JPH0331662Y2 - - Google Patents

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JPH0331662Y2
JPH0331662Y2 JP1985118436U JP11843685U JPH0331662Y2 JP H0331662 Y2 JPH0331662 Y2 JP H0331662Y2 JP 1985118436 U JP1985118436 U JP 1985118436U JP 11843685 U JP11843685 U JP 11843685U JP H0331662 Y2 JPH0331662 Y2 JP H0331662Y2
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support frames
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JP1985118436U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、畳やガラス板などの板状物運搬車
に関する。
(ロ) 考案の背景 従来、この種の板状物の運搬装置として、もた
れ枠と荷台とを台車の台枠上に固定したものがあ
つた。
しかし、このものはそれ自体の持ち運びや使用
済時にその占有空間が大きく特に保管には不便で
あつた。
そこで、実公昭57−23263号公報記載のものが
提案された。
このものは、もたれ枠と支え枠とが蝶番で連結
され、さらにその両枠の下端部もピンにより係合
されており、しかもこのピンや蝶番の軸方向は板
状物の長手方向と平行に形成されているので、板
状物の荷重が軸の軸心方向に加わるので、強度が
極めて弱く、重量物の運搬には適さず、また折り
畳み状態も単に小形に折りたためるだけでロツク
機構がなく、持ち運ぶ際に横にすると、ばらばら
となり、持ちやすい横状態での持ち運びができな
かつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、強度を向上させて重量物の運搬を
可能とし、しかも組立折畳が容易で、かつ組立時
および折畳み時にロツクすることのできる板状物
運搬車の提供を目的とする。
(ニ) 考案の要約 この考案は、台枠の前後杆の内側に、3角形に
形成され相互を内側に折畳んだとき相互が重なる
長さに形成された一対の支持枠を、相対向する内
側で起伏可能に、それぞれの底辺内側を枢着し、
上記支持枠を折畳んだとき上側に位置する一方の
支持枠と台枠との間に該支持枠の起立時と平伏時
との姿勢をロツクするロツク機構を設け、上記一
方の支持枠の上端部内側に、両支持枠の起立時の
間隔より若干長く形成された連結杆の基部を回動
可能に取付けると共に、他方の支持枠の上端内側
に連結杆先端の受部を形成し、上記受部と連結杆
との間にロツク機構を設けた板状物運搬車である
ことを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、台枠の一側に傾斜荷台を一
体的に形成し、台枠の前後杆の内側と、3角形に
形成した一対の支持枠の内側とを枢着したので、
支持枠を起立させたとき、前後杆を支持枠の底辺
の外側に当接して外倒れのストツパとなるので、
安定姿勢で起立させ得ると同時に、上部の連結杆
が3角形の支持枠間を突張つて固定することで、
各連結部での遊びがなくなつて、強固な運搬車が
簡単に組上がり、両支持枠の対向方向に運搬車を
強く押して搬送するも、この押す力で支持枠の起
立に緩みが生じて、ガタ付くことがなく、長期の
使用に絶え、重量物の搬送にも充分耐え得る。
さらに、支持枠と台枠との間に、該支持枠の起
立時と平伏時との姿勢をロツクするロツク機構を
設けたので、ロツク機構を有する側の支持枠を上
側にして両支持枠を台枠に折畳んだ後に、上側の
支持枠をロツクすれば、折畳み姿勢が固定され、
折畳み後の運搬車の持ち運びが安全でしかも運び
易くなり、手押し用板状物運搬車として有効であ
る。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の実施例を、以下図面に基づいて詳述
する。
図面は板状物運搬車を示し、第1図および第2
図において、この運搬車1は台枠2と車輪3a,
3a,3b,3bと支持枠4a,4bとからな
る。
上記台枠2は前後杆5,6と左右側杆7,8と
によつて長方形に形成されている。
さらに、台枠2の一側に(第1図において左側
杆7側に)傾斜荷台9を一体的に形成している。
前述の車輪は大車輪3a,3aと小車輪3b,
3bとよりなり、大車輪3a,3aは左右側杆
7,8の中央下部に架設された軸11の両端部に
軸支されている。
また、小車輪3b,3bは左側杆7前後の台枠
2下面に設けた取付枠12に取付けられ、この小
車輪3b,3bはその移動方向の向きが可変し、
かつ前述の大車輪3a,3aで浮かし気味にされ
ている。
前述の台枠2の大車輪3a,3a近くにレバ1
3,13を枢着し、このレバ13,13の先端部
間にストツパ軸14を連設し、このストツパ軸1
4と台枠2に設けた突起15,15の間にスプリ
ング16,16を張設して、通常は図示のように
スプリング16,16によりストツパ軸14を台
枠2の下面に圧接状態とし、レバ13,13乃至
ストツパ軸14を大車輪3a,3a側にキツクし
てスプリング16,16によりストツパ軸14を
大車輪3a,3aに圧接させてブレーキ作用を与
える。
さらに、レバ13に設けた突出部17をキツク
して大車輪3c,3aに圧接しているストツパ軸
14を図示のように復帰させてブレーキ作用を解
除させる。
前述の支持枠4a,4bは、もたれ杆21と支
え杆22と底杆23とから3角形に形成されてい
る。
この底杆23を台枠2の前後杆5,6に載置し
た状態で、相互の内側を蝶番24によつて連結し
て、それぞれ内側に起伏可能に形成し、しかも、
相互の支持枠4a,4bは相互を内側に折畳んだ
とき相互が重なり合う長さ(高さ)に形成してい
る。
この一対の支持枠4a,4bの起立時における
両支持枠4a,4bの上端部両側間隔より若干長
く形成した連結杆25の基部を一方の支持枠4a
の上端部内側に蝶番26で取付けて、回動可能と
している。
また、他方の支持枠4bの上端部内側には、第
3図および第4図にも示すように連結杆25の先
端部の受部27を形成している。
この受部27には連結杆25の先上面に設けた
孔28に係合する位置決めピン29とロツク機構
30を設けている。
このロツク機構30は第4図に示すように、受
部27に固定した筒31と、該筒31内に配設し
たスプリング32および摺動体33と、連結杆2
5側面に設けた孔34とよりなり、摺動体33を
スプリング32に抗してその摘み35を引つ張つ
た状態で連結杆25が前述の位置決めピン29に
より位置決めされた後、摘み35をはなすと摺動
体33のストツパ部36がスプリング32によつ
て連結杆25の孔34に突入して連結杆25の移
動をロツクするようにしている。
さらに、前述の支持枠4a,4bのもたれ杆2
1内に補助もたれ杆37を嵌合して引き出し可能
とし、板状物が大きい場合は補助もたれ杆37を
引き出してもたれ杆21側に設けたネジ38で固
着できるようにしている。
前述の傾斜荷台9に載置され、もたれ杆21に
もたれられた板状物は、もたれ杆21と共に紐な
どで巻回され、もたれ杆21の内側に設けられた
止具39に結び止めされる。
前述の支持枠4aの右側杆8側には、第5図お
よび第6図にも示すように支持枠4aの回動規制
板40とロツク機構41を設けている。
このロツク機構41も前述のロツク機構30同
様に、右側杆8に固定した筒42と、該筒42内
に配設したスプリング43および摺動体44とよ
りなり、摺動体44の摘み45をスプリング43
に抗して引つ張つた状態で、図示のように支持枠
4aを起立させた後、摘み45をはなすと摺動体
44のストツパ部46がスプリング43によつて
回動規制板40の下部孔47に突入して支持枠4
aを起立状態でロツクする。
このロツク状態で、他方の支持枠4bを起立さ
せたのち、連結杆25を両支持枠4a,4bの両
上端部内側に圧嵌して組立てを行なう。
さらに折り畳む時は、まず連結杆25を両支持
枠4a,4bよりはずして下方に回動させ、次に
支持枠4bを台枠2上に平伏させ、支持枠4aの
上述のロツクを解除した状態で、支持枠4aを連
結杆25と共に支持枠4b上に平伏させてロツク
機構41のストツパ部46を回動規制板40の上
部孔48に突入して第7図に示す状態に折り畳む
のである。
以上のように、台枠2の一側に傾斜荷台9を一
体的に形成し、台枠2の前後杆5,6の内側に3
角形に形成した一対の支持枠4a,4bの底杆2
3の内側を枢着したので、各部の強度が強くな
り、重量物の運搬を可能とし、しかも支持枠4a
と台枠2との間に、該支持枠4aの起立時と平伏
時との姿勢をロツクするロツク機構41を設けた
ので、組立折畳みが容易で、かつ折畳み後の運搬
を安全で容易にすることができ、さらに一方の支
持枠4aの上端部内側に、両支持枠4a,4bの
起立時の間隔より若干長く形成した連結杆25の
基部を取付けると共に、他方の支持枠4bの上端
部内側に連結杆25先端の受部27を形成し、こ
の受部27と連結杆25との間にロツク機構30
を設けたので、両支持枠4a,4bを強固に組立
てることができ、強度を一層向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示し、第1図は
板状物運搬車の斜視図、第2図は同車の側面図、
第3図は連結杆ロツク機構部の一部縦断側面図、
第4図は同ロツク機構部の一部横断平面図、第5
図は支持枠ロツク機構部の一部縦断正面図、第6
図は第5図A−A線における断面図、第7図は運
搬車の折畳み状態を示す斜視図である。 1……運搬車、2……台枠、3a……大車輪、
3b……小車輪、4a,4b……支持枠、5……
前杆、6……後杆、9……傾斜荷台、25……連
結杆、27……受部、30……ロツク機構、40
……回動規制板、41……ロツク機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下面要所に移動用の車輪を備えた台枠の一側に
    傾斜荷台を一体的に形成し、 上記台枠の前後杆の内側に、3角形に形成され
    相互を内側に折畳んだとき相互が重なる長さに形
    成された一対の支持枠を、相対向する内側で起伏
    可能に、それぞれの底辺内側を枢着し、 上記支持枠を折畳んだとき上側に位置する一方
    の支持枠と台枠との間に、該支持枠の起立時と平
    伏時との姿勢をロツクするロツク機構を設け、 上記一方の支持枠の上端部内側に、両支持枠の
    起立時の間隔より若干長く形成された連結杆の基
    部を回動可能に取付けると共に、他方の支持枠の
    上端内側に連結杆先端の受部を形成し、 上記受部と連結杆との間にロツク機構を設けた 板状物運搬車。
JP1985118436U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0331662Y2 (ja)

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JP1985118436U JPH0331662Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JPS6226276U JPS6226276U (ja) 1987-02-18
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