JPH03256964A - 薄手ウエブ搬送ロール - Google Patents

薄手ウエブ搬送ロール

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JPH03256964A
JPH03256964A JP2049607A JP4960790A JPH03256964A JP H03256964 A JPH03256964 A JP H03256964A JP 2049607 A JP2049607 A JP 2049607A JP 4960790 A JP4960790 A JP 4960790A JP H03256964 A JPH03256964 A JP H03256964A
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JP
Japan
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web
thin web
roll
magnetic recording
recording medium
Prior art date
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Application number
JP2049607A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Fujiyama
正昭 藤山
Yasuyuki Yamada
泰之 山田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、連続的に走行する可撓性帯状支持体(以下、
ウェブという)を搬送案内する搬送ロールに関し、特に
前記ウェブ上に写真感光層、磁性層、表面保護層等を形
成して写真窓光材料、磁気記録媒体等を製造する製造装
置において好適な薄手ウェブ搬送ロールに関する。
〔従来の技術〕
従来、連続的に走行するウェブ上に写真感光層、磁性層
、表面保gIN等を形成して写真窓光材料、磁気記録媒
体等を製造する製造工程は、例えばウェブ上に磁性層を
塗布する塗布工程、前記磁性層を塗布されたウェブを乾
燥する乾燥工程、テープ原反を所定幅に切断する裁断工
程等の各種の工程から成っている。そして、この様に各
工程内及び各種の工程間を搬送されるウェブは、その走
行方向を変えたり、搬送中のウェブのハタツキを抑えた
りする為に、円筒状に形成され、その両端を軸受等によ
って回転自在に軸支されて搬送経路に適宜配設された複
数の搬送ロールによって搬送支持されている。
例えば、磁気記録媒体の場合、その磁性層に傷が生しる
と、記録時に情報のドロップアウトやノイズが発生する
ので、前記搬送ロールは搬送中に磁性層を傷付けないよ
うに磁気記録媒体を良好に搬送する必要がある。そこで
、前記搬送ロールは搬送中に磁性層を傷付けないように
前記ウェブの幅より長い長尺ロールであり、その表面は
ウェブ表面及び磁性層の表面を損傷しないように極めて
平滑に仕上げられている。
ところで、この様な搬送ロールを使用することによって
、前記ウェブ上の写真感光層、磁性層等の各形成層の表
面に生しる傷の原因とじては、前記ウェブのウェブ幅方
向の変位がある。即ち、搬送中に前記ウェブが前記搬送
ロールの回転方向に対して垂直なウェブ幅方向に変位す
ると、その表面に形成された写真感光層、磁性層等の各
形成層が前記搬送ロール表面と摺接することになり、該
形成層に傷が生じる。したがって、少なくとも前記ウェ
ブのウェブ幅方向の変位は防止しなければならない。
そこで、このような問題を解決する方法として、特開平
1−251430号公報には、長手方向に連続的に延び
た段差を幅方向の両端近傍に形成したフィルムを得、該
フィルムを長手方向に送りつつ該フィルムの表面に磁性
層を形成して磁気記録媒体を製造する方法が開示されて
おり、この方法によれば、段差の作用によりフィルムの
湾曲、蛇行、のび等による幅方向の変位を防止すること
ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、近年、磁気記録媒体等には、上記の如き
ウェブの厚みを10μm以下とした所謂薄手ウェブが使
用されている。この様な薄手ウェブを搬送する際には、
搬送時のウェブに作用する張力も前記薄手ウェブの厚み
に比例して低くしなければならない。また、最近の磁気
記録媒体の記憶容量を高める高密度磁気記録化の動向に
あっては、磁性層として強磁性金属薄膜から成る磁性層
を有する磁気記録媒体は、酸化鉄粉や金属粉末を塗布し
た塗布型磁性層を有する磁気記録媒体の搬送時に比べて
、1/3程度の張力しか与えられないことが判明した。
更に、前記薄手ウェブ上に形成される前記各形成層の表
面平滑性を向上させるため、前記薄手ウェブもその表面
が非常に平滑なものを使用されている。
そして、前記搬送ロールによる前記各形成層の傷発生の
原因として、ウェブのウェブ幅方向の変位の他、前記搬
送ロールの回転率の低下がある。
即ち、前記ウェブの搬送時に、前記搬送ロールと前記ウ
ェブとがスリップして、前記搬送ロールの回転率すなわ
ち前記ウェブの走行速度に対する前記搬送ロールの周速
度の比が低下すると、前記搬送ロールによって前記ウェ
ブの表面が擦られるので、ウェブ表面や形成層に傷が生
してしまう。
従って、互いに表面平滑性が良く、十分な張力を作用さ
れない前記薄手ウェブ表面と前記搬送ロールとの間の駆
動伝達力は小さくなるので、前記搬送ロールと前記薄手
ウェブとがスリップし易く、前記搬送ロールの回転率が
低下してウェブ表面や形成層に損傷を与えるという問題
がある。
また、前記特開平1−251430号公報に記載の方法
では、前記薄手ウェブのウェブ幅方向の変位は防止でき
るが、該薄手ウェブが搬送ロールに寄与する摩擦力は低
いので、前記搬送ロールと前記薄手ウェブとがスリップ
して前記搬送ロールの回転率が低下し、ウェブや磁性層
に損傷を与える。更に、例えば強磁性金属薄膜から成る
磁性層を有する磁気記録媒体を搬送した際には、ウェブ
幅方向の両端近傍に形成された段差が磁気記録媒体の幅
方向中央部に応力を発生させるので、非常に薄い前記強
磁性金属7R膜がひび割れを起こし易いという問題があ
る。
そこで、本発明の目的は上記問題を解決することにあり
、薄手ウェブ上に形成される形成層に損傷を生しること
なく、良好に該薄手ウェブを搬送することができる薄手
ウェブ搬送ロールを提供することにある。
(課題を解決するための手段] 本発明に係る上記目的は、連続的に走行する厚さが10
μm以下の薄手ウェブをウェブ幅方向に亘ってその円筒
形状外周面で支持しながら搬送案内する薄手ウェブ搬送
ロールであって、前記ウェブの幅方向両端縁近傍の不使
用領域に対向、接触する位置に、前記円筒形状外周面よ
りも強い駆動伝達力を有する突起が周方向に沿って設け
られていることを特徴とする薄手ウェブ搬送ロールによ
って達成される。
〔実施態様〕
以下、添付図面を参照して本発明の一実施態様を説明す
る。
第1図は本発明の一実施態様である薄手ウェブ搬送ロー
ルの斜視図である。
搬送ロールIOは両端に支軸部11を有する円筒形の金
属ロールからなり、磁気記録媒体両端部の非磁性面に対
応する両端近傍表面に係止突起12が周方向に配設され
ている。
前記係止突起12は、塩化ビニル樹脂から成る矩形状の
薄いプラスチック片を接着剤で等間隔に接着して形成さ
れている。
そして、この搬送ロール10は、例えば磁気記録媒体の
磁性層表面に潤滑剤層を設ける装置やウェブの裏面にへ
ツク層を設ける装置等の、磁気記録媒体製造装置内に配
設され、前記磁気記録媒体の走行方向を変えたりして前
記磁気記録媒体の搬送経路を構成している。
第2図は厚さ10μm以下の薄手ウェブ18上に強磁性
金属薄膜から成る磁性層16を蒸着された磁気記録媒体
14の搬送状態の説明図である。第2図に示すように、
前記搬送ロール10に配設された係止突起12は、前記
磁気記録媒体14の磁性層16の形成領域には位置せず
、ウェブ18の耳部18a、18bのみに接するように
設置される。
そこで、前記搬送ロール10によって支持されている前
記磁気記録媒体14が所定の張力を付与されて搬送され
ると、前記ウェブ18の耳部18a、 18bに接して
おり、該ウェブ18の搬送方向に対向する側の前記係止
突起12の縁部が、前記耳部18a、18bの当接表面
に弾性的に食い込むことによって該耳部18a、18b
を相対的に係止して駆動伝達力を高めるので、前記搬送
ロール10は前記磁気記録媒体14の移動に伴ってスリ
ップすることなく転回される。
尚、前記係止突起12は、例えば断面矩形、断面三角形
等に形成され、前記耳部18a、18bを相対的に係止
できる縁部を有する形状である。この係止突起12は前
記耳部18a、 18bを相対的に係止したときに、前
記ウェブ18が大きく湾曲しないような高さに設定され
、前記ウェブ18の耳部18a、 18b表面を傷つけ
ない形状に形成されるが、好ましくは係止突起12の高
さは10μm乃至500μmの範囲に設定される。又、
前記係止突起12は、更に好ましくは前記搬送ロール1
0の円筒形状外周面の周方向に5m乃至301mの等間
隔を以て断続的に配設され、且つその軸方向のウェブ接
触長さを5n++n乃至10はに設定される。
また、前記係止突起12は一体成形により前記搬送ロー
ル10上に設けても、別に形成した小片を前記搬送ロー
ル10上に接着して設けても良く、該係止突起12が別
体として形成される際には、前記搬送ロールlOと同等
の材質、ポリエステル、ポリオレフィン等の合成樹脂、
アルミニウム、ゴム等の素材により形成される。
更に、前記係止突起12の形状、大きさ、間隔等は上記
実施態様に限定するものではなく、種々の形態を採りう
ることは勿論である。
また、上記実施態様においては薄手ウェブ上に磁性層を
形成した磁気記録媒体の搬送ロールについて述べたが、
本発明はこれに限定するものではなく、磁性層の代わり
に薄手ウェブ上に写真感光層を形成して成る写真窓光材
料等の搬送ロールとしても好適であり、厚さ10μm以
下の薄手ウェブを搬送案内する種りの薄手ウェブ搬送ロ
ールに通用することが可能である。
〔発明の効果] 本発明によれば、連続的に走行する厚さが10μm以下
の薄手ウェブをウェブ輻方向に亘ってその円筒形状外周
面で支持しながら搬送案内する薄手ウェブ搬送ロールが
、前記ウェブの幅方向両端縁近傍の不使用領域に対向、
接触する位置に、前記円筒形状外周面よりも強い駆動伝
達力を有する突起が周方向に沿って設けられているいる
ので、前記係止突起がウェブの不使用領域を相対的に確
実に係止する。
即ち、前記搬送ロールに設けられた前記係止突起が前記
ウェブの不使用領域を相対的に係止して駆動伝達力を高
めることにより、前記搬送ロールと前記ウェブとのスリ
ップが防止され、前記ウェブ搬送時に該ウェブに作用す
る張力が低くても前記搬送ロールの回転率が低下するこ
とがないので、前記搬送ロールによって前記ウェブの表
面が擦られ、ウェブ上の形成層に傷が生してしまうこと
なくウェブを搬送することができる。
従って、薄手ウェブ上に形成される形成層に損傷を生し
ることなく、良好に該薄手ウェブを搬送することができ
る薄手ウェブ搬送ロールをを提供することができる。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明の効果をより明確にする。
(実施例1) 厚み10μm、幅100閣、表面粗さ0.003 tt
 m (Ra)のポリエチレンテレフタレート支持体の
片面中央に、真空蒸着装置によりCo−Ni合金を厚み
0.2μm、幅80肛で蒸着して磁性層16を設け、ウ
ェブ18の幅方向両端にはそれぞれ10IIl111の
未蒸着部すなわち耳部18a、18bが形成される磁気
記録媒体を作成した。
次に、第1図及び第2図に示す構成である直径75mm
、長さ235.5 am、重さ960 g (D金属ロ
ールニ、塩化ビニル樹脂から成る矩形のプラスチック片
である高さ1.0錘、周方向の幅りが5鴫の係止突起1
2を適宜配設して本発明に基づく?1敗の搬送ロール1
0を作製した。但し、各搬送ロール毎の前記係止突起1
2の周方向間隔Eは、それぞれ5.10.2030mm
とし、更に、前記係止突起12の軸方向の長さCを5.
10.Is、20跡とした。
そして、第3図に示すように、上記各搬送ロールに前記
磁気記録媒体を巻付は角度が10度、張力がそれぞれ0
.5 kg/100髄、0.8 kg/100画、1.
0kg/loom、前記各耳部18a、 18bの端部
が前記係止突起12のほぼ中央に位置するようにそれぞ
れ設定して各々搬送し、前記各搬送ロールの回転率、及
び前記各搬送ロールによって搬送された磁気記録媒体の
磁性層の状態(面質)を調べた。その結果を第1表に示
した。
第1表 (係止突起高さ 1.0m111 第 1 表(続き) (実施例2) 本発明の搬送ロール10に設ける各係止突起12の高さ
を500 μmとした以外は上記実施例1の各搬送ロー
ルと同条件で前記磁気記録媒体を搬送して各搬送ロール
の回転率、及び前記各搬送ロールによって搬送された磁
気記録媒体の磁性層の状態(面質)を調べた。その結果
を第2表に示した。
○:良好 △:不十分 ×:不適(面質においては、ひび割れが発生)第 表 (係止突起高さ;500μm) 第 表(続き) ン主) ○:良好 Δ;不十分 ×:不a(面質においては、ひび割れが発生)(実施例
3) 本発明の搬送ロール10に設ける各係止突起12の高さ
を150 μmとした以外は上記実施例1の各搬送ロー
ルと同条件で前記磁気記録媒体を搬送して各搬送ロール
の回転率、及び前記各搬送ロールによって搬送された磁
気記録媒体の磁性層の状態(面質)を調べた。その結果
を第3表に示した。
第 表 (係止突起高さ 150μm) 第 表(続き) (実施例4) 本発明の搬送ロール10に設ける各係止突起12の高さ
を100μmとした以外は上記実施例1の各搬送ロール
と同条件で前記磁気記録媒体を搬送して各搬送ロールの
回転率、及び前記各搬送ロールによって搬送された磁気
記録媒体の磁性層の状態(面質)を調べた。その結果を
第4表に示した。
○;朗子 △:不十分 ×:不適(面質においては、ひび割れが発生)第 4 表 (係止突起高さ 100μm) (実施例5) 本発明の搬送ロール10に設ける各係止突起12の高さ
を50μmとした以外は上記実施例1の各搬送ロールと
同条件で前記磁気記録媒体を搬送して各搬送ロールの回
転率、及び前記各搬送ロールによって搬送された磁気記
録媒体の磁性層の状態(面質)を調べた。その結果を第
5表に示した。
表(続き) ○:sjj子 △=不十分 ×:不適(面質においては、ひび割れが発生)表(続き
) (実施例6) 本発明の搬送ロール10に設ける各係止突起12の高さ
を20μmとした以外は上記実施例1の各搬送ロールと
同条件で前記磁気記録媒体を搬送して各搬送ロールの回
転率、及び前記各搬送ロールによって搬送された磁気記
録媒体の磁性層の状態(面質)を調べた。その結果を第
6表に示した。
○:良好 △:不十分 ×;不通(面質においては、ひび割れが発生)(係止突
起高さ 20μm) 第 表(続き) 注) ○:良好 △:不十分 ×、不a(面質においては、ひび割れが発生)(実施例
7) 本発明の搬送ロール10に設ける各係止突起12の高さ
を10μmとした以外は上記実施例1の各搬送ロールと
同条件で前記磁気記録媒体を搬送して各搬送ロールの回
転率、及び前記各搬送ロールによって搬送された磁気記
録媒体の磁性層の状態(面質)を調べた。その結果を第
7表に示した。
第 表 (体重突起高さ 10V1m) 第 表(続き) (比較例1) 表面にアルマイト処理を施した直径75mm、長さ23
5、5印、重さ960gの金属ロールを搬送ロールとし
て用いた以外は上記実施例1の搬送ロールと同条件で磁
気記録媒体を搬送して搬送ロールの回転率、及び前、記
名搬送ロールによって搬送された磁気記録媒体の磁性層
の状態(面質)を調べた。
その結果を第8表に示した。
○:良好 △:不十分 ×:不適(面質においては、ひび割れが発生)(比較例
2) 第4図に示す様な直径75aan、長さ235.5 m
m、重さ960gの金属ロールに、塩化ビニル樹脂から
成るプラスチック製ヘルド20を磁気記録媒体のウェブ
両端部が接する領域に周方向に沿って適宜設けた搬送ロ
ール21を作製した。但し、該搬送ロール21の前記ヘ
ルド20の高さは150μm、軸方向の幅aは10a+
mとした。
そして、ウェブ18の各耳部18a、18bの端部は前
記ヘルド20のほぼ中央に位置するように搬送し、上記
搬送ロール21を用いた以外は上記実施例1の搬送ロー
ルと同条件で磁気記録媒体を搬送して搬送ロールの回転
率、及び前記各搬送ロールによって搬送された磁気記録
媒体の磁性層の状態を調べた。その結果を第9表に示し
た。
第9表 第1表乃至第9表から明らかなように、搬送ロールの両
端近傍に係止突起12を所定間隔で設けた場合には、該
係止突起12が設けられていない場合に比べて搬送ロー
ラの回転率は良好であった。特に、ウェブの張力が低い
場合には前記係止突起12が設けられていない搬送ロー
ラの回転率の低下が顕著である。また、第8表から明ら
かなように、搬送ロールの両端近傍に前記ヘルド20を
設けた場合でも、ウェブの張力が低いと搬送ローラの回
転率も低下してしまった。
尚、搬送ローラ10の回転率は係止突起12の高さが高
いほど高くて好適であるが、高さが1lIIff1以上
になると磁性層16にひび割れが発生した。また、係止
突起12の高さが10μm以下と低いと搬送ローラ10
と磁気記録媒体14とがスリングして回転率が低下して
しまう。したがって、係止突起12の高さは10〜50
01!mが好ましいことが判った。
更に、第1表乃至第9表より、前記係止突起12を設け
る周方向の間隔は5〜30直の範囲で、且つその軸方向
のウェブ接触長さは5〜10amの範囲が好適であるこ
とが判った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく磁気記録媒体搬送ローラの斜視
図、第2図及び第3図は搬送ローラと磁気記録媒体との
関係図、第4図は比較例のための搬送ローラの構成図で
ある。 (図中符号) 10 搬送ローラ    11 支軸部12 突起  
     14 磁気記録媒体16−磁性層     
 18−支持体18a、18b−一耳部  20−=:
ルト21−搬送ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、連続的に走行する厚さが10μm以下の薄手ウ
    ェブをウェブ幅方向に亘ってその円筒形状外周面で支持
    しながら搬送案内する薄手ウェブ搬送ロールであって、
    前記ウェブの幅方向両端縁近傍の不使用領域に対向、接
    触する位置に、前記円筒形状外周面よりも強い駆動伝達
    力を有する突起が周方向に沿って設けられていることを
    特徴とする薄手ウェブ搬送ロール。
  2. (2)、前記突起が、前記円筒形状外周面と同等の材質
    もしくは合成樹脂材から成ることを特徴とする請求項(
    1)に記載の薄手ウェブ搬送ロール。
  3. (3)、前記突起の高さが10μm乃至500μmの範
    囲に設定されることを特徴とする請求項(1)に記載の
    薄手ウェブ搬送ロール。
  4. (4)、前記突起が、前記円筒形状外周面の周方向に5
    mm乃至30mmの等間隔を以て断続的に配設され、且
    つその軸方向のウェブ接触長さを5mm乃至10mmに
    設定されることを特徴とする請求項(3)に記載の薄手
    ウェブ搬送ロール。
  5. (5)、前記薄手ウェブが、少なくとも一方の表面に磁
    気記録層を層設されていることを特徴とする請求項(3
    )又は請求項(4)に記載の薄手ウェブ搬送ロール。
JP2049607A 1990-03-02 1990-03-02 薄手ウエブ搬送ロール Pending JPH03256964A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174378A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Fujifilm Corp 搬送ローラ、及びそれを用いた光学フィルムの製造方法
JP2013180863A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Nikon Corp 搬送装置
JP2019059574A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 住友化学株式会社 フィルムの搬送方法及び搬送装置、ならびに処理フィルムの製造方法及び製造装置

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