JPH0332563A - 穴あけ工具の成形装置及び成形方法 - Google Patents

穴あけ工具の成形装置及び成形方法

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JPH0332563A
JPH0332563A JP16575889A JP16575889A JPH0332563A JP H0332563 A JPH0332563 A JP H0332563A JP 16575889 A JP16575889 A JP 16575889A JP 16575889 A JP16575889 A JP 16575889A JP H0332563 A JPH0332563 A JP H0332563A
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work
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forming
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Yoshihiko Takiizumi
瀧泉 義彦
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Omi Kogyo Co Ltd
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OOMI KOGYO KK
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はり−マ、ドリル、バニシングドリル等の穴あけ
工具の成形装置及び成形方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、穴あけ工具の一種として第13.14図に示すバ
ニシングドリルt fJ<提案されている。このバニシ
ングドリルlでは、円柱状の軸本体2の外周に、その軸
本体2の中心軸線Jと路平行に延びる一対の切削屑排出
用ドリル溝3が設けられるとともに、両ドリル:a3間
にはこれらに対し並列状に延びる2対のクーラント液供
給用のり−マ溝4が設けられている。前記軸本体2の切
削回転方向Kに対するドリル溝3及びリーマ溝4後方の
軸本体2外周上には、このバニシングドリル1によりあ
けられた穴の内周面を押圧するための第1〜3のランド
5〜7が形成されている。そして、軸本体2の切削回転
方向Kに対する第2,3のランド6.7の後半部には逃
げ面8が形成されている。
前記軸本体2の先端側には略円錐状の頭頂部9が設けら
れ、その頭頂部9において各ドリルJ3に連続する両端
縁のうちの一方の端縁にはシンニングEが、また他方の
端縁上には主切刃11がそれぞれ形成されている。前記
主切刃11は、頭頂部9の頂点12から軸本体2の外周
コーナ13へ向けて順に連続形成された第1〜3の刃部
11a〜llcから構成されている。
頭頂部9の外周面上において、軸本体2の切削回転方向
Kに対する第1〜3の刃部11a〜llcの後方には、
それぞれ第1〜3の逃げ面C,Bl。
Aが形成され、さらに第2の逃げ面B1の後方に円錐面
B2が形成されている。また、前記軸本体2に設けられ
た第1のランド5の先端側には、軸本体2の外径よりも
若干小径の段差部Hが形成され、第2.3のランド6.
7の先端部には食付き用膜差部DI、D2が形成されて
いる。
このように構成されたバニシングドリル10頭頂部9の
各部A−Eは、工具研削i等の工具成形装置により成形
される。すなわち、バニシングドリル11′&、形のた
めのワークと成形装置の砥石との相対位置を予め定めた
順序で変更し、ワークに対し各部A−Hの成形工程を実
施することにより、目的とするバニシングドリル1がt
lられる。
[発明が解決しようとする課題1 ところが、バニシングドリル1の頭頂部9は、前述した
ように第1〜3の逃げ面C,Bl、A、円錐面B2、食
付き用膜差部Di、D2及びシンニングE等を備えた複
雑な形状をなしている。このため、手動でワーク位置や
砥石位置を変更するダイブの工具研削盤でバニシングド
リル1先端の各部A−Eを成形しようとすると、ワーク
と砥石との相対位置を正確に調節することが難しいとい
う問題がある。
一方、研削盤の操作を手動ではなく数値で制御するよう
にしたNC研削盤を用いれば、前記ワークと砥石との相
対位置を正確に調節することができるが、その反面、N
C研削盤は一般に高価であるので、得られるバニシング
ドリル1の製造コストが高くなってしまうという問題が
ある。
本発明の目的は、複雑な形状の穴あけ工具を威形する場
合でも、ワークと砥石との相対位置を簡単な手動操作で
正確に調節でき、設計どおりの形状の穴あけ工具を確実
に製作することができる穴あけ工具の成形装置及び成形
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成するため第1の発明は、ワーク
の位置を検出するワーク位置検出手段と、砥石の位置を
検出する砥石検出手段と、前記ワーク各部の成形工程に
おけるワークの位置と砥石の位置とを予め位置データと
して記憶する記憶手段と、前記各部の成形工程作業を適
宜選択するためのモード選択手段と、前記各部の成形工
程に対応して設けられ、前記ワークの位置状態を示すワ
ーク表示手段と、前記各部の成形工程に対応して設けら
れ、前記砥石の位置状態を示す砥石表示手段と、前記モ
ード選択手段の選択モードに基づいて、その選択された
成形工程におけるワーク表示手段及び砥石表示手段を、
それらのワーク及び砥石の位置が前記記憶手段に記(Q
、された位置データと一致するまで点滅表示させる完了
制御手段と、前記ワーク及び砥石の位置が記憶手段に記
憶された位置データと一致したとき、成形機の駆動を可
能にする制御手段とを設けた穴あけ工具の成形装置をそ
の要旨とするものである。
また、第2の発明は、ワーク位置検出手段でワークの位
置を検出するとともに、砥石検出手段で砥石の位置を検
出し、これら両検出手段により検出された位置データと
、記憶手段により記憶されたワーク各部の成形工程にお
けるワーク及び砥石の位置データどが一致するまで、前
記ワークの位置状態を示すワーク表示手段と、前記砥石
の位置状態を示す砥石表示手段とを点滅表示し、両位置
データが一致したとき、成形機の駆動を可能にするよう
にした穴あけ工具の成形方法をその要旨とするものであ
る。
「作用] ワーク位置検出手段によりワークの位置が検出され、砥
石検出手段により砥石の位置が検出されると、これら両
検出手段により検出された位置データと、記憶手段によ
り記憶されたワーク各部の成形工程におけるワーク及び
砥石の位置データとが比較される。両位置データが一致
するまでは、ワークの位置状態を示すワーク表示手段と
、砥石の位置状態を示す砥石表示手段とが点滅表示され
る。そして、両位置データが一致すると、成形機の駆動
が許容される。
[実施例] 以下、本発明を穴あけ工具としてのバニシングドリルを
成形するための成形装置に具体化した一実施例を第1〜
12図に従って説明する。
第1図に示すように、左右方向に延びる第1のスライド
テーブル20上には主軸台21が装着されている。この
主軸台21は、第1のスライドテーブル20に設けられ
た操作ハンドル22が回動操作されることにより、ボー
ルねじクダの伝達機構(図示しない)を介してその第1
のスライドテーブル20上を摺動するようになっている
。主軸台21上には手動又はモータによりワークヘッド
23が上下方向(紙面に直交する方向)への移動可能に
取付けられている。このワークヘッド23はパルスモー
タMpを備えており、同パルスモータMpに連結されて
矢印す方向へ回転するチャック24には、第13.14
図に示すバニシングドリル1を成形するための棒状ワー
クWが取着されている。
前記主軸台21には、ワークヘッド23の上下位置aを
検出するためのワークヘッド上下位置検出器25と、矢
印す方向におけるワークWの回転角θb位置を検出する
ためのワーク回転角検出器26とがそれぞれ取付けられ
ており、両検出器25゜26によってワークWの位置を
検出するワーク位置検出手段がll1fflされている
前記第1のスライドテーブル20の側方には、これと直
交する方向(第1図上下方向)に延びる第2のスライド
テーブル27が配設され、この第2のスライドテーブル
27上には手動又はモータにより砥石台28が矢印C方
向への回動可能に装着されている。また、砥石台28は
、第2のスライドテーブル27に設けられた操作ハンド
ル29が回動操作されることにより、ポールねじ等の伝
速機構(図示しない)を介してその第2のスライドテー
ブル27上を摺動するようになっている。
第1,2図に示すように前記砥石台2B上には、取付部
材30が後記砥石軸31と直交する方向へのスライド可
能に取付けられている。取付部材30には砥石駆動モー
タMgが矢印d方向への傾動可能に取付けられ、同砥石
駆動モータMgには砥石軸31が矢印f方向又はその逆
方向への回転可能に連結されている。前記砥石軸31に
は、ヘッド砥石G1.G2及びシンニング砥石G3のう
ちのいずれか1つが取付けられ、このうちヘッド砥石G
l、G2が取付けられた場合には砥石軸31が矢印f方
向へ、またシンニング砥石G3が取付けられた場合には
矢印圧f方向へ回転される。
なお、本実施例ではヘッド砥石G1で前記ワークW先端
部に第1〜3の逃げ面C,Bl、A及び円錐面B2を成
形し、ヘッド砥石G2で食付き用膜差部DI、D2を成
形し、シンニング砥石G3でシンニングEを成形するよ
うになっている。
前記砥石台28には、矢印C方向における砥石軸31の
回動角θC位置を検出するための砥石軸回動角検出器3
3と、矢印d方向における砥石軸31の傾動角θd位置
を検出するための砥石軸傾動角検出器34がそれぞれ取
付けられており、雨検出器33.34によって砥石01
〜G3の相対位置を検出する砥石検出手段が構成されて
いる。
前記両スライドテーブル20.27の近傍位置には、第
3図に示すように、本実施例の穴あけ工具成形装置の制
御を行うための制御f!1i35が配設されている。こ
の制御5i35のパネル36下部中央には、モード選択
手段としてのモード選択スイッチ37が設けられており
、同モ−ド選択スイツチ37を回動操作することにより
、ワークWの各部A−Eを成形するための6つの成形工
程作業(AモードルCモード)のうちの1つを選択する
ようになっている。
前記パネル36上部には、前記ワークヘッド23の上下
位置aを表示するワークヘッド上下位置ランプLal〜
Laxが多数個設けられている。本実施例ではランプL
alがAモードに、ランプLa2がCモードに、ランプ
[、a3がD1モードにそれぞれ対応している。また、
モード選択スイッチ37の斜め右上方位置には、ワーク
Wの回転角θb位置を表示するワーク回転角ランプt、
b1〜Lbχが多数個設けられている。本実施例ではラ
ンプLa2がBlモードに、ランプLa2がり。
モードに、ランプLa2がD2モードにそれぞれ対応し
ている。
前記ワークヘッド上下位置ランプLa1〜Lax及びワ
ーク回転角ランプLb1〜Lbxは消灯状態、点滅状態
及び点灯状態のうちのいずれか一つの状態を採るように
なっており、これらのランプLal 〜Lax 、Lb
l ”LbxによりワークWの位置状態を示すワーク表
示手段が構成されている。
前記パネル36においてモード選択スイッチ37の左方
位置には、前記砥石軸31の回動角θC位置を表示する
砥石軸回動角ランプl、C1〜LCXが多数個設けられ
ている。本実施例ではランプ1、C1がAモードに、ラ
ンプLa2がCモードに、ランプLa3がDIモードに
、ランプLa4がCモードにそれぞれ対応している。ま
た、前記砥石軸回動角ランプLC1〜Lcxの直下には
、砥石軸31の傾動角θd位置を表示する砥石軸傾動角
ランプLdl=Ldxが多数個設けられている。
本実施例ではランプLalがAモードに、ランプLa2
がCモードに、ランプLa2がD1モードにそれぞれ対
応している。
前記砥石軸回動角ランプLcl〜Lcx及び砥石軸傾動
角ランプLd1〜Ldxは消灯状態、点滅状態及び点灯
状態のうちのいずれか一つの状態を採るようになってお
り、これらのランプLcl〜L CX +  L d 
1〜L’ d xにより砥石G1〜G3の位置状態を示
す砥石表示手段が構成されている。
さらに、前記パネル36においてモード選択スイッチ3
7の右側位置には、パルスモータMpの駆動を許容して
ワークWを所定角度回動させるためのパルスモータ駆動
スィッチ3M1〜SMXが多数個設けられている。本実
施例ではスイソチSMIがBlモードに、スイッチ3M
2がB2モ−ドに、スイッチ3M3がD!モードにそれ
ぞれ対応している。また、スイッチSMXの押圧操作に
よりワークWを180°回転させるようになっている。
前記パルスモータ駆動スイッチSMI−3MXの下方に
は、ワークW先端の各部A−Dを研削するヘッド砥石G
l、G2の矢印f方向への回転を開始させるためのヘッ
ド砥石ONスイッチ38、及び同回転を停止させるため
のへノド砥石OFFスインチ39が並設されるεともに
、同スイッチ39の右方には、ワークW先端のシンニン
グEを研削するシンニング砥石G3の矢印反1方向への
回転を開始させるためのシンニング砥石ONスイソチ4
0、及び同回転を停止させるためのシンニング砥石OF
Fスイッチ41が並設されている。
ところで、前記パネル36において砥石軸傾動角ランプ
La1〜Laxの下方には、セツティングOKランプL
e及びセツティングNoランプLrが左右に並設されて
いる。このセソティングNOランプLrは、前記ワーク
ヘッド上下位置ランプLa1〜Lax %ワーク回転角
ランプLb1〜l、 b x s砥石軸回動角ランプL
a1〜Lax及び砥石軸傾動角ランプLa1〜Laxが
点滅しているときに点灯し、また、セソティングOKラ
ンプLeは前記点滅していたランプLal〜L a X
 %Lbl 〜Lbx 、Lcl 〜Lcx 、Ldl
 〜Ldxが全て点灯したときに点灯するようになって
いる。
なお、パネル36の下部右側には、非常時等に本実施例
の成形装置の作動を停止するための非常停止スイッチ4
4が設けられている。
次に、本実施例の穴あけ工具成形装置の電気的構成を第
4図に示す電気回路ブロソク図に従って説明する。
完了制御手段及び制御手段としての中央処理装置(以下
、CPtJという)45は、罰記ワーク各部A−Eの成
形工程におけるワークWの位置と砥石01〜G3の位置
とが予め位置データとして書き込まれた記憶手段として
の読み出し専用のメモリ (ROM)46、及び読み出
し及び書き換え可能なメモリ (RAM)47を備えて
いる。
CPU45の入力側にはワークヘソド上下位置検出32
5、ワーク回転角検出器26、砥石軸回動角検出器33
、は石軸傾動角検出器34、モード選■尺スイソチ37
、パルレスモータ駆動スイソチS M I 〜S MX
 、 ヘ、、ド砥石ONスイソチ38、ヘッド砥石OF
Fスイソチ39、シンニング砥石ONスイッチ40、シ
ンニング砥石OFFスイソチ41及び非常停止スイッチ
44が接続されている。
また、前記CPU45の出力(則にはワークヘッド上下
位置ランプL a (〜L a X 、ワーク回転角ラ
ンプLb、〜L bx % 砥石軸回動角ランプLc1
〜L CX %砥石軸傾動角ランプLa1〜Lax、セ
ソティング○I〈ランプLe及びセツティングN。
ランプLrを駆動制御する表示駆動制御回路48が接続
されている。さらに、CPU45の出力側にはパルスモ
ータMpを駆動制御するモータ駆動回路49が接続され
るとともに、砥石駆動モータMgを駆動制御するモータ
駆動回路50が接続されている。
そして、CPU45は前記モード選択スイソチ37によ
り選択されたA−Eモードに基づいて、その選択された
A−Eモードに対応するワークヘッド上下位置ランプL
a1〜L a X 、ワーク回転角ランプLbl〜L 
bx % 砥石軸回動角ランプL c l−L c x
 、及び砥石軸傾動角ランプLa1〜Laxを、それら
のワークW及び砥石01〜G3の位置が前記ROMA6
に記憶された位置データと一致するまで点・滅表示させ
るとともに、セツティングNOランプLrを点灯表示さ
せる。また、CPU45は、前記ワークW及び砥石G1
〜G3の位置がROM46に記憶された位置データと一
致したとき、点滅表示している前記ランプLa1〜La
x 、、Lbl 〜Lbx 、Lcl 〜Lcx 、、
Ld、〜Ldxを点灯表示させるとともに、セソティン
グNOランプLrを消灯させ、かつセソティングOKラ
ンプLeを点灯させて砥石駆動モータMgの駆動を可能
とするようになっている。
次に、前記のように構成された成形装置を用いてバニシ
ングドリルを成形するための成形方法を説明する。
この成形方法で用いられるワークWは、第5゜6図に示
すように棒状素材の前半部(第5図左側部)外周に対し
、予めその中心軸線Jと略平行に延びる一対のドリルm
3が設けられるとともに、両ドリル?83間にはこれら
に対し並列状に延びる2対のり−マ溝4が設けられたも
のである。このワークWの切削回転方向Kに対するドリ
ル83及びリーマ溝41&方の軸本体2外周上には、第
1〜30ランド5〜7が形成されている。
続いて、前記ワークW先端を研削加工して各部A−Eを
順に成形する方法を第11図(a)、(b)に示すフロ
ーチャート及び第12図に示す工程説明図に基づいて説
明する。この工程説明図は、モード選択スイソチ37に
よって選択されたA−Eモードにおいて、ワークヘッド
23の上下位置a、ワークWの回転角θb位置、砥石軸
31の傾動角θd位置、及び砥石軸31の回動角θC位
置をそれぞれ図示したものである。
まず、ワークヘッド23、ワークW及び砥石軸31の角
度を、第12図のAモードの実線で示す位置に調節する
。このときのワークヘッド23の上下動位置を基準位置
、またワークW及び砥石軸31の角度位置を基準角度位
置、すなわち、ワークヘッド23の上下位置a=Q、ワ
ークWの回転角θb=o、砥石軸31の傾動角θd=0
、砥石軸31の回動角θC−0とする。そして、この状
態でワークWの先端にヘッド砥石G1が接触するように
、第1のスライドテーブル20上におけるワークヘッド
23の位置、及び第2のスライドテーブル27上におけ
る砥石台28の位置を調節する(第1. 2図参照)。
く第3の逃げ面Aの成形工程〉 作業者により、モード選択スイソチ37がAモードにセ
ットされる(ステップ1、以下単に31と称する、他の
ステップも同様)と、CPU45はROM46から第3
の逃げ面Aを成形するための加工データを読み出し、ワ
ークヘッド上下位置ランプL a 1 、砥石軸回動角
ランプLc1及び砥石軸傾動角ランプLd1を点滅させ
、セツティングNoランプLfを点灯させるようになっ
ている(S2)。このため、点滅しているランプ’L、
aILcl、Ldlを見ることにより、作業者はワーク
ヘッド23を移動させ、砥石軸31を回動及び傾動させ
る必要があることを判断できる。
手動又はモータによりワークヘッド23が移動され、か
つ砥石軸31が回動及び傾動され(S3)で、ワークヘ
ッド23が基準位置からa=ΔA下勤回動されたことを
ワークヘッド上下位置検出器25が検出すると、その検
出信号に基づきCPU45はワークヘッド上下位置ラン
プLalを点灯させる。また、砥石軸31が基準角度位
置から左へθC=32°回動されたことを砥石軸回動角
検出器33が検出すると、その検出信号に基づきCPU
45は砥石軸回動角ランプLclを点灯させる。さらに
、砥石軸31が基準角度位置から下方へθd=8°傾動
されたことを砥石軸傾動角検出器34が検出すると、そ
の検出信号に基づきCPU45は砥石軸傾動角ランプL
dlを点灯させる。
そして、前記ワークヘッド上下位置ランプLa1、砥石
軸回動角ランプLcl及び砥石軸傾動角ランプLdlが
点灯されると、CPU45はセソティングNoランプL
fを消灯させるとともに、セソティングOKランプLe
を点灯させ(S4.S5)、砥石駆動モータMgの駆動
を可能にする。このため、作業者はランプLal、Lc
l 、Ldl 、l、eLfの点滅あるいは点灯状態を
見ることによって、ヘッド砥石G1とワークWとの相対
位置が適正位置にセットされたことを確認することがで
きる。
作業者によりヘッド砥石ONスイッチ38が押される(
S6)と、CPtJ45は砥石駆動モータMgを駆動し
てヘッド砥石G1を回転させる(S7)。
すると、ヘッド砥石G1によりワークWの先端が研削さ
れて、第6図に破線で示すように第3の逃げ面Aが形成
されることになる。この第3の逃げ面Aが成形されて、
ヘッド砥石OFFスイソチ39が押される(S8)と、
CPU45はヘッド砥石Gtの回転を停止させるととも
に、点灯しているワークヘッド上下位置ランプL a 
1 、砥石軸回動角ランプLc・1.砥石軸(頃動角う
ンプLd、及びセツティングOKランプLeを消灯させ
(S9)、第3の逃げ面Aを成形するための研削工程を
完了させる。
なお、前記のようにワークWに対し片方の第3の逃げ面
Aが形成されたら、パルスモータ駆動スイッチSMXを
押圧してワークWを180°回転させて、前記と同様の
操作を行う。すると、もう一方の第3の逃げ面Aを成形
することができる。
く第2の逃げ面B1及び円錐面B2の成形工程〉作業者
により、モード選択スイッチ37がB1+B2モードに
セットされる(310)と、CPU45はROM46か
ら第2の逃げ面B1及び円錐面B2を研削するための加
工データを読み出し、ワーク回転角ランプt、、blを
点滅させ、セツティングNoランプLfを点灯させる(
311)。このため、点滅しているランプLa2を見る
ことにより、ワークWを回転させる必要があることを判
断できる。
そして、作業者によりパルスモータ駆動スイッチ3M1
が押されると、CPU45はパルスモータMpを回転駆
動させる(S12)。ワークWが基準角度位置から左へ
θb−15°回転されたことをワーク回転角検出器26
が検出する(S 13)ε、その検出信号に基づきCP
U45はワーク回転角ランプLblを点灯させ、セツテ
ィングN。
ランプLfを消灯させるとともに、セツティングOKラ
ンプLeを点灯させ(314)、砥石駆動モータMgの
駆動を可能とするようになっている。
このため、作業者はランプLb1.Le、Lfの点滅あ
るいは点灯状態を見ることによって、ヘッド砥石G、と
ワークWとの相対位置が適正位置にセットされたことを
確認することができる。
作業者によりヘッド砥石ONスイッチ38が押される(
515)と、CPU45は砥石駆動モータMgを駆動し
てヘッド砥石G1を回転させる(316)。すると、ヘ
ッド砥石G1によりワークWの先端が研削されて、第7
図に破線で示すような第2の逃げ面B1が形成されるこ
とになる。
第2の逃げ面B1の成形後、ワークWに対するヘッド砥
石G1の回転及び接触状態が保持され、作業者によりパ
ルスモータ駆動スイッチ3M2が押されると、CPU4
5はパルスモータMpを回転駆動させる。基準角度位置
からワークWがθb=90° (B+モードにおける位
置からθb=75°)回転されると、第8図に示すよう
な円錐面B2が形成されることになる。
前記のように、第2の逃げ面B1及び円錐面B2が成形
されてヘッド砥石OFFスイソチ39が押される(31
7)と、CPU45はヘッド砥石G。
の回転を停止させるとともに、点灯しているワーク回転
角ランプLbl及びセツティングOKランプL eを消
灯させ(318)、第2の逃げ面Bl及び円錐面B2を
成形するための研削作業を完了させる。
なお、前記のようにワークWに対し片方の第2の逃げ面
Bl及び円錐面B2が形成されたら、パルスモータ駆動
スイッチSMXを押圧してワークWを180°圓転させ
て、前記と同様の操作を行う。すると、もう一方の第2
の逃げ面BL及び円錐面B2を成形することができる。
く第1の逃げ面Cの成形工程〉 作業者により、モード選択スイッチ37がCモードニセ
ソトされる(S28)と、CPU45ばROM46から
第1の逃げ面Cを成形するための加工データを読み出し
、ワークヘッド上下位置ランプLa2 、砥石軸回動角
ランプLa2及び砥石軸傾動角ランプLa2を点・滅さ
せ、セソティングNoランプLfを点灯させる(329
)。このため、点滅しているランプLa2.Lc2.L
d2を見ることにより、作業者はワークヘッド23を移
動させ、砥石軸31を回動及び傾動させる必要があるこ
とを判断できる。
ワークヘッド23が手動又はモータによって移動されて
、前記基準位置からΔC下勤されたことをワークヘッド
上下位置検出器25が検出すると、その検出信号に基づ
きCPU45はワークヘッド上下位置ランプLa2を点
灯させる。また、砥石軸31が回動されて前記基準角度
位置から左へ16° (前記B2モードにおける位置か
ら右へ16°)回動されたことを砥石軸回動角検出R3
3が検出すると、その検出信号に基づきCPU45は砥
石軸回動角ランプLa2を点灯させる。さらに、砥石軸
31が前記基準角度位置から下方へ15゜(前記B1モ
ードにおける角度位置θd−8°から下方へ7°)傾動
されたことを砥石軸傾動角検出器34が検出すると、そ
の検出信号に基づきCPU45は砥石軸傾動角ランプL
a2を点灯させる。そして、前記ワークヘッド上下位置
ランプL a 2 、砥石軸回動角ランプLa2及び砥
石軸傾動角ランプLa32がともに点灯されると、CP
U45はセツティングNOランプLfを消灯、セツティ
ングOKランプLeを点灯させて(330〜532)、
砥石駆動モータMgの駆動を可能にする。このため、作
業者はワークW及びヘッド砥石ciが適正位置にセット
されたことを確認することができる。
作業者によりヘッド砥石ONスイッチ38が押される(
S33)と、CPU45はヘッド砥石G1を回転させる
(S34)。すると、ヘッド砥石G1によりワークWの
先端が研削されて第8図に破線で示すような第1の逃げ
面Cが形成されることになる。この第1の逃げ面Cが成
形されて、ヘッド砥石OFFスイフチ39が押される(
335)と、CPU45はヘッド砥石Glの回転を停止
させるとともに、点灯しているワークヘッド上下位置ラ
ンプLa2、砥石軸回動角ランプLa2、砥石軸傾動角
ランプLa2及びセツティングOKランプLeを消灯さ
せ(336)、第1の逃げ面Cの研削加工を完了させる
なお、前記のようにワークWに対し片方の第1の逃げ面
Cが形成されたら、パルスモータ駆動スイッチSMXを
押圧してワークWを18o°回転させて、前記と同様の
操作を行う。すると、もう一方の第1の逃げ面Cを成形
することができる。
く食付き用膜差部DI、D2の成形工程〉食付き用膜差
部Dl、D2の成形に際し、前記A〜Cモードで用いた
ヘッド砥石G1をジャンプ用のヘッド砥石G2に変更す
る。そして、ワークヘッド23を基準位置に、またワー
クW及び砥石軸31を基準角度位置にそれぞれ調節した
後、ワ一りWの先端にヘッド砥石G2を接触させる。
作業者により、モード選択スイッチ37がDI。
B2モードにセットされる(S37)と、CPU45は
ROM46から食付き用膜差部DI、D2を成形するた
めの加工データを読み出し、ワークヘッド上下位置ラン
プLa3、ワーク回転角ランプLa2、砥石軸回動角ラ
ンプLa3及び砥石軸傾動角ランプLa3を点滅させ、
セツティングNOランプLfを点灯させる(338)。
このため、点滅しているランプLa3.Lb2.Lc3
.Ld3を見ることにより、作業者はワークへラド23
を移動させ、ワークWを回転させ、砥石軸31を回動及
び傾動させる必要があることを判断できる。
作業者によりパルスモータ駆動スイッチ3M3が押され
ると、CPtJ45はパルスモータMpを駆動してワー
クWを回転させる。また、ワークヘッド23は所定長移
動され、砥石軸31は所定角度回動又は傾動される(S
39)。ワークヘッド23が基準位置からΔD1上動さ
れたことをワークヘソド上下位置検出器25が検出する
と、その検出信号に基づきCPU45はワークヘッド上
下位置ランプLa3を点灯させる。ワークWが基準角度
位置からθb−45°回転されたことをワーク回転角検
出器26が検出すると、その検出信号に基づきCPU4
5はワーク回転角ランプLa2を点灯させる。また、砥
石軸31が基準角度位置から右へ10°回動されたこと
を砥石軸回動角検出器33が検出すると、その検出信号
に基づきCPU45は砥石軸回動角ランプLa3を点灯
さセる。さらに、砥石軸31が基準角度位置から上方へ
10°傾動されたことを砥石軸傾動角検出器34が検出
すると、その検出信号に基づきCPU45は砥石軸傾動
角ランプLa3を点灯させる。
そして、前記ワークヘッド上下位置ランプLa3、ワー
ク回転角ランプLa3、砥石軸回転角ランプLa3及び
砥石軸傾動角ランプLa3が全て点灯されると、CPU
45はセツティングNoランプLfを消灯させるととも
に、セソティングOKランプLeを点灯させ(S40,
541) 、砥石駆動モータMgの駆動を可能とするよ
うになっている、このため、作業者はワークW及びヘッ
ド砥石G2の相対位置が適正位置にセットされたことを
確認できる。
作業者によりヘンド砥石ONスイッチ38が押される(
S42)と、cpυ45はヘッド砥石G2を回転させる
(S43)。すると、ヘッド砥石G2によりワークWの
先端が研削されて第9図に破線で示すように食付き用膜
差部Dlが形成されることになる。この食付き用段差部
り、が成形されて、ヘッド砥石OFFスイッチ39が押
される(S44)と、cpυ45はヘッド砥石G2の回
転を停止させるとともに、点灯しているワークヘッド上
下位置ランプL a 3 、ワーク回転角ランプLa3
、砥石軸回転角ランプLa3、砥石軸傾動角ランプLa
3、及びセツティングOKランプLeを消灯させ(S4
5)、食付き用段差部DIの研削加工を完了させる。
前記ランプLa3、Lb2.LC,3,Ld3が消灯さ
れると、CPU45はワーク回転角ランプLa3を点滅
させる(346)、そして、作業者によりパルスモータ
駆動スイッチ3M4が押されると、CPU45はパルス
モータMpを駆動してワークWを回転させる(347)
、ワークWが基準角度位置から90° (前記D1モー
ドにおける角度位置からさらにθb−45°)回転され
たことをワーク回転角検出器26が検出する(S48)
と、その検出信号に基づきCPU45はワーク回転角ラ
ンプLa3を点灯させる(S49)。このため、作業者
はワークWが所定角度回転されたことを確認できる。
作業者によりヘッド砥石ONスイッチ38が押される(
550)と、CPtJ45はヘッド砥石G2を回転させ
る(351)。すると、ヘッド砥石G2によりワークW
の先端が研削されて、第9図に破線で示すように食付き
用膜差部D2が形成されることになる。この食付き用膜
差部D2が成形されてヘッド砥石OFFスイッチ39が
押される(S52)と、CPU45はヘッド砥石G2の
回転を停止させるとともに、点灯しているワーク回転角
ランプLa3を消灯させ(S53)、食付き用膜差部D
2の研削加工を完了させる。
なお、前記のようにワークWに対し片方の食付き用@差
部DI、D2が形成されたら、パルスモータ駆動スイッ
チSMXを押圧してワークWを180゛回転させて、前
記と同様の操作を行う。すると、もう一方の食付き用膜
差部Di、D2を成形することができる。
くシンニングEの成形工程〉 シンニングEの成形に際し、前記DI、D2モードで用
いたヘッド砥石G2をシンニング砥石G3に変更する。
作業者により、モード選択スイッチ37がEモーYにセ
ント(354)されると、CPU45はROM46から
シンニングEを成形するための加工データを読み出し、
砥石軸回動角ランプLa4を点滅させ、セツティングN
OランプLfを点灯させる(355)。このため、点滅
しているランプl、C4を見ることによって、作業者は
砥石軸31を回動させる必要があることを判断できる。
砥石軸31が手動又はモータによって回動され(356
)、基準角度位置から右へ90”(D2モードの状態か
ら右へ80゛)回動されたことを砥石軸回動角検出器3
3が検出すると、その検出信号に基づきCPU45は砥
石軸回動角ランプLa4を点灯させる。砥石軸回動角ラ
ンプl、c4が点灯すると、CPU45はセツティング
NoランプLfを消灯させるとともに、セツティングO
KランプLeを点灯させる(357,358) 。
作業者によりヘッド砥石ONスイッチ38が押される(
359)と、CPU45はシンニング砥石G3を回転さ
せる(S60)。すると、シンニング砥石G3によりワ
ークWの先端がgfNlされて、第10図に破線で示す
ようにシンニングEが形成されることになる。このシン
ニングEが成形されて、作業者によりヘッド砥石OFF
スイソチ39が押される(361)と、CPU45はシ
ンニング砥石G3の回転を停止させるとともに、点灯し
ている砥石軸回動角ランプLa1及びセツティングOK
ランプl、eを消灯させ<362)、シンニングEを成
形するためのVr削工程を完了させる。
なお、前記のようにワークWに対し片方のシンニングE
が形成されたら、パルスモータ駆動スイッチSMXを押
圧してワークWを180°回転させて、前記と同様の操
作を行う、すると、もう−方のシンニングEを成形する
ことができる。
このように、本実施例によれば、バニシングドリル1等
の複雑な形状の穴あけ工具を成形する場合でも、ワーク
ヘッド上下位置ランプLa1〜L a 3 、ワーク回
転角ランプLa1〜La3、砥石軸回動角ランプl、c
’1=Lc4及び砥石軸傾動角ランプLdl−Ld3の
点滅状態を見ることによって、調整すべき部材を知るこ
とができる。また、作業者は点滅状態のランプLa1〜
La3゜Lbl〜t、b3.LCI〜l、c4.Ld1
〜Ld3が点灯状態にかわるまで、砥石61〜G3又は
ワークWの位til1節を行えばよい。そして、セツテ
ィングOKランプLeが点灯するのを見れば、位置調節
が完了したことを知ることができる。このため、ワーク
W及び砥石G1〜G3の位置調節が容易となる。
また、前記ランプLa1〜La3、Lb1〜Lb3、L
cl〜LC4、Ldl〜Ld3が点滅状態から点灯状態
にかわり、しかもセツティングOKランプLeが点灯す
るまでは砥石G1〜G3は回転せず、同うンプLeが点
灯したときに初めて砥石01〜G3の回転が可能となる
ので、誤った位置にセントされたまま研削が行われるお
それがない。このため、目的とする形状のバニシングド
リルを確実に製作することができる さらに、本実施例の成形装置においてはワークWと砥石
01〜G3の相対位置を表示する機能のみを自動制御し
、それ以外の機能は手動又はモータにより行わせるよう
にしたので、成形装置を従来のNCVr削盤よりも安価
にできる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)本発明はバニシングドリル以外にもドリル、リー
マ等の複雑な形状をなす穴あけ工具を成形する成形装置
及び成形方法に具体化することもできる。
(2)前記実施例におけるセソテイングOKランプL 
e %セツティングNoランプLfを省略してもよい。
(3)前記実施例では3枚の砥石01〜G3を用いたが
、これらが一体になったタイプの砥石を用いることもで
きる。
(4)前記実施例では取付部材30及び砥石駆動モータ
Mgを矢印C方向への回動可能としたが、これらを回動
不能にして、ワークヘッド23を回動するようにしても
よい。
(5)前記実施例ではワークWを上下動するようにした
が、砥石G1〜G3を上下動するようにしてもよく、要
は砥石G1〜G3を矢印d方向に傾動させたときに、こ
れらがワークWに接触するよにワークW及び砥石G1〜
G3のいずれか一方を上下動させればよい。
[発明の効果コ 以上詳述したように、本発明の穴あけ工具の成形装置及
び成形方法によれば、バニシングドリル等の複雑な形状
の穴あけ工具を成形する場合でも、砥石表示手段及びワ
ーク表示手段の点滅状態を見ることにより、位置調節を
行うべき部材を知ることが可能となるばかりでなく、砥
石及びワークの相対位置が適正位置にセットされたか否
かを簡単に確認でき、しかもその相対位置が適正位置に
なるまでは加工成形機が作動しないので、設計どおりの
形状の穴あけ工具を確実に製作することができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図は穴
あけ工具成形装置の概略平面図、第2図は砥石台の概略
側面図、第3図は制御盤のパネルの正面図、第4図は穴
あけ工具成形装置の電気的構成を示す電気回路ブロック
図、第5図はワークの正面図、第6図はその平面図、第
7〜10図はワーク先端に各部が順に成形される状態を
示す平面図、第11図(a)、  (b)は成形装置を
用いてワーク先端の各部を成形する方法を示すフローチ
ャート、第12図はワーク及び砥石の相対位置の関係を
成形工程別に示す工程説明図、第13図は穴あけ工具を
用いて成形されるバニシングドリルの平面図、第14図
はバニシングドリル先端の部分破断正面図である。 1・・・穴あけ工具としてのバニシングドリル、25・
・・ワーク位置検出手段としてのワークヘッド上下位置
検出器、26・・・ワーク位置検出手段としてのワーク
回転角検出器、33・・・砥石検出手段としての砥石軸
回動角検出器、34・・・砥石検出手段としての砥石軸
傾動角検出器、37・・・モード選択手段としてのモー
ド選択スイッチ、45・・・完了制御手段及び制御手段
としてのcpu、46・・・記憶手段としてのROM、
A・・・第3の逃げ面、B1・・・第2の逃げ面、B2
・・・円錐面、C・・・第1の逃げ面、DI、D2・・
・食付き用段差部、E・・・シンニング、Gl、CI2
・・・ヘッド砥石、G3・・・シンニング砥石、La1
=Lax・・・ワーク表示手段としてのワークヘッド上
下位置ランプ、Lb、−Lbx・・・ワーク表示手段と
してのワーク回転角ランプ、La4=Lax・・・砥石
表示手段としての砥石軸回動角ランプ、Ldl〜Ldx
・・・砥石表示手段としての砥石軸傾動角ランプ、W・
・・ワーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、穴あけ工具(1)成形のためのワーク(W)と砥石
    (G_1〜G_3)との相対位置を予め定めた順序で変
    更し、ワーク(W)の各部(A〜E)の成形工程を実施
    して前記穴あけ工具(1)を成形するようにした穴あけ
    工具の成形装置において、前記ワーク(W)の位置を検
    出するワーク位置検出手段(25、26)と、 前記砥石(G_1〜G_3)の位置を検出する砥石検出
    手段(33、34)と、 前記ワーク各部(A〜E)の成形工程におけるワーク(
    W)の位置と砥石(G_1〜G_3)の位置とを予め位
    置データとして記憶する記憶手段(46)と、 前記各部(A〜E)の成形工程作業を適宜選択するため
    のモード選択手段(37)と、 前記各部(A〜E)の成形工程に対応して設けられ、前
    記ワーク(W)の位置状態を示すワーク表示手段(La
    _1〜La_x、Lb_1〜Lb_x)と、前記各部(
    A〜E)の成形工程に対応して設けられ、前記砥石(G
    _1〜G_3)の位置状態を示す砥石表示手段(Lc_
    1〜Lc_x、Ld_1〜Ld_x)と、 前記モード選択手段(37)の選択モードに基づいて、
    その選択された成形工程におけるワーク表示手段(La
    _1〜La_x、Lb_1〜Lb_x)及び砥石表示手
    段(Lc_1〜Lc_x、Ld_1〜Ld_x)を、そ
    れらのワーク(W)及び砥石(G_1〜G_3)の位置
    が前記記憶手段(46)に記憶された位置データと一致
    するまで点滅表示させる完了制御手段(45)と、 前記ワーク(W)及び砥石(G_1〜G_3)の位置が
    記憶手段(46)に記憶された位置データと一致したと
    き、成形機の駆動を可能にする制御手段(45)と を設けたことを特徴とする穴あけ工具の成形装置。 2、穴あけ工具(1)成形のためのワーク(W)と砥石
    (G_1〜G_3)との相対位置を予め定めた順序で変
    更し、ワーク(W)の各部(A〜E)の成形工程を実施
    して前記穴あけ工具(1)を成形するようにした穴あけ
    工具の成形方法において、ワーク位置検出手段(25、
    26)で前記ワーク(W)の位置を検出するとともに、
    砥石検出手段(33、34)で前記砥石(G_1〜G_
    3)の位置を検出し、これら両検出手段(25、26、
    33、34)により検出された位置データと、記憶手段
    (46)により記憶されたワーク各部(A〜E)の成形
    工程におけるワーク(W)及び砥石(G_1〜G_3)
    の位置データとが一致するまで、前記ワーク(W)の位
    置状態を示すワーク表示手段(La_1〜La_x、L
    b_1〜Lb_x)と、前記砥石(G_1〜G_3)の
    位置状態を示す砥石表示手段(Lc_1〜Lc_x、L
    d_1〜Ld_x)とを点滅表示し、両位置データが一
    致したとき、成形機の駆動を可能にするようにしたこと
    を特徴とする穴あけ工具の成形方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04304957A (ja) * 1991-03-29 1992-10-28 Kanefusa Kk 木工用ボーリング錐の先端刃形成方法
JP2003025197A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Waida Seisakusho:Kk 研削盤におけるワークと砥石との相対位置関係調節装置
JP2008213050A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Toyota Motor Corp ブローチ研削装置及びブローチ研削方法
JP2009273876A (ja) * 2008-03-13 2009-11-26 B Johnson William 捩れ及び繰り返し疲労による破損に対する耐久性が高い長手方向に研削されたヤスリ
JP2010125575A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Union Tool Co 穴明け加工装置及び穴明け工具の再研磨方法
JP2011005625A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi 切削工具の研削加工方法及びその装置

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