JPH03285439A

JPH03285439A - 留守番電話機

Info

Publication number: JPH03285439A
Application number: JP8711190A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Ishikura; 石倉　正昭
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-03-30
Filing date: 1990-03-30
Publication date: 1991-12-16
Anticipated expiration: 2011-11-13
Also published as: JP2552379B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、留守中に記録された用件メツセージ及びビジ
ィトーンのうち、用件メツセージのみの再生が可能な留
守番電話機に関する。

（従来の技術）従来の留守番電話機は、留守モード時に相手側電話機か
ら着信があると応答メツセージを送出し、その後相手側
から送られてくる用件メツセージや何も話さずに電話を
切ったときに発せられるビジィトーンを、着信順に磁気
テープ等の記録媒体に記録するようになっている。そし
て、その留守番電話機の使用者が帰宅後に所定の再生操
作を行うことにより、留守中の記録が最初から順番に再
生され、留守中の全記録を聴取することができるように
なっている。

ところで、この種の留守番電話機を設置している場合、
応答メツセージを受けた相手側の対応が様々であること
から、留守モード時に用件メツセージとビジィトーンと
がランダムに記録されるのが一般である。このため、再
生操作を行って最初から録音を聴取すると、用件メツセ
ージの外にビジィトーンをも聴かねばならないこととな
る。このビジィトーンは電話があったことを伝えるもの
の、使用者にとって煩しいものであり、しかも聴取時間
を長びかせる要因にもなっていた。

そこで、留守モード時にビジィトーンが記録されると、
このビジィトーンを無効な用件として磁気テープを巻戻
し、テープの頭出しを行って新しい用件メツセージの録
音を可能とする機能を備えた留守番電話機が提案されて
いる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記したビジィトーンを無効とする留守
番電話機においては、応答メツセージを受けた相手側が
２．３秒間話してから電話を切るようなことがあると、
通話時間が短いことから用件メツセージとビジィトーン
との判別が行えず、ビジィトーンとして誤って記録され
ることがある。

すなわち、短い用件メツセージであるにも拘わらずビジ
ィトーンとして無効とされてしまうといった不具合があ
った。

ところで、音声というものは聴き慣れている人にとって
は二言三言聴き取っただけでも誰であるのか識別できる
ものである。そのため、上記のように短時間の用件メツ
セージが無効とされて再生されないと、通話の相手側が
誰であったか全く不明であるうえ、着信状況も把握でき
ず、留守番電話機としての利用価値を著しく低下させる
ものであった。

本発明は係る実情に鑑みてなされたもので、その目的は
、留守モード時に記録された用件メツセージ及びビジィ
トーンのうち、用件メツセージのみを再生できるように
して、聴取時間の短縮化を図ると共に、短い伝言等も聴
き取ることができる留守番電話機を提供することにある
。

（課題を解決するための手段）・上記課題を解決するため、本発明の留守番電話機は、
相手側電話機からの着信に応じて予め記憶媒体に記憶さ
れた応答メツセージを相手側に送出すると共に、その送
出後に相手側から送られてくる用件メツセージ及び相手
側が無言のまま電話を切ることによって出力されるビジ
ィトーンを録音部に記録し、再生操作部からの再生指示
信号によって録音部に記録された留守中の用件メツセー
ジ及びビジィトーンを再生するように構成された留守番
電話機において、留守モード時に相手側電話機から送出
されてくるビジィトーンを検出するビジィトーン検出部
と、前記録音部に記録される用件メツセージの記録開始
値位置と記録終了位置とをカウントするカウント部と、
このカウント部による用件メツセージのカウント値をカ
ウントデータとして記憶すると共に、前記ビジィトーン
検出部によってビジィトーンを検出したときビジィトー
ン有りを示すデータを記憶する記憶部と、前記録音部に
記録された用件メツセージのみを再生させる指示信号を
送出するメツセージ再生操作部と、このメツセージ再生
操作部からの指示信号に応答して前記記憶部から用件メ
ツセージのカウントデータを読み出し、このカウントデ
ータに基づいて前記録音部に録音された用件メツセージ
のみの再生を行わせる制御部とを備えた構成を採用する
。

（作用）上記構成により、応答メツセージを受けた相手側が用件
を告げると、この相手側から送られてくる用件メツセー
ジが録音部に記録されると共に、その用件メツセージの
録音部への記録開始位置と記録終了位置とがカウント部
によってカウントされ、そのカウントデータが記憶部に
記憶される。

一方、応答メツセージを受けたとき、相手側が話さずに
電話を切ると、その時に発せられるビジィトーンが録音
部に記録されると共に、ビジィトーンであることを示す
データが記憶部に記憶される。このようにして、留守番
電話機には、用件メツセージとビジィトーンとがランダ
ムに記録されると共に、記憶部には、各用件メツセージ
のカウントデータとビジィトーンを示すデータとが記憶
されることになる。

この後、使用者が留守中の記録を聴取するに際して、メ
ツセージ再生操作部を操作すると、その再生指示信号に
応答して記憶部からカウントデータが読み出される。そ
して、制御部はこのカウントデータに基づいて録音部か
ら用件メンセージのみを再生する。これにより、ビジィ
トーンは再生されずに用件メツセージのみが順次再生さ
れて、聴取できるようになっている。

また、前記用件メツセージの記録時には、短時間の伝言
等であっても記録され、かつ用件メツセージとしてカウ
ントされているから、用件メツセージの再生時には全て
再生されて、聴取できるようになっている。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明に係る留守番電話機の電気的構成を示
すブロック線図である。

同図において、電話回線１が、入出力端子であるチップ
リング２に接続されており、このチップリング２には図
示は省略しているが通話回路、フックスイッチ及び送受
話器等が接続されている。

また、チンプリング２には留守モード時において着信時
に外線を閉結する回線閉結回路３と、相手側電話機から
の着信信号を検出してその検出信号を出力する着信検出
回路４とが接続されている。

回線閉結回路３の出力は、ビジィトーン検出回路５と留
守応答録音部６とに接続されている。ビジィトーン検出
回路５は、パルス変換回路を備えおり、第２図に示す如
く電話回線ｌから送られてくるビジィトーンｂｌ、ｂ２
．ｂ３・・・をパル波ＰＩ。

Ｐ２．Ｐ３・・・に変換し、後述するビジィトーン検出
部１５に与えるようになっている。また、留守応答録音
部６は、録音再生装置であって、ｉｃ録音−ｉｃ録音方
式、ｉｃ録音−テープ録音方式及びテープ録音−テープ
録音方式等が知られている。

本例では、テープ録音−テープ録音方式を採用し、留守
モード時には、応答メソセージを再生して送出すると共
に、電話図′４ｓ１から送られてくる用件メツセージＭ
１．Ｍ２．Ｍ３・・・及びビジィトーンＢｌ、Ｂ２．Ｂ
３・・・を、磁気テープに用件１．用件２．用件３・・
・（第３図参照）として記録するようになっている。

メツセージ再生操作部である再生スイッチ７は、押圧操
作により用件メツセージのみを再生させる指示信号を送
出すると共に、同じくメツセージ再生操作部である再生
スイッチ８は、押圧操作によって用件メツセージ及びビ
ジィトーンを含む全記録を再生させる指示信号を送出し
、これらの指示信号をマイクロコンピュータ９のスイッ
チ検出部１６に与えるようになっている。

制御部１０は、留守番電話機各部の動作制御を行うと共
に、留守モード時の録音・再生動作を制御するものであ
り、この制御部１０には、前記着信検出回路４からの着
信信号を受けて検出データを出力する着信検出部１１の
出力と、前記留守応答録音部６の磁気テープに記録され
る用件メツセージの始まり位置と終り位置とを示すスタ
ートカウント値及びエンドカウント値を検出するカウン
ト部１４の出力と、前記ビジィトーン検出回路５からの
検出信号を受けてビジィトーンの回数をカウントするビ
ジィトーン検出部１５の出力と、各再生スイッチ７．８
からの再生指示信号を検出するスイッチ検出部１６の出
力とが接続されている。

また、制御部ｌＯからは、前記回線閉結回路３に切換信
号を送出する回線閉結部１２と、前記留守応答録音部６
に指示信号を送出する留守応答制御部１３とにそれぞれ
制御信号が送出されている。

さらに、制御部１０には、前記カウント部１４のカウン
ト値をカウントデータとして記憶すると共に、前記ビジ
ィトーン検出部１５からのビジィトーン有りを示すデー
タを記憶する記憶部１７が双方向に接続されている。

次に、上記構成の留守番電話機の動作を説明する。

まず、留守番電話機は留守モードにセットされていると
する。この状態で電話回線１を介して呼出信号が送られ
てくると、この呼出信号はチップリング２から着信検出
回路４に導かれ、ここで着信が検出される。そして、着
信検出回路４から送出される着信信号がマイクロコンピ
ュータ９の着信検出部１１に入力される。着信検出部１
１では、その着信回数をカウントし、予め設定された回
数だけカウントすると、制御部１０に検出信号を送出す
る。制御部１０は、この検出信号に基づいて回線閉結部
１２に制御信号を出力し、回線閉結部１２から切換信号
を出力させて、回線閉結回路３を閉結させる。

次に、制御部１０は留守応答制御部１３に制御信号を出
力し、留守応答制御部１３から指示信号を出力させて、
留守応答録音部６を作動させる。

これにより、留守応答録音部６から応答メツセージが出
力され、回線閉結回路３、チップリング２及び電話図ｖ
Ａｌを介して、相手側電話機に送出される。そして、相
手側がこの応答メツセージを受けて用件を告げると、こ
の用件メツセージが電話回線１、チップリング２及び回
線閉結回路３を介して留守応答録音部６に導かれ、該留
守応答録音部６内の磁気テープに録音される。このとき
、カウント部１４は、用件メツセージが磁気テープに録
音される際のテープのスタート位置を示すカウント値と
エンド位置を示すカウント値とを制御部１０を介して記
憶部１７に送出する。これにより、１件の用件メツセー
ジの始まり位置と終り位置とがカウントデータとして記
憶部１７に記憶される。

続いて、別の相手から呼出信号が着信すると、同様にし
て応答メツセージが送出され、この応答メツセージを受
けた相手側が応答メツセージ聴取後に無言のまま電話を
切った場合、電話図Ｎｓ１を介してビジィトーンが送ら
れてくる。このビジィトーンは、回線閉結回路３を介し
てビジィトーン検出回路５に導かれる。ビジィトーン検
出回路５では、導かれたビジィトーンをパルス信号に変
換し、この変換したパルス信号を検出信号として、マイ
クロコンピュータ９のビジィトーン検出部１５に与える
。ビジィトーン検出部１５は、この検出信号を受けてビ
ジィトーンを予め設定された回数（例えば２．３回）だ
けカウントすると、出力信号を制御部１０に送出する。

制御部１０は、この出力信号に基づいて、回線閉結部１
２及び留守応答制御部１３にそれぞれ制御信号を送出す
る。すなわち、回線閉結部１２では、この制御信号に基
づく切換指示信号を回線閉結回路３の切換制御入力に送
出して、回線閉結回路３を開放すると共に、留守応答制
御部１３では、この制御信号に基づく停止指示信号を留
守応答録音部６に送出して、留守応答録音部６の動作を
停止する。これにより、ビジィトーンが所定の時間幅で
磁気テープに記録される。このとき、ビジィトーン検出
部１５は、制御部ｌＯを介して記憶部１７にビジィトー
ン有りを示すデータを送出する。これにより、１件のビ
ジィトーンを示すデータが記憶部１７に記憶される。

このようにして、着信がある毎に第３図に示す如く用件
メツセージＭｌ、Ｍ２．Ｍ３・・・とビジィトーンＢｌ
、Ｂ２．Ｂ３・・・とが着信順に記録されてゆき、用件
メツセージＭｌ、Ｍ２．Ｍ３・・・は、相手側の用件の
長さに応じた時間幅で録音されることになる（第３図参
照）。

この後、帰宅した留守番電話機の使用者が、留守中に記
録された用件メツセージを聴取しようとして再生スイッ
チ７を押圧操作すると、スイッチ検出部１６から用件メ
ツセージのみの再生を指示する信号が制御部１０に与え
られる。制御部１０は、この指示信号を受けて、記憶部
１７から用件メツセージのカウントデータを読み出し、
このカウントデータに対応した部分の磁気テープの再生
を指示する制御信号を、留守応答制御部１３に送出する
。留守応答制御部１３は、この制御信号に基づき、磁気
テープを巻戻して用件メツセージのみを再生させるため
のスタート値およびエンド値を含む指示信号を、留守応
答録音部６に順次送出する。これにより、カウントデー
タに基づいて留守応答録音部６の磁気テープの再生、停
止が制御され、磁気テープに用件として記録された用件
メツセージＭｌ、Ｍ２．Ｍ３・・・を順次再生する。こ
の再生信号は図示しないスピーカに供給されるので、使
用者は用件メツセージのみ再生された複数の伝言を聴取
できるようになっている。これにりよ、伝言の聴取時間
が大幅に短縮される。

また、本発明は、相手側の伝言が短く例えば２゜３秒間
で終った場合でも、用件メツセージとして記録されてい
るので、その再生時に全て聴取できるから、短い伝言で
あっても、聴き慣れている相手側話者の声であれば容易
に相手を判断することができる。

なお、再生時において、再生スイッチ８を操作すると、
全ての用件が再生されるので、ビジィトーンをも含めた
着信件数を知ることができる。

（発明の効果）本発明の留守番電話機は、相手側から用件メツセージが
送られてくると、用件メツセージとしてカウントされた
カウント値がカウントデータとして記憶部に記憶される
と共に、ビジィトーンが送られてくると、その検出信号
が用件の一つとして記憶部に記憶され、かつ再生時には
、メツセージ再生操作部を操作することにより、記憶部
に記憶されたカウントデータに基づいて用件メツセージ
のみを再生できるように構成したので、ビジィトーンが
再生されない時間だけ聴取時間を短縮することができる
といった効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の留守番電話機の電気的構成を示すブロ
ック線図、第２図はビジィトーン検出回路の入出力波形
を示す図、第３図は磁気テープへの記録状態を示す図で
ある。３・・・回線閉結回路６・・・留守応答録音部７・・・再生スイッチ（メツセージ再生操作部）１０・
・・制御部１３・・・留守応答制御部１４・・・カウント部１５・・・ビジィトーン検出部１７・・・記憶部 ′墓２図

Claims

【特許請求の範囲】１）相手側電話機からの着信に応じて予め記憶媒体に記
憶された応答メッセージを相手側に送出すると共に、そ
の送出後に相手側から送られてくる用件メッセージ及び
相手側が無言のまま電話を切ることによって出力される
ビジイトーンを録音部に記録し、再生操作部からの再生
指示信号によって録音部に記録された留守中の用件メッ
セージ及びビジイトーンを再生するように構成された留
守番電話機において、留守モード時に相手側電話機から送出されてくるビジイトーンを検出するビジイトーン検出部と、前記録音部に記録される用件メッセージの記録開始位置と記録終了位置とをカウントするカウント
部と、このカウント部による用件メッセージのカウント値をカウントデータとして記憶すると共に、前記
ビジイトーン検出部によってビジイトーンを検出したと
きビジイトーン有りを示すデータを記憶する記憶部と、前記録音部に記録された用件メッセージのみを再生させる指示信号を送出するメッセージ再生操作
部と、このメッセージ再生操作部からの指示信号に応答して前記記憶部から用件メッセージのカウントデ
ータを読み出し、このカウントデータに基づいて前記録
音部に録音された用件メッセージのみの再生を行わせる
制御部とを備えたことを特徴とする留守番電話機。