JPH0328308Y2 - - Google Patents

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JPH0328308Y2
JPH0328308Y2 JP19457485U JP19457485U JPH0328308Y2 JP H0328308 Y2 JPH0328308 Y2 JP H0328308Y2 JP 19457485 U JP19457485 U JP 19457485U JP 19457485 U JP19457485 U JP 19457485U JP H0328308 Y2 JPH0328308 Y2 JP H0328308Y2
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JP
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flange
side plates
bottom plate
refrigerator
plate
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JP19457485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は冷蔵庫において、特にその断熱箱体下
部に所謂機械室を形成する場合の組立構造の改良
構成に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来此種冷蔵庫では電動圧縮機や蒸発皿、蒸発
パイプ等を収納設置するための機械室を、断熱箱
体の下部に、貯蔵室内とは隔離して形成してい
る。この時例えば実開昭55−5036号公報では冷蔵
庫の脚部となる機械室側方にも断熱材を発泡充填
する様に構成し、脚部の補強を図つている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 斯かる構成によれば、機械室側方まで断熱材が
充満するため脚部の補強と遮音効果の向上が図れ
るものであるが、ボトムアングルや底板等の複数
の部品を組立てなければならなくなり、組立作業
性の悪化を引き起こしていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は斯かる問題点を解決するために外箱3
を構成する左右側板31,32、底板2及び内箱
7を断熱材10の発泡によつて一体化するもので
あつて、底板2は上壁12、左右側壁13,1
4、底面フランジ15を有し、左右側板31,3
2は下端に内向フランジ33を有し、内向フラン
ジ33は底面フランジ15上に当接せしめ、更に
内向フランジ33には底面フランジ15から上方
に突出する突起16を挿入する挿入孔34を形成
したものである。
(ホ) 作用 本考案によれば底板の突起と左右側板の挿入孔
との挿入係合によつて底板と左右側板の位置決め
と仮止めがなされる。又、部品点数の著しい削減
が図れる。
(ヘ) 実施例 次に図面に於いて本願の実施例を説明する。第
1図は冷蔵庫1の下部断面図を示している。2は
前方に開口する外箱3の底板であり、冷蔵庫1下
部の機械室4の内面を構成する合成樹脂部材であ
る。又、5は外箱3の背面板、6は同前板であ
る。7は外箱3内に組込まれ、内部を貯蔵室8と
する内箱であり、前方開口縁の外向フランジ7a
を外箱3開口縁の溝に挿入係合するものである
が、その下縁は前板6上縁の上方に開口する溝6
aに係合せられている。上記底板2、背面板5及
び前板6等を具備した外箱3と内箱7間にウレタ
ンフオーム等の断熱材10を注入し、現場発泡方
式にて充填して断熱箱体11を構成している。
第2図は底板2の後方斜視図を、又、第3図は
外箱3の分解図を、更に第4図は第1図のA−A
線断面図を示している。底板2は硬質合成樹脂を
一体成形にて構成されており、後部が高い段差形
状の上壁12と左右側壁13,14と該左右側壁
13,14下端から外方へ張出す底面フランジ1
5,15を有して略門型を成している。底面フラ
ンジ15,15の断熱材11側となる上面には複
数の円錐状突起16,16……と前後に延在する
溝17,17が一体に形成されている。底板2前
端及び後端には外方へ張出す前フランジ19及び
後フランジ20がそれぞれ一体に成形され、更に
左右側壁13,14後部には上下に延在して左右
へ張り出し、機械室4から上方の内箱7方向へ延
在する冷媒配管21を収納する収納部22,22
が形成されている。24は機械室4内に収納配設
され、後に同様に機械室4内に設けられる図示し
ない電動圧縮機から出た高温冷媒を流通せられ蒸
発パイプであり、蛇行状に折曲された後複数の線
条を溶接固定されて略平板状とされており、底板
2の上壁12の左右の前後部から一体に下方に突
出する支持部25,26によつて上壁12と間隔
を存して略水平に支持されている。この蒸発パイ
プ24上に図示しない冷却器からの除霜水を貯留
する蒸発皿27が、前板6に形成された挿入孔6
bより納出自在に載置される。支持部25,26
間の上壁12には下方へ膨出された保持部28が
一体に形成されており、この保持部28が蒸発皿
27の両側壁27a上縁に当接して蒸発皿27を
蒸発パイプ24に押し付ける様に作用し、蒸発皿
27を蒸発パイプ24との間に安定的に保持し、
電動圧縮機からの振動等によるガタ付きを防止す
る。又、蒸発パイプ24からの熱伝導を良好にす
る。蒸発パイプ24は蒸発皿27を加熱して除霜
水の自動蒸発を達成する。又、29は支持部25
からの断熱材10漏出を防止するシール板であ
る。
第3図に於いて30及び31,32は外箱3を
構成する天板及び左右側板であり、一枚の帯状鋼
板の二箇所を折曲して略門型とする事により、連
続して構成されている。左右側板31,32の下
端には内方に折曲した内向フランジ33,33が
形成され、更に複数の挿入孔34,34……が穿
設されている。次に断熱箱体11の組立て手順を
説明する。底板2は予め硬質合成樹脂によつて成
形しておく。他方、一枚の鋼板を折曲して略門型
としたものの左右側板31,32には、その下部
間に渡つて前板6を螺子止め若しくは係合等によ
つて取り付ける。その後第3図中矢印の如く底板
2を前記天板30左右側板31,32及び前板6
の組立て体に取付ける。この場合、底面フランジ
15,15の突起16,16……は内向フランジ
33,33の挿入孔34,34……に挿入係合さ
れ、内向フランジ33,33は底面フランジ1
5,15上面に当接される。この時左右側板3
1,32間には予め前板6が固定されているの
で、天板30を中心とした左右側板31,32の
拡開は防止されるため、突起16,16……の挿
入孔34,34……への挿入作業は円滑に行なえ
ると共に、両者の係合によつて左右側板31,3
2と底板2の仮止めが達成される。又、前板6下
縁の内向フランジ6cは底板2前フランジ19下
端の溝19aに係合する。この状態で底板2の前
フランジ19は前板6内面に密接し、後フランジ
20は左右側板31,32の後縁部の外面に密接
する。又、底面フランジ15,15の溝17,1
7にはシール材36,36が収納され、内向フラ
ンジ33,33との間をシールする。この様にし
て組み立てた後内箱7を組込み、更に背面板5を
他の外箱3構成部材に固定し、又、断熱箱体11
内に組込まれる冷却装置の部品を組込み、断熱材
10を充填して一体化する。従つて溶接作業等を
不要とし組立て作業の簡素化が図れる。特に予め
塗装された鋼板にて外箱3を形成する場合には溶
接が出来ないため本願は有効である。その後、蒸
発パイプ24や図示しない電動圧縮機等を組込ん
で冷蔵庫1を完成する。
尚、実施例では前方開口の冷蔵庫1に本願を適
用したがそれに限られず、上方に開口する所謂チ
エストタイプの冷蔵庫でも本願は有効である。
(ト) 考案の効果 本考案よれば左右側板の挿入孔に底板の突起を
挿入係合するのみで機械室空間の形成と機械室両
側の断熱材充填空間の形成が同時に達成できるた
め、部品点数も少なく、組立て作業の簡素化が図
れる。又、突起は断熱材側に突出するため、下方
に突出せず、冷蔵庫の設置状態に悪影響を及ぼさ
ず、更に底面フランジが下面となつて、左右側板
の下端である内向フランジが露出しないため、腐
食の危険性も著しく減少するものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
冷蔵庫下部の断面図、第2図は底板の後方斜視
図、第3図は外箱の分解斜視図、第4図は第1図
のA−A線断面図である。 2……底板、3……外箱、7……内箱、10…
…断熱材、15……底面フランジ、16……突
起、31,32……左右側板、33……内向フラ
ンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱を構成する左右側板、底板及び内箱を組合
    せ断熱材を注入発泡することによつて一体化する
    冷蔵庫に於いて、前記底板は合成樹脂材により成
    形されて上壁、左右側壁、底面フランジを有する
    略門形を成し、前記左右側板はその下端に内方に
    折曲して前記底面フランジ上に当接する内向フラ
    ンジを有し、前記底面フランジは上方に突出する
    突起を具備し、前記内向フランジは前記突起が挿
    入される挿入孔を具備した事を特徴とする冷蔵
    庫。
JP19457485U 1985-12-18 1985-12-18 Expired JPH0328308Y2 (ja)

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JP19457485U JPH0328308Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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JP19457485U JPH0328308Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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Publication Number Publication Date
JPS62102984U JPS62102984U (ja) 1987-06-30
JPH0328308Y2 true JPH0328308Y2 (ja) 1991-06-18

Family

ID=31151669

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JP19457485U Expired JPH0328308Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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JP5081880B2 (ja) * 2009-09-09 2012-11-28 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP2012007776A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2015031445A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 シャープ株式会社 冷蔵庫

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JPS62102984U (ja) 1987-06-30

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