合において、データライトバスサイク
ルt16に対応する原因となった命令は、命令フェッチ
バスサイクルj +2  t11+11.14.t15
でない事が明白なため、プログラム実行過程を検証する
場合のトレース表示(従来技術で述べたソフトウェアア
レンジメント処理後の表示)においては、データライト
バスサイクルt16は削除する、又は最初に表示する等
、誤表示を排除する事ができる。
従来技術のソフトウェアアレンジメントでは、データラ
イトサイクルj+6がBCUCUライトバツフア書込イ
クルt22に対応付られ、実際にはデ−タライトバスサ
イクルt+8を引起した命令、例えば命令フェッチバス
サイクル上1□と対応付けられてしまう。
尚、この様な評価用マイクロプロセッサ及びソフトウェ
アアレンジメントを用いるマイクロプロセッサ開発支援
装置のトレース部に関する構成図は、第3図に示すもの
と同様に考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による評価用マイクロプロ
セッサは、CPU部からBC1J内のライトバッファに
対するデータストア動作発生時に有効レベルとなり、そ
のライトバッファから記憶装置に対するストアデータ書
込みバスサイクル発生時、非有効レベルとなる制御信号
をデバイス外部に出力する。従って、制御信号をトレー
ス装置に出力し、記憶する事で従来の記憶装置に対する
データライトバスサイクルと、その原因となった命令と
の対応付けに関するソフトウェア・アレンジメントで必
要としていた、CPU部からBCU内ライトバッファに
対するストアデータ書込みサイクルに関する情報を必要
とせず、つまりトレース情報をトレース装置で記憶しな
くても良いため、トレース装置の記憶容量(深さ1幅)
を有効に使用ることが出来るという効果がある。
また、BCU内にライトバッファをキュー形式で2段持
つマイクロプロセッサにおいて指定された区間のみトレ
ースを行った場合、従来技術では対応困難であったライ
トバスサイクルと、その原因となった命令の対応付けが
容易に実現できる(誤表示を排除できる)という効果か
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を評価用マイクロプロセッサ
の内部ハードウェアのブロック図、第2図は本実施例の
書込みサイクル袖正用制御信号とバスサイクルのタイミ
ング図、第3図は本実施例の評価用マイクロプロセッサ
を用いたマイクロプロセッサ開発支援装置のトレース部
に関するブロック図、第4図は本発明の第2の実施例の
ブロック図、第5図は本実施例の評価用マイクロプロセ
ッサに関するバスサイクルのタイミング図、第6図(a
)、(b)は従来の評価用マイクロプロセッサのバスサ
イクル及びトレース装置に記憶されたバスデータの一例
の模式図である。 1・・・実行ユニット(CPU)、2・・・バスコンロ
ロールユニット(BCU)、3.15・・・ライトバッ
ファ、4・・・命令フェッチキュー、5・・・B W 
RfZ号、6・・・内部ハードウェアリセット信号、7
・・・D−FF、8,17.18・ BUSY信号、9
・・・アドレスバス、10・・・データバス、】l・・
・デパック用情報、12・・・ライト信号WR113・
・・リード信号RD、14・・・AND回路、16・・
・アップダウンカウンタ、20・・・計価用マイクロブ
IVセノサ21・・・i−1価用プログラム記憶装置、
22、・、A・−、、−トラッキング回路、23・・・
トレース装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. CPUからなる実行ユニットと、命令フェッチキューと
    、これら命令フェッチキューおよび実行ユニットから記
    憶装置に対するデータストア要求に従ってそのストアデ
    ータを一旦保持するライトバッファを持ちアドレスバス
    およびデータバスと接続されるバスコントロールユニッ
    トとを備え、任意のバスサイクルで前記ライトバッファ
    内のストアデータの書込み動作を行い、パイプラインア
    ーキテクチャを用いた高位マイクロプロセッサの検証を
    行なう評価用マイクロプロセッサにおいて、前記実行ユ
    ニットから前記ライトバッファに対するデータストア動
    作発生時に有効レベルとなつてその状態が保持され、前
    記ライトバッファから前記記憶装置に対する前記ストア
    データ書込みバスサイクル発生時に非有効レベルとなる
    制御信号を回路外部に出力するデバッグ用回路を有する
    事を特徴とする評価用マイクロプロセッサ。
JP1169476A 1989-06-29 1989-06-29 評価用マイクロプロセッサ Pending JPH0333940A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6766225B2 (en) 2002-07-08 2004-07-20 Hyundai Motor Company Method for predicting dynamic behavior characteristics of a vehicle using screw theory

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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