JPH03287222A - トラッキングミラーアクチュエータ装置 - Google Patents

トラッキングミラーアクチュエータ装置

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JPH03287222A
JPH03287222A JP8890390A JP8890390A JPH03287222A JP H03287222 A JPH03287222 A JP H03287222A JP 8890390 A JP8890390 A JP 8890390A JP 8890390 A JP8890390 A JP 8890390A JP H03287222 A JPH03287222 A JP H03287222A
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JP8890390A
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Hideaki Kibune
英明 木船
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光デイスクドライブ装置等の光ピツクアップ
に装備されるトラッキングミラーアクチュエータ装置に
関する。
〔従来の技術〕
光デイスクドライブ装置や光磁気ディスクドライブ装置
等の光情報記録再生装置において、光情報記録媒体上に
集光された光スポットの精密位置制御を行うために、光
ピツクアップには光スポットのトラッキング動作を行う
ためのトラッキングミラーアクチュエータ装置が設けら
れているが、このトラッキングミラーアクチュエータ装
置とし3− 9図を参照して説明する。
第8図及び第9図において、可動部1は、ミラー2とミ
ラー支持体3と2つの駆動コイル4とから構成されてい
る。この可動部lを支持する2つの支持ばね5は、夫々
一端をミラー支持体3に、他端を基台10側の固定部支
持体6・に固定されている。可動部1のミラー支持体3
の両側に固定された乱動コイル4の中には、基台1o側
に固定された磁気回路のヨーク7の一端が挿入され、磁
石8とヨーク7の形成する磁気ギャップ9の中に乱動コ
イル4の一辺が位置している。
また、上記支持ばね5は、可動部1の両側に対称に設け
られており、可動部IWJ側の支持ばね5の中心線は同
一直線Cの上にあり、この直線Cは、可動部工の回転中
心となっている。また、可動部1の重心は直線Cの近傍
に位置している。
さて、以上のような構成からなるトラッキングミラーア
クチュエータ装置において、磁気ギャップ9の中の駆動
コイル4に発生するミラー法線方向(図中2方向)の力
の向きが、夫々のコイルでては、例えば、特開昭62−
210418号公報記載のものなどが知られている。
上記公報記載のトラッキングミラーアクチュエータ装置
では、ミラーとミラー支持体とを含む可動部を左右2つ
の薄板状のばね部材で支持し、この支持ばね部材のねじ
り中心線上近傍に可動部の重心を設けると共に、支持系
の低剛性の方向がミラー面内方向となり、高剛性の方向
がミラー法線方向となるように、上記支持ばね部材の厚
み方向をミラー面内方向に合わせて固定している。
したがって、このトラッキングミラーアクチュエータ装
置では、ミラー面内でミラーが微小量移動しても光ビー
ムの位置には全く影響しないため。
支持系が低剛性であっても問題はなく、光ビームの位置
に関係するミラー法線方向の支持系剛性は高剛性とする
ことができるため、光スポットの位置決め精度を低下さ
せる振動を抑制することができる。
ここで、上記従来のトラッキングミラーアクチュエータ
装置の具体的な例について第8図及び第4− 反対となるように電流の向きを決定することにより、可
動部1を直線Cを中心として回転させる磁気的偶力が発
生する。
ここで、支持ばね5の回転中心Cと可動部工の重心とが
一致し、両端の駆動コイル4で発生する正、負の力の大
きさが一致している場合、可動部1には直線Cを中心と
する回転運動しか発生しない。
しかしながら、一般に、回転中心Cと可動部1の重心に
はずれが生じ、2つの駆動コイル4で発生する力も同じ
大きさではない。また、可動部1両側の支持ばね5も、
形状、材料特性に生じるずれが避けられない。したがっ
て、これらの影響により、可動部1には、直線0回りの
回転の他に、x、y、z方向の直進運動及びx、z軸回
りの回転運動が発生する。
そこで、上記従来技術では、支持ばね5の厚み方向が、
ミラー2の面内方向となるように固定している。すなわ
、支持ばね5は、長手方向(y方向)と巾方向(2方向
)の剛性は十分大きいため、2方向、y方向の直進運動
、及びX軸回りの回転運動の変位は、十分小さくなる。
また、支持ばね5の厚み方向(X方向)の剛性は小さい
ため、X方向の直進運動、及びZ軸回りの回転運動の変
位は大きくなるが、ミラー2がミラー面内で移動2回転
しても、ミラー2で反射された光束の位置及び角度は変
化しないため、無視することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来のトラッキングミラーアクチュエー
タ装置においては、可動部lの一次共振周波数は通常5
0 Hz前後に設定する必要があるため、例えば支持ば
ね5の材質にステンレスを使用した場合、板厚を20μ
m前後と大変薄くする必要がある。これは、支持ばね5
が可動部1の回転によりねじれた場合、長手方向(図中
y方向)に若干縮まってしまうのに対し、支持ばね5は
一端をミラー支持体3に、他端を固定部支持体6に固定
されているため、大変縮まりにくい構造となっているた
めである。このため、一般的な片持ち=7− ことができれば、板厚のバラツキの影響は小さくなり、
−次共振周波数のバラツキを低減することができるが、
第8図、第9図に示す従来装置の構成のままで支持ばね
部材5の板厚を厚くした場合、−次共振周波数を50H
z前後にするためには、支持ばね部材5の長手方向(y
方向)の長さを極端に長くするか、あるいは、支持ばね
部材5の巾方向(X方向)の長さを極端に短くせざるお
えない。
しかしながら、支持ばね部材5の長手方向(y方向)の
長さを極端に長くした場合、装置が大型化してしまうと
いう問題が生じ、また、支持ばね部材5の巾方向(2方
向)の長さを極端に短くした場合、可動部lの回転によ
り支持ばね部材5に作用する剪断応力(kgf/a?)
が過大になり、支持ばね部材の許容応力を越えてしまう
という問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、−次
共振周波数を良好に低減することができ、且つ一次共振
周波数のバラツキをも低減しうるよのねじりばねに比べ
て大変ばね定数が高くなってしまう。
ところで、ステンレス鋼板は、製造上その厚さに対して
±2μm程度の誤差が避けられないため、ステンレス鋼
板を支持ばねに使用した場合、支持ばね5の板厚は土工
○%径程度バラツキを持つことになる。
ここで第8図に示す構成のトラッキングミラーアクチュ
エータ装置の場合、支持ばね5のねじりばね定数は板厚
の3乗に比例し、−次共振周波数はばね定数の1/2乗
に比例するため、例えば、板厚が±10%のバラツキを
持つと、−次共振周波数は±15%程度のバラツキを持
つことになる。
一般に、トラッキングミラーアクチュエータ装置の制御
系の仕様を考慮すると、可動部1の一次共振周波数は±
10%の範囲にある必要があり、したがって、上述の従
来装置の構成では一次共振周波数のバラツキが大きくな
りすぎており、制御系の仕様を満足することはできない
ところで、支持ばね部材5の板厚を大きくする8− うにしたトラッキングミラーアクチュエータ装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の第1の構成では、ミ
ラーとミラー支持体と駆動部とを有するほぼ左右対称な
可動部と、該可動部の左右両側から可動部の回転中心軸
に沿って延出するように設けられ可動部を回動自在に支
持する一対の支持ばね部材とを備え、上記可動部を上記
駆動部により回動させることによって上記光情報記録媒
体上の光スポットにトラッキング動作を行わせるように
したトラッキングミラーアクチュエータ装置において、
上記支持ばね部材は、上記可動部の回転中心軸を中心に
ねじり変形可能なねじりばね部と、回転中心軸方向に屈
曲可能な屈曲部を有し、上記ねじりばね部の一端は上記
屈曲部により回転中心軸方向に移動可能に支持されると
ともに、上記ねじりばね部の厚み方向を上記ミラーの反
射面内方向に合わせて設けたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の第2の構成で
は、ミラーとミラー支持体と駆動部とを有するほぼ左右
対称な可動部と、該可動部の左右両側から可動部の回転
中心軸に沿って延出するように設けられ可動部を回動自
在に支持する一対の支持ばね部材とを備え、上記可動部
を上記駆動部により回動させることによって上記光情報
記録媒体上の光スポットにトラッキング動作を行わせる
ようにしたトラッキングミラーアクチュエータ装置にお
いて、上記一対の支持ばね部材は、夫々上記可動部の回
転中心軸と同一直線上に中心線を有する薄板状のばね部
材からなり、この可動部左右の一対の支持ばね部材は回
転中心軸を中心に微小角度だけ同方向にねじりを加えら
れた状態で両端を夫々固定されていると共に、上記一対
の支持ばね部材の厚み方向は上記ミラーの反射面内方向
に合わせて設けられていることを特徴とする。
〔作  用〕
本発明の第1の構成によるトラッキングミラーアクチュ
エータ装置においては、可動部を支持する支持ばね部材
に1回転中心線を中心にねじれる11− 一夕装置の良好な制御が可能となる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明の第1の構成の一実施例を示すトラッキ
ングミラーアクチュエータ装置の斜視構成図、第2図(
、)は同上トラッキングミラーアクチュエータ装置の支
持ばね部材を図中2方向より見た状態を模式的に示す平
面図、第2図(b)は第2図(a)の■−■線断面図で
ある。
第1図及び第2図において、このトラッキングミラーア
クチュエータ装置の可動部1は、ミラー2とミラー支持
体3と2つの乱動コイル4とから構成されている。この
可動部1の左右両側を夫々支持する2つの支持ばね部材
15は、夫々一端をミラー支持体3に、他端を基台上○
側の固定部支持体6に固定されている。可動部lのミラ
ー支持体3の両側に固定された方形状の乱動コイル4の
中には、基台10側に固定された磁気回路のコ字型形状
をしたヨーク7の一端側が挿入されており、ねじりばね
部と、回転中心線の方向に曲がる屈曲部とを設けること
により、上記ねじりばね部の一端側は上記屈曲部の作用
により回転中心線方向に移動可能となり、上記支持ばね
部材のねじりばね部の板厚を厚くしても一次共振周波数
を低くでき、板厚のバラツキによる一次共振周波数のバ
ラツキも少なくすることができ、トラッキングミラーア
クチュエータ装置の良好な制御が可能となる。
また、本発明の第2の構成によるトラッキングミラーア
クチュエータ装置においては、可動部左右の一対の支持
ばね部材は回転中心軸を中心に微小角度だけ同方向にね
じりを加えられた状態で両端を可動部と固定部とに夫々
固定されているため、可動部の回転によりねじれが生じ
たときにも、各支持ばね部材の回転中心軸方向の長さが
、一方の支持ばね部材は縮み、他方の支持ばね部材は延
びるように作用するため、支持ばね部材の板厚を厚くし
ても一次共振周波数を低くでき、板厚のバラツキによる
一次共振周波数のバラツキをも少なくすることができ、
トラッキングミラーアクチュエ12− このヨーク端と、ヨーク7の他端側に固定された磁石8
とによって形成される磁気ギャップ9の中に上記乱動コ
イル4の一辺が位置していることになる。
上記支持ばね部材15は、可動部1の両側に左右対称に
設けられており、この可動部1両側の支持ばね部材15
は、夫々同一直線Cを中心にねじれるねじりばね部20
と、直vACの方向に屈曲する屈曲部21とを有する構
造となっている。
ここで、ねじりばね部20は、直、tlC上に中心線を
有する薄板状のばねよりなり、一端を可動部1のミラー
支持部材3に、他端を、支持ばね部材15の屈曲部21
側に固定されている。また、屈曲部21は、直線Cに垂
直な面と、直IsCに平行な面とを有し、直線Cの方向
に屈曲可能に形成されており、ねじりばね部20の一端
を、固定部支持体6に対して直線Cの方向に移動可能に
支持している。
尚、可動部1の重心は、直線Cの近傍に位置し、この直
線Cは可動部1の回転中心となる。
さて、第1図、第2図に示す構成のトラッキングミラー
アクチュエータ装置において、磁気ギャップ9の中の駆
動コイル4に発生するミラー法線方向(図中2方向)の
力の向きが、夫々のコイルで反対となるように各駆動コ
イル4に流れる電流の向きを決定することにより、可動
部1には磁気的に偶力が発生し、可動部1は直線Cを中
心に回動される。したがって、可動部上の回動方向をト
ラッキングエラーは号によって制御することにより所定
のトラッキング動作が行われる。
ところで、この1〜ラッキング動作時に、支持ばね部材
工5のねじりばね部20にはねじり変形が生じ、ねじり
ばね部20は長手方向(図中y方向)に若干縮まるが、
ねじりばね部20は、上述したように、屈曲部21によ
り一端側が直線C(回転中心軸)方向に移動可能に支持
されているため、このときのばね定数は、一般的な片持
ちのねじりばねとほぼ同等となる。このため、支持ばね
部材15のねじりばね部20の板厚は、従来の両端固定
の時に比べて十分厚くすることができ、板厚の15− ばね部材15の屈曲部21はy方向の剛性が小さくなっ
ているため、可動部1にはy方向の直進運動及びZ軸回
りの回転運動が発生しやすいが、何れもミラー2の反射
面内の運動であるので、ミラー2で反射された光束の装
置及び角度への影響はない。
次に、第5図は本発明の第2の構成の一実施例を示すト
ラッキングミラーアクチュエータ装置の斜視構成図であ
る。
第5図において、このトラッキングミラーアクチュエー
タ装置の可動部1は、ミラー2とミラー支持体3と2つ
の駆動コイル4とから構成されており、この可動部上の
構造は第1図乃至第4図で説明した第1の構成のものと
同一である。
上記可動部lの左右両側を夫々支持する2つの支持ばね
部材25は、夫々の中心線が同一直線C上にある薄板よ
りなり、直線Cを中心に微小角ねじれた形で、一端側を
可動部1のミラー支持体3に、他端側を基台10側の固
定部支持体6に固定されている。ここで、第6図は上記
支持ばね部材バラツキによる一次共振周波数のバラツキ
は十分小さくなる。
次に、第3図及び第4図に本発明の第1の構成のトラッ
キングミラーアクチュエータ装置の第2の実施例を示す
。ここで、第3図はトラッキングミラーアクチュエータ
装置の斜視構成図、第4図(a)は同上1−ラッキング
ミラーアクチュエータ装置の支持ばね部材を図中2方向
より見た状態を模式的に示す平面視図、第4図(b)は
第4図(a)のmV−IV線断線断面同図る。
第3図、第4図において、この実施例におけるトラッキ
ングミラーアクチュエータ装置の構造は第1の実施例と
略同−であるが、本実施例では、支持ばね部材工5とし
てL字状の薄板を用い、ねじりばね部20と屈曲部21
とを単一の板ばねにより形成した例である。このように
ねじりばね部20と屈曲部21とを単一の板ばねにより
形成した場合には、部品点数の削減、組立作業の簡単化
が図れる。
尚、上述の第I、第2の実施例において、支持=16− 25の固定前の状態を示す図、第7図は上記支持ばね部
材25の固定後の状態を夫々模式的に示す図であり、可
動部1両側の夫々の支持ばね部材25は同一方向にねじ
れた状態で固定されている。
尚、可動部1の重心は直gACの近傍に位置し、この直
線Cが可動部上の回転中心となる。
さて、第5図に示す構成のトラッキングミラーアクチュ
エータ装置において、磁気ギャップ9の中の駆動コイル
4に発生するミラー法線方向(図中2方向)の力の向き
が、夫々のコイルで反対となるように駆動コイル4に流
す電流の向きを決定することにより、可動部上には磁気
的に偶力が発生し、可動部1は直線Cを中心に回動され
る。したがって、トラッキングエラー信号に応じて駆動
コイル4に流す電流の向き大きさを制御し、可動部1の
回動を制御することにより所定のトラッキング動作が行
われる。
ところで、このトラッキング動作時には、支持ばね部材
25には可動部1の回動に応じてねじれが生じ、一方の
支持ばね部材25は予め与えられているねじれが増す方
向にねじれ、他方側の支持ばね部材25は予め与えられ
ているねじれが減る方向にねじれる。このため、一方の
支持ばね部材25は長手方向(図中y方向)に若干縮ま
り、他方の支持ばね部材25は長手方向(y方向)に若
干延びた状ahなる。このため、支持ばね部材25のば
ね定数は、夫々の支持ばね部材25の一端が移動可能な
状態のときと同等となる。したがって、支持ばね部材2
5の板厚は従来装置に比べて十分厚くすることが可能と
なり、板厚のバラツキによる一次共振周波数のバラツキ
を十分小さくすることが可能となる。
ところで、以上のような構成で問題となるのは、支持ば
ね部材25は予めねじられた状態から、さらにトラッキ
ングに必要な角度だけねじられた状態となるため、支持
ばね部材25に働く剪断応力(kgf/af)が大きく
なるということである。
そこで、支持ばね部材25の剪断応力(kgf/d)が
許容応力を越える危険がある場合は、支持ばね部材25
は平坦な薄板にねじりを加えた状態19− ばね部の一端を上記回転中心軸方向に移動可能に支持す
る屈曲部とで構成したので、上記ねじりばね部の板厚を
厚くしても一次共振周波数を十分低くすることができ、
且つ、板厚のバラツキによる一次共振周波数のバラツキ
をも小さくすることができる。
また、上記第1の構成のトラッキングミラーアクチュエ
ータ装置において、支持ばね部材のねじりばね部と屈曲
部を単一の板ばねにより形成した場合には、部品点数の
削減及び組立て作業の簡単化が図れる。
次に、本発明による第2の構成のトラッキングミラーア
クチュエータ装置においては、可動部の両側部を支持す
る支持ばね部材を、可動部の回転中心軸を中心に夫々同
方向に微小角ねじりを加えた状態で固定したため、支持
ばね部材のばね定数は、支持ばね部材の一端が回転中心
軸方向に移動可能な場合と同等となり、支持ばね部材の
板厚を厚くしても一次共振周波数を十分低くすることが
でき、且つ、板厚のバラツキによる一次共振周波で固定
するのではなく、予め、微小量ねじれた状態に形成して
おけばよい。すなわち、ねじり力が働かない状態におい
て、微小量のねじれを持つ薄板を製作し、支持ばね部材
25として使用すればよく、この場合には、トラッキン
グ動作により支持ばね部材25に働く剪断応力は第8図
に示した従来装置の支持ばね部材の場合とほぼ等しくな
る。
尚、以上の実施例において、支持ばね部材25に与えら
れるねじれ角は、トラッキングに必要な回転角以上であ
れば本発明の効果は得られ、この角度は大変微小な角度
である。したがって、本実施例の場合も、支持ばね部材
25のZ方向及びy方向の剛性は従来装置の場合と同等
と考えられ、2方向及びy方向への無用の振動が防止で
きる。
〔発明の効果〕
以上、実施例に基づいて説明したように、本発明による
第1の構成のトラッキングミラーアクチュエータ装置に
おいては、可動部の両側部を支持する一対の支持ばね部
材を、可動部の回転中心軸を中心にねじれ変形するねじ
りばね部と、ねじり20− 数のバラツキをも小さくすることができる。
また、第2の構成のトラッキングミラーアクチュエータ
装置において、可動部の両側部を支持する支持ばね部材
として、可動部の回転中心軸を中心に夫々同方向に微小
角ねじれた状態に予め整形された薄板を用いた場合には
、ばね定数は、支持ばね部材の一端が回転中心軸方向に
移動可能な場合と同等となり、支持ばね部材の板厚を厚
くしても一次共振周波数を十分低くすることができ、且
つ、支持ばねに働く剪断応力を増加させることなく板厚
のバラツキによる一次共振周波数のバラツキを小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の構成の一実施例を示すトラッキ
ングミラーアクチュエータ装置の斜視構成図、第2図(
a)は同上トラッキングミラーアクチュエータ装置の支
持ばね部材を図中2方向より見た状態を模式的に示す平
面図、第2図(b)は第2図(a)の■−■線断面図、
第3図は本発明の第1の構成の別の実施例を示すトラッ
キングミラーアクチュエータ装置の斜視構成図、第4図
(a)は同上トラッキングミラーアクチュエータ装置の
支持ばね部材を図中Z方向より見た状態を模式的に示す
平面図、第4図(b)は第4図(a)のIV−IV線断
面図、第5図本発明の第2の構成の一実施例を示すI−
ラッキングミラーアクチュエータ装置の斜視構成図、第
6図は同上トラッキングミラーアクチュエータ装置の支
持ばね部材の固定前の状態を示す説明図であって、同図
(a)は支持ばね部材を第5図y方向から見たときの図
、同図(b)は支持ばね部材を第5図X方向から見たと
きの図、第7図は第5図に示す1〜ラツキングミラーア
クチユエータ装置の支持ばね部材の固定後の状態を示す
説明図であって、同図(a)は支持ばね部材を第5図y
方向から見たときの図、同図(b)は支持ばね部材を第
5図X方向から見たときの図、第8図は従来技術の一例
を示すトラッキングミラーアクチュエータ装置の斜視構
成図、第9図(a)は同上従来のトラッキングミラーア
クチュエータ装置の支持ばね部材を図中X方向より23
− 見た状態を模式的に示す平面図、第9図(b)は第9図
(、)のIX−IX線断面図である。 ■・・・・可動部、2・・・・ミラー、3・・・・ミラ
ー支持体、4・・・・駆動コイル、15.25・・・・
支持ばね部材、6・・・・固定部支持体、7・・・・ヨ
ーク、8・・・・・磁石、9・・・・磁気ギャップ、1
0・・・・基台、20・・・・ねじりばね部、21・・
・・屈曲部、C・・・・回転中心線。 24−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光情報記録媒体上に微小な光スポットを形成して情
    報の記録・再生を行う光情報記録再生装置において上記
    光スポットのトラッキング動作を行うために用いられる
    トラッキングミラーアクチュエータ装置であって、ミラ
    ーとミラー支持体と駆動部とを有するほぼ左右対称な可
    動部と、該可動部の左右両側から可動部の回転中心軸に
    沿って延出するように設けられ可動部を回動自在に支持
    する一対の支持ばね部材とを備え、上記可動部を上記駆
    動部により回動させることによって上記光情報記録媒体
    上の光スポットにトラッキング動作を行わせるようにし
    たトラッキングミラーアクチュエータ装置において、上
    記支持バネ部材は、上記可動部の回転中心軸を中心にね
    じり変形可能なねじりばね部と、回転中心軸方向に屈曲
    可能な屈曲部を有し、上記ねじりばね部の一端は上記屈
    曲部により回転中心軸方向に移動可能に支持されるとと
    もに、上記ねじりばね部の厚み方向を上記ミラーの反射
    面内方向に合わせて設けたことを特徴とするトラッキン
    グミラーアクチュエータ装置。 2、光情報記録媒体上に微小な光スポットを形成して情
    報の記録・再生を行う光情報記録再生装置において上記
    光スポットのトラッキング動作を行うために用いられる
    トラッキングミラーアクチュエータ装置であって、ミラ
    ーとミラー支持体と駆動部とを有するほぼ左右対称な可
    動部と、該可動部の左右両側から可動部の回転中心軸に
    沿って延出するように設けられ可動部を回動自在に支持
    する一対の支持ばね部材とを備え、上記可動部を上記駆
    動部により回動させることによって上記光情報記録媒体
    上の光スポットにトラッキング動作を行わせるようにし
    たトラッキングミラーアクチュエータ装置において、上
    記一対の支持ばね部材は、夫々上記可動部の回転中心軸
    と同一直線上に中心線を有する薄板状のばね部材からな
    り、この可動部左右の一対の支持ばね部材は回転中心軸
    を中心に微小角度だけ同方向にねじりを加えられた状態
    で両端を夫々固定されていると共に、上記一対の支持ば
    ね部材の厚み方向は上記ミラーの反射面内方向に合わせ
    て設けられていることを特徴とするトラッキングミラー
    アクチュエータ装置。
JP8890390A 1990-04-03 1990-04-03 トラッキングミラーアクチュエータ装置 Pending JPH03287222A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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