JPH03242191A - ロータリ式電気かみそり - Google Patents

ロータリ式電気かみそり

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JPH03242191A
JPH03242191A JP4037490A JP4037490A JPH03242191A JP H03242191 A JPH03242191 A JP H03242191A JP 4037490 A JP4037490 A JP 4037490A JP 4037490 A JP4037490 A JP 4037490A JP H03242191 A JPH03242191 A JP H03242191A
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Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロータリ式電気かみそりに係り、特にロータリ
内刃の支持構造に改善を加えたものである。
〔従来の技術〕
ロータリ式電気かみそりとして、例えば、実開昭56−
106171号公報や実開昭57−72876号公報な
どに示されているように外刃の内面に対し摺接回転する
シリンダ型のロータリ内刃を左右の軸受台で支持し、そ
の両輪受台を本体ケース内に上下方向に浮動自在に支持
したものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、前出の従来例のものではロータリ内刃を支持
する左の軸受台と右の軸受台とは互いに分離独立した構
造となっており、ただロータリ内刃を介して連結されて
いるに過ぎない、そのため、ひげ剃りに際し外刃を肌に
押し付けたり、離したりしたとき、その押し付は位置や
押し付は力の変化によって、左右の軸受台の両者間にお
いてその一方の浮動量と他方の浮動量に差が生じるとい
った浮動の量的なずれや、一方が他方よりも先に下動す
るといった浮動の時間的なずれ等が生しやすい。この左
右の軸受台間での浮動の量的あるいは時間的なずれによ
り、ロータリ内刃の両端軸と軸受台間でこしれが生じて
内刃回転を阻害したり、騒音を発生したり、また外刃に
対しロータリ内刃が傾いて切れ味を低下するなどの不具
合が生しる。
本発明は、上記のような、ロータリ内刃が上下に浮動自
在に組み込まれているロークリ式電気かみそりにおいて
、そのロータリ内刃を支持する左右一対の軸受台自体の
構造を改良することにより、ロータリ内刃の両端軸まわ
りのこじれ防止、ロータリ内刃の傾き防止を図ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のロータリ式電気かみそりでは、例えば第1図に
示すように、ロータリ内刃4の両端軸12を支持する左
右一対の軸受台5・6どうしを、ロータリ内刃4の下方
で梁部材13で一体につないで剛体構造にし、そのうえ
でロータリ内刃4、左右一対の軸受台5・6、および梁
部材13の三者を一体として本体ケース1に対し浮動自
在に支持したものである。
〔作用〕
剛体化された左右の軸受台5・6は、脱圧を受ける外刃
55による強い押力が加えられたり、あるいは不慮に落
下衝撃を受けたりしても、その形状を変えたり、傾いた
りするようなことがなく、ロータリ内刃4の支持を確固
たるものとする。
また、外刃55を肌に押し付けたり、離したりしたとき
、その押し付は位置や押し付は力の変化によって、左右
の軸受台5・6の両者間においてその浮動の量的なずれ
や時間的なずれ等が生しることもない。
〔発明の効果〕
本発明のロータリ式電気かみそりによれば、左右一対の
軸受台5・6どうじを梁部材13で一体につないで剛体
構造にするので、ロータリ内刃4の両端軸12まわりで
のこじれ等がなくて常にロータリ内刃4を円滑かつ静か
に回転させることができ、またロータリ内刃4の傾きを
防止できて切れ味を向上させることができる。また、不
慮の落下衝撃などにも十分に耐えられ、長期にわたりロ
ータリ内刃4の安定かつ確実な支持状態を確保でき、こ
の点でも回転振れ発生を予防することができて有利であ
る。
〔実施例〕
本発明に係るロータリ式電気かみそりの一実施例を図面
に基づき説明する。
第3図および第4図において、これの本体ケース1は、
前後ケース1a−1bを突き合わせてねし2等で一体的
に結合している。
本体ケース1には内刃駆動ユニット3が組み込まれる。
その内刃駆動ユニット3は、第1図に示すようにシリン
ダ型のロータリ内刃4と、ロークリ内刃4を支持する左
右一対の軸受台5・6と、左右の軸受台5・6を支持す
るシャーシ7と、シャーシ7に搭載したモータ9と、モ
ータ9の回転をロータリ内刃4に伝達する駆動伝達手段
10とを一体的に組み合わせてなる。
ロークリ内刃4はスパイラル状の切刃1(を軸心方向両
端面4aに至るまで切削し、かつ左右両端面の各中央か
ら軸12を一体に突設している。
このロータリ内刃4はその両端の軸12を含む全表面に
わたってTiN等のセラミックコーティングで表面光沢
処理されて、毛くずの付着を少なくし、また軸12に滑
り性を付与している。
ロータリ内刃4の左右両端の軸12は左右の軸受台5・
6で支持される。この左右の軸受台5・6は亜鉛ダイキ
ャスト、真鍮の金属などの剛性を有する材料からなり、
両輪受台5・6どうしは同じ剛性材料からなる梁部材1
3で一体的に連結されて剛体構造に組立てられる。すな
わち、梁部材13は、第8図に示すごとく左右の軸受台
5・6の各下端からそれぞれ水平に一体に突設された枠
状の梁部材13a・13bからなり、この梁部材13a
・13bどうしを互いに重ね合わせて一体的に結合する
ことにより、左右の軸受台5・6どうしが軸心を合わし
て剛体構造に組立てられる。
第8図に示すように、シャーシ7は、左右の軸受台5・
6の各下端にそれぞれ一体的に結合されるプラスチック
製の左右シャーシ7a・7bと、左右シャーシ7a・7
bの下端どうしを一体的に連結するプラスチック製の底
シャーシ7cとで、正面視U字形状に組み立てられる。
シャーシ7の底シャーシ7cの下側にはモータ9がモー
タホルダ14をもって一体的に取付けられている。
また、シャーシ7に搭載される駆動伝達手段IOは、第
3図に示すように、モータ9の上端からモータホルダ1
4および底シャーシ7cの上方へ突出する出力軸15に
出力ギヤ16を固定し、底シャーシ7cの上方の左右シ
ャーシ7a・7b間に連結軸17を回転自在に支持し、
該連結軸17の軸方向中央部に固定されたフェースギヤ
19を前記出力ギヤ16と直交状に噛合させ、連結軸1
7の左端に固定されたギヤ20を左シャーシ7a内に収
容した多段ギヤ21に噛合させている。
左側の軸受台5の外側にはロータリ内刃4の左軸12上
に固着したギヤ23aとこれに噛合するギヤ23bとを
上下二個組み込むとともに、ギヤカバー22を装着し、
ギヤカバー22の開放底に下側のギヤ23bを臨ませて
前記多段ギヤ21の最上段のギヤと噛合する。したがっ
て、モータ9の回転は連結軸17、多段ギヤ21、およ
びギヤ23a・23bを介してロータリ内刃4に伝達さ
れる。
次に、上記構造の内刃駆動ユニット3の組立て順の一例
を説明する。
まず、第7図に示すように、左右シャーシ7a・7b間
に連結軸17を架設し、左シャーシ7a内に多段ギヤ2
1を組み込み、右シャーシ7bの上端に右軸受台6をカ
シメ溶着等で一体的に接合するとともに、該軸受台6か
ら突設した梁部材13bの先端を左シャーシ7aの上端
にカシメ溶着等で一体的に結合する。右軸受台6の下部
には、第10図に示すように、梁部材13aの先端が抜
き差し可能に挿入支持される結合孔24が形成されてい
る。また右軸受台6および右シャーシ7bの外側には梁
部材13aの先端が結合孔24から抜は出ないようにロ
ックする内刃外し板25が上下スライド自在に装着され
る。その内刃外し板25の内面には梁部材13aの先端
に対し係脱するロック爪26を一体に突設している。そ
して内刃外し板25はばね27で常に上方へ付勢されて
いて、ロック爪26が梁部材13aの先端にこれの下方
から係合する保合状態を維持するようになしている。こ
うして内刃駆動ユニット3の上部組みの組立てを終える
また、第7図に示すように、底シャーシ7Cの下側にモ
ータホルダ■4を重ね合わせてビス29で一体的に結合
し、このモータホルダ14にモータ9を縦向き姿勢で前
記ビス29で共線めして保持する。また、底シャーシ7
Cとモータホルダ14との間には振動子69を組み込む
。この振動子69は、モータ9の回転を後述するきわ剃
り用可動くし刃63(第4図参照)に伝達するもので、
第6図に示すようにその前端に可動くし刃63例の駆動
ピース64(第4図参照)に係合する爪部70を有し、
かつその前後中間に出力軸15上の偏心カム71に嵌合
する前後方向に長い形の孔72を有するとともに、後端
にモータホルダ14の上面に突設したビン73に嵌合す
る孔74を有してなる。したがって、この振動子69は
偏心カム7■の回転を受けてビン73を中心として揺振
運動する。この揺振運動時にモータホルダ14の上面と
の摩擦を少なくするために、その上面に小さい突起76
を設け、この上に振動子69を載せている。そして、こ
の振動子69は底シャーシ7Cの底側の凹部75内にそ
の揺振運動に支障なきようにコンパクトに納めている(
第9図参照)。これで内刃駆動ユニット3の下部組みの
組立てを終える。
ついで、第8図に示すように、内刃駆動ユニット3の上
部組みの左右シャーシ7a・7bの下端を、その下部組
みの底シャーシ7Cの上側にのせてビス30で締めつけ
て、左右シャーシ7a・7bの下端どうしを底シャーシ
7Cで一体的に連結する。このさいビス33は枠状の梁
部材13bの内部上方から締めつけられる。
また、第3図および第8図に示すように、ロータリ内刃
4の左軸12を左軸受台5に軸受メタル31を介して支
持するとともに、左軸受台5の外側にギヤ23a・23
bを組み込むとともにギヤカバー22を装着して、内刃
組みの組立てを終える。
最後に、第8図および第10図に示すように、ロータリ
内刃4の右輪12を右軸受台6に挿入支持するとともに
、左軸受台5を左シャーシ7aの上端にのせて着脱可能
に一体的に結合する。このさい、ロークリ内刃4の左軸
受台5の梁部材13aの先端は、第8図に示すように、
右軸受台6の梁部材13bの内面に設けであるガイド溝
32に挿入させて摺動させることにより、第10図中、
二点鎖線で示すように右輪12を右軸受台6内の軸受メ
タル33に挿入するとともに、梁部材13aの先端を右
軸受台6の結合孔24に挿入させる。
梁部材L3aの先端が結合孔24に挿入するときは該先
端が内刃外し板25のロック爪26のテーバに接当して
該外し板25を一旦ばね27に抗して押し下げ、梁部材
13aの先端がロック爪26上を通過すると外し板25
がばね27により自動的に上動し、口・7り爪26が梁
部材13の先端の内側に突入係合してロックする。また
、第3図に示すように左軸受台5およびギヤカバー22
が左シャーシ7aの上端に定置固定し、該22内のギヤ
23bが駆動伝達手段10の多段ギヤ21の最上段ギヤ
に噛合する状態が得られる。
このように内刃外し板25のロック爪26で梁部材13
aの先端をロックすることにより、左右の軸受台5・6
どうしは梁部材13a13bで一体的に強固に結合され
て剛体化される。
かくして、このように組立てられた内刃駆動ユニット3
は、第3図および第4図に示すように、本体ケース1の
前後ケース1a・lb間に組み込まれる。
このさい、内刃駆動ユニット3は、左右シャーシ7a・
7bの各上端が前後ケースla・1bの上壁34の左右
のスリット35から上方へ突出するように、組み込まれ
る。左右シャーシ7a・7bと各スリット35との間の
隙間は、予め各シャーシ7a・7bに備えた撓み自在な
毛侵入防止ゴム36で塞がれる。
また、内刃駆動ユニット3は、プラスチック製のモータ
ホルダ14の左右端から上下方向のみに弾性変形自在な
前後の支持アーム37・37を左右方向に水平に一体に
突設しており、各支持アーム37の先端37aを前後ケ
ースIa−1bの各内壁に設けた凹部39に係合固定す
ることによって、内刃駆動ユニット3全体が左右の支持
アーム37の弾性変形を介して上下方向に浮動自在に支
持される。底シャーシ7cの底側と、この下方に対応す
るように本体ケース1側に固着したばね受40との間に
は圧縮ばね41を介装し、該ばね41で内刃駆動ユニッ
ト3全体を常に上方へ押上げ付勢する。
第3図および第4図において、モータ9と本体ケース1
の内面との間には内刃駆動ユニット3の前後および左右
方向の移動を規制する上下動ガイド手段が設けられる。
その上下動ガイド手段としては、前後ケース1a・1b
の各内面から前後位置規制リブ42を一体に突設し、こ
の前後の前後位置規制リブ42・42間でモータ9をガ
イドして内刃駆動ユニット3全体が前後方向に移動する
のを規制する。また後ケース1bの内面に縦長円状凹部
43を形成するとともに、モータホルダ14からビン4
4を突設して、このビン44を前記凹部43に上下方向
のみに摺動自在に嵌合することにより、内刃駆動ユニッ
ト3の左右方向の移動規制をも確実にしている。なお、
第1図に示すように内刃駆動ユニット3の重心位置にモ
ータ9の軸線を一致させることにより、本体ケース1へ
の組み付は状態で左右の支持アーム37・37に加わる
力(重量配分)を均等にし、内刃駆動ユニフト3がバラ
ンスよく浮動できるようにしている。
本体ケースl内の下半部には、モータ9の前後に配置す
る前後一対の回路基板45・46と、モータ9の左右に
配置する2本のニカドなどの充電型の電池47とが組み
込まれる。
第4図に示すように、本体ケースtのロークリ内刃4の
下方にはその内刃4から落ちる毛くずを溜める毛くず溜
室51が形成される。毛くず溜室51にはその排出口5
2を開閉回転するシャ・7り53と、該シャッタ53の
開き回転動作に連動して毛くずを排出口52に掻き出す
描出羽根54とが備えられている。
第3図、第4図および第11図において、本体ケースl
の上部には、網目状の外刃55がこれのホルダ56を介
してアーチ状に弯曲されて装着される。その外刃ホルダ
56は、第11図に示すように内ホルダ56aとこれの
外側に分離可能に重ね合わした外ホルダ56bとからな
り、外刃55はこの内外ホルダ56a・56bの合わせ
面間に挟まれる。第12図に示すように内ホルダ56a
の後壁部に外刃55の固定側後端55bがカシメ溶着さ
れるとともに、第11図に示すように外刃55の可動側
前端55aが内ホルダ56aの前壁部に取付けた支持板
57にジグザグ形状のばね58を介して連結されて、外
刃55が常に可動側前端55a側に向けて引っ張られて
いる。
したがって、外刃55を肌に押し付けた場合、外刃55
はばね58を縮み変形させて下動し、外刃55を肌から
離すとばね58の拡がり復元力により外刃55は上動し
て復帰する。
内ホルダ56aの左右壁部は本体ケース1の左右側上端
にそれぞればね59を介して出没自在に装着したノブ付
き係止爪60に係合保持されている。したがって、第3
図において、左右のノブ付き係止爪60をばね59に抗
して押し込むと、外刃55は外刃ホルダ56とともに本
体ケース1から取り外すことができる。
外刃55を引っ張るばね58と内刃駆動ユニット3全体
を押上げる圧縮ばね41との相乗効果で外刃55とロー
タリ内刃4との密着性を向上させる。
第3図において、ロークリ内刃4はスパイラル状の切刃
11の有効長さを可及的に長くとるために、前述のよう
に切刃11をその左右両端面4aにまで切削している。
こうした場合、切刃11の左右端で外刃55を引っ掻い
て破るおそれがある。
そこで、第3図および第12図に示すように、軸受台5
・6の各円弧上端とロータリ内刃4の外周上部とを略同
面にする。すなわち、軸受台5・6の各円弧上端の円弧
曲率と、ロータリ内刃4の切刃11の刃先どうしを結ぶ
仮想刃先円弧の曲率とを路間−にするとともに、軸受台
5・6の頂部の高さとロータリ内刃4の切刃11の刃先
頂部の高さとを路間−にする。そのうえで、ロータリ内
刃4の装着状態でロータリ内刃4の左右端面4aと軸受
台5・6の各内面とを近接対向せしめ、この状態で外刃
55の左右端を軸受台5・6の各円弧上端で受は止める
ようにしている。また右軸受台6のエツジ6aを面取り
加工し、また左軸受台5のギヤカバー22のエツジ22
aにも面取り加工を施して、これらエツジ6a・22a
に対しても外刃55が引っ掛かるのを避けている。
また、上記ロークリ内刃4は、例えば、切刃11の刃先
どうしを結ぶ仮想刃先円の直径は10a+m、切刃11
の本数は12本、切刃11のリード角は20度に設定す
ることにより、このロータリ内刃4を外刃55の内面に
弾性密着させた状態で、外刃55を肌に押し当てても、
外刃55が切刃1 ]。
・11間の溝に落ち込んで破損するようなことがない。
第4図において、前ケース1aの外面上にはスイッチケ
ース61を上下方向にスライド操作自在に装着している
。スイッチケース61の内面側の上部にはきわ剃り用の
固定くし刃62と可動くし刃63を各刃先が上向きに突
出するように備え、またモータ出力を受は継いで可動く
し刃63に伝動する駆動ピース64を備えている。また
、第5図および第13図に示すように、スイッチケース
61は前ケース1aの内面側に配される節度板65と一
体的に結合される。その節度板65はスイッチケース6
1の上下スライドに伴い回路基板45上のスイッチ端子
と接離するスイッチ板ばね66と、前ケース1aの内面
に突設した節度突起67に対し係脱自在な節度アーム6
8とを有してい゛る。その節度突起67は、第13図に
示すごとく前ケース1aの内面に突設した前記の前後位
置規制リブ42を正面視において円弧形状に形成し、こ
れを上下方向に三個並べて設けてなり、前後位置規制リ
ブ42と節度突起67とを兼用する構造になしている。
しかし、その節度突起67は前後位置規制リブ42とは
別々に設けてもよい。
かくして、スイッチケース61は節度アーム68を節度
突起67に順次段階的に係合させて行くことにより、第
4図に実線で示す下方待機位置(スイッチオフ位置)と
、これより一段上のモータ起動位置(スイッチオン位置
)と、更に一段上できわ剃り用の駆動ピース64がモー
タ9の出力軸15上の振動子69の爪部70と係合して
可動くし刃63に駆動力が伝動され、該可動くし刃63
および固定くし刃62と、ひげ剃り用のロークリ内刃4
および外刃55とを共同させて使用する第1上方突出使
用位置と、さらに−股上できわ剃り刃(可動くし刃63
・固定くし刃62)のみ使用の第2上方突出使用位置と
にそれぞれ、位置決め保持される。第4図において、上
記スイッチケース61の下方待機位置からモータ起動位
置への移動ストロークは符号S、で、またモータ起動位
置から第1上方突出使用位置への移動ストロークは符号
S2で、さらに第1上方突出使用位置から第2上方突出
使用位置への移動ストロークは符号S3でそれぞれ示し
ている。
ひげ剃り用のロータリ内刃4および外刃55とを共同さ
せて使用するについて、第14図に示すように、先ず長
い毛をきわ剃り用の固定くし刃62と可動くし刃63で
短く剃り、引き続いてその毛を更に外刃55とロータリ
内刃4とで深剃りする。
ロータリ内刃4を取り外して掃除する場合、またはそれ
を新規なものと交換する場合には、外刃55をホルダ5
6共に本体ケース1の上部から取り外したうえで、内刃
外し板25をばね27に抗して引き下げるとロック爪2
6が梁部材13aの先端の内側から下方に抜き出され、
ロータリ内刃4および左軸受台13aを右方向へスライ
ドさせることにより、右軸受台6からロータリ内刃4を
取り外すことができる。
第3図、第4図、第15図および第16図において、本
体ケース1の底側には充電交流両用タイプのプラグユニ
ット90が装着されている。このプラグユニット90は
、第4図に示すごとく前後ケース1a・lb間に挟み固
定されるプラグ基板111と、該プラグ基板111の下
面側に固着されて電源コードを介して給電可能とする固
定式ソケット94と、同基板111の下面側に左右方向
にスライド自在に装着されて壁コンセント等に差し込み
可能とする充電用の可動式プラグ95とを一体的に組み
合わせてなる。固定式ソケット94と可動式プラグ95
とは択一的に使用可能になしている。
前後ケースla・1bの底部の右側面にプラグ出退口9
6を、その底面に操作溝97をそれぞれ開口している。
プラグ出退口96は前後ケース1a・1bの右側面のプ
ラグ出退口96の上方に上下スライド自在に装着したプ
ラグカバー98で開閉可能としている。その前後ケース
1a・1bのプラグ出退口96を有する側のコー・ナー
はその上下および前後方向に丸みをつけた凸断面形状に
形成し、またプラグカバー98の下端部もその前後ケー
スLa・1bのコーナーの形状に対応させて丸みをつけ
た形に形成している(第15図および第16図参照)。
したがって、本体ケース1を強く握ってもそのコーナー
で掌に傷みを感しさせるようなことがない。
第15図および第16図において、上記プラグ基板11
1の下面には、第19図に示すごとき平面視においてコ
字形状のプラグ刃ホルダ101が、固定式ソケット94
の前後両側を跨いで左右方向に所定ストロークだけスラ
イド自在に組み付けられる。そのプラグ刃ホルダ101
はこの先端101aにプラグ刃挿入孔102を、またそ
の前後側面にフック係合溝103をそれぞれ有し、その
前後のフック係合溝103を前記プラグ基板111の前
後端から下向きに突設した前後のフック104にスライ
ド自在に係合させている。
第19図に示すように、可動式プラグ95は前後一対の
プラグ刃99とこれの基端に一体結合した刃台100と
を有する。第16図に示すように、この可動式プラグ9
5はプラグ刃99を固定式ソケット940前後両側に跨
がせてプラグ刃ホルダlotのプラグ刃挿入孔102に
挿入させるとともに、刃台100の前後側面から突設し
た前後の突起91をプラグ刃ホルダ101の前後側面壁
に開口した前後のガイド孔92に嵌入させている。
また刃台100の底側には操作ノブ105がばね112
により常時下方へ付勢される状態で取りつけられ、この
操作ノブ105は、操作溝97内を可動式プラグ95と
一体となって左右方向にスライド自在とされるとともに
、操作溝97の左右端位置に設けた凹部106・107
に対しそれぞれ係脱自在とされている。その凹部106
・107は、第L9図に示すように上記固定式ソケット
94から一体に延設された、操作溝97内で可動式プラ
グ95をガイドするためのガイド板113に設けられて
いる。
第15図および第16図に示すように、操作ノブ105
が操作溝97の左端の凹部107に係合しているときは
、可動式プラグ95はプラグ刃99およびプラグ刃ホル
ダ101をプラグ出退口96の内部に退入収納する状態
にある。
いま、プラグカバー98を上方へスライドさせてプラグ
出退口96を開け、操作ノブ105を左端の凹部107
との係合を解いたうえで操作溝97に沿って右方向にス
ライドさせると、まず、突起91がガイド孔92内の右
端壁に当たるまで、プラグ刃99がプラグ刃挿入孔10
2およびプラグ出退口96から突出して行く。
更に操作ノブ105を操作溝97の右端の凹部106に
係合するまで右方向にスライドさせると、今度は突起9
1によりガイド孔92内の右端壁が押されることにより
、プラグ刃ホルダlotがその方向にプラグ刃99と一
緒に移動し、第17図および第18図に示すようにプラ
グ刃99がプラグ出退口96から所定突出量だけ突出す
るとともに、プラグ刃ホルダ101の先端101aもプ
ラグ出退口96から突出する。そのプラグ刃ホルダ10
1の突出状態ではその平らな先端101aが本体ケース
1の開断面コーナーのアール部Rより上方に連続する直
線部Sと一直線状になるように設定している。この時、
プラグ刃ホルダ101および可動式プラグ95は操作ノ
ブ105が凹部106に係合することによりロックされ
ている。
したがって、充電時に、プラグ刃99を開断面コーナー
のプラグ出退口96から突出させる場合も、そのプラグ
刃ホルダ101の先端101aを壁等のコンセントK(
第17図中、二点鎖線参照)に面接光させることができ
て安定確実な充電姿勢にすることができる。
また、この可動式プラグ95を用いて充電しているとき
は、固定式ソケット94は刃台100の底側に一体に形
成されているソケットカバー108で閉じられるように
している。
そして可動式プラグ95を元通りプラグ出退ロ96内に
退入させるには、操作ノブ105をこれが操作溝97の
左端の凹部107に係合するまで該溝97内をスライド
移動させればよい。
なお、第19図に示す上記した各部品、すなわちプラグ
基板111、プラグ刃ホルダ101、固定式ソケット9
4、可動式プラグ95、および操作ノブ105を上記の
ように組み合わせることにより、第5図に示すごときプ
ラグユニット90を完成し、この状態で部組部品となる
。この部組部品の状態では、これを本体ケース1に組み
込む前の段階で、操作ノブ105を操作することにより
可動プラグ95の突出および退入作動、またプラグ刃ホ
ルダ101の突出および退入作動が、正常に行い得るか
否かの事前チエツクが可能である。
〔別実施例〕
上記実施例ではロータリ内刃4を着脱し易くするために
、左右の軸受台5・6を分離できるように梁部材13で
一体的に結合する剛体とするが、これに限られず、当初
から左右の軸受台5・6と梁部材13の三者を全て金属
等の剛性材料で一体成形して剛体とするものであっても
よい。
これら軸受台5・6、および梁部材13に剛性を持たせ
る材料としては、金属や金属ダイキャストに代えて、ガ
ラスピーズ、鉄粉、あるいはステンレス粉入りのプラス
チック等のような強化プラスチック等であってもよい。
また、上記実施例ではモータ9と駆動伝達手段10をロ
ークリ内刃4と一緒に上下に浮動自在とするが、これに
代えて、モータ9は本体ケースl側に固定し、ロータリ
内刃4、左右の軸受台5・6および梁部材13の三者の
みを浮動自在として、両者間をギヤ伝動に代えてベルト
伝動で連結するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロータリ式電気かみそりの要部を
概略的に示す正面図、 第2図ないし第19図は本発明の一実施例を示しており
、 第2図は全体の透視図、 第3図は全体の縦断正面図、 第4図は全体の縦断側面図、 第5図は全体の分解斜視図、 第6図は内刃駆動ユニットの下部組みを分解して示す斜
視図、 第7図は内刃駆動ユニットの上部組みと下部組みとを分
離状態で示す斜視図、 第8図は内刃駆動ユニットとロータリ内刃とを分離状態
で示す斜視図、 第9図は第7図におけるA−AvA断面図、第10図は
ロータリ内刃の装着途上を示す断面図、第11図は外刃
の分解斜視図、 第12図は第3図におけるB−B線断面図、第13図は
第4図におけるC−C線断面図、第14図はひげ剃りB
PJの一例を示す側面図第15図は可動式プラグを退入
した状態で示す本体ケース底部の縦断正面図、 第16図は第15図におけるD−D線断面図、第17図
は可動式プラグを突出した状態で示す本体ケース底部の
縦断正面図、 第18図は第17図におけるE−E線断面図、第19図
はプラグユニットの分解斜視図である。 ■・・・・・本体ケース、 4・・・・・ロータリ内刃、 5・6・・・・左右の軸受台、 13・・・・梁部材、 55・・・・外刃。 第 2 図 発    明    者 山   下   康   雄
特 許 出 願 人 九州日立マクセル株式会社286
3− 第 9 図 第 2 図 第 0 図 第 11 図 第 4 図 第 6 図 第 16 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本体ケース(1)に装着されたアーチ状の外刃(5
    5)と、 外刃(55)の内面に対し摺接回転するシリンダ型のロ
    ータリ内刃(4)と、 ロータリ内刃(4)の両端の軸(12)を支持した左右
    一対の軸受台(5・6)と、 軸受台(5・6)どうしをロータリ内刃(4)の下方で
    一体につないで剛体構造とする、軸受台(5・6)と一
    体または別体の梁部材(13)と、 からなり、 これらロータリ内刃(4)、左右一対の軸受台(5・6
    )、および梁部材(13)の三者が一体となって、本体
    ケース(1)に対し上下方向に浮動自在に支持されてい
    ることを特徴とするロータリ式電気かみそり。
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