JP2716881B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房装置、冷房装置、
冷暖房装置、除湿装置、送風装置または換気装置等の空
気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実公昭61−7466
号公報においては、子供のいたずらによる暖房機器の暴
走や、暖房器本体の前面に子供が異物を置いた場合の不
都合を防止する目的で、暖房器本体の前面に超音波を発
信するマイクロホンと超音波を受信する受信部からなる
検知部を設け、この検知部が作動した時に熱源の作動を
停止して安全性を向上した室内用暖房装置(以下従来技
術と呼ぶ)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術に
おいては、子供が不在または大人だけの家庭でも暖房能
力を変更する時等に暖房器本体に近づいた場合でも検知
部が作動して、熱源の作動が自動的に停止する。これに
より、暖房能力を変更する時にその都度再び運転スイッ
チを操作して熱源を再作動するように再運転する必要が
あり、安全性の向上に対して使い勝手が悪いと問題が生
じている。本発明は、検知部で被検知物を検知した時に
空調機器の運転を停止する安全装置を備える空気調和装
置において、安全性を保ちながらも、使い勝手を改善す
ることのできる空気調和装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、空調機器を有する機器本体と、この機器本体に設け
られ、被検知物を検知する検知部、および前記空調機器
の運転状態の変更を制限するチャイルドロックモードの
設定または解除を行う設定部を有し、前記設定部を操作
することにより前記チャイルドロックモードに設定され
ている場合、前記検知部で前記被検知物を検知した時に
前記空調機器の運転を停止し、前記設定部を操作するこ
とにより前記チャイルドロックモードが解除されている
場合、前記検知部で前記被検知物を検知しても前記空調
機器の運転を継続させる安全装置とを備えた技術手段を
採用した。請求項2に記載の発明は、空調機器を有する
機器本体と、この機器本体に設けられ、被検知物を検知
する検知部を有し、この検知部で前記被検知物を検知し
た時に前記空調機器の運転を停止すると共に、前記空調
機器の運転を停止した後、所定時間以上前記検知部で前
記被検知物を検知していない時に前記空調機器の運転を
再開させる安全装置とを備えた技術手段を採用した。
【0005】請求項3に記載の発明は、空調機器を有す
る機器本体と、この機器本体に設けられ、被検知物を検
知する検知部、および前記空調機器の運転状態の変更を
制限するチャイルドロックモードの設定または解除を行
う設定部を有し、前記設定部を操作することにより前記
チャイルドロックモードに設定されている場合、前記検
知部で前記被検知物を検知した時に前記空調機器の運転
を停止すると共に、前記空調機器の運転を停止した後、
所定時間以上前記検知部で前記被検知物を検知していな
い時に前記空調機器の運転を再開させ、前記設定部を操
作することにより前記チャイルドロックモードが解除さ
れている場合、前記検知部で前記被検知物を検知しても
前記空調機器の運転を継続する安全装置とを備えた技術
手段を採用した。
【0006】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、子供のいたず
ら防止のため等にチャイルドロックモードに設定されて
いる場合には、検知部が作動状態であり子供等の被検知
物を検知した時に空調機器の運転を自動的に停止する。
また、子供が不在または大人だけの家庭等のようにチャ
イルドロックモードに設定する必要のない場合、すなわ
ち、チャイルドロックモードが解除されている場合に
は、検知部が作動しないので、空調機器の運転を停止す
ることはない。請求項2に記載の発明によれば、検知部
で子供等の被検知物を検知した場合に、空調機器の運転
を自動的に停止する。そして、空調機器の運転を停止し
た後に、所定時間以上検知部で子供等の被検知物を検知
していない場合に、空調機器の運転が自動的に再開す
る。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、子供のい
たずら防止のため等にチャイルドロックモードに設定さ
れている場合には、検知部が作動状態であり子供等の被
検知物を検知した時に空調機器の運転を自動的に停止す
る。そして、空調機器の運転を停止した後に、所定時間
以上検知部で子供等の被検知物を検知していない場合
に、空調機器の運転が自動的に再開する。また、子供が
不在または大人だけの家庭等のようにチャイルドロック
モードに設定する必要のない場合、すなわち、チャイル
ドロックモードが解除されている場合には、検知部で被
検知物を検知しないので、空調機器の運転が停止するこ
とはない。
【0008】
【実施例】空気調和装置としてガス温風式暖房装置を用
いた実施例を図1ないし図5に示す。図1はガス温風式
暖房装置を示した図で、図2ないし図4はガス温風式暖
房装置の機器本体を示した図である。ガス温風式暖房装
置1は、暖房機器2を内蔵した機器本体3、および暖房
機器2を制御するコンピュータ9等から構成されてい
る。
【0009】暖房機器2は、本発明の空調機器であっ
て、対流用ダクト4、対流用送風機5、ガスバーナ6、
燃焼用ダクト7およびガス供給管8から構成されてい
る。
【0010】対流用ダクト4は、機器本体3内に組み込
まれ、機器本体3の背面で開口した空気吸入口41より
室内空気を吸入して、機器本体3の前面下部において開
口した温風吹出口42より室内に向かって温風を吹き出
す温風通路である。なお、空気吸入口41には、図3に
も示したように、塵や埃等の内部への流入を防ぐために
フィルター43が取り付けられている。
【0011】一方、温風吹出口42には、図2および図
4にも示したように、機器本体3の下部に回転自在に支
持された可動式のルーバ44が取り付けられている。こ
のルーバ44は、コンピュータ9に通電制御されるギャ
ドモータ45により全開位置、半開位置、閉位置等のよ
うに駆動されて、温風吹出口42の開口度合の変更や、
温風の吹出方向の変更を行う。
【0012】対流用送風機5は、通電量に応じて回転速
度が変化するファンモータ51、およびこのファンモー
タ51により回転駆動され、対流用ダクト4内に室内に
向かう空気流を発生させる対流ファン52から構成され
ている。
【0013】ガスバーナ6は、対流用ダクト4内に組み
込まれ、対流用ダクト4内と連通する燃焼ケース61の
内部に燃焼プレート62を配した構造をしており、この
ガスバーナ6で発生する燃焼排気を対流用ダクト4内を
流れる室内空気と混合することにより空気加熱する。燃
焼プレート62の下流側には、火花放電により燃焼プレ
ート62から流出する燃料ガスと燃焼空気との混合気を
点火するスパーク電極63が配設されている。
【0014】燃焼用ダクト7は、機器本体3内に組み込
まれ、機器本体3の背面で開口した吸入口71より吸入
した室内空気とガス供給管8より導入された燃料ガスを
ガスバーナ6に供給する空気通路である。なお、吸入口
71は、前述のフィルター43により覆われている。
【0015】ガス供給管8は、ガスバーナ6に燃料ガス
を供給するガス通路であって、2つの電磁弁81、8
2、ガバナ弁83、比例制御弁84およびノズル85を
上流側より順に設けている。
【0016】2つの電磁弁81、82は、ガス供給管8
の開閉を行うもので、通電(オン)されると開弁し、通
電が停止(オフ)されると閉弁する。ガバナ弁83は、
燃料ガスの供給圧力を一定にするものである。
【0017】比例制御弁84は、通電量に応じてガス供
給管8の開口度合を変化させることによって燃料ガスの
供給圧力を変更して、燃料ガスの供給量を調整するもの
である。ノズル85は、燃焼用ダクト7内で開口してお
り、ガス供給管8を流れてきた燃料ガスを燃焼用ダクト
7内に噴出する。
【0018】コンピュータ9は、タイマー9aおよび安
全回路9bを内蔵し、運転スイッチ91、チャイルドロ
ック設定部92、サーモカップル93、温度センサ94
および赤外線センサ95の出力に応じて、ギャドモータ
45、ファンモータ51、スパーク電極63、電磁弁8
1、82、比例制御弁84、および設定温度や室内温度
を表示する表示装置(図示せず)を通電制御する。運転
スイッチ91は、図2に示したように、機器本体3の上
面に取り付けられ、暖房機器2の運転開始および運転停
止の指示をコンピュータ9に送る。
【0019】図2に示したように、機器本体3の上面に
は、開閉蓋31が取り付けられ、この開閉蓋31を開け
ると設定温度を上昇させる温調スイッチ96や設定温度
を下降させる温調スイッチ97等の操作部が現れる。こ
れらの温調スイッチ96、97は、別々に操作された時
は設定温度を設定する温度設定手段を構成し、同時に操
作された時はチャイルドロック設定部92として作用し
室内の設定温度の変更、暖房機器2の運転停止状態から
運転状態への変更を禁止するチャイルドロックモードを
設定する。このチャイルドロックモードを解除する場合
は、温調スイッチ96、97を再度同時に操作すれば良
い。
【0020】サーモカップル93は、燃焼プレート62
の下流側に取り付けられ、燃焼炎により起電力を生じ燃
焼炎の酸欠状態等のようにガスバーナ6が異常燃焼中か
否かを検出するものである。温度センサ94は、燃焼用
ダクト7の吸入口71付近に取り付けられたサーミスタ
等の感温素子であって、室内の温度を検出するものであ
る。
【0021】赤外線センサ95は、本発明の検知部であ
って、図2にも示したように、機器本体3の前面に取り
付けられ、発光素子98および受光素子99から構成さ
れている。発光素子98は、例えば赤外線発光ダイオー
ドからなり、機器本体3の前方に向かって赤外線を放出
する。受光素子99は、例えばフォトトランジスタから
なり、機器本体3の例えば50cm以内の検知範囲内に入
った子供等の被検知物で反射した赤外線を検知する。
【0022】コンピュータ9の安全回路9bは、本発明
の安全装置であって、図5のフローチャートに示した作
動を行う。まず、運転スイッチ91がオンされているか
否かを判定する(ステップS1)。運転スイッチ91が
オンされていない(No)時、ステップS1の制御を行
い、運転スイッチ91がオンされている(Yes)時、
暖房機器2の運転を開始する(ステップS2)。
【0023】つづいて、温調スイッチ96、97が同時
に操作されているか否かを判定する(ステップS3)。
同時に操作されていない(No)時、ステップS3の制
御を行う。
【0024】ステップS3において、同時に操作されて
いる(Yes)時、チャイルドロックモードを設定する
(ステップS4)。そして、赤外線センサ95の受光素
子99で赤外線を検知しているか否かを判定する(ステ
ップS5)。赤外線を検知していない(No)時、温調
スイッチ96、97が同時に操作されているか否かを判
定する(ステップS6)。同時に操作されていない(N
o)時、ステップS5の制御を行い、同時に操作されて
いる(Yes)時、チャイルドロックモードを解除する
(ステップS7)。その後にステップS3の制御を行
う。
【0025】ステップS6において、赤外線を検知して
いる(Yes)時、暖房機器2の運転を停止する(ステ
ップS8)。タイマー9aをリセットし、カウントを開
始する(ステップS9)。そして、タイマー9aがカウ
ントを開始してから所定時間(例えば30秒間)が経過
したか否かを判定する(ステップS10)。所定時間が
経過していない(No)時、赤外線センサ95の受光素
子99で赤外線を検知しているか否かを判定する(ステ
ップS11)。赤外線を検知している(Yes)時、ス
テップS9の制御を行い、赤外線を検知していない(N
o)時、ステップS11の制御を行う。
【0026】ステップS10において、所定時間が経過
した(Yes)時、暖房機器2の運転を再開し(ステッ
プS12)、ステップS5の制御を行う。なお、運転ス
イッチ91がオフからオンされた時にチャイルドロック
モードが設定されている時は暖房機器2の運転を行わな
い。また、運転スイッチ91がオンからオフされた時は
チャイルドロックモードの設定の有無に拘らず直ちに暖
房機器2の運転を停止する。
【0027】このガス温風式暖房装置1の作用を図1な
いし図4に基づき説明する。運転スイッチ91がオンさ
れると、暖房機器2の運転が開始される。すなわち、フ
ァンモータ51、スパーク電極63、電磁弁81、82
が通電されて、対流ファン52の吸引力によって燃焼ケ
ース61内に燃料ガスおよび室内空気が吸引され、ガス
バーナ6で燃焼が開始され、温風吹出口42から室内に
温風が吹き出される。
【0028】この時、例えば室内の設定温度を設定する
目的で、使用者が温調スイッチ96、97のうちどちら
か一方を操作すると、コンピュータ9は使用者に設定さ
れた設定温度と温度センサ94で検知される室内温度と
の差に基づいて暖房機器2の暖房能力を制御する。例え
ば、ファンモータ51の通電量を変更して対流ファン5
2の送風量を変更したり、比例制御弁84の通電量を変
更してガス供給管8のノズル85から噴出するガス量を
変更したりすることによりガスバーナ6の燃焼能力を変
更する。
【0029】なお、使用者が前述のような設定温度の変
更を、赤外線センサ95の受光素子99の検知範囲内に
入って行ってもコンピュータ9はチャイルドロックモー
ドが設定していない限り暖房機器2の運転を停止する制
御を行わない。したがって、再度運転スイッチ91をオ
ンする等のような煩わしい再運転操作を行う必要はな
い。
【0030】ここで、子供のいたずらによる設定温度の
上昇等を防止する目的で、温調スイッチ96、97を同
時に操作するとコンピュータ9はチャイルドロックモー
ドを設定する。この時、温調スイッチ96、97のうち
どちらか一方を操作することによる室内の設定温度の変
更等が禁止される。
【0031】子供が機器本体3の前方に近づいた場合、
すなわち、赤外線センサ95の受光素子99の検知範囲
内に入ってきた場合は、発光素子98から放出された赤
外線が子供で反射して受光素子99に検知される。この
時、コンピュータ9は、直ちに暖房機器2の運転を停止
する。すなわち、電磁弁81、82の通電を停止してガ
スバーナ6の燃焼を中断し、さらにファンモータ51の
通電を停止して対流ファン52による温風の吹き出しを
止める。
【0032】なお、子供が機器本体3の前方から他の箇
所に移動していき、赤外線センサ95の受光素子99の
検知範囲外に出てから所定時間が経過した場合、コンピ
ュータ9は暖房機器2の運転を再開する。このため、長
時間室内を暖房しないことによる室内の低温化を防止で
きる。
【0033】(変形例)本実施例では、本発明をガス温
風式暖房装置に採用したが、本発明を他の熱源を設けた
暖房装置に採用しても良く、あるいは冷房装置、冷暖房
装置、除湿装置、扇風機等の送風装置または換気扇等の
換気装置等の空気調和装置に採用しても良い。
【0034】検知部としては、本実施例の他に、透過形
光電スイッチ、近接スイッチまたは超音波センサ等の非
接触式のセンサ、タッチスイッチ等の有接触式のセン
サ、体温を感知する感温素子や熱映像を撮る赤外線カメ
ラ等を用いても良い。また、検知部を機器本体の前面だ
けでなく、側面や背面にも設けても良い。
【0035】本実施例では、チャイルドロックの設定や
解除を温調スイッチ96、97を同時に操作することに
より行ったが、チャイルドロックの設定や解除を専用の
スイッチを操作することにより行っても良く、またその
他のスイッチを同時に操作することにより行っても良
い。
【0036】本実施例では、ガスバーナ6の燃焼排気と
室内空気とを混合することにより温風吹出口42から吹
き出される空気を加熱したが、熱交換器を配設して対流
用ダクト4内を通過する空気を加熱、冷却または除湿し
ても良い。
【0037】なお、一般にルーバ44は、基本位置と異
なる位置に存する場合、その他の暖房機器2の運転が停
止しても基本位置まで駆動される。このため、子供等が
手を温風吹出口42に差し込んでルーバ44により挟ま
れる可能性もあるので、赤外線センサ95の受光素子9
9で子供等の被検知物が検知された場合暖房機器2の運
転停止と同時にギャドモータ45の通電を停止しても良
い。
【0038】本実施例では、請求項1の発明および請求
項2の発明の両方を用いたが、請求項1の発明または請
求項2の発明のどちらか一方を用いても良い。また、請
求項2の発明のみを用いる場合は、チャイルドロックモ
ードを設定する設定部は不要となる。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、チャイルドロ
ックモードに設定されている場合には、子供等の被検知
物を検知した時に空調機器の運転を自動的に停止するこ
とにより、子供等の被検知物に対しては安全な状態で空
調機器を運転することができる。また、チャイルドロッ
クモードが解除されている場合には、空調機器の運転を
停止しないようにすることにより、異なる空調状態への
変更等を行う毎に空調機器の再運転を行う必要はない。
したがって、安全装置の安全性を損なうことなく、使い
勝手を改善できる。請求項2に記載の発明は、子供等の
被検知物が空調機器から離れてから所定時間が経過した
ら空調機器の運転を自動的に再開することにより、長時
間室内を空調しないことによる室内環境の悪化を防止す
ることができる。さらに、安全装置の安全性を損なうこ
となく、使い勝手を改善できる。
【0040】請求項3に記載の発明は、チャイルドロッ
クモードに設定されている場合には、子供等の被検知物
を検知した時に空調機器の運転を自動的に停止すること
により、子供等の被検知物に対しては安全な状態で空調
機器を運転することができる。そして、子供等の被検知
物が空調機器から離れてから所定時間が経過したら空調
機器の運転を自動的に再開することにより、長時間室内
を空調しないことによる室内環境の悪化を防止すること
ができる。また、チャイルドロックモードが解除されて
いる場合には、空調機器の運転を停止しないようにする
ことにより、異なる空調状態への変更等を行う毎に空調
機器の再運転を行う必要はない。したがって、安全装置
の安全性を損なうことなく、使い勝手を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス温風式暖房装置の全体構造を示した構造図
である。
【図2】機器本体の前面を示した斜視図である。
【図3】機器本体の背面を示した斜視図である。
【図4】機器本体の側面を示した側面図である。
【図5】コンピュータの主な作動の一例を表したフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ガス温風式暖房装置(空気調和装置) 2 暖房機器(空調機器) 3 機器本体 9 コンピュータ 9b 安全回路(安全装置) 92 チャイルドロック設定部 95 赤外線センサ(検知部) 96 温調スイッチ 97 温調スイッチ 98 発光素子 99 受光素子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)空調機器を有する機器本体と、 (b)この機器本体に設けられ、被検知物を検知する検
    知部、および前記空調機器の運転状態の変更を制限する
    チャイルドロックモードの設定または解除を行う設定部
    を有し、 前記設定部を操作することにより前記チャイルドロック
    モードに設定されている場合、前記検知部で前記被検知
    物を検知した時前記空調機器の運転を停止し、前記設
    定部を操作することにより前記チャイルドロックモード
    が解除されている場合、前記検知部で前記被検知物を検
    知しても前記空調機器の運転を継続させる安全装置とを
    備えた空気調和装置。
  2. 【請求項2】(a)空調機器を有する機器本体と、 (b)この機器本体に設けられ、被検知物を検知する検
    知部を有し、 この検知部で前記被検知物を検知した時に前記空調機器
    の運転を停止すると共に、前記空調機器の運転を停止し
    た後、所定時間以上前記検知部で前記被検知物を検知し
    ていない時に前記空調機器の運転を再開させる安全装置
    とを備えた空気調和装置。
  3. 【請求項3】(a)空調機器を有する機器本体と、 (b)この機器本体に設けられ、被検知物を検知する検
    知部、および前記空調機器の運転状態の変更を制限する
    チャイルドロックモードの設定または解除を行う設定部
    を有し、 前記設定部を操作することにより前記チャイルドロック
    モードに設定されている場合、前記検知部で前記被検知
    物を検知した時に前記空調機器の運転を停止すると共
    に、前記空調機器の運転を停止した後、所定時間以上前
    記検知部で前記被知物を検知していない時に前記空調
    機器の運転を再開させ、 前記設定部を操作することにより前記チャイルドロック
    モードが解除されてい る場合、前記検知部で前記被検知
    物を検知しても前記空調機器の運転を継続する安全装置
    とを備えた空気調和装置。
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