JPH0324641Y2 - - Google Patents

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JPH0324641Y2
JPH0324641Y2 JP1985182680U JP18268085U JPH0324641Y2 JP H0324641 Y2 JPH0324641 Y2 JP H0324641Y2 JP 1985182680 U JP1985182680 U JP 1985182680U JP 18268085 U JP18268085 U JP 18268085U JP H0324641 Y2 JPH0324641 Y2 JP H0324641Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、各家庭に於けるベランダ下、駐車場
あるいは駐車場への誘導路等の舗装に使用される
簡易舗装材に関するものである。
[従来の技術] 通常、各家庭のベランダ下や駐車スペース等の
舗装は、コンクリートを打設して構成したものが
多い。コンクリート製とか煉瓦製の板状の路盤材
を敷設して構成されることもある。
[考案が解決しようとする問題点] コンクリートによる舗装は、堅牢であるという
利点はあるが、造成撤去が容易とは言難く、素人
が簡単にその工事を行なうことができない。また
上記のような板状の路盤材を使用した舗装も、そ
れらの上面レベルを一定にし平滑に敷設すること
は容易なことではない。
[問題点を解決するための構成] 本考案の構成の要旨とするところは、保持枠部
材に、各一個のブロツク部材を保持する複数の保
持区画を構成し、上記各保持区画を構成する側片
に、各々内方を向いて突出した相互に対向する一
対以上の舌片であつて、各々先端側が下方にのみ
折曲自在である一対の舌片を構成し、 他方上記保持区画に装入可能な形状寸法のブロ
ツク部材を構成し、上記ブロツク部材の周側部に
上記舌片と係止し得る係止溝を構成し、 かつ上記保持枠部材の全保持区画に各々上記ブ
ロツク部材を装入し、各保持区画の側片に構成し
た舌片を上記ブロツク部材の係止溝に係止させた
簡易舗装材である。
上記保持枠部材は、その保持区画を自由な形状
に構成することができる。たとえば、格子状、あ
るいはハニカム型等の適当な形状に構成すること
ができる。勿論これに保持されるブロツク部材も
対応させて同一形状に形成する必要があるのは言
うまでもない。
また前記舌片は、ブロツク部材を保持区画に装
入する際に障害とならないように下方に向けて先
端側が折曲自在であるように構成したものであ
る。
一個の保持枠部材に構成されるべき保持区画の
数は限定されない。ところで、保持区画の大きさ
は、取扱い易さを充分に考慮し、素人でも容易に
施工できるものとすると、かなり小型にすべきで
ある。たとえば、縦、横、高さ:100mm、100mm、
30mm程度とするのが適当である。そうしてみる
と、保持枠部材それ自体を施工上取扱い易い大き
さに定め、保持区画の大きさを上記のように定め
ると、結果としてその数が定まる。保持区画を25
個位備えたものが概ね適当ということになろう。
またこの保持枠部材は、通常多数を連結して使
用する必要があるので、側部に隣接する相互を連
結する連結手段を構成しておくのが好ましい。
上記保持枠部材の材質としては、種々のものを
選択可能であるが、プラスチツク類が成形が容易
であるので都合が良い。たとえば強度には充分注
意する必要がある。
なおこのブロツク部材は、木質、煉瓦、コンク
リート、その他を適当に選択して構成することが
できる。木質の場合には、防腐剤の注入等によ
り、充分防腐処理を施しておくべきである。
[作用] 本考案は、以上のように構成したものであるか
ら、これを使用して、ベランダ下、駐車スペース
等の舗装をする場合には、次のように施工する。
単に対象領域に多数の保持枠部材を連設し、こ
れらの保持区画にブロツク部材を装入保持させる
ようにしても良いが、好ましくは、次のように下
地を構成して、それに保持枠部材及びブロツク部
材による舗装を行なう。
まず対象領域を必要に応じて若干掘下げる。そ
の上で土ならしをし、砕石を敷き詰め転圧する。
次いで更に凹凸調整用の砂等をその上に入れ、再
度転圧する。初めにこうして路床を造成する。
次いで上記路床の上に多数の保持枠部材を接続
しつつ敷設し、各保持区画内にブロツク部材を各
一個ずつ装入する。ブロツク部材は上方から保持
区画に装入する。そうすると、保持区画の側片に
突設してある舌片は上記ブロツク部材の下端縁乃
至周側によつて押し下げられ、その先端側が下方
に折曲させられることになり、上記ブロツク部材
の装入を妨げない。引続いて上記ブロツク部材が
深く装入され、その周側の係止溝が上記舌片の位
置にまで至ると、上記舌片はその先端側が上方に
復帰して上記係止溝に係止するに至る。
こうしてブロツク部材は、各保持区画中に、そ
の舌片が周側部に形成した係止溝に係止すること
で固定保持される訳である。
また全ブロツク部材は、上記のように、保持区
画の舌片が周側部の係止溝に係止することで保持
されるので、保持枠部材のレベルに統一して支持
されることになる訳である。したがつて若干下地
である路床の造成に凹凸があつても、平滑な舗装
を行なうことができる。
その後、必要に応じて目地には砂等を装入して
おく。こうして素人にも容易に舗装を完成させる
ことができる。
この舗装の撤去は上述と逆の手順で行なうこと
ができる。
なお本考案の簡易舗装材は、前記のような構成
であるから、透水性が良好である利点もある。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明す
る。
第1図に示したように、保持枠部材1を、概ね
格子状に形成し、これによつて形成された正方形
の区画を保持区画2,2…とし、これらの各一個
の保持区画2で正方形の各一個のブロツク部材3
を保持するようにする。
また各保持区画2,2…には、対面する側片に
各一枚の舌片4を水平方向に突設しておく。これ
らの各一対の舌片4,4…は、保持区画2,2…
に於ける取付け位置である側片を、第1図に示し
たように、各行の保持区画2,2…毎に変える。
なお舌片4,4は、特に第4図に示したように、
途中に切込4aを形成しておき、下方にのみ折曲
可能にしておくものとする。
一個の保持枠部材1に構成されるべき保持区画
2,2…の数は限定されないが、この例では、第
1図に示したように、基本的に縦×横:5×5に
構成している。ただし施工時に多数の保持枠部材
1,1…を縦横に接続するために一側の両端に各
一個の保持区画2a,2aを突設し、更にこれと
隣接する側部中央に一個の保持区画2aを突設し
ている。上記それぞれ突設された保持区画2a,
2a,2aは、第2図に示したように、厚みを上
部半分に構成し、一方これに対応する他の側部に
はそれぞれ保持区画2b,2b,2bを下部半分
の厚みに構成しているものである。
上記保持枠部材1の材質としては、この例では
プラスチツクを採用した。
一方ブロツク部材3は、第3図に拡大して示し
たように、平面正方形状に構成し、上記保持枠部
材1の保持区画2,2…に嵌挿可能に構成する。
またこのブロツク部材3,3…には、その両側部
の中央部に、前記舌片4,4と係合する係合溝
5,5を形成しておくものとする。このブロツク
部材3,3…は、木片で構成する。勿論防腐剤の
注入等により充分防腐処理を施しておく。
この実施例では、このように構成したものであ
るから、これを使用して、たとえば、ベランダ下
の舗装をする場合には、次のように施工する。
まず対象領域を必要に応じて若干掘下げる。そ
の上で土ならしをし、砕石を敷き詰め転圧する。
次いで更に凹凸調整用の砂等をその上に入れ、再
度転圧する。こうして初めに、第5図に示したよ
うに、土層6上に砕石層7が形成された路床8を
構成する。
次いで上記路床8の上に多数の保持枠部材1,
1…を、各々の側部に突設した保持区画2a,2
a,2aと対応する各部に形成した保持区画2
b,2b,2bとを接続しつつ連設し、各保持区
画2,2…,2a,2a…,2b,2b…内にブ
ロツク部材3,3…を各一個ずつ装入する。この
ときブロツク部材3,3…は、各保持区画2,2
…に突設された舌片4,4が係合溝5,5に係合
することで保持区画2,2…内に容易に固定保持
される。また各ブロツク部材3,3…は、その係
合溝4,4に保持区画2,2…の舌片4,4が係
合して保持枠部材1のレベルにその係合溝5,5
のレベルが統一されるので、全部統一されたレベ
ルに配置されることになる。したがつて若干下地
である路床8の造成に凹凸があつても、平滑な舗
装を行なうことができる。
その後、目地には砂等を装入しておく。こうし
て素人にも容易に舗装を完成させることができ
る。
なおこの舗装の撤去は上述と逆の手順で行なう
ことができる。
[考案の効果] 本考案によれば、極めて容易にベランダ下等の
舗装を正確に行なうことができる。
また本考案によつて構成された舗装は、非常に
良好な透水性を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は保持枠部材の概略平面図、第2図は第1図の
概略正面図、、第3図はブロツク部材の拡大斜視
図、第4図はブロツク部材の係合溝と保持区画の
舌片との係合状態を示した一部切欠拡大断面図、
第5図は施工状態を示した一部切欠概略断面図で
ある。 1……保持枠部材、2,2a,2b……保持区
画、3……ブロツク部材、4……舌片、4a……
切込、5……係合溝、6……土層、7……砕石
層、8……路床。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 保持枠部材に、各一個のブロツク部材を保持す
    る複数の保持区画を構成し、上記各保持区画を構
    成する側片に、各々内方を向いて突出した相互に
    対向する一対以上の舌片であつて、各々先端側が
    下方にのみ折曲自在である一対の舌片を構成し、 他方上記保持区画に装入可能な形状寸法のブロ
    ツク部材を構成し、上記ブロツク部材の周側部に
    上記舌片と係止し得る係止溝を構成し、 かつ上記保持枠部材の全保持区画に各々上記ブ
    ロツク部材を装入し、各保持区画の側片に構成し
    た舌片を上記ブロツク部材の係止溝に係止させた
    ことを特徴とする簡易舗装材。
JP1985182680U 1985-11-27 1985-11-27 Expired JPH0324641Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985182680U JPH0324641Y2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27

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JP1985182680U JPH0324641Y2 (ja) 1985-11-27 1985-11-27

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Publication Number Publication Date
JPS6289303U JPS6289303U (ja) 1987-06-08
JPH0324641Y2 true JPH0324641Y2 (ja) 1991-05-29

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ID=31128703

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Families Citing this family (3)

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JP3469203B2 (ja) * 1999-04-07 2003-11-25 日本興業株式会社 舗設用ブロック構造体及びその施工方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927005A (ja) * 1982-08-02 1984-02-13 越井木材工業株式会社 木煉瓦の張設構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5498032U (ja) * 1977-12-22 1979-07-11

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JPS5927005A (ja) * 1982-08-02 1984-02-13 越井木材工業株式会社 木煉瓦の張設構造

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