JPH03257353A - 空気の屈折率測定装置 - Google Patents

空気の屈折率測定装置

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JPH03257353A
JPH03257353A JP5710090A JP5710090A JPH03257353A JP H03257353 A JPH03257353 A JP H03257353A JP 5710090 A JP5710090 A JP 5710090A JP 5710090 A JP5710090 A JP 5710090A JP H03257353 A JPH03257353 A JP H03257353A
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JP
Japan
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air
refractive index
vacuum
length
optical axis
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Pending
Application number
JP5710090A
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English (en)
Inventor
Eiji Ogita
英治 荻田
Bunkan Kin
文煥 金
Katsumi Isozaki
克巳 磯崎
Hideo Hirukawa
英男 蛭川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は干渉を利用した空気の屈折率を測定する装置に
関し、特に測定精度の改善に関する。
〈従来の技術〉 第2図(イ)は一般的な干渉を利用した空気の屈折率測
定装置の原理例を示す構成図である。
第2図(イ)において、レーザ光源11の出力は干渉計
12で2つに分岐され、これら2つの光は基準間隔部1
3に入射され、基準間隔部13の反射面13a、13b
で反射されて再び干渉計12に戻り干渉信弓として光検
出器14に入射される。干渉信号は光検出器14で電気
信号に変換されて演算器15に入射される。演算器15
にて基準間隔部13から反射された光の光路長変化に伴
う干渉信号の変化から空気の屈折率を演算している。こ
の時、空気の屈折率(n)が変化し、光路長差が(Δn
L>変化したとすると、干渉信号の光路長変化出力(M
)とは次の関係か成り立つ。
Δ n L=M たたし、Lは基準間隔部13の反射面13aと13bと
の間隔(長さ基準)である。したがって、長さ基準(L
)を予め求めておくことにより、干渉信月の光路長変化
出力(M)から空気の屈折率変化(△n〉が求められる
しかし」二記の構成では、空気の屈折率変化は求められ
るが、絶対値は求められない。そのため、第2図(ロ)
に示すように、基準間隔部13を真空容器16内に保持
し、真空から大気に開放する操作を行い、反射面間の光
路長差を測定することにより、次式から空気の屈折率の
絶対値を求めることができる。
n=1+−(Δm/L)(λ/2) ただし、Δm=真空から大気に雰囲気を変化させた時の
干渉次数変化 λ:レーサ光源の真空中の波長 である。
〈発明か解決しようとする課題〉 しかしながら上記従来技術に示ず空気の屈折率測定装置
ては、基準間隔部13の反射面13aと1、3 bの間
隔である長さ基準(L)は、雰囲気の温度や気圧や基準
間隔部の材料の経年変化等により変動するため、空気の
屈折率を求める場合には誤差となり、高精度に空気の屈
折率が測定できないという課題があった。
本発明は上記従来技術の課題を踏まえて成されたもので
あり、基準間隔部の長さ基準の変動を補正でき、高精度
の空気の屈折率の絶対値を測定できる空気の屈折率測定
装置を提供することを目的としたものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための本発明の構成は、レザ光源と
、このレーザ光源の出力光が入力される干渉計と、光軸
と垂直な面内では光軸方向での長さの変化が均一である
材料で形成されたスペザを備え、このスペーサの光軸に
対して垂直な両端面に同一方向を向いた1対の反射面を
2組配置すると共に一方の組の反射面間は真空部に、他
方の組の反射面間は周囲の空気か流通できるような連通
孔を有する空気部にそれぞれ配置された構成の基準間隔
部と、この基準間隔部から反射された光の光路長変化に
伴って前記干渉計により得られる前記真空部と空気部と
におけるそれぞれの干渉の強度信号を測定し電気信号に
変換する2つの光検出器と、この光検出器から出力され
た電気信号を位相信号に変換し、位相信号の変化から前
記空気部内の空気の屈折率の絶対値を演算する演算器と
を設けた構成としたことを特徴とするものである。
く作用〉 本発明によると、同一部材中に真空部と空気部を設け、
長さ変化の比が常に等しくなるような構成としており、
温度や圧力や材料の経年変化等による基準間隔部の長さ
基準の変動による影響を小さくできる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図〈イ〉は本発明に係わる空気の屈折率測定装置の
一実施例を示す構成図である。
第1図(イ)において、1は安定した波長のレザ光を発
生するレーザ光源、2はレーザ光源1の出力光を2つに
分岐するハーフミラ−13はミラー、4.5は干渉計で
あり、測定精度を上げるために差動型の干渉計を使用す
る。6は空気部6aと真空部6bから成る基準間隔部で
あり、この基準間隔部6は光軸方向での長さの変化(即
ち温度による膨脂や圧力による収縮、及び材料の持つ経
年変化等)が光軸と垂直な面内では均一な材料で形成さ
れたスペーサ61とこのスペーサ61の両開に配置され
た透明なカラスで形成された窓62.63から構成され
ている。ここで第1図(ロ)に示すように、スペーサ6
1は光軸方向での長さの変化が光軸と垂直な面内では均
一な材料に光軸方向に沿って2つの孔61a、61bが
開けられ、一方の孔(例えば61a)には側面から開け
られた開孔6 ]、 cが合流している。又、両端面6
1d。
61eは光軸に対して垂直とされている。第1図(イ)
に戻り、このスペーサの両端面61d、61eに窓62
.63が組み合わされて空気部6aと真空部6bが形成
される。又、空気部6a及び真空部6bにはスペーサ6
1の両端で光軸に対して垂直な面(窓12.13上)に
同一方向を向いた1対2組の反射面64と65.66と
67がそれぞれ同一長さ基準を有して平行に支持されて
いる。68はスペーサ61の開孔61c、即ち空気部6
aに設けた周囲の空気を流通させるための連通孔である
。7.8は基準間隔部6の空気部6a及び真空部6bか
らの干渉信号を電気信号に変換する光検出器、9は光検
出器7.8から得られる電気信号を位相信号に変換して
空気の屈折率の絶対値を演算する演算器である。
この様な構成において、レーザ光源1の出力光はハーフ
ミラ−2で2つに分岐され、一方の光はハーフミラ−2
を透過し干渉計4に入射される。
入射光は干渉計4にて更に2つに分岐され基準間隔部6
の空気部6aの1対の反射面64.65でそれぞれ反射
され、再び干渉計4に戻り干渉信号として光検出器7に
入射される。他方の光はハフミラー2、ミラー3で反射
されて干渉計5に入射される。入射光は干渉計5にて更
に2つに分岐され、基準間隔部6の真空部6bの1対の
反射面66.67でそれぞれ反射され、再び干渉計5に
戻り干渉信号として光検出器8に入射される。干渉信号
は光検出器7.8でそれぞれ電気信号に変換されて演算
器9に送られる。演算器9では電気信号を位相信号に変
換後、空気の屈折率の絶対値が演算される6 以下に演算器9での演算動作について説明する。
空気部6aの長さ基準Laと真空部6bの長さ基準LV
は同一比率で変化するので、その関係は次式で表される
Lv = k −La    −−−(1)ただし、k
:比例定数 である。ここで、光学系を真空中に保持したとすると、
空気部6aも真空となるので基準間隔部6の屈折率は1
となる。この時、光検出器7.8から得られる位相信号
をそれぞれθaO1θ■0とすると、 θao=(2π/λO) La0・1    ・(2)
θvo=(2π/λO) LVo・1   −(3)た
だし、λ:レーザ光源1の真空中の波長0:光学系が真
空中にある状態 である。したがって、位相信号の差分は、θaO−θv
o=(2yr/λO)  (LaO−LvO)=(2g
LaO/λO)(1−k) となり、比例定数には、次式で表される。
k=1−[((θaO−θvO) / 2 yr L 
ao)λ0l−(4)一方、光学系が空気中にある待は
、光検出器7゜8から得られる位相信号をそれぞれθa
1.θ■1とすると、 θa1=(2π/λ1)La1−Na   −(5)θ
v1=(2g/λ1 ) LVl ・1   −(6)
ただし、Na:空気の屈折率 1 :光学系が空気中にある状態 である。したがって、位相信号の差分は、θa1−θ■
1 (2π/λ1  )  (La1− Na1−Lvl−
1)(2πLa1/λ1  )  (Na  −k)と
なり、空気の屈折率Naは、次式で表される。
Na=((θa1−θvl)/2  x )(λ1/L
a1)+に−(7)(4)式及び(7)式より、 Na −1 =((θa1−θv1) / 2 yr )(λ1/L
a1)((θaO−θvo) / 2 yr )(λ0
 / L ao) ・(8)ここで、λ0−λ1 (1
+α〉 La0= Lal (1+ε) とすると、(8)式は、 Na−1 (1/2g)(λ1 /La1)[((θa1−θV1
)(θaO−θvo)((1+α)/(1+ε))J・
・・(9)又、I、VO= Lvl (1+ε)であり
、前記(3) 、 (6)式%式%) [ 故に、(9)式及び00式より、 Na  −1 =(1/2π)(λ1/La1)((θa1−θv1)
(θaO−θvO)  θv1/θVO)  ・・・0
1)となる。したかって、空気部6aの長さ基準La1
、レーザ光源1の真空中での波長λ1、空気部6a及び
真空部6bでの位相信号測定値θal、θ■1、光学系
を真空にした状態での空気部6a及び真空部6bでの位
相信号測定値θaO1θ■0を求めることにより、空気
の屈折率Naを算出することができる。
又、空気部6a及び真空部6bの長さ基準LaLvを長
くして、その長さ基準の数分の−の短い長さ基準を有す
る空気部だけの基準間隔部を別に設け、その内挿を用い
て空気部6aでの位相信号測定値θaを推定することに
より、より精度良く空気の屈折率の絶対値を測定するこ
とができる。
更にスペーサ61の材料として膨II!係数の小さいガ
ラスセラミックを使用することにより、温度補正等をし
なくても干渉信号のみで空気の屈折率を求めることかで
きる。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように、本発明に
よれば、真空部と空気部との長さの比が常に等しくなる
ような基準間隔部を用いて両者の位相の差をとっており
、温度や圧力や材料の経年変化等の基準間隔部の長さ基
準の変動による影響を補正できるため高精度な空気の屈
折率の絶対値を測定することかできる空気の屈折率測定
装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる空気屈折率測定装置の一実施例
を示す構成図、第2図は従来例である。 J・・・レーザ光源、2・・・ハーフミラ−13・・・
ミラ、4,5・・・干渉計、7,8・・・光検出器、9
・・・演算器、6・・・基準間隔部、6a・・・空気部
、6b・・・真空部、61・・・スペーサ、62.63
・・・窓、64〜67・・・反射面、68・・・連通孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レーザ光源と、 このレーザ光源の出力光が入力される干渉計と、光軸と
    垂直な面内では光軸方向での長さの変化が均一である材
    料で形成されたスペーサを備え、このスペーサの光軸に
    対して垂直な両端面に同一方向を向いた1対の反射面を
    2組配置すると共に一方の組の反射面間は真空部に、他
    方の組の反射面間は周囲の空気が流通できるような連通
    孔を有する空気部にそれぞれ配置された構成の基準間隔
    部と、 この基準間隔部から反射された光の光路長変化に伴って
    前記干渉計により得られる前記真空部と空気部とにおけ
    るそれぞれの干渉の強度信号を測定し電気信号に変換す
    る2つの光検出器と、この光検出器から出力された電気
    信号を位相信号に変換し、位相信号の変化から前記空気
    部内の空気の屈折率の絶対値を演算する演算器とを設け
    た構成としたことを特徴とする空気の屈折率測定装置。
JP5710090A 1990-03-08 1990-03-08 空気の屈折率測定装置 Pending JPH03257353A (ja)

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