JPH03276536A - 放電管 - Google Patents
放電管Info
- Publication number
- JPH03276536A JPH03276536A JP7816090A JP7816090A JPH03276536A JP H03276536 A JPH03276536 A JP H03276536A JP 7816090 A JP7816090 A JP 7816090A JP 7816090 A JP7816090 A JP 7816090A JP H03276536 A JPH03276536 A JP H03276536A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- discharge
- gap
- container
- cylindrical portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000012299 nitrogen atmosphere Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は放電時の電力損失を抑える放電管の電極構造に
関する。
関する。
密閉容器内で二つの電極が対向した構造の放電管は一定
の電圧を得るための電気部品として良く知られている。
の電圧を得るための電気部品として良く知られている。
第３図を参照して従来の放電管を説明する。放電管は一
般に第３図に示すように、密閉容器１０３と、この密閉
容器１０３内に互いに対向して設けられた１対の電極１
０１，１０２とを備え、密閉容器１０３内の空間には不
活性ガス１０５が封入されている。そして、通常、電極
１０１，１０２への高電圧印加により、その電極１０１
，１０２の対向部で火花放電が行われるようになってい
る。
般に第３図に示すように、密閉容器１０３と、この密閉
容器１０３内に互いに対向して設けられた１対の電極１
０１，１０２とを備え、密閉容器１０３内の空間には不
活性ガス１０５が封入されている。そして、通常、電極
１０１，１０２への高電圧印加により、その電極１０１
，１０２の対向部で火花放電が行われるようになってい
る。
なお、従来の放電管では各電極１０１，１０２が、図示
のごとく単純棒状等に形成され、その対向部としての先
端部分は双方とも密茅容器１０３の内壁に対して開放さ
れた状態となっているものが多い。
のごとく単純棒状等に形成され、その対向部としての先
端部分は双方とも密茅容器１０３の内壁に対して開放さ
れた状態となっているものが多い。
しかしながら上述した従来の放電管では、放電開始後の
放電維持電圧（グロー放電電圧）が高く、放電管での電
力損失が大きいという欠点があった。
放電維持電圧（グロー放電電圧）が高く、放電管での電
力損失が大きいという欠点があった。
本発明の放電管は、
管状密閉容器と、
該容器の一端に気密的に固着されかつ前記容器の内部に
円筒状部が設けられた第１の電極と、前記容器の他端に
気密的に固着されかつ前記容器の内部に伸長した自己の
一端が前記円筒状部の内側に入り込むように前記第１の
電極に対向配置さｈた第２の電極と、 前記容器内に封入された不活性ガスとを備え、前記第１
の電極の円筒状部内には、前記第２の電極とのギャップ
が他の部分よりも小さい主放電間隙が少なくとも１つ設
けられ、 前記第１．第２電極間の火花放電が前記円筒状部内で発
生するよう構成されたことを特徴とする。
円筒状部が設けられた第１の電極と、前記容器の他端に
気密的に固着されかつ前記容器の内部に伸長した自己の
一端が前記円筒状部の内側に入り込むように前記第１の
電極に対向配置さｈた第２の電極と、 前記容器内に封入された不活性ガスとを備え、前記第１
の電極の円筒状部内には、前記第２の電極とのギャップ
が他の部分よりも小さい主放電間隙が少なくとも１つ設
けられ、 前記第１．第２電極間の火花放電が前記円筒状部内で発
生するよう構成されたことを特徴とする。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例の縦断面図である。
電極ｌは、密閉容器３内の先端部に円筒状部４が形成さ
れ、その底部には円柱状電極１０２の先端に対向する突
起１ａが設けられている。電極１０２は電極１の円筒状
部４に同軸状に配置されていて、電極１の突起１ａと対
向する部分は半球形状に成形されている。同図において
、突起１ａと電極１０２の先端とのギャップＧは電極１
０２と円筒状部４の内面との間のクリアランスｇの最小
値よりも小さい値に設定されている。このため放電は主
にギャップＧの部分で発生する。
れ、その底部には円柱状電極１０２の先端に対向する突
起１ａが設けられている。電極１０２は電極１の円筒状
部４に同軸状に配置されていて、電極１の突起１ａと対
向する部分は半球形状に成形されている。同図において
、突起１ａと電極１０２の先端とのギャップＧは電極１
０２と円筒状部４の内面との間のクリアランスｇの最小
値よりも小さい値に設定されている。このため放電は主
にギャップＧの部分で発生する。
このように構成した放電管では、主放電が常に同一場所
（ギャップＧ）で発生するため放電開始電圧が安定化す
るとともに、放電開始電圧が従来より低い電圧に安定す
る。これは、電極間で放電により発生するイオン粒子の
拡散が円筒状部４により抑制されることによると考えら
れる。
（ギャップＧ）で発生するため放電開始電圧が安定化す
るとともに、放電開始電圧が従来より低い電圧に安定す
る。これは、電極間で放電により発生するイオン粒子の
拡散が円筒状部４により抑制されることによると考えら
れる。
第２図は本発明の他の実施例の縦断面図を示す。
同図において、電極１１の先端の円筒状部１４の内壁面
には１個または複数個の突起１１ａが形成されている。
には１個または複数個の突起１１ａが形成されている。
この突起１１ａと電極１０２とのギャップＧの最小値は
円筒状部１４の底部と電極１０２の先端とのギャップｇ
よりも小さい値に設定されていて、放電は主にギャップ
Ｇの部分で発生する。
円筒状部１４の底部と電極１０２の先端とのギャップｇ
よりも小さい値に設定されていて、放電は主にギャップ
Ｇの部分で発生する。
以上説明したように本発明は、２つの電極を同軸状に配
置しさらに主放電用間隙を設けることにより、放電維持
電圧をたとえば窒素６気圧雰囲気中ｌｌ１ｌｌＩ１間隙
で約３００Ｖ（従来の放電管では同条件では約６００Ｖ
）に抑制でき、放電時の電力損失を抑えることができる
効果がある。
置しさらに主放電用間隙を設けることにより、放電維持
電圧をたとえば窒素６気圧雰囲気中ｌｌ１ｌｌＩ１間隙
で約３００Ｖ（従来の放電管では同条件では約６００Ｖ
）に抑制でき、放電時の電力損失を抑えることができる
効果がある。
第１図は本発明の一実施例の縦断面図、第２図は本発明
の他の実施例の縦断面図、第３図は従来の放電管の縦断
面図である。 １．１１，１０１，１０２・・・・・・電極、ｌａ、ｌ
ｌａ・・・・・・突起、１０３・・・・・・密閉容器、
４．１４・・・・・・電極の円筒状部、 １０５・・・・・・不活性ガス、 Ｇ・・・・・・主放電用 間隙、 ｇ・・・・・・副放電用間隙。
の他の実施例の縦断面図、第３図は従来の放電管の縦断
面図である。 １．１１，１０１，１０２・・・・・・電極、ｌａ、ｌ
ｌａ・・・・・・突起、１０３・・・・・・密閉容器、
４．１４・・・・・・電極の円筒状部、 １０５・・・・・・不活性ガス、 Ｇ・・・・・・主放電用 間隙、 ｇ・・・・・・副放電用間隙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 管状密閉容器と、 該容器の一端に気密的に固着されかつ前記容器の内部に
円筒状部が設けられた第１の電極と、前記容器の他端に
気密的に固着されかつ前記容器の内部に伸長した自己の
一端が前記円筒状部の内側に入り込むように前記第１の
電極に対向配置された第２の電極と、 前記容器内に封入された不活性ガスとを備え、前記第１
の電極の円筒状部内には、前記第２の電極とのギャップ
が他の部分よりも小さい主放電間隙が少なくとも１つ設
けられ、 前記第１、第２電極間の火花放電が前記円筒状部内で発
生するよう構成されたことを特徴とする放電管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7816090A JPH03276536A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 放電管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7816090A JPH03276536A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 放電管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03276536A true JPH03276536A (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=13654173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7816090A Pending JPH03276536A (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 放電管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03276536A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013187293A1 (ja) * | 2012-06-15 | 2013-12-19 | 株式会社村田製作所 | Ｅｓｄ保護装置 |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP7816090A patent/JPH03276536A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013187293A1 (ja) * | 2012-06-15 | 2013-12-19 | 株式会社村田製作所 | Ｅｓｄ保護装置 |
| JP5704282B2 (ja) * | 2012-06-15 | 2015-04-22 | 株式会社村田製作所 | Ｅｓｄ保護装置 |
| US9413168B2 (en) | 2012-06-15 | 2016-08-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | ESD protection device |
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