JPH0326946Y2 - - Google Patents

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JPH0326946Y2
JPH0326946Y2 JP1983083064U JP8306483U JPH0326946Y2 JP H0326946 Y2 JPH0326946 Y2 JP H0326946Y2 JP 1983083064 U JP1983083064 U JP 1983083064U JP 8306483 U JP8306483 U JP 8306483U JP H0326946 Y2 JPH0326946 Y2 JP H0326946Y2
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JP
Japan
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pressure plate
pressure
nozzle
storage tank
released
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JP1983083064U
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JPS59184963U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は吸引機能を有する液体吐出装置に関す
るもので、例えばLED半導体チツプをモールド
するための樹脂を貯蔵槽からケースに吐出するた
めのノズルを洗浄する装置に関するものである。
〈従来技術〉 発光半導体装置は、第1図に示すように一方の
リード端子1の先端に半導体チツプ2を一方の電
極を用いてダイボンドし、この半導体チツプ2の
他方の電極を他方のリード端子3にワイヤ4でボ
ンデイングして電気的接続をとり、このように電
気的接続された半導体チツプを外部環境から保護
し、必要に応じて指向性をもたせるために透光性
樹脂5で封止することによつて構成されている。
ここで上記透光性樹脂5による半導体チツプ2
の封止は、第2図に示すように所定形状に凹部6
が形成されたケース7を利用し、該ケース7の凹
部6にチツプ2がダイボンドされたリードフレー
ムを配置し、その後ノズル8から透光性樹脂を所
定量注入して固化させることによつて行われてい
る。
第3図は上記ケース7に樹脂を注入するために
従来から用いられている吐出装置で、樹脂溜めの
貯蔵槽9から引き出されたパイプ10の先端にノ
ズル8が取付けられ、樹脂封止にあたつては貯蔵
槽9から樹脂11が繰り出される。実際の作業工
程においては、上記樹脂の吐出作業のみでは固化
した樹脂の切片やゴミ等が付着してノズル8の通
路を目詰りさせることがしばしばあり、作業を円
滑にするため貯蔵槽9からクロロセン等の洗浄液
を流し出して洗浄することが行われている。しか
しこのようなノズル洗浄のために行われている洗
浄作業は、樹脂を吐出する動作を兼用しているた
め、洗浄液の流れは貯蔵槽からノズルに向う一方
向のみで行うものであり、洗浄効果は充分とはい
い難かつた。
〈考案の目的〉 本考案は上記従来の吐出装置における洗浄工程
でみられる欠点を改良し、洗浄効果を高め、更に
は洗浄液の消費量の減少をも図つた吸引機能を有
する液体吐出装置を提供するものである。
〈実施例〉 本実施例の樹脂吐出装置においても第3図に示
す如くパイプ10を介して貯蔵槽9とノズル8が
結合され、ノズル8の先端から液体が吐出され
る。ここでパイプ10は弾性体からなり、外壁を
押圧することとによつて容易に液体の通路が遮断
される。本実施例における吐出装置はパイプ10
内の液体の移動方向を正・逆に切換えて洗浄液の
流れを逆転させることによつて洗浄効果を高める
ことにある。
第4図イ〜チは液体に移動方向を与えるため
に、パイプ10の外壁を押圧する複数個のケン盤
a,b,c及びその動作順序を示し、第5図イ〜
チは第4図の夫々に対応するノズル8からの液体
11の吐出状態を示す。パイプ10の外周には平
坦な平面をもつ中央ケン盤bを挾んで両側に円柱
状の左ケン盤a及び右ケン盤cが配置され、各ケ
ン盤はモータに連結されていずれもパイプ10を
押圧或いは押圧解除する方向に往復駆動する。
第4図において説明を簡単にするためパイプ1
0の左側が貯蔵槽に、右側がノズルに接続されて
いる場合を挙げて動作を説明する。まず、左ケン
盤aがパイプ10を押圧して通路を遮断すること
によつてリセツト状態を保つ。次に吐出開始に伴
つて中央ケン盤b続いて右ケン盤cが順次パイプ
10を押圧し、各ケン盤の押圧体積に相当する樹
脂がノズル側に繰出されてケース7に樹脂11を
供給する。次に左ケン盤a続いて中央ケン盤bが
押圧を解除し、解除部分に貯蔵槽から樹脂が流れ
込む。このとき右ケン盤cはパイプ10を押圧し
た状態を維持する。次に再びケン盤aを動作させ
てパイプ10を押圧し、中央ケン盤bに対向する
パイプ部分に樹脂を確保する。この状態で右ケン
盤cの押圧を解除すると、右ケン盤cの押圧体積
に相当する量の樹脂がノズル先端から貯蔵槽側に
引き戻され、樹脂11の過剰な供給を防止して常
に所定量の樹脂11をケース7に供給する。
上記動作は3個のケン盤a,b,cを順次駆動
して樹脂を吐出する方向に流れを起こさせる動作
について説明したが、洗浄液を吐出する動作につ
いても全く同じ順序で行われる。ケン盤a,b,
cを駆動させるモータは、回転方向を切換えるこ
とにより上記第4図イ〜チの動作とは逆方向の動
作を実行する。即ち、モータの上記とは逆方向の
回転で、各ケン盤の押圧、解除動作は全く逆に、
右ケン盤cの押圧、左ケン盤aの押圧解除、中央
ケン盤bの押圧、左ケン盤aの押圧、右ケン盤c
の押圧解除、中央ケン盤bの押圧解除を順に繰り
返すこととなり、ノズル内の液体をノズル側から
貯蔵槽側に方向付けて移動させることができ、特
に洗浄液をパイプ10内に流通させている状態で
流れの方向を逆転させることにより、パイプ内壁
をはじめ特にノズル8の内壁を液体流の作用によ
つて効果的に洗浄することができる。第6図は動
作方向の切換えタイミングを示す図で、洗浄動作
にあたつては正方向の移動によつて残留物を出し
切つた後、正・逆方向の移動を繰返させる。逆方
向の動作時気泡混入を伴い得るが、このような気
泡混入は洗浄効果を一層高め得る。
上記ノズルの洗浄は樹脂吐出のためのノズルに
限られることなく、全ての吐出機の洗浄に適用す
ることができる。
〈効課〉 以上本考案によれば、通路を流れる液体の流通
方向を正・逆転させることによつて洗浄効果を高
めることができ、また洗浄液の消費量を節約する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はLED半導体装置の構造を示す斜視図、
第2図はLED半導体チツプを樹脂モールドする
工程を説明するための概略断面図、第3図はモー
ルド用樹脂を吐出するための装置の概略構成図、
第4図は本考案による一実施例の液体の流通力付
勢機構を説明するための図、第5図は第4図に対
応する樹脂の吐出状態を示す図、第6図は同実施
例の動作のタイムチヤートを示す図である。 8:ノズル、9:貯蔵槽、10:パイプ、1
1:樹脂、a,b,c:ケン盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯蔵槽に溜められた液体を吐出するためのノズ
    ルを洗浄する、吸引機能を有する液体吐出装置に
    おいて、貯蔵槽とノズルとの間を結合する弾性パ
    イプと、該弾性パイプの液体流路を押圧によつて
    遮断する中央ケン盤及び該中央ケン盤を挟んで両
    側に配置された貯蔵槽側ケン盤とノズル側ケン盤
    と、該各ケン盤に連結されて各ケン盤を駆動する
    モータと、該モータの回転方向を切り替える切り
    換え装置とを備え、上記各ケン盤とモータは、モ
    ータの一方向の回転に従つて、中央ケン盤押圧、
    ノズル側ケン盤押圧、貯蔵槽側ケン盤押圧解除、
    中央ケン盤押圧解除、貯蔵槽側ケン盤押圧、ノズ
    ル側ケン盤押圧解除、また上記モータの逆方向の
    回転で、上記各ケン盤の押圧、解除と逆の、ノズ
    ル側ケン盤押圧、貯蔵槽側ケン盤押圧解除、中央
    ケン盤押圧、貯蔵槽側ケン盤押圧、ノズル側ケン
    盤押圧解除、中央ケン盤押圧解除を順に繰り返す
    よう連結されてなることを特徴とする吸引機能を
    有する液体吐出装置。
JP8306483U 1983-05-30 1983-05-30 ノズル洗浄装置 Granted JPS59184963U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8306483U JPS59184963U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 ノズル洗浄装置

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JP8306483U JPS59184963U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 ノズル洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59184963U JPS59184963U (ja) 1984-12-08
JPH0326946Y2 true JPH0326946Y2 (ja) 1991-06-11

Family

ID=30213023

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8306483U Granted JPS59184963U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 ノズル洗浄装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49111478U (ja) * 1972-11-06 1974-09-24

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Publication number Publication date
JPS59184963U (ja) 1984-12-08

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