JPH03289419A - カートン供給装置 - Google Patents

カートン供給装置

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JPH03289419A
JPH03289419A JP7971390A JP7971390A JPH03289419A JP H03289419 A JPH03289419 A JP H03289419A JP 7971390 A JP7971390 A JP 7971390A JP 7971390 A JP7971390 A JP 7971390A JP H03289419 A JPH03289419 A JP H03289419A
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JP
Japan
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carton
chamber
suction
supply
vacuum pressure
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JP7971390A
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Inventor
Hirobumi Sato
博文 佐藤
Masaru Kurihara
勝 栗原
Akira Takeda
晃 武田
Junichi Saito
純一 斉藤
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカートン供給装置に関し、例えばゲーベルトッ
プ型と称される牛乳あるいはジュース類の飲物を収容す
る紙製容器用等の筒状カートンを殺菌する飲料容器用殺
菌装置に用いるカートン供給装置に関する。
[従来の技術] 第8図はゲーベルトップ型の紙製飲料容器1を示す。こ
の容器1を製造する場合は、第9図に示すように両端が
開口した一定長の筒状カートン4を殺菌した後、加熱、
仮折り、シール工程を経て第10図に示すように底部2
を平底状に成形する。
この後、所要の飲料を充填し、第8図に示すように上部
3を切り妻状に形成し、容器1を完成させる。この容器
1は通常1000ml、  500ml。
2501の容量に形成されることが多く、これらの場合
には、その断面形状は等しく、長さのみが相違する。
従来、この容器1に形成するカートン4の殺菌工程は、
開いた状態のカートンの内周面及び外周面に殺菌剤とし
て過酸化水素溶液を噴霧又は浸漬し、この後、熱風乾燥
することにより行なわれていた。また、カートン4の底
部2を平底状に成形した後、コンベアで搬送する間に殺
菌液を噴霧し、熱風乾燥することもある。
しかし、殺菌液の噴霧による殺菌は、殺菌液の噴霧が不
均一となり、あるいは、その噴霧量が不十分となる恐れ
があり、この場合には殺菌不良を生じる。一方、殺菌液
中にカートン全体を浸漬すると、殺菌不良の恐れは解消
されるが、その後の熱風乾燥による殺菌剤の除去が困難
で、容器内面に殺菌剤が残留する恐れがある。
このため、本願出願人は、カートン4を横方向にして殺
菌槽中を順次循環させる殺菌ステーションと、殺菌槽中
で浸漬殺菌したカートン4を放射状のマンドレルに装着
し、多数の熱風噴出ノズルを配置した熱風乾燥ステーシ
ョンに移送する間に、各マンドレルの先端部に形成した
空気噴出ノズルから無菌空気を噴出しつつカートン4に
付着した殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステーションとを
備える殺菌装置を開発した。この殺菌装置は、全体が無
菌室内に配置され、コンパクトな構造でカートン4を完
全に殺菌し、このカートン4から、殺菌剤を効率よく除
去できる。さらに、カートン4を殺菌槽中に循環させる
循環装置は、各カートン4をその縦方向の縁部に沿って
保持する保持具を備えており、横断面形状が同様な場合
には、長さが異なる種々のサイズのカートン4を殺菌す
ることができる。
[発明が解決しようとする課題] この殺菌装置は全体が無菌室内に配置されており、この
無菌室は一度解放すると、外部の塵芥あるいは雑菌が侵
入する虞れがある。この場合には、殺菌中の内部のカー
トンを取出し、無菌室内を再度殺菌した後、運転を再開
する。したがって、この殺菌装置へのカートンの供給は
、無菌室における無菌の雰囲気を破壊することなく行う
ことが望ましい。特に、サイズの異なるカートンの殺菌
に移行する場合でも、外部からの操作だけで移行が可能
で、無菌室を解放する必要のないことが望ましい。
本発明は上述に鑑みてなされたもので、サイズの異なる
カートンの殺菌に変更する場合でも、外部からの操作に
より、無菌室を解放する必要のないカートン供給装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によるカートン供給装置は、飲料容器用殺菌装置
の無菌室内に飲料容器に形成するカートンを供給するカ
ートン供給装置であって、前記無菌室に連通する供給室
と、この供給室の上側に配置され、各カートンの互いに
隣接する側壁部が上下に重なる扁平状態で多数のカート
ンを載置するカートン載置台と、このカートン載置台の
下側で供給室内に位置し、カートンの縦方向に沿う複数
の吸引パッドを有する吸引装置と、この吸引装置を往復
動じ、カートン載置台の最下側から前記無菌室への供給
位置までカートンを順次引出す作動装置と、前記吸引パ
ッドを真空圧源に連通ずる複数の真空圧管路と、カート
ンのサイズに応じてこれらの真空圧管路を切換える切換
装置とを備え、この切換装置を供給室外に配置したこと
を特徴とする [作用] このカートン供給装置では、吸引装置がカートン載置台
の最下側に位置するカートンをその吸弓パッドにより順
次供給位置まで引き出す。カートンはこの吸引パッドに
より下側に位置する壁部を吸引されて、カートン載置台
に載置された扁平状態から徐々に変形されて、供給位置
では中空の柱状カートンとされる。そして、この供給位
置からカートンが殺菌装置に供給される。
カートンのサイズを変更する場合は、カートン載置台に
所用サイズのカートンを載置した後、吸引パッドを真空
圧源に連通ずる真空圧管路をカートンのサイズに応じて
切換える。この切換えは、供給室すなわち殺菌装置の無
菌室の外部に配置した切換装置により行う。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
[実施例] 第2図は本発明の実施例のカートン供給装置を備える殺
菌装置5を示し、この殺菌装置は例えば上記第8図に示
すゲーベルトップ型容器1を充填包装するアセブチイッ
ク充填包装機に用いられるものである。
殺菌装置5は全体が無菌チャンバ5a内に収容され、図
の右方の供給ステーション6から両端を開口した中空角
柱状のカートン4が供給される。
このカートン4は殺菌ステーション7で殺菌された後、
洗浄ステーション8で洗浄され、殺菌剤除去ステーショ
ン9で殺菌剤を吹き飛ばされ、最後に熱風乾燥ステーシ
ョン10.11で乾燥されて排出ステーション12から
次の充填包装工程に搬出される。
第2図の殺菌装置は、無菌室5a内に各ステーションを
1つずつ配置した構成を備えるが、無菌室5a内に各ス
テーションをそれぞれ一対づつ併置した2連式の殺菌装
置、あるいは、各ステーションを3以上併置したマルチ
タイプの殺菌装置とすることもできる。
殺菌ステーション7には、例えば80℃程度に加熱され
た35重量%の過酸化水素水を殺菌剤として収容した殺
菌槽13が下方に設けられており、この殺菌槽13中を
、無端状の循環装置14によりカートン4が横方向に保
持されて循環される。
この循環装置14は、第3図に示すように所定間隔に取
付はリンク13gを配置した2本の平行なチェーン状に
形成され、これらの取り付はリンク13aにはカートン
4の縦方向の隅部を摺動案内する断面り字状の4本の案
内レール15を有する保持部材16が取付けられている
。これらの保持部材16はカートン4を水平軸に対して
例えば2乃至5@傾斜した状態で保持するように配置さ
れている。
この循環装置14は、無菌室5a上部の駆動軸17に装
着した駆動スプロケットにより回転され、カートン4を
順次殺菌槽13に浸漬し、この殺菌槽から引き上げる。
カートン4の両端が開口しかつ水平軸に対して傾斜した
状態で殺菌槽13中に浸漬されるため、殺菌剤がカート
ン4の内面まで完全に行き渡り、気泡等の付着による殺
菌むらも生じないうえ、引上げるときには殺菌剤がカー
トン内部から流れおち、内部に付着する残量は僅かであ
る。
殺菌を終えたカートン4は洗浄ステーション8に送られ
る。
第2図に示すように、洗浄ステーション8には洗浄液を
収容した洗浄槽18が配置されており、上記殺菌ステー
ション7における場合と同様に保持部材によりカートン
4を傾斜して保持する循環装置14が、駆動軸17及び
駆動スプロケットで間欠的に回転されると、この洗浄槽
18にカートン4が順次浸漬され、これから引上げられ
、表面に付着した殺菌剤が洗浄液と共に流れおちる。
洗浄槽18内には、無菌フィルタによって完全に無菌化
された無菌水が洗浄液として一定量収容される。この洗
浄液は殺菌剤の除去をより完全にするために、60℃以
上80℃程度に保持する方が好ましい。
洗浄ステーション8で殺菌剤を洗浄されたカートン4は
、この循環装置14の停止中に殺菌剤除去ステーション
9に送られる。この洗浄ステーション8におけるカート
ンの入口と出口は高さを変えて配置し、殺菌剤が後のス
テーションに混入するのを防止するのが好ましい。
この殺菌剤除去ステーション9には、第2図に示すよう
に、カートンの内面に無菌空気を吹き付ける殺菌付除去
装置18が配置されている。本実施例の殺菌付除去装置
18は6本のマンドレル19を備え、各マンドレル19
上の周部にはカートン4の隅部を案内する断面り字状の
4本の案内レール20が配置しである。これらの各マン
ドレル19は駆動軸21の回りに等間隔の放射状に配置
してあり、洗浄ステーション8の循環装置14がカート
ン4を洗浄槽18に浸漬する際の下方走行面と平行な平
面に内をこの循環装置に同期して間欠的に旋回する。マ
ンドレル19は停止したときに、洗浄ステーション8の
カートン4と同軸状に配置されるように。水平面に対し
て下方に所定角度傾斜して配置される。
また、各マンドレル19の先端部は矩形に形成されてお
り、この先端部から外嵌されるカートン4は周部の案内
レール20で保持される。そして、この先端部の外周に
は無菌空気噴出ノズルが開口しており、カートン4がマ
ンドレル19に外嵌される際に、この無菌空気噴出ノズ
ルから噴出される空気によりカートン内面から殺菌剤の
水滴が吹飛ばされる。
なお、殺菌ステーション7と洗浄ステーションとの間、
及び、洗浄ステーション8と殺菌剤除去ステーション9
との間に、カートン4の外面に無菌空気を吹付け、カー
トン外面に付着した殺菌剤を吹飛ばすノズル装置を設け
る場合もある。
殺菌剤除去ステーション9で内面の殺菌剤を除去された
カートン4は熱風乾燥ステーション10に送られる。
この熱風乾燥ステーションlOは殺菌ステーション7及
び洗浄ステーション8と同様な循環装置14により、熱
風乾燥槽22中でカートン4を循環し、供給管23から
送られる熱風を循環装置14の走行路に沿って配置した
熱風ノズル24から噴出して乾燥する。この乾燥槽22
内には槽内空気に含まれる過酸化水素量を検圧する検出
装置を設け、殺菌剤除去ステーション9までに殺菌剤が
除去されているか否かを確認できるようにするのが好ま
しい。
本実施例ではこの熱風乾燥ステーション10の後に更に
これと同様な熱風乾燥ステーション11が配置されてい
る。この熱風乾燥ステーション11では、乾燥槽25に
、乾燥槽22とは逆方向の熱風ノズル26を配置するの
が好ましい。
乾燥を終えたカートン4はカートン排出ステーション1
2に送られ、この排出ステーション12から横送りチェ
ーン27により次の工程に搬出される。
第2図に簡略的にして示されているように、殺菌装置5
内には各カートン4を次のステーションに搬送するため
の搬送機構30が供給ステーション6と殺菌剤除去ステ
ーション9との間、及び、殺菌剤除去ステーション9と
排出ステーション12との間に設けられている。
これらの搬送機構30は、それぞれ先端部てカートン4
の端部を係止する複数の爪部材31と、これらの爪部材
31の中間部を所定間隔毎に枢着した移動シャフト32
とを有し、これらの爪部材31はそれぞれの後端部をタ
イロッドで枢着されている。この移動シャフト32は、
例えばピニオンギヤ33及びラックギヤ34によりカー
トン4の搬送路に平行に往復動される。移動シャフト3
2が往復動される際、爪部材31の先端部は揺動機構に
より、各ステーション間のカートン搬送路内に突出する
送り位置と、搬送路から引込められた引込み位置との間
を揺動される。送り位置にあるときは、爪部材31の先
端部がカートン4の後端を係止して次のステーション方
向に移動し、引込み位置にあるときは爪部材31の先端
部はカートン4と干渉せず、元の位置に戻ることができ
る。
この移動シャフト32を往復動するピニオンギヤ33は
、例えば逆転可能なサーボモータで駆動してもよい。サ
ーボモータを用いる場合には、各ステーションにおける
カートン4の移動に同期させてギヤ33の回転を容易に
制御することができる。
第4図及び第5図は、供給ステーション6に配置される
カートン供給装置40の外観を示し、第1図はその内部
構造を示す。
なお、第5図は2連式の殺菌装W5に用いる場合を示す
もので、この場合には同一構造のカートン供給装置40
を互いに併置した状態で用いる。
このカートン供給装置40は、殺菌装置5内の搬送機構
30による搬送方向に整合した傾斜状態でカートン4を
供給するもので、殺菌装置5に結合した供給箱41を備
える。この供給箱41は殺菌装置5に隣接する側壁部に
カートン4が通る開口を形成してあり、また、上壁部に
はカートン載置台42に載置されたカートン4を順次受
入れる開口を形成してあり、供給箱41の内部がカート
ン4を殺菌装置5に供給するための供給室41aを形成
する。
供給箱41の上側には扁平に折り畳んだ状態の多数のカ
ートン4を載置するカートン載置台42が配置しである
。このカートン載置台42は最下側のカートン4の縦方
向両端部から突出したカートン4の縁部を保持する爪部
材42a(第1図及び第7図)を有し、この爪部材42
aに載置されたカートン4は供給箱41の土壁部に形成
した開口を閉鎖して供給室41aを密閉し、更にこの最
下側のカートン4の上方に順次載置されたカートン4は
ガイドレール43で順次下方に移動可能に支持される。
また、このカートン載置台42は、爪部材42aで保持
された最下側のカートン4が吸引装置44で供給室41
a内に引出される際に、扁平状態から中空の柱状構造に
変形容易とする案内板42b(第4図及び第7図)を有
する。
第1図及び第4−図に示すように、吸引装置44は供給
箱41の内部に配置され、カートン4の縦方向に沿った
3つの吸引パッド45a、45b。
45Cを備えている。これらの吸引バッド45a。
45b、45cはカートン4のサイズに対応させて配置
しである。すなわち、吸引バッド45aと吸引パッド4
5cとの間隔は例えば通常の10100Oの容量のカー
トン4に対応した位置に、また、吸引バッド45bと吸
引バッド45cとの間隔は5001及び2501の容量
のカートン4に対応した位置に配置しである。この他に
も、所用のカートン4のサイズに応じた適宜の数及び間
隔で配置することもできる。
吸引装置44を往復動する作動装置46は、この吸引装
置44に結合した作動ロッド47.48と、これらの作
動ロッド47,48の下端部を連結する連結板51と、
この連結板51をクランク機構53に連結する連結ロッ
ド52と、このクランク機構53を回転するモータ54
とを備える。
作動ロッド47,48は供給箱41の底壁部を貫通する
。これらの作動ロッド47.4gと供給箱41の底壁部
とは、この底壁部に設けたシール部材により気密状態に
シールされており、作動ロッド47,48の往復動の際
に、供給室41aに連通する無菌室5aの無菌状態を破
壊することがなく、無菌室5a内から殺菌剤の飛沫を外
部に排出することもない。さらに、これらの作動ロッド
47.48の下端は連結板51で一体的に結合しである
。連結板51は連結ロッド52を介してクランク機構5
3に結合され、このクランク機構53はモータ54によ
り回転される。したがって、モータ54が殺菌装置5内
のカートン4の移動に同期して回転すると、クランク機
構53と連結ロッド52と作動ロッド47.4gとを介
して吸引装置4°4往復動し、吸引パッド45a、45
b。
45cがカートン載置台42の最下側のカートン4に当
接する引出し位置Aと、無菌室5aへの供給位置Bとの
間を往復動する。
吸引装置44及びこれに連結した作動ロッド47.48
には、吸引パッド45b、45cに連通する真空圧管路
4つと、吸引バッド45aに連通する真空圧管路50と
を形成しである。これらの真空圧管路49.50はそれ
ぞれ可撓性ホース等の真空圧導入管55.56を介して
真空圧源59に接続する。この真空圧源59は例えポン
プ60により常時所定レベルの真空圧に保持することが
できる。
これらの真空圧管路49.50は供給室41aすなわち
無菌室5aの外部に配置した切換装置により、真空圧源
59との連通を切換えることができる。本実施例の切換
装置は、真空圧導入管55゜56に介装した切換弁57
.58で形成される。
第1図は、10100Oの容量を持つ容器1に形成する
カートン4を殺菌装置5に供給する状態である。このよ
うな大きなカートン4を供給する場合には、供給室41
aの外部に配置した切換装置の弁57.58を開き、真
空圧導入間55.56を介して真空圧管路49.50に
真空圧源を連通する。これにより、吸引パッド45a、
45b。
45cに真空圧が作用する。この状態でモータ54を作
動すると、クランク機構53、連結ロッド52、連結板
51及び作動ロッド47,48を介して吸引装置44が
引出し位置Aと供給位置Bとの間を往復動する。
また、第1図に示す切換装置の弁57.58は、吸引装
置44が引出位置Aから供給位置Bとの間を下降する時
は開いており真空圧源と連通しているが、逆に、吸引装
置44が供給位置Aから引出位置Bとの間を上昇する時
は閉じており、真空圧源から遮断される。
第6図はカートン載置台42に載置されたカートン4を
上方から見た状態を示し、第7図はカートン載置台42
からカートン4が供給位置Bに引出される状態を示す。
第7図に示すように互いに隣接する壁部を重ねた扁平状
態に折り畳まれたカートン4は、密着した状態でカート
ン載置台42に載置される。そして、カートン載置台4
2に載置されたカートン4は、最下側のカートン4の両
端部4g、4bが爪部材42aに保持されている。
吸引装置44が引出し位置Aに移動されると、吸引パッ
ド45a、45b、45cが最下側のカートン4の側壁
部を押圧し、吸着する。吸引装置44が供給位置Bに向
けて矢印Cの方向に移動すると、吸引パッド45a、4
5b、45cに吸着されたカートン4の側壁部が第7図
に示すようにカートン載置台42の案内板42bに沿っ
て摺動する。カートン4の復元力と案内板42bの抵抗
とにより徐々に変形され、供給位置Bに至るとほぼ矩形
の断面形状を有する中空柱状形状となる。
この中空柱状形状にされたカートン4は、供給位置に配
置された保持レール42c、42dで保持される。この
供給位置Bにおけるカートン4は、殺菌装置5内の搬送
機構30の搬送方向と整合した傾斜状態に配置されてい
る。
供給位置Bに引出された中空柱状のカートン4は、その
後方の端部が上記搬送機構30の爪部材31に係止され
、殺菌室5a内の殺菌ステーション7に供給される。
カートン4を例えば5001の小容量に形成するものに
切換える場合には、カートン載置台42に所用サイズの
カートン4を載置する。この場合、カートン載置台42
が第2図及び第4図に示すように傾斜しているため、縦
方向長さの短いものでもその後端を容易に整列させるこ
とができる。
そして、供給箱41の外部に配置された切換装置の一方
の切換弁58を手動で閉止することによって、真空圧導
入管56及び真空圧管路50か真空圧源59から遮断さ
れる。したがって吸引パッド45aには真空圧が作用し
ない。吸引装置44は上記と同様に引出し位置Aと供給
位置Bとの間を往復動し、カートン載置台42の最下側
からカートン4が吸引パッド45b、45cのみで順次
引出され、断面矩形の中空柱状に変形される。また、例
えば250m1の容量のカートン4の場合も同様である
したがって、殺菌装置5に供給するカートン4のサイズ
を変更する際に、殺菌装置5の全体を停止する必要がな
く、この無菌室5aを解放する必要もない。このため、
無菌室5a及び供給室41a内の無菌の雰囲気を保持し
つつカートン4のサイズを容易に変更することができる
。さらに、切換装置の弁57.58が殺菌装置5及び供
給装置40の外部に配置されるため、これらの弁57゜
58が殺菌剤に接触せず、使用寿命が延長されると共に
、供給室41a内をコンパクトに形成することができる
。。
[効果] 以上明らかなように、本発明によれば殺菌装置の無菌室
を解放することなく、殺菌装置に供給するカートンのサ
イズを外部からの操作のみで変更でき、殺菌装置の操作
及び保守が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるカートン供給装置を示す
説明図、第2図はこのカートン供給装置を用いた殺菌装
置の配置状態を示す断面図、第3図は殺菌装置内のカー
トンを循環殺菌させる循環装置の一部の説明図、第4図
は本発明の実施例によるカートン供給装置の側面図、第
5図は第4図のv−v線に沿う図、第6図は、扁平状態
のカートンの平面図、第7図は本発明の実施例によるカ
ートン供給装置の吸引装置の作動を示す説明図、第8図
乃至第10図は第1図の殺菌装置で殺菌する飲料容器を
示し、第8図は完成状態の斜視図、第9図はカートンの
上部の斜視図、第10図はその下部の斜視図である。 1・・・飲料容器、4・・・カートン、5・・・殺菌装
置、6・・・供給ステーション、7・・・殺菌ステーシ
ョン、8・・・洗浄ステーション、9・・・殺菌剤除去
ステーション、10.11・・・熱風乾燥ステーション
、12・・・排出ステーション、14・・・循環装置、
18・・・殺菌付除去装置、30・・・搬送機構、31
・・・爪部材、32・・・移動シャフト、34.35・
・・ギヤ、40・・・カートン供給装置、41・・・供
給箱、41a・・・供給室、42・・・カートン載置台
、44・・・吸引装置、45a、45b、45cm・・
吸引パッド、46−・・作動装置、47.48・・・作
動ロッド、49.50・・・真空圧管路、57.58・
・・切換弁、59・・・真空圧源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 飲料容器用殺菌装置の無菌室内に飲料容器に形成するカ
    ートンを供給するカートン供給装置であって、前記無菌
    室に連通する供給室と、この供給室の上側に配置され、
    各カートンの互いに隣接する側壁部が上下に重なる扁平
    状態で多数のカートンを載置するカートン載置台と、こ
    のカートン載置台の下側で供給室内に位置し、カートン
    の縦方向に沿う複数の吸引パッドを有する吸引装置と、
    この吸引装置を往復動し、カートン載置台の最下側から
    前記無菌室への供給位置までカートンを順次引出す作動
    装置と、前記吸引パッドを真空圧源に連通する複数の真
    空圧管路と、カートンのサイズに応じてこれらの真空圧
    管路を切換える切換装置とを備え、この切換装置を供給
    室外に配置したことを特徴とするカートン供給装置。
JP7971390A 1990-03-28 1990-03-28 カートン供給装置 Pending JPH03289419A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195471A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Ishizuka Glass Co Ltd カートンピッキング装置

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