JPH0326258Y2 - - Google Patents

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JPH0326258Y2
JPH0326258Y2 JP11132785U JP11132785U JPH0326258Y2 JP H0326258 Y2 JPH0326258 Y2 JP H0326258Y2 JP 11132785 U JP11132785 U JP 11132785U JP 11132785 U JP11132785 U JP 11132785U JP H0326258 Y2 JPH0326258 Y2 JP H0326258Y2
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JP
Japan
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intercooler
surge tank
vehicle
supercharger
internal combustion
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JP11132785U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車におけるエンジンルーム内に
搭載される排気ターボ過給機等の過給機を備えた
内燃機関に関するものである。
〔従来の技術〕
過給機から吸気マニホールドへの過給通路中に
過給空気を冷却するための空冷式インタークーラ
と脈動消去用のサージタンクとを、自動車のエン
ジンルーム内における内燃機関の上部にインター
クーラがサージタンクよりも自動車の前側に位置
するようにして配設した自動車用過給機付き内燃
機関は、先行技術としての実開昭59−17224号公
報に記載されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そして、自動車における過給機付き内燃機関に
おけるインタークーラとサージタンクとを、内燃
機関の上部において自動車の前後方向に並べて配
設することは、自動車の走行風によつてインター
クーラ及びサージタンクを冷却するためである
が、前記先行技術のものは、サージタンクの前部
に位置するインタークーラを、サージタンクに近
接しているので、インタークーラに対する冷却風
の吹き抜けが悪くて、走行風による冷却性能が低
いから、インタークーラにおいて所定の熱量を放
熱するためには、前記冷却性能が低い分だけイン
タークーラを大型にしなければならないのであ
り、しかも、前記先行技術のものはインタークー
ラを水平に配設しているので、これらインターク
ーラ及びサージタンクの上部を覆うボンネツト前
部の高さを必然的に高くしなければならない点に
問題があつた。
本考案は、このようにエンジンルーム内に搭載
した内燃機関の上部に、サージタンクとインター
クーラとを配設した場合における前記の問題を解
消することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕 このため本考案は、過給機から吸気マニホール
ドへの過給通路中に過給空気を冷却するための空
冷式インタークーラと脈動消去用のサージタンク
とを、自動車のエンジンルーム内における内燃機
関の上部にインタークーラがサージタンクよりも
自動車の前側に位置するようにして配設する場合
において、前記サージタンクより自動車の前側に
位置するインタークーラを、当該インタークーラ
とサージタンクとの間隔がインタークーラの上面
側において下面側よりも広くなるように自動車の
前方向に向つて斜め下向きに傾斜した構成にした
ものである。
〔考案の作用・効果〕
このように構成するとインタークーラに対する
冷却風は、当該インタークーラとサージタンクと
の間の間隔がインタークーラの上面側において広
くなつた部分から容易に吹き抜けることになるか
ら、インタークーラをサージタンクに対して近付
けた場合における冷却性能の低下を防止できる一
方、インタークーラを自動車の前方向に向つて斜
め下向きに傾斜したことにより、インタークーラ
までの高さ寸法は、自動車の前に行くにつれて低
くなるのである。
従つて本考案によると、サージタンクよりも前
方に位置するインタークーラをサージタンクに近
付けた場合における冷却性能の低下を回避できる
から、インタークーラとしてはそれだけ小型化及
び軽量化できるのであり、しかも、前記インター
クーラの小型に加えて、インタークーラまでの高
さを自動車の前に行くにつれて低くできることと
によつて、これら覆うボンネツトの前部をより低
いものにすることができる効果を有する。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図において1は、シリンダブロツク2の上面
にシリンダヘツド3を、該シリンダヘツド3の上
面にシリンダヘツドカバー4を各々締結して成る
内燃機関を示し、前記シリンダヘツド3の一側面
に取付く吸気マニホールド5には気化器6が装着
され、該気化器3の上面には、脈動消去用のサー
ジタンク7が接合されており、また、前記シリン
ダヘツド3の他側面に取付く排気マニホールド8
には、排気タービン9aとブロワー圧縮機9bと
を直結して成る排気ターボ過給機9が装着されて
いる。
この場合、内燃機関1は図示していないが、そ
の自動車におけるフロントにおけるエンジンルー
ム内に、自動車の前進方向に対して前記排気ター
ボ過給機9が前側で気化器6が後側に各々位置す
るように横向きに設置されており、前記サージタ
ンク7の上部は、前記エンジンルームに対するボ
ンネツト10にて覆われ、このボンネツト10に
は、自動車の走行風をエンジンルーム内に取り入
れるためのエアスクープ10aが設けられてい
る。
前記シリンダヘツドカバー4の上部には、一端
に入口ヘツダー11aを他端に出口ヘツダー11
bを備えると共に、この入口ヘツダー11aと出
口ヘツダー11bとの間を複数本のフイン付き偏
平冷却管11cにて接続し、且つ上面と下面とに
カバー板11d,11eを設け成る空冷式のイン
タークーラ11を配設する。このインタークーラ
11の入口ヘツダー11aには、過給空気の入口
管12と、バイパス出口管13とを設けて、その
入口管12に、前記排気ターボ過給機9における
ブロワー圧縮機9bからの過給管路14を接続
し、バイパス出口管13をバイパス管路15を介
して前記サージタンク7に接続する一方、前記出
口ヘツダー11bにおける過給空気出口管16を
過給管路17を介して前記サージタンク7に接続
する。
また、前記インタークーラ11における入口ヘ
ツダー11a内には、入口管12から流入する過
給空気をインタークーラ11における各フイン付
き偏平冷却管11c内を通つて出口ヘツダー11
bに流す場合と、入口管12から流入する過給空
気をインタークーラ11内を通すことなくバイパ
ス出口管13に導く場合とに選択的に切換えるた
めの過給切換弁18が設けられている。
過給切換弁18は、ダイヤフラム式の圧力作動
機構19によつて作動するもので、この圧力作動
機構19には、前記過給切換弁18を、バイパス
出口管13を塞ぐ方向に付勢するようにしたばね
20を備え、且つ、その圧力室21を、前記気化
器6においてそのスロツトル弁22より下流側に
設けたボート23に圧力伝達通路24を介して接
続することにより、スロツトル弁22より下流側
の吸気圧が真空側に大きい負圧のときこの負圧に
よつて、過給切換弁18がバイパス出口管13を
開くように作動して、入口管12から流入する過
給空気をインタークーラ11内を通すことなくバ
イパス出口管13からサージタンク7に導くよう
にするが、スロツトル弁22より下流側の吸気圧
が大気圧に近付くように上昇すると、過給切換弁
18がばね20にてバイパス出口管13を塞ぐよ
うに作動して、入口管12から流入する過給空気
をインタークーラ11内を通すようにする。な
お、前記圧力伝達通路24中には、機関の温度又
はエンジンルーム内の温度若しくは大気空気の温
度に関連し、これらの温度が高いとき当該圧力伝
達通路24を連通しているが、これらの温度が低
いとき当該圧力伝達通路24の連通を遮断すると
共に圧力室21を大気通路25に連通するように
作動する温度切換弁26が設けられている。
そして、前記シリンダヘツドカバー4の上部で
自動車の前側に配設したインタークーラ11を、
内燃機関1の側面視において当該インタークーラ
11の後端面とサージタンク7との間の間隔が、
インタークーラ11における上面カバー板11d
側が下面カバー板11eよりも広くなるように、
自動車の前方向に向つて斜め下向きに適宜角度
(θ)だけ傾斜するように構成する。
前記ボンネツト10におけるエアスクープ10
a等からエンジンルーム内に取り入れられた走行
風のうち、前記インタークーラ11における上下
両カバー板11d,11e間の流れる走行風は、
インタークーラ11における後端面とサージタン
ク7との間の間隔を、上面カバー板11d側にお
いて下面カバー板11e側よりも広くなるように
構成したことによつて、広い間隔の部分から容易
に吹き抜けることができるから、この分だけイン
タークーラ11内への走行風の導入量が増大する
のであり、また、インタークーラ11を自動車の
前方向に向つて斜め下向きに適宜角度(θ)だけ
傾斜したことによつて、地面からインタークーラ
11上面までの高さ寸法は、自動車の前に行くに
つれて低くなるのである。
なお、前記インタークーラ11の一端部は、前
記シリンダヘツドカバー4に対してボルト27締
結することによつて取付けられ、他端部は、その
下面に固着した支持ブラケツト28を前記シリン
ダヘツドカバー4とサージタンク7とに各々ボル
ト29,30締結することによつて取付けられて
おり、また、前記サージタンク7のインタークー
ラ11に面する前面には、複数枚の冷却促進用フ
イン7aが一体的に形成されている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は過給機
付き内燃機関の平面図、第2図は第1図の−
視側面図、第3図はインタークーラとサージタン
クとの一部切欠平面図、第4図は第3図の−
視拡大断面図である。 1……内燃機関、2……シリンダブロツク、3
……シリンダヘツド、4……シリンダヘツドカバ
ー、5……吸気マニホールド、6……気化器、7
……サージタンク、8……排気マニホールド、9
……排気ターボ過給機、10……ボンネツト、1
1……インタークーラ、11d,11e……イン
タークーラのカバー板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過給機から吸気マニホールドへの過給通路中に
    過給空気を冷却するための空冷式インタークーラ
    と脈動消去用のサージタンクとを、自動車のエン
    ジンルーム内における内燃機関の上部にインター
    クーラがサージタンクよりも自動車の前側に位置
    するようにして配設した自動車用過給機付き内燃
    機関において、前記サージタンクより自動車の前
    側に位置するインタークーラを、当該インターク
    ーラとサージタンクとの間隔がインタークーラの
    上面側において下面側よりも広くなるように自動
    車の前方向に向つて斜め下向きに傾斜したことを
    特徴とする自動車用過給機付き内燃機関。
JP11132785U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0326258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11132785U JPH0326258Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11132785U JPH0326258Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Publication Number Publication Date
JPS6220125U JPS6220125U (ja) 1987-02-06
JPH0326258Y2 true JPH0326258Y2 (ja) 1991-06-06

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JP11132785U Expired JPH0326258Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JP6604365B2 (ja) * 2017-08-29 2019-11-13 スズキ株式会社 車両用インタクーラの配管構造

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JPS6220125U (ja) 1987-02-06

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