JPH03273533A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明１よ　円盤状記録媒体に光学的に情報を記録もし
くは再生する装置の対物レンズ駆動装置に関するもので
ある。

従来の技術 対物レンズ駆動装置はコンパクトディスクなどの円盤状
記録媒体の反りの上下運動によるフォーカスずれや偏心
などによるトラッキングずれを補正するために対物レン
ズを前記記録媒体面に対して垂直な光軸方向（以下フォ
ーカス方向Ｆという）および前記記録媒体面に対して平
行な半径方向（以下トラッキング方向Ｔという）の２軸
に駆動する。

以下、図面を参照しながら従来の対物レンズ駆動装置の
一例について説明する。

第３図は従来の対物レンズ駆動装置の構成を示した斜視
図であａ　第３図において、Ｆはフォーカス方ｒＫＴは
トラッキング方晦　１０１は対物レンズ、　１０２は対
物レンズ１０１を取り付けたレンズホルダ、　１０３は
レンズホルダ１０２をトラッキング方向Ｔに回動自在に
設けられたトラ・ンキング用ヒンジ臥　１０４は４つの
ヒンジ部によって連結され　レンズホルダ１０２をトラ
ッキング用ヒンジ部１０３を介してフォーカス方向Ｆに
移動可能に支持するフォーカシング用平行すン久１０５
はフォーカシング用平行リンク１０４を支持する支持部
１０６　ａ、　　１０６　ｂはフォーカス方向Ｆと平行
な方向に周回軸を持板　レンズホルダ１０２のトラッキ
ング方向Ｔの両側面に固定されたフォーカシングコイル
Ｉ、、　　１０７　ａ、　　１０７　ｂはフォーカス方
向Ｆおよびトラッキング方向Ｔに垂直な方向に周回軸を
持板　レンズホルダ１０２の対物レンズ１０１に対して
トラッキング用ヒンジ部１０３と反対側の面に固定され
たトラッキングコイルＩ、、、　１０８ａ、　　１０８
ｂはフォーカシングコイル１０６　ａ、　　１０６　ｂ
の側面に対向する位置に設置される２つのフォーカス用
磁石　１０９はトラッキングコイル１０７ａ、　　１０
７ｂの周回軸方向の一部の面に対向する位置に設置され
るトラッキング用磁Ｋ　　１１０ａ、　　１１０ｂ、　
　１１０ｃはフォーカス用磁石１０８　ａ、　　１０８
　ｂおよびトラッキング用磁石１０９を固定する背面ヨ
ー久１１１ａ、１１１ｂはフォーカシングコイル１０６
ａおよび１０６ｂの内部に設置された２つの対向ヨー久
　１１２は支持部１０５．背面ヨーク１１０ａ、　　１
１０ｂ、”１１０ｃおよび対向ヨーク１１１ａ、１１１
ｂを固定するベースであも以上のように構成された対物
レンズ駆動装置について以下その動作を説明すも まずフォーカス方向Ｆの駆動（よ　対物レンズ１０１が
取り付けられたレンズホルダ１０２に固定されているフ
ォーカシングコイル１０６ａ、１０６ｂがフォーカス用
磁石１０８ａ、　　１０８ｂによって発生する磁束と直
交することにより得られる電磁力を受（す、レンズホル
ダ１０２が一端を支持部１０５を介してベース１１２に
固定されたフォカシング用平行リンク１０４に支持され
て並進運動することによって得られる。また　トラ・ソ
キング方向Ｔの駆動（よ　対物レンズ１０１が取り付け
られたレンズホルダ１０２に固定されているトラッキン
グコイル１０７　ａ、　　ｌ　０７　ｂがトラッキング
用磁石１０９によって発生する磁束と直交することによ
り得られる電磁力を受け、　レンズホルダ１０２がトラ
ッキング用ヒンジ部１０３を中心に回転運動することに
より得られも 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成で１ヨトラツキング方向
Ｔにおいてレンズホルダ１０２はトラッキング用ヒンジ
部１０３を中心に回転するように支持されているた△　
対物レンズ駆動装置に外部からトラッキング方向Ｔの衝
撃や加速が加わった場合に　レンズホルダ１０２に作用
する慣性力によりレンズホルダ１０２に保持される対物
レンズ１、０１が振動してしまし＼　トラックずれを生
じ易くなる。特に高速アクセスを行う場合、上記のよう
な対物レンズ１０１の振動により、所望のトラックに対
する迅速なアクセスを行うことができないという課題を
有していた また　フォーカス方向Ｆにおいてレンズホルダ１０２は
トラッキング用ヒンジ部１０３を介してフォーカシング
用平行リンク１０４によって支持されており、レンズホ
ルダ１０２が支持される位置とレンズホルダ１０２の重
心位置＋ｉ、フォーカス方向Ｆおよびトラッキング方向
Ｔに垂直な方向に関してずれを持ったべ　対物レンズ１
０１をフォーカス方向Ｆに駆動する場合、レンズホルダ
１０２はトラッキング方向Ｔと平行な軸回りの回転を起
こし易くなり、フォーカス方向Ｆの変位周波数応答特性
を劣化させるという課題を有していた本発明は上記課題
に露水　レンズホルダのトラッキング方向の回転中心お
よびフォーカス方向の支持位置と、レンズホルダの略重
心位置とを一致させることにより、　トラッキング方向
の不必要な対物レンズの振動を防止し　かつフォーカス
方向駆動時におけるレンズホルダのトラッキング方向と
平行な軸回りの回転を防止することができる安定な支持
および駆動を実現す水　対物レンズ駆動装置を提供する
ものである。

ｌス 上記課題を解決するために本発明の対物レンズ駆動装置
では円盤状記録媒体への光学的な情報の書き込みあるい
は読み取り装置の対物レンズと、前記対物レンズを保持
するレンズホルダと、バランス部材と、前記レンズホル
ダと前記バランス部材とを平行リンクを形成することに
より連結する両端に薄肉ヒンジ部を持つ２本の中間節と
、前記２本の中間節の各々の中央部を連結する両端に薄
肉ヒンジ部を持つ１本の固定節と、前記固定節を光軸方
向から挟持することにより支持する少なくとも一組の平
行板バネと、前記対物レンズを前記円盤状記録媒体と平
行な半径方向に移動させるトラッキング駆動手段と、前
記対物レンズを前記光軸方向に移動させるフォーカシン
グ駆動手段とから構成され　前記対物レンズと前記レン
ズホルダと前記バランス部材と前記２本の中間節および
前記固定節からなる可動部の略重心は前記固定節の内部
に位置していも 作用 この構成によって、　レンズホルダのトラッキング方向
の回転中心およびフォーカス方向の支持位置と、対物レ
ンズとレンズホルダからなる可動部の略重心位置とを一
致させることができもその結果　対物レンズ駆動装置に
外部からトラッキング方向Ｔの衝撃や加速が加わってＬ
　レンズホルダのトラッキング方向の回転中心回りの慣
性モーメントの総和は零となり、従って対物レンズがト
ラッキング方向に振動することはな鶏　また　対物レン
ズをフォーカス方向に駆動する場合、レンズホルダの支
持位置と略重心位置が一致しているた取　レンズホルダ
はトラッキング方向と平行な軸回りの回転を起こさず、
フォーカス方向の変位周波数応答特性を劣化させること
はな（を実施例 以下本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置について図
面を参照しながら説明すも 第１図は本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置の構成
を示した分解斜視は　第２図は対物レンズのトラッキン
グ方向の動作を示すレンズホルダの正面図であも 第１＠　第２図（ａ）（ｂ）（ｃ）において、Ｆはフォ
ーカス方ｆｉ）Ｔはトラッキング方向　１は対物レン′
Ｘ、２は対物レンズ１を保持するレンズホルダ、　３は
バランス部材、　４はレンズホルダ２とバランス部材３
を平行リンクを形成して連結する両端に薄肉ヒンジ部を
持つ２本の中間箆　５は２本の平行リンク４の中間節の
各々の中央部を連結する両端に薄肉ヒンジ部を持つ１本
の固定箆には対物レンズ１とレンズホルダ２とバランス
部材３と２本の中間節４および固定節５からなる可動部
の略重心を通り対物レンズ１の光軸方向に平行な重心ａ
　６は重心軸にの方向から固定節５を挟持することによ
ってフォーカス方向Ｆに移動可能に支持する１組の平行
板バ木　７は２本の中間節４に取り付けられた２つの永
久磁石　８は２つの対向ヨー久　９は対向ヨーク８に巻
回され永久磁石７によって対物レンズｌをフォーカス方
向Ｆに駆動する２つのフォーカスコイル、　１０は対向
ヨーク８に巻回され永久磁石７によって対物レンズ１を
トラッキング方向Ｔに駆動する２つのトラッキングコイ
ル、　１１は１組の平行板バネ６を支持する支持部　１
２は２つの対向ヨーク８および支持部１１を固定するベ
ースである。

以上のように構成された対物レンズ駆動装置において、
以下その動作について説明すもまず対物レンズ１のフォ
ーカス方向Ｆの駆動（よ対向ヨーク８に巻回されたフォ
ーカスコイル９パ２本の中間節４に取り付けられた永久
磁石７によって発生する磁束と直交することにより得ら
れる電磁力を受性　その反作用によって平行板バネ６に
支持された対物レンズ１がフォーカス方向Ｆに駆動され
ることにより得られも　また　対物レンズ１のトラッキ
ング方向Ｔの駆動は　磁気ヨーク８に巻回されたトラッ
キングコイル１０力（２本の中間節４に取り付けられた
永久磁石７によって発生する磁束と直交することにより
得られる電磁力を受け、その反作用によって、第２図に
示されるように固定節５の回りを２本の中間節４によっ
て連結されたレンズホルダ２とバランス部材３が並進運
動して対物レンズ１がトラッキング方向Ｔに駆動される
ことにより得られも 以上のように本発明の実施例によれば　対物レンズ１を
保持するレンズホルダ２と、バランス部材３と、　レン
ズホルダ２とバランス部材３とを平行リンクを形成して
連結する両端に薄肉ヒンジ部を持つ２本の中間節４と、
　２本の中間節４の各々の中央部を連結する両端に薄肉
ヒンジ部を持つ１本の固定節とによって可動部を構威し
　可動部の略重心を固定節５の内部に位置させ、平行板
バネによって光軸方向から固定節を挟持して支持するこ
とにより、　レンズホルダ２のトラッキング方向Ｔの回
転中心およびフォーカス方向Ｆの支持位置と、可動部の
略重心位置とを一致させることができる。

その結果　対物レンズ駆動装置に外部からトラッキング
方向Ｔの衝撃や加速が加わってｋ　レンズホルダ２のト
ラッキング方向Ｔの回転中心回りの慣性モーメントの総
和は零となり、従って対物レンズ１がトラッキング方向
Ｔに振動することばなｔ、％　　また　対物レンズ１を
フォーカス方向Ｆに駆動する場合、レンズホルダ２の支
持位置と略重心位置が一致しているた取　レンズホルダ
２はトラッキング方向Ｔと平行な軸回りの回転を起こさ
ず、フォーカス方向Ｆの変位周波数応答特性を劣化させ
ることはな（ｔ　従って、　トラッキング方向Ｔの衝撃
や加速に対して対物レンズ１がトラックずれを起こすこ
とがなく、高速アクセス時にも所望のトラックに対する
迅速なアクセスを行うことができ、またフォーカス方向
Ｆの安定な変位周波数応答特性が得られる対物レンズ駆
動装置を実現することができる。

ま？＝　　対物レンズ１の駆動力発°生部として永久磁
石７を用Ｌｚ　　トラッキングコイル１０およびフォー
カスコイル９を対向ヨーク８に巻回したことにより、対
物レンズ１の駆動時における対物レンズ１の温度上昇を
抑制することができ、さらにレンズホルダ２にリード線
を接続する必要がないので信頼性を向上することができ
も 発明の効果 本発明は対物レンズを保持するレンズホルダと、バラン
ス部材と、　レンズホルダとバランス部材とを平行リン
クを形成することにより連結する両端に薄肉ヒンジ部を
持つ２本の中間節と、　２本の中間節の各々の中央部を
連結する両端に薄肉ヒンジ部を持つ１本の固定節とによ
って可動部を構成し可動部の略重心を固定節の内部に位
置させ、平行板バネによって光軸方向から固定節を挟持
して支持することにより、レンズホルダのトラッキング
方向の回転中心およびフォーカス方向の支持位置と、可
動部の略重心位置とを一致させることかでき　る。

その結電　対物レンズ駆動装置に外部からトラッキング
方向Ｔの衝撃や加速が加わって鯨　レンズホルダのトラ
ッキング方向Ｔの回転中心回りの慣性モーメントの総和
は零となり、従って対物レンズがトラッキング方向Ｔに
振動することはな（ｔまた　対物レンズをフォーカス方
向Ｆに駆動する場合、レンズホルダの支持位置と略重心
位置が一致しているたべ　レンズホルダはトラッキング
方向Ｔと平行な軸回りの回転を起こさず、フォーカス方
向Ｆの変位周波数応答特性を劣化させることはなしも　
従って、　トラッキング方向Ｔの衝撃や加速に対して対
物レンズがトラックずれを起こすことがなく、高速アク
セス時にも所望のトラックに対する迅速なアクセスを行
うことができ、またフォーカス方向Ｆの安定な変位周波
数応答特性が得られる対物レンズ駆動装置を実現するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置の構成
を示した分解斜視＠　第２図は対物レンズのトラッキン
グ方向の動作を示すレンズホルダの正面＆　第３図は従
来の対物レンズ駆動装置の構成を示した斜視図である。 Ｆ・・・フォーカス方ＫＴ・・・トラッキング方ＩＫＫ
・・・重心線　１・・・対物レンＸ２・・・レンズホル
タ′、　３・・・バランス部材、　４・・・２本の中間
歓　５・・・固定！ｉ’ｉ６・・・平行板バ＊、　７・
・・永久磁石　８・・・対向ヨ−久　９・・・フォーカ
スコイノｌ、、　　１０・・・トラッキングコイノＬ）
、１１・・・支持部　１２・・べ一人　１０１・・・・
・・対物レンス　１０２・・レンズホルダ、　１０３・
・・トラッキング用ヒンジｉ　　１０４・・・フォーカ
シング用平行すン久１０５−−・支持Ｋ　　１０６ａ、
　　１０６ｂ＝フォーカシングコイル、　１０７ａ、　
　１０７ｂ・・トラッキングコイノｋ　　１０８ａ、　
　１０８ｂ・・フォーカス用磁Ｋ　　１０９−−・トラ
ッキング用磁五１１０　ａ、　　１１０　ｂ、　　１１
０　ｃ　・−−背面ヨー久　１１１ａ、　１１１ｂ・・
・対向ヨー久１１２ａ、１１２ｂ・・・べ一人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　円盤状記録媒体への光学的な情報の書き込みあるいは
   読み取り装置の対物レンズと、前記対物レンズを保持す
   るレンズホルダと、バランス部材と、前記レンズホルダ
   と前記バランス部材を両端に薄肉ヒンジ部を持つ２本の
   中間節によって連結する平行リンクと、前記２本の中間
   節の各々の中央部を連結する両端に薄肉ヒンジ部を持つ
   １本の固定節と、前記固定節を光軸方向から挟持するこ
   とにより支持する少なくとも一組の平行板バネと、前記
   対物レンズを前記円盤状記録媒体と平行な半径方向に移
   動させるトラッキング駆動手段と、前記対物レンズを前
   記光軸方向に移動させるフォーカシング駆動手段とから
   構成され前記対物レンズと前記レンズホルダと前記バラ
   ンス部材と前記２本の中間節および前記固定節からなる
   可動部の略重心は前記固定節の内部に位置することを特
   徴とする対物レンズ駆動装置。