JPH03250660A - BiCMOS型半導体装置の製造方法 - Google Patents

BiCMOS型半導体装置の製造方法

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JPH03250660A
JPH03250660A JP4564690A JP4564690A JPH03250660A JP H03250660 A JPH03250660 A JP H03250660A JP 4564690 A JP4564690 A JP 4564690A JP 4564690 A JP4564690 A JP 4564690A JP H03250660 A JPH03250660 A JP H03250660A
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JP
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film
forming
formation region
emitter
oxide film
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JP4564690A
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Koichi Shimoda
孝一 下田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、高速バイポーラ素子とCMOS素子とを同
一チップ上に形成することができるBiCMOS型半導
体装置の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、840MO3技術は、バイポーラLSIの高速性
能と0MO3LSI  の高集積低消費電力性能の特徴
を合わせもち、LSIの高性能化を進めるうえで非常に
有効な技術として注目されている。
特に、このBi 0MO3技術を用いて製造したBi 
 0MO3LS r  のスイッチングスピードの高速
化を実ツする目的で自己整合技術によりバイポーラトラ
ンジスタ、あるいはCMOSトランジスタを形成する技
術が種々提案されている。
このなかでも、最も典型的な製造方法の1つとして、r
ll、xtended Abstructs of I
EDM  88 P760〜P763 Jに開示された
ものがある。第3 f7 (al〜第3図fd+は上記
文献により開示された製造方法を説明するための工程断
面図である。
まず、第3図(alに示すように、P型(111)基板
201にN゛埋込Ji202、P−埋込みN2O3を各
々形成し、N型エピタキシャルN2O4を成長させる。
次に、周知の技術を用いて分離のためのLOCO3酸化
膜205を形成したのち、NMOS形成のためのPウェ
ル206を形成したのち、5isNa  207を全面
に成長させコレクタ部分208に窓あけを行ない、ノン
ドープのポリシリコン209を全面に成長させる。
次に、第3図(blに示すように、ポリシリコン209
の表面を薄く酸化し、全面に5isN4を成長させ、周
知のフォトリソグラフ・エツチング技術を用いて、バイ
ポーラトランジスタのコレクタ領域210、ベース・エ
ミッタ形成領域211、NMOS形成領域212、PM
OS形成領域(図示しない)に前記Si3Ng を選択
的に残して、ポリシリコン209を酸化し、素子骨M酸
化膜213を形成したのち、バイポーラトランジスタの
へ一ス・エミッタ形成領域211およびPMOS形成領
域にはボロンをイオン注入で打ち込む。
また、バイポーラトランジスタのコレクタ領域210お
よびNMOSの形成領域212には、リンをイオン注入
で打ち込み、しかるのち、5iJaを除去し、エミッタ
形成領域214のポリシリコン、NMOSゲート形成領
域215のポリシリコン、PMOSゲート形成領域のポ
リシリコン(図示しない)をエツチング除去する。
次に、上記第3図偽)におけるポリシリコン間孔部のS
tJ、II 216を第3図(e)に示すように、エツ
チング除去する。
このとき、適量のサイド・エツチングを行なう。
そして、同じく開孔部のSiO□217を第3図(Cl
に示すようにエツチング除去し、無添加ポリシリコンを
形成後、これをウェットエツチングで除去する。
この操作で、P゛あるいはN°ポリシリコンのオーバル
ハング部にポリシリコン210aが埋め込まれる6そし
て、酸化を行なうことにより、エミ・7り・ベース間絶
縁用の酸化膜218を形成する。このとき、NMOSの
ゲート部219にもPMOSのゲート部にも酸化膜が形
成される。なお、コレクタ部208には、Pドレープの
ポリシリコンが充填される。
なお、この第3図(′b)から第3図(C)の工程は多
少複雑であるが、詳細は「超高速バイポーラデバイス」
菅野卓雄監修永田穣編培国館P278〜P281に述べ
られているので、詳しい説明はここでは省略する。
また、第3図fdlのバイポーラトランジスタのエミン
タ部の形成方法についても同様に述べられているので、
次の第3図(d)の説明では多少説明を簡略化する。
次に、第3図(d+に示すように、イオン注入によりベ
ース9頁域220、N M OS (7)VT:l 7
 ト0−Ji用のチャネルドープ領域221、PMOS
のVTコントロール用のチャネルドープ領域222を各
々形成し、再び全面にポリシリコンを形成したのち、R
IEを用いて異方性エツチングを行ない、エミッタ開花
部300を形成する。
この工程をもう少し第3図(e)、第3図fflを用い
て説明する。ごの第3図(e)、第3図(flはバイポ
ーラトランジスタのエミッタ・ベースの境界部を拡大図
示したものである。全面にポリシリコン223を成長し
た状態が第3図(e)であり、これをRIEでエツチン
グした状態が第3図fflである。
さらに、このポリシリコンをマスクにエミッタ部の酸化
膜224をエツチング除去し、エミッタ開孔部300(
第3図(d))が開孔される。
このとき、第3図(dlにおけるPMOS,NMOSの
素子形成領域にレジストでマスクをしておけば、第3図
ff)の酸化膜エツチング時にゲート酸化膜225(第
3図(d))は工、チングされずに残る。
さらに、第3図(diに示すように、全面にポリシリコ
ンを成長し、このポリシリコンにP(図中多数の「0」
印で示す)あるいはAs ((図中の多数の「×j印で
示す) なお、多数の点はポロン(B)をドープした多
結晶シリコンである)を拡散し、選択的にエツチング除
去することにより、バイポーラ素子のエミッタ電極22
6、NMOS/PMOSのゲート電極227が形成され
熱処理を施すことにより、エミッタ電極226よりN型
不純物がベース層に拡散され、第4図のエミッタ部拡大
図からも明らかなように、エミツタ層228が形成され
る。さらに、コンタクトホール・電極形成工程をへてB
iCMOS構造が完成する。
一般に半導体集積回路の製造において、その製造ライン
の安定して得られる最小解像寸法を集積回路のデザイン
ルールと呼び、集積回路の集積度を向上させるために、
各寸法(例第3図(blにおけるエミッタ形成領域21
4の開孔、NMOS部ゲー上ゲート、第3図(diにお
ける各コンタクト孔の開孔)をこのデザインルールで設
計する。そして、この最小解像寸法は主として、マスク
アライナの性能に左右される。
今、仮に従来例のデザインルールを1.Onとすると、
バイポーラトランジスタのエミツタ幅は、第3図(f)
におけるポリシリコン223の幅−1を一−O,2nと
すると、エミッタ幅−1,QIn&−2XW=0.61
nnとなり、デザインルールより狭いエミツタ幅を実現
することが可能となるが、PMO5/NMOSトランジ
スタにおいては、第3図fd+のPMOSのゲート部分
を第4図に拡大して示すが、ゲート幅−2は残されたポ
リシリコン209もあとから形成するゲート部のポリシ
リコン227 (第3図(d))も同じポリシリコンで
あることから、ゲート部のポリシリコン227中に拡散
されたPあるいはAsは残されたポリシリコン229中
にも拡散され、結果として、ゲート幅は第4図に示す−
2、すなわち最小デザインルール1.θμとなってしま
う。
ところが、第3図fdlに示すように、ゲート電極22
7を形成すると、特にゲート長−2が1.5μ以下とな
ると、ホットキャリアと呼ばれる現象により、酸化11
!230に電流が注入され、MOS)ランジスタの特性
変動を生しさせるという問題を発生する。
ここで、第4図において、231はソース(N”)、2
32はドレイン(No)である。
この点を詳述すると、MO3I−ランジスタのチャンネ
ル中の電界εは、二極管動作の極限状態では単純に ε−vos/L−tt            ・・・
(1)ただし、■、はソース・ドレイン間電圧Lrrは
実効ゲート長(第5図参照) と示されるが、五極管動作状態では、第6図に示されて
いるように、電界はトレイン近傍の空乏層領域に集中す
る。したがって、電界の最大値ε□8は式(1)で示さ
れるよりはるかに大きな値となる。
このMOS)ランジスタを縮小する場合、式(1)に示
すように、Lllff に比例してvnsつまり電源電
圧(動作電圧)を下げることができれば、電界εは増大
しないが、MO3集積回路の使用上からの要求により、
なかなか電源電圧を下げることができず、その結果、電
界εはゲート長しの縮小に比例して増大することとなる
ここで、実効ゲート長1−affとゲート長しの関係で
あるが、第5図(MOS)ランジスタの構造を示す斜視
図)より明らかなように、N°拡散層のソース231、
ドレイン232の深さが一定であれば、L = L*r
t +2 a  (aはに゛拡散層の横方向)拡がり)
と、算術的な関係がある。
三極前動作では以上説明したように実効ゲート長の縮小
に比例して電界εが増加するが、三極前動作でも同じこ
とが言え、さらに三極前動作では、ゲート電極の影響で
ドレイン接合の酸化膜境界付近での空乏層中の電界が増
加する上に、縮小則にしたがってゲートの酸化膜(第5
図のゲート酸化膜233)を薄<シた場合は、この電界
増加にさらに拍車をかける結果となる。
以上説明したような理由で、強電界は十分なホットキャ
リアを発生させるだけの強度をもつこととなる。
チャンネル中で、とりわけドレイン空乏層中を流れるキ
ャリアは空乏層中の強電界εで加速され、そのうち十分
なエネルギをもったホットキャリアは、チャンネル中に
閉し込められることなく、その外へ飛び出し、基板電流
を発生させたり、酸化膜中へ注入されたりする。そして
、この酸化膜中へ注入されたキャリアは、その一部がト
ラ、プされたり、表面準位を生成させたりし、その結果
、しきいIt圧V□のシフト、相互コンダクタンスiの
低下、サブスレッショルド領域でのリークの増加といっ
た特性劣化を引きおこす。
このホットキャリアによる特性劣化は、ゲート長が1.
5μ以下のNMOS)ランジスタにおいて顕著であると
されている。
(発明が解決しようとする課題) 以上、ホットキャリア現象について詳細に記述したよう
に、従来の製造方法では特性劣化の少ない1.5n以下
のMOS)ランジスタを製造することは非常に困難であ
った。
この対策として、第4図におけるゲート幅−2あるいは
第5図におけるゲート幅りを広くとる方法もあるが、こ
れらの方法では集積度が犠牲になるという問題があった
また、一般に、バイポーラトランジスタにおいて高速化
を実現するためには、寄生容量および寄生抵抗の低減が
必要である。
このうち、寄生容量の低減には、素子の小型化および素
子間分離に厚い酸化膜の利用などが効果的である。
また、寄生抵抗の低減には、特にベース抵抗の低減が必
要であり、このベース抵抗の低減は、エミッタ幅の減少
、エミッタ領域−ベース電極間距離の短縮などにより実
現できる。
この従来の製造方法では、セルファライン技術を用いて
いるので、素子の小型化が可能である。
また、幅の狭い微細なエミッタを形成することが可能で
あり、エミッタ直下の内部ベース領域でのベース抵抗を
低減でき、かつ低抵抗なベースポリシリコン電極をエミ
ッタに近接させることが可能なため、外部ベース領域で
のベース抵抗の低減も可能となっている。
したがって、高速動作が可能なバイポーラトランジスタ
を製造するに有効な方法であった。
しかしなから、この製造方法で得られたバイポーラトラ
ンジスタでは、ベースの引き出し電極としてポリシリコ
ンを用いているが、ポリシリコンの低抵抗化には限界が
あり、動作速度に対するベース抵抗の寄与率は依然とし
て高くなっており、高速化に対する大きな障害となって
いた。
この発明は前記従来技術が持っている問題点のうち、ベ
ース引き出し電極のポリシリコンによる高速化に対する
障害がある点について解決したBiCMOS型半導体装
置の製造方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明は前記問題点を解決するために、Bi CMO
3型半導体装置の製造方法において、下地上の全面にポ
リシリコン膜とシリサイド高融点金属を積層し、これら
をバターニングすることによりLDD構造のCMO3の
ゲート電極とバイポーラトランジスタのゲート引き出し
電極を形成する工程と、シリサイド高融点金属をオーハ
エソチングによりパターニングする工程とを導入したも
のである。
(作 用) この発明によれば、BiCMOS型半導体装置の製造方
法において、以上のような工程を導入したので、下地上
のポリシリコンとシリサイド高融点金属をバターニング
してLDD構造のCMO3のゲート電極とバイポーラト
ランジスタのベース引き出し電極を低抵抗のポリシリコ
ンで形成し、エミツタ幅が狭く、ベース抵抗が低減され
た高速動作が可能なバイポーラトランジスタと特性劣化
の少ないMOS)ランジスタを同一基板上に形成される
ことになる。
また、シリサイド高融点金属をオーバエツチングするこ
とにより、後工程でのエミフタボリシリコン電極とシリ
サイド高融点金属がシラートしな(なり、したがって、
前記問題点が除去できる。
(実施例) 以下、この発明のBiCMOS型半導体装置の製造方法
の実施例について図面に基づき説明する。
第1図ta+ないし第1図fslはその一実施例の工程
断面図である。
まず、第1図(alに示すように、P型(100)、比
抵抗10〜20Ω口の基板lに公知のイオン注入技術に
より、アンチモンをドーズ量2X10■5a1−”加速
電圧40KeVで注入し、ll50℃ 480分程程度
ドライブインを行ない シート抵抗40Ω/口、拡散深
さ2.5nのN゛型埋込み層2を形成する。
次に、基板1に公知のイオン注入技術により、ボロンを
ドーズ量5X10”(J−”、加速電圧1201[eV
で注入し、1000℃ 60分程度のドライブインを行
ない、シート抵抗4にΩ/口、拡散深さInのP型埋込
み層3を形成する。
次に、公知のCVD法により、比抵抗4Ω口、厚さ1.
4μのN型エピタキシャル層4を形成する。
次に、N型エピタキシャル層4に、公知のイオン注入技
術により、リンをドーズ量2X10”am加速電圧17
0KeVで注入し、1000℃ 20分程度のドライブ
インを行ない、シート抵抗150Ω/口、拡散深さ1.
5nのN型層をバイポーラトランジスタ形成領域5およ
びPMOS形成領域6に同時形成する。
次に、N型エピタキシャル層4に公知のイオン注入技術
によりボロンをドーズ量4X10”e1m加速電圧10
0KeVで注入し、1000℃ 20分程度のドライブ
インを行ない、シート抵抗6にΩ/口、拡散深さ1.5
nのP型層をバイポーラトランジスタの分離領域7およ
びNMOS形成領域8に同時形成する。
さらに、公知のLOGO3分離法を用いて、LOCO3
酸化膜9およびバイポーラトランジスタのエミッタ・ベ
ース形成領域10、コレクタ形成領域11および8MO
3形成領域12、PMOS形成領域13を形成したのち
、950℃30分程度の酸程度行ない、厚さ200人の
酸化膜14を各素子形成領域に形成する。
次に、第1回出)に示すように、公知のホトリソ・エツ
チング技術を用いて、バイポーラトランジスタのエミッ
タ・ベース形成領域10、コレクタ形成領域11の酸化
膜14をエツチングし、公知のL P G V D (
Low Pressure Chemical Vap
orDeposition)法を用いて、厚さ1500
人のノンドープのポリシリコンM*15を形成したのち
、公知の蒸着技術を用いて、厚さ2000人のタングス
テンシリサイド膜16を全面に形成する。
次に、第1図(c)に示すように、900℃ 15分程
度の酸化を行ない、厚さ200人程0の酸化膜17を形
成し、公知のLPCVD法を用いて、厚さ1500人程
度0窒化膜19.20を形成したのち、公知のホトリソ
・エツチング技術を用いて選択的にバイポーラトランジ
スタのコレクタ形成領域60とエミッタ形成領域18を
開孔し、エミッタ形成領域18を囲むように窒化膜19
、酸化膜17、タングステンシリサイド膜16を残し、
かつ、NMOS,PMOS形成領域の窒化膜20、酸化
膜17、タングステンシリサイド膜16を残し、その他
の領域の窒化膜、酸化膜、タングステンシリサイド膜を
エツチングする。
次に第1図(dlに示すように、7気圧、工030t 
 15分程度の酸化を行ない、窒化膜19.20で覆わ
れていない部分のポリシリコン膜15を酸化し、厚さ4
000人程度0酸化膜21を形成する。
次に、第1図(e)に示すように、酸化膜17゜21お
よび窒化膜19.20をマスクとして、タングステンシ
リサイド膜22の部分を王水により0.1〜0.2−程
度エツチングする。
以降、このバイポーラトランジスタのエミ、り形成領域
18におけるエミッタ部の形成技術の詳細については、
CICC”88 r Proceedings of 
theIE’ 1988 CICCJのP22.4.1
〜22.4.4に述べられているので以降の図での説明
は簡略化する。
次に、第1図(flに示すように、公知のホトリソ・エ
ツチング技術を用いて、バイポーラトランジスタのベー
ス・エミッタ形成領域23の窒化膜19、酸化W117
を残し、その他の領域の窒化膜20、酸化膜17をエツ
チングする。
次に、公知のイオン注入技術を用いて、NMOSPMO
S形成領域24上のタングステンシリサイド膜16中に
、リンをドーズ量1. XIO”c+m−、加速電圧7
0KeVで注入する。
次に、第1図(g)に示すように、公知のホトリソ・エ
ツチング技術を用いて、NMOSのゲート形成領域25
およびPMOSのゲート形成領域26のタングステンシ
リサイド膜16、ポリシリコン膜15を残し、その他の
領域のタングステンシリサイド膜16、ポリシリコン膜
15をエツチングする。
次に、第1図(h)に示すように、公知のホトリソ技術
を用いて、NMOS,PMOS形成領域24にレジスト
27を選択的に残し、公知のイオン注入技術を用いて、
NMOS,PMOS形成領域24以外に、ポロンをドー
ズ量2×IQISC1a4、加速電圧140KeVで注
入する。
なお、後に内部ベースおよびエミッタを形成する領域や
コレクタを形成する領域は、厚い酸化膜21が形成され
ているため、ポロンは上記領域には注入されない。
次に、レジスト27をマスクとして、ウェットエツチン
グにより酸化膜21を4000人程度エアチングする。
このとき、もともと酸化膜21の膜厚が4000人であ
った領域28は、シリコン表面があられれ、もともと酸
化膜厚が12000人であった領域29は、フィールド
酸化膜厚としてのLOCO3酸化膜9が8000人残る
0次に、第1図(1)に示すように、レジスト27を除
去したのち、800℃ 20分程度の酸化を行ない、厚
さ180人の酸化膜30を形成する。
次に、公知のホトリソ技術を用いて、バイポーラトラン
ジスタのベース形成領域31のみ選択的にレジストに窓
あけを行ない、公知のイオン注入技術を用いて、ベース
形成領域31にポロンをドーズ量1,5X1013am
−、加速電圧10KeVで注入する。その後、800℃
 30分程度のアニールを行ない、シート抵抗1.5に
Ω10、拡散深さ0.15.ffImの内部ベース32
を形成する。
なお、このアニールにより、ポロンがタングステンシリ
コン1916およびポリシリコン膜15から、バイポー
ラトランジスタ形成領域5のN型層中に拡散し、シート
抵抗200Ω10、拡散深さ0.2nの外部ベース33
が形成される。
次に、公知のホトリソ技術を用いて、第1図(3+に示
すように、PMOSのソース・ドレイン形成領域34の
み選択的にレジストに窓あけを行ない、公知のイオン注
入技術を用いて、PMOSのソース・ドレイン形成領域
34にポロンをドーズ量I X1013cm−、加速電
圧3QMeVで注入し、PMOSのオフセット層35を
形成、する。
次に、公知のホトリソ技術を用いて、NMOSのソース
・ドレイン形成領域36のみ選択的にレジストに窓あけ
を行ない、公知のイオン注入技術ヲ用いて、NMOSの
ソース・ドレイン形成領域36に、リンをドーズ量1.
5 X1013cm−、加速電圧3QKeVで注入し、
NMOSのオフセット層37を形成する。
次に、第1図化)に示すように、公知のLPCVD法を
用いて、厚さ1000人の酸化膜38を全面に形成し、
その後、厚さ2000人のポリシリコン膜39を全面に
形成する。
次に、第1図(N)に示すように、RIEを用いて、ポ
リシリコン膜39、酸化膜38.30を異方性エツチン
グする。この図で−、は第1図(c)におけるエミッタ
形成領域の開孔幅(この例では、最小解像寸法の1pと
する。)であり、賀4はサイドウオールの幅である。圓
、はエツチング時のガス流量、圧力などの条件により可
変でき、この例では、0.2Rとする。40は第1図(
R)のポリシリコン膜39の残りであり、41は第1図
(R)の酸化膜38の残りであり、42は第119 +
+1の酸化膜30の残りである。このようにして形成し
たエミツタ幅−5は、 J=L   2  XL=1.0  2  Xo、2=
0.6Jllとなり、最小解像寸法1.Onより小さい
エミツタ幅を得ることができる。
また、NMOS形成領域12およびPMOS形成領域X
3においても、例えば、1.OBの−6に対して、0.
2μのオフセラ層幅−1を実現できる。
次に、第1図(ロ)に示すように、900℃ 30分程
度の酸化を行ない、厚さ200人の酸化膜43を形成す
る。
次に、ホトリソ・エツチング技術を用いて、バイポーラ
トランジスタのベース・エミッタ形成領域23の酸化膜
43のみをエツチングする。
次に、第1図(nlに示すように、公知のホトリソ技術
を用いて、NMOSのソース・ドレイン形成領域36と
バイポーラトランジスタのコレクタ形成領域11のみ選
択的にレジストに窓あけを行ない、公知のイオン注入技
術を用いて、NMOSのソース・ドレイン形成領域36
およびコレクタ形成領域11に、ヒソをドーズ量5 x
l、0”cs−、加速電圧40KeVで注入し、NMO
Sのソース・ドレイン層44およびバイポーラトランジ
スタのコレクタ層45を同時に形成する。
次に、第1図(0)に示すように、公知のLPCVD法
を用いて、厚さ3000人のポリシリコン膜46を全面
に形成し、800℃ 20分程度の酸化を行ない、厚さ
160人の酸化膜47を形成する。
その後、公知のイオン注入技術を用いて、ポリシリコン
膜46に、ヒソをドーズ量1 xl Q I 6 ロー
 2加速電圧40にeVで注入する。
次に、第1図(ρ)に示すように、公知のホトリソ・エ
ツチング技術を用いて、バイポーラトランジスタのエミ
ッタ電極48となる酸化膜49のついたポリシリコン膜
50を残し、その他の領域の酸化膜47、ポリシリコン
膜46をエツチングする。
次に、第1図+q+に示すように、公知のホトリソ技術
を用いて、PMOSのソース・ドレイン形成領域34の
み選択的にレジストに窓あけを行ない、公知のイオン注
入技術を用いて、PMOSのソース・ドレイン形成領域
34にボロンをドーズ量2 XIO”cs−、加速電圧
40KeVで注入し、PMOSのソース・ドレイン層5
1を形成する。
その後、800℃ 20分程度の酸化を行ない、厚さ9
00人の酸化膜52を全面に形成する。
次に、第1図tr+に示すように、リン酸を用いて、酸
化11u52をマスクにして、バイポーラトランジスタ
のベース・エミッタ形成領域23上の窒化膜19をエツ
チングする。
次に、第1図ts+に示すように、公知のCVD法を用
いて、厚さ7000人程度0絶縁膜としてのBPSG膜
53膜形3する。
その後、920℃ 30分程度のアニールを行なうこと
により、表面を平坦化する。
なお、このアニールにより、エミッタ電極となるポリシ
リコン膜50からヒソがバイポーラトランジスタの内部
ベース層32中に拡散して、シート抵抗20Ω10、拡
散深さ0.1μのエミツタ層54を形成する。
このあと、公知の技術を用いて、電極接続のためのコン
タクトホールを形成し、メタル電極を形成することによ
り、Bi  CMO3型半導体装置が完成する。
なお、発明者等の実験データでは、この発明の製造方法
を用いると、fy  13  GHzのバイポーラトラ
ンジスタ(エミッタ面積0.6X3μ2)とNMOSの
ライフタイム(10%g、の変化時間、VB、3= 8
 V 、 Vcs−4V )  rで、r=ixto口
5ec(ゲート長1.0μ、ゲート幅20n)をもつB
i CMO3型半導体装置を実現した。
このNMO5のライフタイムτで伸びた原因については
、この発明により製造したNMOSトランジスタのゲー
ト・ドレイン近傍での電界強度をシミュレーションした
結果を第2図に示す。第2図のAはこの発明の例であり
、Bは従来例である。
この第2図より、電界強度が従来より極端に減少させる
ことができ、結果としてホットエレクトロン効果がおさ
えられ、トランジスタのライフタイムが向上したと考え
られる。
また、バイポーラトランジスタは、最小解像寸法より小
なるエミッタ幅をもち、ベース引き出し電極の抵抗値は
ベース引き出し電極部のパターンの大きさを4X4J1
1” とし、ポリシリコン膜のシート抵抗値を150Ω
10、タングステンシリサイド膜のシート抵抗値を10
Ω/口とした条件で製造した場合、従来例の抵抗値は1
50Ωとなり、この発明例の抵抗値は9.4Ωとなった
このように、この発明のベース引き出し電極部の抵抗値
は、従来例に比べて約1716になり、高速動作が可能
になる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明によれば、バイポ
ーラトランジスタのエミッタ寸法を決定するスペーサの
酸化膜/ポリシリコン膜をMOSトランジスタにも利用
してLDD構造のMO3I−ランジスタを形成するよう
にしたので、最小解像寸法より、小なるエミフタ幅をも
つバイポーラトランジスタを形成できる特徴は残したま
ま、サイドウオール構造をもつCMOSトランジスタを
形成できる。
また、CMOSトランジスタの低抵抗のゲート電極とバ
イポーラトランジスタのベース出し電極を同時に形成す
ることにより、バイポーラトランジスタのベース引き出
し電極を低抵抗化できるようにしたので、バイポーラの
高速性とCMOSトランジスタの信幀性の向上をあわせ
て実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図1alないし第1図1alはこの発明のBiCM
OS型半導体装置の製造方法の一実施例の工程断面図、
第2図は従来およびこの発明で得られたNMOS)ラン
ジスタのゲート・ドレイン近傍の電界強度の比較特性図
、第3図(alないし第3図(d+は従来のBiCMO
S型半導体装置の製造方法の工程断面図、第3図(el
および第3図fflは従来のバイポーラトランジスタの
エミッタ・ベースの境界部の拡大断面図、第4図は従来
のバイポーラトランジスタのエミッタ部の拡大断面図、
第5図は従来のMOS)ランジスタの斜視図、第6図は
従来のMOS)ランジスタのチャンネル中の電界分布図
である。 1・・・基板、5・・・バイポーラトランジスタ形成領
域、6 ・−P M OS形成領域、8.24−NMO
S形成領域、15,39,40,46.50・・・ポリ
シリコン膜、16・・・タングステンシリサイド膜、3
2・・・内部ベース、33・・・外部ベース、34・・
・PMOSのソース・ドレイン形成領域、36・・・N
MOSのソース・ドレイン形成領域、3841.42.
52・・・酸化膜、44.51・・・ソース・ドレイン
層、45・・・コレクタ層、54・・・エミツタ層。 ケニト・ドレインぴめ電昂弊づ1青咀乙第2 図 市ε未め工々ング公−ス昔PJ4大1町−IE2]第3
図 工(シク訃払大閃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)半導体基体上に、CMOSトランジスタ形成領域
    と分離されたバイポーラトランジスタ形成領域以外に第
    1酸化膜を形成したのち、全面に第1ポリシリコン、タ
    ングステンシリサイド膜、第2酸化膜および窒化膜を順
    次形成する工程と、(b)上記バイポーラトランジスタ
    のエミッタ形成領域およびコレクタ形成領域を開孔した
    のち、上記CMOSトランジスタ形成領域のゲート形成
    領域のみに、タングステンシリサイド膜と第1ポリシリ
    コン膜を残存させる工程と、 (c)上記バイポーラトランジスタのエミッタ形成領域
    のみに不純物を注入したのち、上記エミッタ形成領域の
    上記開孔に、不純物の注入と熱処理により内部ベースと
    外部ベースを形成する工程と、(d)上記CMOSトラ
    ンジスタ形成領域のPMOSおよびNMOSのソース・
    ドレイン形成領域に、順次不純物の注入によりオフセッ
    ト層を形成する工程と、 (e)全面に第3酸化膜と第2ポリシリコン膜を形成し
    てエッチングすることにより、上記エミッタ形成領域の
    開孔およびPMOSとNMOSの各ゲート形成領域にサ
    イドウォールを形成する工程と、(f)上記バイポーラ
    トランジスタのコレクタ形成領域と上記NMOSのソー
    ス・ドレイン形成領域に、不純物を注入して、同時にコ
    レクタ層とソース・ドレイン層を形成する工程と、 (g)全面に第3ポリシリコン膜と酸化膜を形成して第
    3ポリシリコン膜に不純物注入後、上記バイポーラトラ
    ンジスタのエミッタ形成領域の開孔のみにこの第3ポリ
    シリコンと酸化膜を残存させる工程と、 (h)上記PMOSトランジスタ形成領域に不純物を注
    入してソース・ドレイン層を形成したのち、熱処理によ
    り上記第3ポリシリコンから不純物を上記内部ベースに
    拡散させてエミッタ層を形成する工程と、 よりなるBiCMOS型半導体装置の製造方法。
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