JPH03262840A - Rc構造物の柱・梁接合部継手工法 - Google Patents

Rc構造物の柱・梁接合部継手工法

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JPH03262840A
JPH03262840A JP6212490A JP6212490A JPH03262840A JP H03262840 A JPH03262840 A JP H03262840A JP 6212490 A JP6212490 A JP 6212490A JP 6212490 A JP6212490 A JP 6212490A JP H03262840 A JPH03262840 A JP H03262840A
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JP
Japan
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column
joint
casting
reinforcements
beam main
Prior art date
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Pending
Application number
JP6212490A
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English (en)
Inventor
Tomoyasu Kato
友康 加藤
Satoshi Bessho
佐登志 別所
Shigeru Usami
宇佐美 滋
Hitoshi Hatakemoto
畠本 斉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、RC(鉄筋コンクリート)構造物の柱・梁接
合部における梁主筋の継手工法に関する。
〔従来の技術〕
ラーメン形成のRC(鉄筋コンクリート)構造物での柱
・梁接合部は、−船釣に第10図に示すように梁1に直
交する梁2の梁主筋4は梁1の梁主筋3に対して一段ず
らさなければならない。
このような第1O図に示す柱・梁接合部の構造では、狭
い領域で梁主筋3.4のごとき太径鉄筋が段違いで交差
することになり施工性が悪いとともに、断面設計におけ
る応力中心間距離を小さくとらなければならない。すな
わち、断面効率が悪い。
また、柱5の巾りが小さい場合には梁主筋3゜4の定着
は不可能である。さらに、高強度鉄筋の梁主筋の使用上
のネックになる。
これに対して、定着に必要な柱5の巾りを充分確保しよ
うとすると、柱5が太くなり、有効な居住スペースが小
さくなる。
このような問題を解決するものとして、特開昭63−2
89140号公報には、第11図に示すように中央部に
コンクリート流動孔7を有し、側辺に複数の受片8を平
行に突設した鋳造板6を柱・梁接合部に水平に設置し、
受片8に梁主筋3等を載置して柱5に梁1等を架設すと
ともに、受片8と梁主筋3等を一体に溶接するものがあ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこのような特開昭63−289140号公報のも
のでは、鋳造板6はコンクリート流動孔7等を有するも
のであるとはいえ、柱・梁接合部として型枠で周囲を囲
われた狭い空間に水平に上下を仕切るように配置され、
打設するコンクリートは上から流しこむものであるから
、どうしてもコンクリートの回りが悪く、不良個所が出
やすい。
また、鋳造板6はコンクリートとの付着をよくするため
に、板面に多数のリブを形成しなければならない。
本発明は前記従来例の不都合を解消し、コンクリートの
回りを心配することなく、またリブを形成しなくともコ
ンクリートとの良好な付着が得られ、高層RC骨組にお
いて高い強度鉄筋の使用を可能とし、梁断面の無駄をな
くして、施工性も向上させることができるRC構造物の
柱・梁接合部継手工法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を遠戚するため、井桁または格子状の
鋳物をRC構造物の柱・梁接合部に水平に設置し、カッ
プラーで、もしくは直接溶接または嵌合、螺合すること
で前記鋳物端と梁主筋端を接合して梁主筋同士を連結す
ることを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、鋳物は井桁または格子状でその端に梁
主筋端を接合するのに、鋳物は梁主筋の径をそのままに
した延長のようなものである。
すなわち、梁主筋の延長同士が段差なく一段で柱・梁接
合部に配筋されるので、応力中心距離を大きく有効にと
れ、階高を低くできる。
また、鋳物を介して直交する梁主筋は相互にダボ効果と
なり、梁主筋の抜は出し防止をなす。
さらに、梁主筋が直接直交して配置されるのと同じ状態
なので、この鋳物の存在がコンクリートの回りを阻害す
ることもなく、コンクリートとの付着性も心配すること
はない。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1a図は本発明のRC構造物の柱・梁接合部継手工法
の1実施例を示す横断平面図、第2図は同上縦断正面図
で、柱5との接合部で、梁lに梁2が直交する場合、格
子状の鋳物9をこの柱・梁接合部Aに水平に配設し、こ
の格子状の鋳物9の端部と梁lの梁主筋3や梁2の梁主
筋4の端部とをカップラー10を介して接続した。なお
、この格子状の鋳物9は第1b図に示すように、たて長
の断面形状のものとしてコンクリートの打数が良くでき
るようにする。
図中、11は柱主筋、12はフープ筋である。
第3図はその詳細を示すもので、前記格子状の鋳物9の
端部を雄ネジ13の構造とし、梁主筋3端。
4端も雄ネジ13の構造とし、またカップラー10の内
周面には雌ネジ14を形成して、このカップラー10を
鋳物9の端部と梁主筋3,4端に螺合することで梁主筋
3端同士、または梁主筋4端同士を直状に連結する。
さらに、このカップラー10の両側には、ナツト15を
介在させて緩み防止を行う。
第4図は本発明の第2実施を示すもので、前記カップラ
ー10は一方の片側が雌ネジ16の構造で他の片側がス
リーブ17であるカップラーで、該鋳物の雄ネジ13と
このカップラー10の雌ネジ16を螺合させ、スリーブ
17を梁主筋端に嵌着させて隙間にモルタルを充填して
梁主筋#i3同士、または梁主筋端4同士を直状に連結
する。この場合、梁主筋3.4端はネジ構造としなくて
もよい。
第5図は本発明の第3実施を示すもので、前記カップラ
ーIOは前記第2実施例とは逆に一方の片側がスリーブ
17で他の片側が雌ネジ16の構造であるカップラーで
、ネジ構造としない鋳物9の端部にこのカップラー10
のスリーブ17を梁主筋端に嵌着させて隙間にモルタル
を充填し、雌ネジ16を雄ネジ13の構造とした梁主筋
端3,4端に螺合することで梁主筋端3同士、または梁
主筋@4同士を直状に連結した。
第6図は本発明の第4実施を示すもので、カップラー1
0を使用しない方法であり、前記格子状の鋳物9の端部
に梁主筋3.4端を直接溶接して梁主筋同士を連結する
さらに、第5実施例として第7図に示すように格子状の
鋳物9の端部をスリーブまたは雌ネジの継手部18に形
威し、この継手部に梁主筋3.4端を固着して梁主筋同
士を連結するようにしてもよい。
また、前記第1〜5実施例のすべての場合において、格
子状の鋳物9の格子形状は梁主筋3,4の数に合わせて
その折目が決定され、第8図に示すようにこれを井桁状
の鋳物9とすることもある。
特に、第9図に示すように梁主筋が上下で2段ずつにな
る場合に、第2段目の梁主筋の連結にこの井桁状の鋳物
9が利用できる。
なお、前記格子状または井桁状の鋳物9には、ダクタイ
ル鋳鉄、鋳鋼やその他の鉄筋が使用でき、梁主筋3.4
の降伏点で降伏しない断面積を有するものである。また
、厚板鉄板を切り出して製作する場合がある。
一方、梁主筋3.4は地組みにてプレハブ鉄筋かどの状
態としておき、鋳物9を柱・梁接合部Aにセットしてか
ら取付けるようにするので、梁主筋3.4の位置決めに
も役立つ。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明のRC構造物の柱・梁構合部継
手工法は、ラーメン形成の柱・梁接合部において、直交
する梁同士の梁主筋の延長同士が鋳物で段差なく柱・梁
接合部に配筋されるので、応力中心距離を大きく有効に
とれ、階高を低くできるものである。
また、梁主筋の延長をなす鋳物は井桁または格子状でそ
の端に梁主筋端を接合するので、該鋳物は梁主筋の径を
そのままにした延長のようなものとしてコンクリートの
回りを心配することなく、またリブを形成しなくともコ
ンクリートとの良好な付着が得られ、高層RC骨組にお
いて高い強度鉄筋の使用を可能とし、及び施工性も向上
させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明のRC構造物の柱・梁構合部継手工法
の1実施例を示す横断平面図、第1b図は第1a図のa
−a線断面図、第2図は同上縦断正面図、第3図は第1
実施例を示す要部の縦断側面図、第4図は同上第2実施
例を示す要部の縦断側面図、第5図は同上第3実施例を
示す要部の縦断側面図、第6図は同上第4実施例を示す
要部の縦断側面図、第7図は鋳物の他例を示す平面図、
第8図は鋳物のさらに他例を示す平面図、第9図示す断
面図である。 1.2・・・梁      3,4・・・梁主筋5・・
・柱        6・・・鋳造板7・・・コンクリ
ート流動孔8・・・受片9・・・鋳物       I
O・・・カップラー11・・・梁主筋      12
・・・フープ筋13・・・雄ネジ      14.1
6・・・雌ネジ15・・・ナツト      17・・
・スリーブ18・・・継手部 第10図 第1b図 し9 第6 図 第 2図 第7図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)井桁または格子状であり、端部を雄ネジ構造とし
    た鋳物をRC構造物の柱・梁接合部に水平に設置し、雌
    ネジ構造のカップラーで、該鋳物の雄ネジと同じく雄ネ
    ジとした梁主筋端とを接続して梁主筋同士を連結するこ
    とを特徴とするRC構造物の柱・梁接合部継手工法。
  2. (2)井桁または格子状であり、端部を雄ネジ構造とし
    た鋳物をRC構造物の柱・梁接合部に水平に設置し、片
    側が雌ネジ構造で他の片側がスリーブであるカップラー
    で、該鋳物の雄ネジと雌ネジを螺合させ、スリーブを梁
    主筋端に嵌着させて梁主筋同士を連結することを特徴と
    するRC構造物の柱・梁接合部継手工法。
  3. (3)井桁または格子状である鋳物をRC構造物の柱・
    梁接合部に水平に設置し、片側がスリーブで他の片側が
    雌ネジ構造であるカップラーで、スリーブを鋳物端に嵌
    着させ、雌ネジを雄ネジとした梁主筋端に螺合させて梁
    主筋同士を連結することを特徴とするRC構造物の柱・
    梁接合部継手工法。
  4. (4)井桁または格子状であり、端部をスリーブまたは
    雌ネジの継手部に形成した鋳物をRC構造物の柱・梁接
    合部に水平に設置し、該鋳物の継手部に梁主筋端を固着
    して梁主筋同士を連結することを特徴とするRC構造物
    の柱・梁接合部継手工法。
  5. (5)井桁または格子状の鋳物をRC構造物の柱・梁接
    合部に水平に設置し、該鋳物の端部に梁主筋端を溶接し
    て梁主筋同士を連結することを特徴とするRC構造物の
    柱・梁接合部継手工法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035178A (ja) * 2014-08-04 2016-03-17 日之出水道機器株式会社 梁接続パネル、柱鉄筋接続パネルおよび鉄筋構造物
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