JPH0333131Y2 - - Google Patents

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JPH0333131Y2
JPH0333131Y2 JP1982100662U JP10066282U JPH0333131Y2 JP H0333131 Y2 JPH0333131 Y2 JP H0333131Y2 JP 1982100662 U JP1982100662 U JP 1982100662U JP 10066282 U JP10066282 U JP 10066282U JP H0333131 Y2 JPH0333131 Y2 JP H0333131Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は超高圧の変電或いは開閉所に好適な密
閉形開閉装置に関する。
(従来の技術) 密閉形開閉装置は近年、都市部の電力需要増大
に伴い、都市近郊の狭いスペースへの据付けや、
周囲環境との調和をはかるために広く用いられて
いる。また、密閉形開閉装置は、増々、高電圧、
大容量化される傾向にあり、据付面積の縮小、耐
震性向上、並びに保守の簡素化が要求されてい
る。
第1図は、一般的な複母線方式一回線分の単線
結線図を示し、CBはしや断器、DS1は主母線
BUS1用の断路器、DS2は主母線BUS2用の断
路器、DS3は線路用断路器、BGはブツシングで
ある。
第2図、第3図は第1図に対応する構成機器を
配置した従来例で、同一符号は同一構成機器を示
す。
第2図において、しや断器CBが縦配置で、断
路器DS等の機器は2層配置であり、据付面積は
縮小できるが、機器の高さが高く、また上層部に
ある構成機器の保守が不便であつた。
また第3図においてはしや断器CBが水平配置
で、このしや断器CBの軸方向延長上に他の開閉
機器が配置されるため、機器高さは低減でき、ま
た保守も比較的容易であるが高電圧、大容量化に
伴い、しや断器CBが多点切りの長大なものとな
り、据付面積が大幅に増加する欠点があつた。更
にしや断器CBの点検が不便である欠点があつた。
(考案が解決しようとする課題) このように従来の密閉形開閉装置においては、
機器の高さを低減し併せて据付面積の縮小するこ
とができなかつた。
本考案は上記の点を考慮して成されたもので、
構成機器が、高電圧、大容量化した場合において
も、据付面積の縮小、耐震性の向上、容易な保守
が可能な密閉形開閉装置を提供することを目的と
する。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案においては、
絶縁媒体を封入し垂直に樹立したタンク内に、こ
のタンクの軸方向に接離自在に動作される固定側
および可動側電極部を備えたしや断部を収納配置
し、このしや断部からタンク外部に導出するため
の2つの口出部を、前記しや断部の動作軸方向と
直交する前記タンクの略同一平面上に位置する部
位に対向して設け、前記しや断部を接離動作させ
る操作装置を前記タンクの軸方向端部に配置され
るしや断部の第1の口出部を第1の断路器を介し
て母線に接続し、第2の口出部を第2の断路器を
介してブツシングに接続し、前記第1の断路器、
第1の口出部、タンク、第2の口出部、第2の断
路器及びブツシングを前記母線と直交するほぼ同
一垂直面内で直線的に配置し、前記第1及び第2
の断路器を前記第1及び第2の口出部の延長線上
に配置するとともに、前記固定側電極部を前記し
や断部の動作軸線上にあつて前記タンク内の操作
装置と反対側端部に設けた支持絶縁物により固定
支持し、前記可動側電極部を前記しや断部の動作
軸線上にあつて前記タンク内の前記操作装置側端
部に設けた支持絶縁物により支持している。
(作用) このように構成することにより、断路器等の機
器据付レベルを低減し母線の軸線方向及び母線と
直交する方向の長さを短くすることで据付面積を
縮小することができるとともに、しや断部の支持
部分に曲げ応力が作用することがない。
(実施例) まず本考案を説明するに先立ち、本案に使用す
るに適したしや断器の具体例を第4図及び第5図
を参照しながら説明する。
第4図は、点切りのガスしや断器を示すもの
で、SF6ガスを封入して接地電位にある垂直に樹
立した縦形のタンク1内には、このタンク1の長
手方向(タンク軸方向)に沿つてしや断部2が収
納配置され、このしや断部2は、タンク1の長手
方向端部に配置した操作装置3によつて開閉操作
される。この操作装置3は前記タンク1を支持す
る操作機構ケース4内に収納される。
前記しや断部2は、タンク1の軸方向に接離自
在に動作され対向配置された可動側電極部2Aと
固定側電極部2Bとで構成される。そして、可動
側電極部2Aは、しや断部2の動作軸線上にあつ
てタンク1内の操作装置3側端部に固着した支持
絶縁筒5を介して支持されている。また、固定側
電極部2Bは、しや断部2の動作軸線上にあつて
タンク1の操作装置3と反対側端部開口を閉塞す
る蓋1Aの内側に固着した支持絶縁物6を介して
固定支持されている。つまり、支持絶縁物6、固
定側電極部2B、可動側電極部2A、支持絶縁筒
5及び操作装置3は略同一軸線上に配置されてい
る。
前記しや断器2はパツアア形しや断部として形
成されるもので、操作装置3の駆動により絶縁ロ
ツド7を介して連結駆動される可動接触子8を固
定側電極部2Bに接離される。そしてしや断時に
は可動接触子8と一体に駆動するパツアアシリン
ダ9と、このシリンダ9内に配置されたパツアア
ピストン10によつて形成されるパツアア室11
内のSF6ガスを圧縮し、接触子間に発生するアー
クに吹付け消弧させるようになつている。12及
び13は、タンク1の長手方向中間部であつて且
つタンクの長手方向の軸線と直交する同一軸線上
に対向して配置したしや断部2の口出部で、一方
の口出部12からは一端を可動側電極部2Aに電
気的に接続した接続用導体14が絶縁スペース1
5により支持されてタンク1外部に導出される。
また他方の口出部13からは、一端が固定側電極
部2Bに電気的に接続された接続用導体16がタ
ンク1の長手方向内面と平行に案内された後に絶
縁スペース17により支持されてタンク1外部に
導出される。ここで接続用導体16は、タンク1
内面に対して絶縁に必要な距離が確保されて配置
されることは当然である。
上記実施例ではしや断部点数が1点切りのガス
しや断器について説明したが、第5図に示したよ
うに2点切りのしや断器としても本考案に適用で
きる。即ち第4図と同一部品に同符号を記した第
5図に示すようにタンク1内に、その長手方向
(タンク軸方向)に沿つて2個のしや断部2−1,
2−2を極間の耐圧により決定される絶縁距離L
だけ離して並置した構成で、この2個のしや断部
2−1,2−2はタンク1内部で直列に接続され
る。その2つの口出し端子は、タンク1の長手方
向中間部であつて、タンク1の軸線に対して直交
する同一軸線上に対向して配置した口出部12,
13から導出される。2個のしや断部2−1,2
−2は夫々その可動側電極部2Aを支持絶縁筒
5,5で支持され、固定側電極部2Bは支持絶縁
物6,6によりタンク1の蓋1Aに固定される。
そして固定側電極部2B,2B間は、接続導体1
8により電気的に直列に接続される。14は一方
のしや断部2−1の可動側電極部2Aに一端を電
気的に接続した接続用導体で、その他端は口出部
12から絶縁スペース15を介して導出される。
19は他方のしや断部2−2の可動側電極部2A
に一端を電気的に接続した接続用導体で、その他
端は口出部13から絶縁スペース17を介して導
出される。2つのしや断部2−1,2−2の可動
側接触子は、これを駆動する絶縁ロツド等の駆動
部を連結板20で連結し、この連結板20を共通
の操作装置3で操作されるようにしている。これ
によつて2個のしや断部2−1,2−2を同時に
開閉制御することができる。
次に上述した構成を有するガスしや断器を用い
て、構成した本案の密閉形開閉装置一実施例を説
明する。
第6図において、第2図、第3図と同一符号は
同一構成機器を示す。しや断部の2個の口出部
を、しや断部が開閉動作する軸方向に対して直交
するタンク側面の略同一平面上に設けたしや断器
CBを縦置きに配置する。一方主母線BUS1,
BUS2を互いに平行させて、一方の口出部12
側に、この口出部の口出し方向と直交するように
配置する。主母線BUS1,BUS2上にそれぞれ
断路器DS1,DS2を配置する。この断路器とし
ては、垂直切の断路器が使用される。しや断器
CBの第1の口出部12に接続母線12aを介し
て断路器DS1の一側を連結し、断路器DS1の他
側に接続母線12bを介して断路器DS2を接続
する。一方しや断器CBの第2の口出部13には、
接続母線13aを介して断路器DS3の一側を連
結し、断路器DS3の他側にブツシングBGを接続
する。ここで断路器DS2,DS1、第1及び第2
の口出部12,13しや断器CB、断路器DS3、
ブツシングBGは第6図aで明らかなように主母
線BUS1,BUS2と直交するほぼ同一垂直面内
で一直線上に配置されるとともに、また第6図b
で明らかなように断路器DS1,DS2,DS3は
しや断器CBの2つの口出部12,13の延長線
上に配置される。
本実施例においては、密閉形開閉装置を構成す
る機器の中で最も大型の機器であるしや断器を縦
置き構成としたので、主母線BUS1,BUS2と
直交する装置の長手方向の長さを大幅に減少させ
ることができる。
また、しや断部2より導出する2つの口出部1
2,13を、しや断部2の動作軸方向と直交する
タンク1の略同一平面上に位置する部位に対向し
て設けたので、しや断器CBに接続される断路器
DS1,DS2、ブツシングBG等の機器据付レベ
ルを下げることができ、保守点検を容易に行うこ
とができ、装置の耐震性を向上することができ
る。
さらに、断路器DS2,DS1、第1の口出部1
2、しや断器CB、第2の口出部13、断路器DS
3及びブツシングBGを主母線BUS1,BUS2と
直交するほぼ同一垂直面内で直線的に配置し、断
路器DS1,DS2,DS3をしや断器CBの第1及
び第2の口出部12,13の延長線上に配置して
いるので、主母線BUS1,BUS2と直交する方
向の機器の据付長さを最短とすることができる。
そして、可動側電極部2A及び固定側電極部2
Bをしや断部2の動作軸線上に配置した支持絶縁
物5,6を夫々介して支持している。このため、
可動接触子8の操作時に発生する引張及び圧縮応
力は全て支持絶縁物5,6で供給され、曲げ応力
が発生しない。よつて、可動側電極部2Aと接続
用導体14、接続用導体14と絶縁スペース1
5、固定側電極部2Bと接続用導体16、接続用
導体16と絶縁スペース17の夫々の接続部に無
理な応力が作用せずかつ両電極部2A,2Bの安
定した接離が可能となり、しや断器CBの信頼性
が向上する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案においては、縦形の
しや断器の2つの口出部をしや断部の動作軸方向
と直交するタンクの略同一平面上に位置する部位
に対向して設け、この両口出部に接続する機器を
しや断器を含むほぼ同一垂直面内で直線的に配置
し、しや断部の両電極部をしや断部の動作軸線上
に配置した支持絶縁物で支持したので、断路器等
の機器据付レベルを低減し据付面積を縮小すると
ともに、しや断器のしや断部の曲げ応力を除去し
た信頼性の高い密閉形開閉装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な複母線方式一回線分の単線結
線図、第2図および第3図は夫々従来のガス絶縁
開閉装置を示す側面図、第4図aは本考案のガス
絶縁開閉装置に用いるしや断器の一実施例を示す
断面図、第4図bは第4図aの−線で切断し
た平面図、第5図は本考案のガス絶縁開閉装置に
用いるしや断器の異なる実施例を示す正面図、第
6図a,bは本考案の一実施例を示す平面図及び
正面図である。 1……タンク、2……しや断部、3……操作装
置、4……操作機構ケース、12,13……口出
部、BUS1,BUS2……主母線、CB……しや断
器、DS1,DS2,DS3……断路器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁媒体を封入し垂直に樹立したタンク内に、
    このタンクの軸方向に接離自在に動作される固定
    側および可動側電極部を備えたしや断部を収納配
    置し、このしや断部から前記タンク外部に導出す
    るための2つの口出部を、前記しや断部の動作軸
    方向と直交する前記タンクの略同一平面上に位置
    する部位に対向して設け、前記しや断部を接離動
    作させる操作装置を前記タンクの軸方向端部に配
    置して構成されるしや断器の第1の口出部を第1
    の断路器を介して母線に接続し、第2の口出部を
    第2の断路器を介してブツシングに接続し、前記
    第1の断路器、第1の口出部、タンク、第2の口
    出部、第2の断路器及びブツシングを前記母線と
    直交するほぼ同一垂直面内で直線的に配置し、前
    記第1及び第2の断路器を前記第1及び第2の口
    出部の延長線上に配置するとともに、前記固定側
    電極部を前記しや断部の動作軸線上にあつて前記
    タンク内の前記操作装置と反対側端部に設けた支
    持絶縁物により固定支持し、前記可動側電極部を
    前記しや断部の動作軸線上にあつて前記タンク内
    の前記操作装置側端部に設けた支持絶縁物により
    支持してなることを特徴とする密閉形開閉装置。
JP10066282U 1982-07-05 1982-07-05 密閉形開閉装置 Granted JPS598210U (ja)

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JP10066282U JPS598210U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 密閉形開閉装置

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JP10066282U JPS598210U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 密閉形開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS598210U JPS598210U (ja) 1984-01-19
JPH0333131Y2 true JPH0333131Y2 (ja) 1991-07-15

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JP10066282U Granted JPS598210U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 密閉形開閉装置

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FR2925976B1 (fr) * 2008-01-02 2010-01-29 Areva T & D Sa Disjoncteur a plusieurs chambres de coupure agencees en parallele, a transmission commune et encombrement longitudinal reduit

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57174814A (en) * 1981-04-22 1982-10-27 Tokyo Shibaura Electric Co Breaker

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52129969U (ja) * 1976-03-30 1977-10-03

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JPS57174814A (en) * 1981-04-22 1982-10-27 Tokyo Shibaura Electric Co Breaker

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JPS598210U (ja) 1984-01-19

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