JPH03247239A - タンポポ成分入りコーヒー状飲料用粉末 - Google Patents

タンポポ成分入りコーヒー状飲料用粉末

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JPH03247239A
JPH03247239A JP4436490A JP4436490A JPH03247239A JP H03247239 A JPH03247239 A JP H03247239A JP 4436490 A JP4436490 A JP 4436490A JP 4436490 A JP4436490 A JP 4436490A JP H03247239 A JPH03247239 A JP H03247239A
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JP
Japan
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coffee
dandelion
powder
raw material
material powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP4436490A
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English (en)
Inventor
Toru Matsuo
亨 松尾
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はタンポポ成分入りコーヒー状飲料用粉末に関し
、より具体的にはコーヒー豆の粉末とタンポポの根の粉
末とを含むこの種飲料用粉末に関する。
[従来の技術] 近年、コーヒーの消費者は増加する一方であり、しかも
、各人が一日当たりに飲むコーヒーの杯数も増加する傾
向にある。同時に消費者の味覚も肥え、味に対する基準
は年々厳しくなっている。また他面、食品の人体に対す
る影響或いは安全性に関する消費者の意識も高まってい
る。
上述のような背景から、現在、コーヒーについても、種
々の新たな特徴を備えた新商品の出現が望まれている。
例えば安全性の面においては、無農薬の有機農法による
オーガニックコーヒーが注目されている。また、上述の
如く、−日当たりのコーヒーの消費量が増加するにつれ
、コーヒー中のカフェインが消費者の健康に与える影響
も益々問題視されてきており、コーヒーの低カフェイン
化に対する要求も高い。
カフェインを含まないコーヒー状飲料として、タンポポ
を使用した所謂タンポポコーヒーが知られている。この
タンポポは、漢名で蒲公英と称される生薬であって、古
来より、健胃薬として用いられており、それ故、コーヒ
ーの飲ろ過ぎで胃を荒らしたような消費者にとっては、
最も好適な代用コーヒーの原料である。
[発明か解決しようとする課題] 上記オーガニックコーヒーは、コーヒー本来の深いコク
と味を有するが、一般に苦みが強い為、消費者の好みに
よっては飲みづらいという問題がある。
上記タンポポコーヒーは、タンポポの根を乾燥させて裁
断し、この後、単に、焙煎処理を施して粉末状にしたも
のである。従って、この粉末がら抽出した液は、本来の
コーヒー液と同様に褐色をなすものの、その香り及び味
に関しては、本来のコーヒーから程遠いものであって、
非常に飲みにくいものである。即ち、タンポポコーヒー
のままでは、その抽出液にタンポポ自体の生薬特有の生
臭み、泥臭み及び苦みなどが残り、口当たりの悪いとい
う問題がある。
従って、本発明は、上記オーガニックコーヒーのような
癖のあるコーヒーを、その本来の味の良い点を損なうこ
となく上記タンポポコーヒーにより改善し、コーヒー本
来の良質な味を備えたタンポポ成分入りコーヒー状飲料
用粉末を提供することを目的とする。
本発明はまた、上記オーガニックコーヒーの自然且つ安
全飲料としての利点と、上記タンポポコーヒーの健康飲
料としての利点とを生かしたタンポポ成分入りコーヒー
状飲料用粉末を提供することを目的とする。
E課湖を解決する為の手段] 上記目的を達成する為、本発明のコーヒー状飲料用粉末
は、乾燥状態のコーヒー豆に焙煎処理を施した後に粉砕
して形成したコーヒーの原料粉末と、乾燥状態のタンポ
ポの根に焙煎処理を施した後に粉砕して形成したタンポ
ポの原料粉末と、を含み、上記コーヒーの原料粉末と上
記タンポポの原料粉末との混合比が、焙煎且つ粉砕後の
重量比で9=5乃至6:1であることを特徴とする。
望ましくは、上記コーヒーか無農薬の有機農法により栽
培されたオーガニックコーヒーからなる。
[作用] 上記構成により本発明に係る飲料用粉末にあっては、タ
ンポポ原料粉末がコーヒー本来の味の良い点を損なうこ
となくコーヒーの癖を緩和すると共に、飲料中のカフェ
インを低下させる。
[実施例コ 以下に、本発明の一実施例に係るコーヒー状飲料用粉末
の製造方法を添付の図面第1図を参照しながら説明する
先ず、栽培されているタンポポ、特に、若いタンポポの
根を収穫し、ステップ1ては、収穫したタンポポの根を
水洗いする。次に、ステップ2では、水洗後のタンポポ
の根を天日にて乾燥し、根の水分を10%乃至12%に
調整する。
ステップ3では、乾燥後の根を、例えば、裁刻機に供給
して、約1cmの大きさに刻み、この後、ステップ4に
おいて、裁刻されたタンポポの根、つまりタンポポ原料
を焙煎する。
焙煎は、1回当たり2000gのタンポポの根を焙煎機
に入れ、望ましくは約190℃の温度で約20分間行う
。この焙煎工程において、例えば、2000gのタンポ
ポ原料は、1400g乃至1450gに減少する。尚、
焙煎工程での火力及び時間は、タンポポ原料の量に応じ
て適切に調整されることは勿論である。
ステップ5では、焙煎後のタンポポ原料をコーヒーミル
により粉砕し、このタンポポ原料を原料粉末とする。こ
の時のタンポポ原料粉末は、市販されているレギュラー
コーヒーの粗挽き程度の粉末と微粉末とをブレンドした
粉末で構成されており、粉末の水分は約1乃至2%であ
る。
ステップ6では、タンポポ原料粉末にコーヒー望ましく
はオーガニックコーヒーの原料粉末を供給混合する。コ
ーヒーの原料粉末は、通常の態様で処理したものであり
、即ち、乾燥状態のコーヒー豆に焙煎処理を施した市販
コーヒーを、コーヒーミルにより粉砕して形成する。こ
の時のコーヒー原料粉末は、市販されているレギュラー
コーヒーの中細挽き程度の粉末で、粉末の水分は約4乃
至5%である。
ステップ6におけるコーヒーの原料粉末とタンポポの原
料粉末との混合比は、焙煎且つ粉砕後の重量比で9:5
乃至6:1、望ましくは約5:2とする。コーヒーの原
料粉末の割合が混合比9:5よりも小さいと、コーヒー
の深いコクまで損なわれてしまい、他方上記割合が混合
比6:1より大きいと、例えば強い苦みのようなコーヒ
ーの癖が緩和されない。
ステップ7では、上記混合比のコーヒーの原料粉末とタ
ンポポの原料粉末との混合粉末を撹拌機内に投入し、約
3分間撹拌する。
ステップ8では、撹拌済みの混合粉末を密閉容器に入れ
、約6乃至8時間放置する。これにより混合粉末のガス
抜きが達成される。
ステップ9では、混合粉末を1人前の約7gずつに計量
し、小さな包みに袋詰めする。この袋中には、望ましく
は、5gのコーヒーの原料粉末と、2gのタンポポの原
料粉末が収納されていることとなる。
ステップ10では、袋詰めした混合粉末、即ち本発明に
係るコーヒー状飲料用粉末を、例えば、20袋ごと箱に
入れて出荷状態とする。
次に上述の方法で得られた本発明に係るタンボボ成分入
りコーヒー状飲料用粉末から抽出された飲料の試飲検査
を示す。
試料として、表1に示すように、コーヒーの種類、並び
にコーヒー原料粉末とタンポポ原料粉末との混合比の異
なる1乃至9の試料を使用した。
試飲は、1杯分当たり7gの試料を150cc抽出した
飲料を用い、20名の検査員により行った。
抽出された飲料の試飲結果を表2乃至5に示す。
表2乃至4はコーヒー原料粉末の種類別に、タンポポ原
料粉末の混合比を変化させた場合の味に対する評価を示
す。各表中の欧文字は検査員の別を示し、数字は評価の
順位、即ち、味の良い順位を示す。
表2は「苦みの強いコーヒー」に関し、ここで、コーヒ
ー原料粉末5g1タンポポ原料粉末2gの試料2が最も
評価が高い。試料1の評価が極端に悪いのは、タンボボ
成分が少く、苦みが十分に緩和されていない為と考えら
れる。
表3は「苦み、酸味共普通のコーヒー」に関し、ここで
、コーヒー原料粉末5g1タンポポ原料粉末2gの試料
5が最も評価が高い。試料3の評価が極端に悪いのは、
タンポポ成分が多く、コーヒー本来のコクが損なわれて
いる為と考えられる。
表4は「酸味の強いコーヒー」に関し、ここで、コーヒ
ー原料粉末5g、タンポポ原料粉末2gの試料8か最も
評価が高い。試料9の評価が極端に當いのは、タンポポ
成分か多く、コーヒー本来のコクか損なわれている為と
考えられる。
表5は、上記試料1乃至9に対する検査員のコメントを
総括して示す。
同表から、全体として、コーヒー原料粉末を減少させた
分だけタンポポ原料粉末を添加すると、コーヒー自体の
持つ強い特徴若しくは癖は軽減され、飲料の味はマイル
ドとなることが分かる。試料1乃至3、試料4乃至6、
試料7乃至9のいずれのグループも、コーヒー原料粉末
5g、タンポポ原料粉末2gがコーヒー本来のコクを損
なわず、味をマイルドにするのに最適な配合割合と考え
られる。特に試料1乃至3の苦みの強いコーヒーに対し
ては、タンポポ成分を添加することにより、苦みがマイ
ルドになり、コクを損なわず、最も効果的となる。
コーヒー原料粉末を6g以上とすると、コーヒーの癖が
緩和されず、各人の好みによって好き嫌いが明確となり
、癖の強いコーヒーの場合は一般受けしなくなる。コー
ヒー原料粉末を4.5g以下にするとコーヒーの持つコ
クが損なわれ、タンポポ特有の香りが出る為、本来のコ
ーヒーの味わいとは異なったものになると予想される。
表 1 [発明の効果] 本発明によれば、特に癖のあるコーヒーにおいて、コー
ヒー本来の味の良い点を損なうことなくタンポポコーヒ
ー(成分)により該癖を改善することができる。例えば
、苦みの強いオーガニックコーヒーに対しては、これか
持つ深いコクを損なうことなく、強い苦みをマイルドに
することができる。
また、タンポポ成分は前述のような薬効を有するだけで
なく、カフェインを全く含有しない為、請求の範囲の記
載の混合比でタンポポ成分を配合することにより、当該
飲料のカフェイン含有量を15乃至36%低下させるこ
とができる。従って、オーガニックコーヒーを用いた場
合には、その自然且つ安全飲料としての利点と、タンポ
ポコーヒの健康飲料としての利点とを生かしたタンポポ
成分入りコーヒー状飲料用粉末を提供することが可能と
なる。
即ち、本発明によれば、純粋なコーヒーと殆ど変わらな
いような感覚で、安全性が高く且つ薬効の期待できるた
んぼぼ成分入りコーヒー状飲料を楽しむことが司能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るタンポポ成分入りコーヒー状飲
料用粉末°の製造方法を示すフローチャートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥状態のコーヒー豆に焙煎処理を施した後に粉
    砕して形成したコーヒーの原料粉末と、乾燥状態のタン
    ポポの根に焙煎処理を施した後に粉砕して形成したタン
    ポポの原料粉末と、を含み、上記コーヒーの原料粉末と
    上記タンポポの原料粉末との混合比が、焙煎且つ粉砕後
    の重量比で9:5乃至6:1であることを特徴とするタ
    ンポポ成分入りコーヒー状飲料用粉末。
  2. (2)上記コーヒーが無農薬の有機農法により栽培され
    たコーヒーである請求項(1)記載のコーヒー状飲料用
    粉末。
JP4436490A 1990-02-27 1990-02-27 タンポポ成分入りコーヒー状飲料用粉末 Pending JPH03247239A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998028986A1 (de) * 1996-12-27 1998-07-09 Pintz Gyoergy Genussmittel-zuschlag
KR20010025662A (ko) * 2001-01-15 2001-04-06 이명호 민들레 뿌리를 건조 분말화 또는 추출액을 이용한 대용커피 제조 방법
KR100709341B1 (ko) * 2005-10-13 2007-04-20 한국식품연구원 장뇌삼 잎을 포함하는 혼합 덖음차 및 그의 제조방법

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