JPH03233452A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH03233452A
JPH03233452A JP2301140A JP30114090A JPH03233452A JP H03233452 A JPH03233452 A JP H03233452A JP 2301140 A JP2301140 A JP 2301140A JP 30114090 A JP30114090 A JP 30114090A JP H03233452 A JPH03233452 A JP H03233452A
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JP
Japan
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photosensitive material
processing
tank
roller
washing
Prior art date
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JP2301140A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hayashi
博司 林
Soichiro Yamamoto
壮一郎 山本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/631,700 priority patent/US5109246A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • G03D3/08Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光材料の処理装置に関するものであり、更
に詳しくは、迅速処理性に優れた高品質な感光材料を安
定に処理するための新規な感光材料処理装置に関する。
〔従来の技術〕
感光材料処理装置として、露光後の感光材料に対して現
像、漂白、定着、漂白定着、水洗、安定化及び乾燥等の
処理を行い、感光材料上に画像を形成する装置がある。
上記処理のうち水洗、安定化処理工程は洗浄工程とも呼
ばれる。通常、これらの処理は、露光後の感光材料を搬
送しながら各処理液中へ浸漬する過程からなっている。
最近の動向として、いずれの感光材料も処理の簡易化及
び迅速化が望まれているが、従来の処理液浸漬方式では
、簡易化(小型化)すれば全体の処理時間に対する浸漬
時間の比率が下がり実質の処理時間が減少するなどの障
害がある。
この欠点を補う手段として、洗浄装置(水洗装置)につ
いては、浸漬以外の手段としては、特開昭62−240
967号、同62−240969号公報に記載のように
、流下水により感光材料表面を洗浄する装置や、実開昭
50−947号、同51−147442号公報に記載の
ように、感光材料に洗浄水を吹き付けて水洗を行う装置
が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の処理では、迅速処理時に充分に性
能が発揮できず、その原因の一つは、感光材料表面に位
置する処理液が新鮮な処理液と交換が円滑にいかないた
めと推測できる。また、処理槽内に搬送経路を有するも
のは、処理槽内に搬送手段等が必要になるので装置が大
きくなってしまうことなどから好ましくない。
例えば、水洗工程を例に説明すると、漂白定着液が付着
した感光材料をそのまま乾燥すると、漂白定着液に含ま
れるチオ硫酸塩、チオ硫酸銀錯塩等の処理液成分が膜面
に結晶として析出したり、保存中に画像銀と処理液成分
が反応して画像が変色したり、退色したり、また処理液
に溶解されている銀錯塩が硫化銀になって汚染を生じた
りするので、感光材料表面や乳剤膜内部の処理液成分を
除去するために水洗処理及び安定化処理を行う。
感光材料を水洗水中に浸漬して水洗する方式においては
、感光材料を浸漬するための水洗水を多量に収容した水
洗槽内で感光材料を搬送するための搬送手段を必要とす
るので、搬送機構が複雑であり装置が大型になる。また
、感光材料を水洗水中に所定時間浸漬するので水洗時間
が長(なる。
また、特開昭63−216050号公報に記載の、スリ
ット状水洗槽内の水洗水中に感光材料を浸漬する装置は
、少量の水洗水で効率の良い水洗を行えるが、装置が複
雑で保守が難しい。
また、特開昭62−240967、同62−24096
9号公報に記載の、流下水により感光材料表面を洗浄す
る装置にあっては、水洗水の流下だけでは十分な水洗を
行うことができない。
更に、特開昭62−240970号公報に記載の、流下
水を実質的に多段供給する装置は、装置が大型かつ複雑
で保守が難しい。
更に、実開昭50−947号、同51−147442号
公報に記載の、感光材料に水洗水を吹きつけて水洗を行
う装置にあっては、水洗水の噴流だけでは十分な水洗を
行うことができない。
以上述べてきたことから明らかなように、本発明の目的
は高品質でしかも簡易で超迅速処理可能な感光材料の処
理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明等は鋭意研究を重ねた結果、下記(1)から(4
)の処理装置により、上記目的が達成できることを見出
し本発明に到った。
(1)処理液に一部浸漬され、処理液上方を搬送される
感光材料に処理液を供給する処理液汲み上げローラを備
え、該処理液汲み上げローラが感光材料搬送速度の絶対
値の1.5倍以上の周速度で回動することを特徴とする
感光材料処理装置。
(2)前記処理液は洗浄液であることを特徴とする前記
(1)に記載の感光材料処理装置。
(3)感光材料搬送速度と処理液汲上ローラの回転速度
との絶対値の比が60以上であることを特徴とする前記
(1)又は(2)に記載の感光材料処理装置。
(4)前記処理部が実質的に密閉されていることを特徴
とする前記(1)から(3)のいずれかに記載の感光材
料処理装置。
すなわち、処理液を担持可能な処理液汲み上げローラに
より感光材料表面に処理液を供給し、更に処理液汲み上
げローラが感光材料搬送速度の絶対値より速い周速度で
回動することにより、感光材料表面で処理液が迅速に交
換され、効率の良い処理を行うことができる。
例えば洗浄工程では、感光材料表面に付着していた処理
液成分が、迅速に交換される洗浄水により除去され、効
率の良い洗浄を行うことができる。
また現像工程では、感光材料乳剤面と接する現像液が新
鮮な現像液と迅速に交換され、現像の迅速化が可能であ
る。
このように、洗浄、現像などを始めとする処理工程の迅
速化を実現できる他、少量の処理液で効率良く処理を行
え、しかも構成要素が少ないので装置を簡略かつ小型に
構成することができ保守も容易である。
本発明における処理液汲み上げローラは、感光材料と実
質的に接していてもよく、また非処理時には感光材料と
接していないが、処理時には汲み上げた処理液を介して
感光材料と接する構成であってもよい。
汲み上げローラが処理液に一部浸漬されている状態とは
、処理装置の稼働を停止して処理液面が静止したときに
、液面が汲み上げローラを横切る状態である。
また、処理液汲み上げローラの回転方向は、感光材料搬
送方向と同一方向でもまた逆方向でもよいが、逆方向に
回動する方が感光材料表面で処理液が迅速に交換される
ので、処理効果が大きい。
汲み上げローラが感光材料搬送方向と同一方向に回転す
る場合、汲み上げローラが感光材料搬送機能を有してい
てもよい。また、汲み上げローラが感光材料搬送方向と
逆方向に回転する場合、搬送ローラ等の搬送手段を別に
設ける必要がある。
処理液汲み上げローラにより汲み上げられた処理液は、
感光材料との間に液溜まりを生じる。汲み上げローラの
回転方向が感光材料搬送方向と同じときには、感光材料
の搬送方向下流側に生じる処理液の液溜まり量が多くな
る。そのため、生じた処理液の液溜まりは感光材料表面
において滞留する。液溜まりは感光材料とともに移動し
がちであり処理後の感光材料からの処理液の切れが悪い
また、汲み上げローラの回転方向と感光材料搬送方向と
が逆であれば、感光材料の搬送方向上流側に生じる液溜
まりは感光材料搬送方向とその逆方向との2方向に力を
受ける。そして、汲み上げローラの回転速度は感光材料
搬送速度より極めて速いので、液溜まりは汲み上げロー
ラの回転方向に移動する傾向にある。したがって、処理
液の交換が極めて良く、更に処理後の感光材料からの処
理液の切れが良い。
したがって、感光材料表面に供給した処理液が迅速に交
換されるためには、処理液汲み上げローラは感光材料搬
送方向と逆方向に回転することが好ましい。
本発明において、処理液汲み上げローラの周速度は感光
材料の搬送速度の絶対値より速いのが特徴である。
乳剤等の液体の塗設方法等においては、液体に接したロ
ーラを感光材料と接触回転させて用いることが知られて
いるが、一般にこのようなローラは感光材料の搬送速度
とほぼ等しい周速度で回転駆動される。ローラの周速度
を感光材料の搬送速度より速くして回転すると、感光材
料表面に傷がつくことや、塗設精度が維持できないなど
の問題が予想されるので、ローラの周速度を感光材料搬
送速度より速くすることは実現には到っていない。
ところが、本発明を実施したところ、処理液汲み上げロ
ーラを感光材料搬送速度より高速度で回転させて処理を
行っても、感光材料表面には傷がまったく生じないこと
が判明した。これは、処理液汲み上げローラと感光材料
との間で処理液の膜が形成されしかも連続的かつ高速で
液の交換(流れ)があるためと考えられる。
このように、処理液汲み上げローラを高周速度で回転す
ることは、液の交換の点からも重要であり、従来の塗設
手段の考え方を延長しただけでは到達し得ない、全く新
規な方法である。
処理液汲み上げローラの周速度の絶対値は、感光材料搬
送速度の絶対値の少なくとも1.5倍以上であり、15
00倍の速度比までは本発明の効果が確認されている。
上記速度比は、好ましくは20〜1000倍、更に好ま
しくは30〜500倍、特に好ましくは60〜300倍
である。上記速度比は、処理液の飛沫が上がらない限度
内で高くすることができる。汲み上げローラの回転数は
、上記速度比と感光材料搬送速度とから設定される。
実際には、汲み上げローラの周速が150km/時まで
は本発明の効果が確認されている。
本発明に使用可能な処理液汲み上げローラの表面形状や
材質は特に限定されない。
処理液汲み上げローラとしては、例えば処理液を担持可
能にするために周面に凹部や凸部を有するローラや、吸
水性を有するローラがある。ローラ周面の凹部の深さ及
び凸部の高さは0,1〜5闘が実用性の点で好ましい。
また、処理液汲み上げローラとして、ワイヤーを螺旋状
に巻き付けたいわゆるマイヤーロッドを用いてもよく、
この場合ワイヤーの直径は1〜5fflfI+であるこ
とが好ましい。更にグラビヤ印刷用ローラ、平面ローラ
、スポンジローラを用いることもできる。更に、処理液
汲み上げ用の羽根等を設けたローラであってもよい。
本発明の実施に際しては、処理液の蒸発防止や酸化防止
のために処理液上方を密閉化することが好ましい。
汲み上げローラにより感光材料に処理液を供給すると、
処理液が空気と接する機会が多く、処理液の蒸発や酸化
が急速に進行し処理機能が低下する。特に迅速処理の水
洗工程は、迅速化のために洗浄液を高温度にすることが
多く、蒸発や酸化が促進される傾向にある。
汲み上げローうにより洗浄を行う場合、洗浄液の蒸発量
が多いと液面が急速に低下するので、液が十分に汲み上
げられず洗浄が不十分になるばかりか、感光材料に傷が
つくなどの問題がある。
これらを防止するために、処理液の上方を実質的に密閉
することが好ましい。処理液の蒸発及び酸化を防止する
ために、処理液が完全に空気と接しないようにすること
が好ましいが、完全に密閉されなくても実質的に密閉さ
れればよい。
密閉化の態様の一つとして、処理液の液面上で遮蔽する
形態がある。この手段を実施したところ、液面上の遮蔽
部材と処理液汲み上げローラの間隙が一定に保たれるの
で、処理液汲み上げローラへの処理液供給量を一定化で
き処理の安定性が向上することがわかった。
密閉は特に感光材料の搬入口と搬出口の密閉及び液表面
の開口度が重要であるが、実質的に密閉されているとは
、特開平2−84642号公報に記載されているように
、最大スリット幅でカラー現像液、漂白定着液、漂白液
、定着液及び安定化液では、1.5肋、洗浄液では2.
5mmである。
また、密閉された装置内部に窒素ガスやアルゴンガスな
どの不活性気体を封入してもよい。
本発明を洗浄処理に適用する場合、使用可能な洗浄液に
は、イオン交換水、水道水等があり、これらは防腐剤、
キレート剤、界面活性剤、pH緩衝剤、蛍光増白剤、防
黴剤及び硬膜剤等を含んでいてもよい。
また、感光材料においては乳剤面だけに洗浄液が供給さ
れることにより、その後の乾燥が容易である。
また、洗浄工程において、洗浄槽を複数配置して多段洗
浄処理を行う場合は、複数の槽のうち少なくとも1槽に
本発明の構成を適用することにより良好な洗浄を行うこ
とができる。更に、多段洗浄処理においては最後段槽に
洗浄液が補充され、後段槽からその前槽に順次洗浄液が
補充されるいわゆる対向流方式が好ましい。更に、最後
段槽への洗浄液補充量は、感光材料によりその前段槽か
ら持ち込まれる洗浄液の量の0.5〜3倍であることが
好ましい。更に、洗浄工程の時間は30秒以内であるこ
とが好ましい。
本発明を現像工程に使用する場合、通常使用している現
像液をそのまま使用することができる。
感光材料表面付近の現像液が高速に置換されるためか、
浸漬での現像処理よりも迅速化が可能である。また、乳
剤面のみの処理で済むので、乾燥過程の負担が少なくな
ったり、液の持ち出し量が減るので連続処理での性能が
低補充量でも安定化するなどの効果も見出された。
更に、本発明を漂白定着過程に使用した場合も、迅速処
理化や乾燥負荷の低下が可能である。また、漂白剤など
と次工程の洗浄過程への持込み量が減少するので、洗浄
過程を簡略化できる。
本発明における感光材料は、処理液を用いる感光材料で
あればよく、例えば印刷用、医療用及び一般用の黒白写
真感光材料や、カラーネガフィルム、カラー反転フィル
ム及びカラーペーパー等のカラー写真感光材料がある。
本発明の処理は、迅速性を活かしてカラープリントを処
理することができ、迅速化をより望まれるインテリジェ
ントカラーハードコピーの処理に適用することができる
特に、本発明をインテリジェントカラーハードコピーに
適用する態様では、レーザー(例えば半導体レーザー)
あるいは発光ダイオード等の高密度光を用いて走査露光
することが好ましい。
また、本発明は、本発明の実施態様及び特願平1−23
2590号明細書に記載されているようなカラー写真感
光材料を極めて短時間で洗浄処理する場合に、特に優れ
た洗浄効果を発揮する。
本発明に係わる感光材料に用いられるハロゲン化銀とし
ては、塩化銀、臭化銀、(沃)塩臭化銀、沃臭化銀など
を用いることができるが、特に迅速処理の目的には沃化
銀を実質的に含まない塩化銀含有率が90モル%以上、
更には95%以上、特に98%以上の塩臭化銀または塩
化銀乳剤の使用が好ましい。
本発明に係わる感光材料には、画像のシャープネス等を
向上させる目的で親水性コロイド層に、欧州特許EP0
.337.490A2号明細書の第27〜76頁に記載
の、処理により脱色可能な染料(なかでもオキソノール
系染料)を該感光材料の680nmに於ける光学反射濃
度が0.70以上になるように添加したり、支持体の耐
水性樹脂層中に2〜4価のアルコール類(例えばトリメ
チロールエタン)等で表面処理された酸化チタンを12
重量%以上(より好ましくは14重量%以上)含有させ
るのが好ましい。
また、本発明に係わる感光材料には、カプラーと共に欧
州特許EP0.277、589A2号明細書に記載のよ
うな色像保存性改良化合物を使用するのが好ましい。特
にピラゾロアゾールカプラーとの併用が好ましい。
即ち、発色現像処理後に残存する芳香族アミン系現像主
薬と化学結合して、化学的に不活性でかつ実質的に無色
の化合物を生成する化合物および/または発色現像処理
後に残存する芳香族アミン系発色現像主薬の酸化体と化
学結合して、化学的に不活性でかつ実質的に無色の化合
物を生成する化合物を同時または単独に用いることが、
例えば処理後の保存における膜中残存発色現像主薬ない
しその酸化体とカプラーの反応による発色色素生成によ
るスティン発生その他の副作用を防止する上で好ましい
また、本発明に係わる感光材料には、親水性コロイド層
中に繁殖して画像を劣化させる各種の黴や細菌を防ぐた
めに、特開昭63−271247号公報に記載のような
防黴剤を添加するのが好ましい。
また、本発明に係わる感光材料に用いられる支持体とし
ては、デイスプレィ用に白色ポリエステル系支持体また
は白色顔料を含む層がハロゲン化銀乳剤層を有する側の
支持体上に設けられた支持体を用いてもよい。更に鮮鋭
性を改良するために、アンチハレーション層を支持体の
ハロゲン化銀乳剤層塗布側または裏面に塗設するのが好
ましい。
特に反射光でも透過光でもデイスプレィが観賞できるよ
うに、支持体の透過濃度を0.35〜0゜8の範囲に設
定するのが好ましい。
本発明に係わる感光材料は可視光で露光されても赤外光
で露光されてもよい。露光方法としては低照度露光でも
高照度短時間露光でもよく、特に後者の場合には一画素
光りの露光時間が10−4秒より短いレーザー走査露光
方式が好ましい。
また、露光に際して、米国特許第4.880.726号
明細書に記載のバンド・ストップフィルターを用いるの
が好ましい。これによって光混色が取り除かれ、色再現
性が著しく向上する。
露光済みの感光材料はカラー現像処理が施されうるが、
迅速処理の目的からカラー現像の後、漂白定着処理する
のが好ましい。特に前記高塩化銀乳剤が用いられる場合
には、漂白定着液のpHは脱銀促進等の目的から約6.
5以下が好ましく、更に約6以下が好ましい。
本発明に係わる感光材料に適用されるハロゲン化銀乳剤
やその他の素材(添加剤など)および写真構成層(層配
置など)、並びにこの感光材料を処理するために適用さ
れる処理法や処理用添加剤としては、下記の特許公報、
特に欧州特許EP0,355.66OA2号(特願平1
−107011号)明細書に記載されているものが好ま
しく用いられる。
(以下余白) また、シアンカプラーとして、特開平2−33144号
公報に記載のジフェニルイミダゾール系シアンカプラー
の他に、欧州特許EP0.333.185A2号明細書
に記載の3−ヒドロキシピリジン系シアンカプラー(な
かでも具体例として列挙されたカプラー(42)の4当
量カプラーに塩素離脱基をもたせて2当量化したものや
、カプラー(6)や(9)が特に好ましい)や特開昭6
4−32260号公報に記載された環状活性メチレン系
シアンカプラー(なかでも具体例として列挙されたカプ
ラー例3.8.34が特に好ましい)の使用も好ましい
本発明に使用されるカラー写真感光材料は、カラー現像
、漂白定着、水洗処理(または安定化処理)が施される
のが好ましい。漂白と定着はl浴で行ってもよいし別浴
で行ってもよい。
本発明に使用されるカラー現像液中には、公知の芳香族
筒1級アミノカラー現像主薬を含有する。
好ましい例はp−フェニレンジアミン誘導体であり、代
表例を以下に示すがこれらに限定されるものではない。
−1 −3 −4 −6− 7− −9 N,N−ジエチル−p−フエニレンジ:ミン 4−アミノ−N,N−ジエチル−3−メチルアニリン 4−アくノーN−(βーヒドロキシェラル)−N−メチ
ルアニリン 4−アミノ−N−エチル−N−(β−とドロキジエチル
)アニリン 4−アミノ−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル
)−3−メチルアニリ〉4−アミノ−N−エチル−N−
(3−ヒドロキシプロピル)−3−メチルアニリン 4−アミノ−N−エチル−N−(4−ヒドロキシブチル
)−3−メチルアニリン4−アミノ−N−エチル−N−
(β−メタンスルホンアミドエチル)−3−メチルアニ
リン 4−アミノ−N,N−ジエチル−3− (β−ヒドロキシエチル)アニリン D−10  4−アミノ−N−エチル−N−(β−メト
キシエチル)−3メチル−アニリン D−11  4−アミノ−N−(β−エトキシエチル)
N−エチル−3−メチルアニリン D−12  4−アミノ−N−(3−カルバモイルプロ
ピル−N−n−プロピル−3−メチルアニリン D−13  4−アミノ−N−(4−カルバモイルブチ
ル−N−n−プロピル−3−メチルアニリン D−14  N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)
−3−ヒドロキシピロリジン D−15  N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)
−3−(ヒドロキシメチル)ピロリジンD−16  N
−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−3−ピロリジ
ンカルボキサミド 上記p−フェニレンジアミン誘導体のうち特に好ましく
は例示化合物D−5,D−6,D−7。
D−8及びD−12である。また、これらのp−フェニ
レンジアミン誘導体と硫酸塩、塩酸塩、亜硫酸塩、ナフ
タレンジスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などの塩
であってもよい。該芳香族第1級アミン現像主薬の使用
量は現像液11当たり好ましくは0.002モル〜0.
2モル、更に好ましくは0.005モル〜0.1モルで
ある。
本発明の実施にあたっては、実質的にベンジルアルコー
ルを含有しない現像液を使用することが好ましい。ここ
で実質的に含有しないとは、好ましくは2ml/l以下
、更に好ましくは0.5ml!71以下のヘンシルアル
コール濃度であり、最も好ましくは、ベンジルアルコー
ルを全く含有しないことである。
本発明に用いられる現像液は、亜硫酸イオンを実質的に
含有しないことがより好ましい。亜硫酸イオンは、現像
主薬の保恒剤としての機能と同時に、ハロゲン化銀溶解
作用及び現像主薬酸化体と反応し、色素形成効率を低下
させる作用を有する。
このような作用が、連続処理に伴う写真特性の変動の増
大の原因の1つと推定される。ここで実質的に含有しな
いとは、好ましくは3.0X10−3モル/l以下の亜
硫酸イオン濃度であり、最も好ましくは亜硫酸イオンを
全く含有しないことである。
但し、本発明においては、使用液に調液する前に現像主
薬が濃縮されている処理剤キットの酸化防止に用いられ
るごく少量の亜硫酸イオンは除外される。
本発明に用いられる現像液は亜硫酸イオンを実質的に含
有しないことが好ましいが、さらにヒドロキシルアミン
を実質的に含有しないことがより好ましい。これは、ヒ
ドロキシルアミンが現像液の保恒剤としての機能と同時
に自身が銀現像活性を持ち、ヒドロキシルアミンの濃度
の変動が写真特性に大きく影響すると考えられるためで
ある。
ここでいうヒドロキシルアミンを実質的に含有しないと
は、好ましくは5.0X10−’モル/l以下のヒドロ
キシルアミン濃度であり、最も好ましくはヒドロキシル
アミンを全く含有しないことである。
本発明に用いられる現像液は、前記ヒドロキシルアミン
や亜硫酸イオンに替えて有機保恒剤を含有することがよ
り好ましい。
ここで有機保恒剤とは、カラー写真感光材料の処理液へ
添加することで、芳香族第一級アミンカラー現像主薬の
劣化速度を減じる有機化合物全般を指す。即ち、カラー
現像主薬の空気などによる酸化を防止する機能を有する
有機化合物類であるが、中でも、ヒドロキシルアミン誘
導体(ヒドロキシルアミンを除く。以下同様)、ヒドロ
キサム酸類、ヒドラジン類、ヒドラジド類、フェノール
類、α−ヒドロキシケトン類、α−アミノケトン類、P
i類、モノア5ン類、ジアミン類、ポリアミン類、四級
アンモニウム塩類、ニトロキシラジカル類、アルコール
類、オキシム類、ジアミド化合物類、縮環式アミン類な
どが特に有効な有機保恒剤である。これらは、特開昭6
3−4235号、同63−30845号、同63−21
647号、同63−44655号、同63−53551
号、同63−43140号、同63−56654号、同
63−58346号、同63−43138号、同63−
146041号、同63−44657号、同63−44
656号、米国特許第3,615,503号、同2.4
94.903号、特開昭52−143020号、特公昭
48−30496号などの各公報又は明細書に開示され
ている。
その他保恒剤として、特開昭57−44148号及び同
57−53749号公報に記載の各種金属類、特開昭5
9180588号公報に記載のサリチル酸類、特開昭5
43532号公報に記載のアルカノールアミン類、特開
昭56−94349号公報に記載のポリエチレンイミン
類、米国特許第3,746,544号明細書等に記載の
芳香族ポリヒドロキシ化合物等を必要に応じて含有して
モ良い。特にトリエタノールアミンのようなアルカノ−
ルアごン類、ジエチルヒドロキシルアミンのようなジア
ルキルヒドロキシルアミン、ヒドラジン誘導体あるいは
芳香族ポリヒドロキシ化合物の添加が好ましい。
前記の有機保恒剤のなかでもヒドロキシルアミン誘導体
やヒドラジン誘導体(ヒドラジン類やヒドラジド類)が
特に好ましく、その詳細については、特開平1−979
53号、同1−186939号、同1−186940号
、同1−187557号公報などに記載されている。
また前記のヒドロキシルアミン誘導体またはヒドラジン
誘導体とアくン類を併用して使用することが、カラー現
像液の安定性の向上、しいては連続処理時の安定性向上
の点でより好ましい。
前記のアミン類としては、特開昭63−239447号
公報に記載されたような環状アミン類や特開昭63−1
28340号公報に記載されたようなアミン類やその他
特開平1−186939号や同1−187557号公報
に記載されたようなアミン類が挙げられる。
本発明においてカラー現像液中に塩素イオンを3.5 
Xl0−”〜1.5 Xl0−’モル/l含有すること
が好ましい。特に好ましくは、4X10−”〜lXl0
−’モル/lである。塩素イオン濃度が1.5X10−
’〜10−1モル/lより多いと、現像を遅らせるとい
う欠点を有し、迅速で最大濃度が高いという本発明の目
的を達成する上で好ましくない。また、3.5XIO−
2モル/1未満では、カブリを防止する上で好ましくな
い。
本発明において、カラー現像液中に臭素イオンを3.0
X10−5モル/l−1,OX 10−’モル/l含有
することが好ましい。より好ましくは、5.0×10−
5〜5X10−’モル/I!、である。臭素イオン濃度
がI Xl0−3モル/I!、より多い場合、現像を遅
らせ、最大濃度及び感度が低下し、3.0X10−5モ
ル/E未満である場合、カブリを十分に防止することが
できない。
ここで塩素イオン及び臭素イオンは現像液中に直接添加
されてもよく、現像処理中に感光材料から現像液に溶出
してもよい。
カラー現像液に直接添加される場合、塩素イオン供給物
質として、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アンモ
ニウム、塩化リチウム、塩化ニッケル、塩化マグネシウ
ム、塩化マンガン、塩化カルシウム、塩化カドミウムが
挙げられるが、そのうち好ましいものは塩化ナトリウム
、塩化カリウムである。
また、現像液中に添加されている蛍光増白剤から供給さ
れてもよい。
臭素イオンの供給物質として、臭化ナトリウム、臭化カ
リウム、臭化アンモニウム、臭化リチウム、臭化カルシ
ウム、臭化マグネシウム、臭化マンガン、臭化ニッケル
、臭化カドミウム、臭化セリウム、臭化グリシルが挙げ
られるが、そのうち好ましいものは臭化カリウム、臭化
ナトリウムである。
現像処理中に感光材料から溶出する場合、塩素イオンや
臭素イオンは共に乳剤から供給されてもよく、乳剤以外
から供給されても良い。
本発明に使用されるカラー現像液は、好ましくはpH9
〜12、より好ましくは9〜11.0であり、そのカラ
ー現像液には、その他に既知の現像液成分の化合物を含
ませることができる。
上記pHを保持するためには、各種緩衝剤を用いるのが
好ましい。緩衝剤としては、炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸
塩、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、グリシル塩、
N、N−ジメチルグリシン塩、ロイシン塩、ノルロイシ
ン塩、グアニン塩、3゜4−ジヒドロキシフェニルアラ
ニン塩、アラニン塩、アミノ酪酸塩、2−アミノ−2−
メチル−1゜3−プロパンジオール塩、バリン塩、プロ
リン塩、トリスヒドロキシアくツメタン塩、リシン塩な
どを用いることができる。特に炭酸塩、リン酸塩、四ホ
ウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩は、溶解性、pH9,0
以上の高pHjI域での緩衝能に優れ、カラー現像液に
添加しても写真性能面への照影9(カブリなど)がなく
、安価であるといった利点を有し、これらの緩衝剤を用
いることが特に好ましい。
これらの緩衝剤の具体例としては、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、リン
酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸二ナトリウ
ム、リン酸二カリウム、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリ
ウム、四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)、四ホウ酸カリウ
ム、0−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム(サリチル酸ナ
トリウム)、0−ヒドロキシ安息香酸カリウム、5−ス
ルホ−2−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム(5スルホサ
リチル酸ナトリウム)、5−スルホ−2ヒドロキシ安息
香酸カリウム(5−スルホサリチル酸カリウム)などを
挙げることができる。しかしながら本発明は、これらの
化合物に限定されるものではない。
該緩衝剤のカラー現像液への添加量は、0.1モル/1
以上であることが好ましく、特に0.1モル/i!、〜
0.4モル/lであることが特に好ましい。
その他、カラー現像液中にはカルシウムやマグネシウム
の沈澱防止剤として、あるいはカラー現像液の安定性向
上のために、各種キレート剤を用いることができる。例
えば、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、
エチレンシアごン四酢酸、N、N、N−トリメチレンホ
スホン酸、エチレンジアミン−N、N、N’ 、N’ 
−テトラメチレンスルホン酸、トランスシロヘキサンジ
アミン四酢酸、1,2−ジアミノプロパン四酢酸、グリ
コールエーテルジアミン四酢酸、エチレンジアミンオル
トヒドロキシフェニル酢酸、2−ホスホノブタン−1,
2,4−トリカルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−
1,1−ジホスホン酸、N。
N′−ビス(2−ヒドロキシヘンシル)エチレンジアミ
ン−N、N’ −ジ酢酸等が挙げられる。
これらのキレート剤は必要に応じて2種以上併用しても
良い。
これらのキレート剤の添加量はカラー現像液中の金属イ
オンを封鎖するのに充分な量であれば良い。例えば11
当り0.1g〜10g程度である。
カラー現像液には、必要により任意の現像促進剤を添加
できる。
現像促進剤としては、特公昭37−16088号、同3
75987号、同38−7826号、同44−1238
0号、同459019号及び米国特許第3,813,2
47号等の各公報又は明細書に表わされるチオエーテル
系化合物、特開昭52−49829号及び同50−15
554号公報に表わされるp−フェニレンジアミン系化
合物、特開昭50137726号、特公昭44−300
74号、特開昭56−156826号及び同52−43
429号公報等に表わされる4級アンモニウム塩類、米
国特許第2,494,903号、同3,128.1.8
2号、同4,230,796号、同3,253,919
号、特公昭41−11/131号、米国特許第2.48
2.546号、同2゜596、926号及び同3,58
2,346号等の各公報又は明細書に記載のアミン系化
合物、特公昭37−16088号、同42−25201
号、米国特許第3.128.183号、特公昭41−1
1431号、同42−23883号及び米国特許第3,
532゜501号等の各公報又は明細書に表わされるポ
リアルキレンオキサイド、その他1−フェニルー3ピラ
ゾリドン類、イミダゾール類、等を必要に応じて添加す
ることができる。
本発明においては、必要に応じて、任意のカブリ防止剤
を添加できる。カブリ防止剤としては、塩化ナトリウム
、臭化カリウム、沃化カリウムの如きアルカリ金属ハロ
ゲン化物及び有機カブリ防止剤が使用できる。有機カブ
リ防止剤としては、例えばベンゾトリアゾール、6−ニ
ドロベンズイ旦ダゾール、5−ニトロイソインダゾール
、5メチルベンヅトリアヅール、5−ニトロベンゾトリ
アヅール、5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−チア
ゾリル−ベンズイミダゾール、2−チアゾリルメチル−
ベンズイミダゾール、インダゾール、ヒドロキシアザイ
ンドリジン、アデニンの如き含窒素へテロ環化合物を代
表例としてあげることができる。
本発明に適用されうるカラー現像液には、蛍光増白剤を
含有するのが好ましい。蛍光増白剤としては、4.4′
−ジアミノ−2,2′−ジスルホスチルベン系化合物が
好ましい。添加量は0〜5g/42好ましくは0.1g
〜4/2である。
又、必要に応してアルキルスルホン酸、アリールスルホ
ン酸、脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸等の各種界
面活性剤を添加しても良い。
本発明に適用されうるカラー現像液の処理温度は30〜
50°C好ましくは35〜50°Cである。処理時間は
5秒〜30秒、好ましくは5秒〜20秒、更に好ましく
は5〜15秒である。補充量は少ない方が好ましいが、
感光材料1M当たり20〜600蔵が適当であり、好ま
しくは30〜100m1である。
補充量を低減する場合には処理槽の空気との接触面積を
小さくすることによって液の蒸発、空気酸化を防止する
ことが好ましい。処理槽での写真処理液と空気との接触
面積は、以下に定義する開口率で表すことができる。即
ち、 開口率=処理液と空気との接触面積(d)/処理液の容
量(Cボ) 上記開口率は、0.1以下であることが好ましく、より
好ましくは0.001〜0.05である。
このように開口率を低減させる方法としては、処理槽の
写真処理液面に浮き蓋等の遮蔽物を設ける他に、特開平
1−82033号公報に記載された可動蓋を用いる方法
、特開昭63−216050号公報に記載されたスリッ
ト現像処理方法等を挙げることができる。
開口率を低減させることは、発色現像及び黒白現像の両
工程のみならず、後続の諸工程、例えば、漂白、漂白定
着、定着、水洗、安定化等のすべての工程において適用
することが好ましい。
また現像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用い
ることにより補充量を低減することもできる。
次に本発明に適用されうる脱銀工程について説明する。
脱銀工程は、一般には、漂白工程一定着工程、定着工程
−漂白定着工程、漂白工程−漂白定着工程、漂白定着工
程等いかなる工程を用いても良い。
以下に本発明に適用されうる漂白液、漂白定着液及び定
着液を説明する。
漂白液又は漂白定着液において用いられる漂白剤として
は、いかなる漂白剤も用いることができるが、特に鉄(
1)の有機錯塩(例えばエチレンシア嵩ン四酢酸、ジエ
チレントリア稟ン五酢酸などのアミノポリカルボン酸類
、アミノポリホスホン酸、ホスホノカルボン酸および有
機ホスホン酸なとの錯塩)もしくはクエン酸、酒石酸、
リンゴ酸などの有機酸;過硫酸塩;過酸化水素などが好
ましい。
これらのうち、鉄(II[)の有機錯塩は迅速処理と環
境汚染防止の観点から特に好ましい。鉄(III)の有
機錯塩を形成するために有用なアミノポリカルボン酸、
アミノポリホスホン酸、もしくは有機ホスホン酸または
それらの塩を列挙すると、エチレンシア旦ン四酢酸、ジ
エチレントリアミン五酢酸、1.3−ジアミノプロパン
四酢酸、プロピレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、
シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイξノニ酢酸、
イミノニ酢酸、グリコールエーテルシアくン四酢酸、な
どを挙げることができる。これらの化合物はナトリウム
、カリウム、チリウム又はアンモニウム塩のいずれでも
良い。これらの化合物の中で、エチレンジアミン四酢酸
、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミ
ン四酢酸、l、3−ジアミノプロパン四酢酸、メチルイ
ミノニ酢酸の鉄(III)錯塩が漂白刃が高いことから
好ましい。
これらの第2鉄イオン錯塩は錯塩の形で使用しても良い
し、第2鉄塩、例えば硫酸第2鉄、塩化第2鉄、硝酸第
2鉄、硫酸第2鉄アンモニウム、燐酸第2鉄などとアミ
ノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、ホスホノカ
ルボン酸などのキレート剤とを用いて溶液中で第2鉄イ
オン錯塩を形成させてもよい。また、キレート剤を第2
鉄イオン錯塩を形成する以上に過剰に用いてもよい。鉄
錯体のなかでもアミノポリカルボン酸鉄錯体が好ましく
、その添加量は0.01〜1.0モル/l、好ましくは
0.05〜0.50モル/lである。
漂白液、漂白定着液及び/またはこれらの前浴には、漂
白促進剤として種々の化合物を用いることができる。例
えば、米国特許第3,893,858号明細書、ドイツ
特許第1,290.812号明細書、特開昭53−95
630号公報、リサーチディスクロージャー第1712
9号(1978年7月号)に記載のメルカプト基または
ジスルフィド結合を有する化合物や、特公昭45−85
06号、特開昭52−20832号、同53−3273
5号、米国特許3,706,561号等に記載のチオ尿
素系化合物、あるいは沃素、臭素イオン等のハロゲン化
物が漂白刃に優れる点で好ましい。
その他、本発明に適用されうる漂白液又は漂白定着液に
は、臭化物(例えば、臭化カリウム、臭化ナトリウム、
臭化アンモニウム)または塩化物(例えば、塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム)または沃化物
(例えば、沃化アンモニウム)等の再ハロゲン化剤を含
むことができる。所望に応じ硼砂、メタ硼酸ナトリウム
、酢酸、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、亜燐酸、燐酸、燐酸ナトリウム、クエン酸、クエン
酸ナトリウム、酒石酸などのpH緩衝能を有する1種類
以上の無機酸、有機酸およびこれらのアルカリ金属また
はアンモニウム塩または、硝酸アンモニウム、グアニジ
ンなどの腐蝕防止剤などを添加することができる。
漂白定着液又は定着液に使用される定着剤は、公知の定
着剤、即ちチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウム
などのチオ硫酸塩;チオシアン酸ナトリウム、チオシア
ン酸アンモニウムなどのチオシアン酸塩;エチレンビス
チオグリコール酸、3.6−シチアー1.8−オクタン
ジオールなどのチオエーテル化合物およびチオ尿素類な
どの水溶性のハロゲン化銀溶解剤であり、これらを1種
あるいは2種以上混合して使用することができる。
また、特開昭55−155354号公報に記載された定
着剤と多量の沃化カリウムの如きハロゲン化物などの組
み合わせからなる特殊な漂白定着液等も用いることがで
きる。本発明においては、チオ硫酸塩特にチオ硫酸アン
モニウム塩の使用が好ましい。
11あたりの定着剤の量は、0.2〜2モルが好ましく
、更に好ましくは0.3〜1.0モルの範囲である。漂
白定着液又は定着液のpH領域は、3〜9が好ましく、
更には4〜8が特に好ましい。
又、漂白定着液には、その他各種の蛍光増白剤や消泡剤
あるいは界面活性剤、ポリビニルピロリドン、メタノー
ル等の有機溶媒を含有させることができる。
漂白定着液や定着液は、保恒剤として亜硫酸塩(例えば
、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニ
ウム、など)、重亜硫酸塩(例えば、重亜硫酸アンモニ
ウム、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウム、など)
、メタ重亜硫酸塩(例えば、メタ重亜硫酸カリウム、メ
タ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸アンモニウム、な
ど)等の亜硫酸イオン放出化合物を含有するのが好まし
い。
これらの化合物は亜硫酸イオンに換算して約0.02〜
1.0モル/l含有させることが好ましく、更に好まし
くは0.04〜0.6モル/lである。
保恒剤としては、亜硫酸塩の添加が一般的であるが、そ
の他、アスコルビン酸や、カルボニル重亜硫酸付加物、
あるいは、カルボニル化合物等を添加しても良い。
更には緩衝剤、蛍光増白剤、キレート剤、消泡剤、防カ
ビ剤等を所望に応じて添加しても良い。
定着又は漂白定着等の脱銀処理後、水洗及び/又は安定
化処理をするのが一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)や用途、水洗水温、水洗タンク
の数(段数)、その他種々の条件によって広範囲に設定
し得る。このうち、多段向流方式における水洗タンク数
と水量の関係は、ジャーナル・オブ・ザ・ソサエティ・
オブ・モーション・ピクチャー・アンド・テレヴィジョ
ン・エンジニアズ(Journal of the 5
ociety of MotionPicture a
nd Te1evision Engineers)第
64巻、p、248〜253 (1955年5月号)に
記載の方法で、もとめることができる。通常多段向流方
式における段数は2〜6が好ましく、特に2〜5が好ま
しい。
多段向流方式によれば、水洗水量を大巾に減少でき、例
えば感光材料1rrr当たり500 d以下が可能であ
り、本発明の効果が顕著であるが、タンク内での水の滞
留時間増加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊
物が感光材料に付着する等の問題が生じる。この様な問
題の解決策として、特M昭62−288838号公報に
記載のカルシウム、マグネシウムを低減させる方法を、
極めて有効に用いることができる。また、特開昭57−
8542号公報に記載イソチアゾロン化合物やサイアベ
ンダゾール類、同61−120145号公報に記載の塩
素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤、特
開昭61−267761号公報に記載のベンゾトリアゾ
ール、銅イオンその他堀口博著「防菌防黴の化学J  
(1986年)三共出版、衛生技術全編「微生物の滅菌
、殺菌、防黴技術J  (1982年)工業技術会、日
本防菌防黴学会編「防菌防黴剤事典J  (1986年
)、に記載の殺菌剤を用いることもできる。
更に、水洗水には、水切り剤として界面活性剤や、硬水
軟化剤としてEDTAに代表されるキレート剤を用いる
ことができる。
以上の水洗工程に続くか、又は水洗工程を経ずに直接安
定液で処理することも出来る。安定液には、画像安定化
機能を有する化合物が添加され、例えばホルマリンに代
表されるアルデヒド化合物や、色素安定化に適した膜p
Hに調製するための緩衝剤や、アンモニウム化合物があ
げられる。又、液中でのハタテリアの繁殖防止や処理後
の感光材料に防黴性を付与するため、前記した各種殺菌
剤や防黴剤を用いることができる。
更に、界面活性剤、蛍光増白剤、硬膜剤を加えることも
できる。本発明の感光材料の処理において、安定化が水
洗工程を経ることなく直接行われる場合、特開昭57−
8543号、同58−14834号、同6022034
5号公報等に記載の公知の方法を、すべて用いることが
できる。
その他、1−ヒドロキシエチリデン−1,1ジホスホン
酸、エチレンジアミン四メチレンホスホン酸等のキレー
ト剤、マグネシウムやビスマス化合物を用いることも好
ましい態様である。
脱銀処理後に用いられる水洗液又は安定化液としていわ
ゆるリンス液も同様に用いられる。
水洗工程又は安定化工程の好ましいpHは4〜10であ
り、更に好ましくは5〜8である。温度は感光材料の用
途・特性等で種々設定し得るが、般には20°C〜50
°C1好ましくは25°C〜45°Cである。
時間は任意に設定できるが短い方が処理時間の低減の見
地から望ましい。好ましくは10秒〜60秒、更に好ま
しくは15秒〜45秒である。補充量は、少ない方がラ
ンニングコスト、排出量減、取扱い性等の観点で好まし
い。
具体的な好ましい補充量は、感光材料単位面積あたり前
浴からの持込み量の0.5倍〜50倍、好ましくは3倍
〜40倍である。または感光材料1ボ当たり500 m
l以下、好ましくは300成以下である。また補充は連
続的に行っても間欠的に行ってもよい。
水洗及び/又は安定化工程に用いた液は、更に、前工程
に用いることもできる。この例として多段向流方式によ
って削減して水洗水のオーバーフローを、その前浴の漂
白定着浴に流入させ、漂白定着浴には濃縮液を補充して
、廃液量を減らすことが挙げられる。
(以下余白) 〔実施態様〕 以下、添付図面を参照して本発明の一実施態様を説明す
る。ただし本発明は本実施態様のみに限定されない。
第1図は本発明が適用された銀塩写真式カラーペーパー
処理装置である。本処理装置はポジ原稿に基づいて露光
されたウェブ状カラーペーパーを現像、漂白定着、水洗
した後に乾燥して、カラーペーパー上に画像を形成する
ものである。本処理装置により処理されるカラーペーパ
ー(以下、感光材料という)は、95モル%以上の塩化
銀を含有するハロゲン化銀乳剤を支持体上に少なくとも
1履行するカラー写真感光材料であり、芳香族第1級ア
ミン発色現像主薬を含有する発色現像液により発色現像
される。
処理装置本体2には現像槽4、漂白定着槽6、水洗部8
、乾燥部10が連続して設けられ、露光後の感光材料1
2は、現像、漂白定着、水洗後に乾燥部10において乾
燥されて本体2から搬出される。
現像槽4及び漂白定着槽6は、槽内の現像液及び漂白定
着液と外気との接触面積を最小にするための浮きIf1
4を備えている。浮き114は感光材料12が挿通する
ための通路16が形成されており、この通路は液面シャ
ッタ18で適宜開閉されるようになっている。第1図は
、現像槽4の搬入通路及び漂白定着槽6からの搬出通路
がシャッタ18により閉しられ、現像槽4の搬出通路及
び漂白定着槽6の搬入通路が開いている状態である。
また、現像槽4及び漂白定着槽6の下方には、現像槽4
及び漂白定着槽6内にそれぞれ現像補充液、漂白定着補
充液を補充するためのタンク20.22が設けられてい
る。タンク20.22内の補充液は、ポンプ24.26
及び配管28.30により現像槽4及び漂白定着槽6に
適宜補充される。
現像槽4及び漂白定着槽6には、現像液及び漂白定着液
内に感光材料12を浸漬して挟持搬送するための搬送ロ
ーラ対32が設けられている。
水洗部8は6槽の水洗槽8a〜8rが配置され、各種は
カスケード配管されており、最後段槽から最前段槽に向
かって順次水洗水の清浄度が低くなっている。
最前段槽8a及び最後段槽8fには感光材料12を水洗
水に浸漬して搬送する搬送ローラ36が設けられている
。また、中間槽8b〜8eには、感光材料12を水平に
搬送する搬送ローラ36及び感光材料12の乳剤面(図
中下方)に槽内の水洗水を供給するための汲み上げロー
ラ34が配設されている。また、水洗部8の下方には、
最後段槽に水洗水を補充するためのタンク38が設けら
れている。タンク38内の補充液は、ポンプ40及び配
管42により最後段槽に補充されるとともに、搬送ロー
ラ32に供給されて搬送ローラ32の周面を洗浄する。
乾燥部10の感光材料搬入口48の近傍には感光材料1
2の支持体に接する加熱ローラ50及び乳剤面に接する
吸水性ローラ52が配置されている。また、吸水性ロー
ラ52及び加熱ローラ50の下流には、感光材料12を
搬送する搬送ローラ5456が設けられている。更に、
乾燥部10には、隣接するローラ間から感光材料12の
乳剤面に熱風を供給するためのダクト58が設けられて
いる。
第2図は水洗部8の概略断面図である。
各水洗槽8a〜8fはカスケード配管されており、水洗
水の補充用新液は最後段槽8fに適宜補充される。更に
、最後段槽8fからその前段槽8eに水が補充供給され
、同様に後段槽から前段槽に順次水が供給されるように
なっている。そして最前段槽8aのオーバーフロー口9
2からオーバーフローした水洗水は廃液タンク等に回収
される。
したがって、感光材料搬送方向に向かって水洗水の清浄
度が高くなっている。最後段槽8fへの水洗水補充量は
、感光材料12によりその前段槽8eから持ち込まれる
洗浄液の量の0.5〜3倍であることが好ましい。
感光材料■2は、最前段槽8aと最後段槽8fにおいて
は搬送ローラ36により水洗水中を1最送され、中間槽
8b〜8eにおいては搬送ローラ36により槽上を水平
に挟持搬送され、搬送ローラ36間では上ガイド部材7
0及び下ガイド部材72により案内される。汲み上げロ
ーラ34は水洗水中に一部浸漬され周面が感光材料12
に実質的に接触している。搬送ローラ36はゴムローラ
が好ましい。汲み上げローラ34は水洗水を担持して汲
み上げ可能に形成されており、周面に凹凸を有するロー
ラ、マイヤーロッド、グラビヤ印刷用ローラ、スポンジ
ローラ等を用いる。汲み上げローラ34が周面に凹凸を
有するローラである場合、凹部の深さ及び凸部の高さは
0.1〜5 mmが実用性の点で好ましい。また、汲み
上げローラ34がマイヤーロッドの場合、ワイヤーの直
径は1〜5肋であることが好ましい。
また汲み上げローラ34は図示しない駆動手段により感
光材料搬送方向(正転方向)と逆転方向とに回動可能で
ある。
第3図は汲み上げローラ近傍の拡大断面図である。
感光材料12は矢印Aで示す方向に速度υ、で搬送され
る。汲み上げローラ34は感光材料12の乳剤面に実質
的に接触し、例えば矢印Bで示す逆転方向に回動するこ
とにより水洗水を担持して汲み上げる。ここで汲み上げ
ローラ34の周速度υ2は感光材料搬送速度υ1の絶対
値の1.5倍以上であり、好ましくは20〜1000倍
、更に好ましくは30〜500倍、更に好ましくは60
〜300倍である。
汲み上げローラ34により汲み上げられた水洗水は感光
材料12に供給され、しかも感光材料12と摺接する汲
み上げローラ34が感光材料12の表面に付着した処理
液成分を掻き取るので、感光材料表面に付着していた処
理液成分は水洗水とともに槽内に落下する。また感光材
料12の乳剤膜中に含まれていた処理液成分も水洗水と
の接触により水洗水中に溶出し、水洗水とともに槽内に
落下する。したがって、短時間で効率の良い洗浄を行う
ことができる。
感光材料12が汲み上げローラ34に達するまでは、汲
み上げローラ34は停止していることが好ましい。そし
て、感光材料12が汲み上げローラ34に達したときに
、汲み上げローラ34を逆転方向に駆動して洗浄を行う
。なお、汲み上げローラ34の回動方向は常時逆転方向
に限らず、汲み上げローラ34を逆転方向に所定時間回
動した後、正転方向に回動してもよい。また、感光材料
12が汲み上げローラ34に達したときから、汲み上げ
ローラ34を正転方向に回動してもよい。
更に、汲み上げローラ34を正転方向に所定時間回動じ
た後、逆転方向に回動してもよい。
また、汲み上げローラ34と感光材料12との摺接によ
り感光材料12に擦過傷が生じないように、汲み上げロ
ーラ34の感光材料12に対する接触圧力は調整される
また、汲み上げローラ34は感光材料12に接していな
くてもよい。汲み上げローラ34が感光材料12かられ
ずかに離間する位置にあっても、汲み上げローラ34が
回転すると、水洗水が周面に担持されて感光材料12に
供給される。汲み上げローラ34が感光材料12から離
間していても、汲み上げローラ34と感光材料12との
間にビードが形成されれば、感光材料12に水洗水を供
給することができる。
また、汲み上げローラ34は水洗水を汲み上げることが
できる程度に水洗水に一部浸漬していればよく、水洗水
中に完全に没しない程度に浸漬される。
なお、本実施態様において水洗部8の中間槽8b〜8e
は感光材料12の乳剤面だけを洗浄する構成であるが、
最前段槽8aと最後段槽8rにおいて感光材料12を水
洗水に浸漬して洗浄を行うので、感光材料12の支持体
面も洗浄することができる。このすべての水洗工程の時
間は30秒以内であることが好ましい。
このように、複数の水洗槽をカスケード配管して設け、
少なくとも1つの水洗槽では感光材料12を水洗水に浸
漬して搬送することにより、感光材料12の乳剤面及び
支持体面を洗浄することができる。しかし、感光材料1
2の乳剤面だけを洗浄するためには、特に浸漬方式の水
洗槽を設ける必要はない。
また、上記実施態様は汲み上げローラ34を備えた複数
の水洗槽8b〜8eを有する構成であるが、1つの水洗
槽だけでも有効である。
更に、各水洗槽8b〜8eにおける汲み上げローラ34
の数は1つに限定されず、各水洗槽8b〜8eに複数の
汲み上げローラ34を設けてもよい 第4図及び第5図は水洗槽の変形例の断面図である。
第4図に示す水洗槽8gは感光材料12を水平に搬送せ
ず、搬送ローラ36及びガイド部材130により感光材
料12を水面に向けて下降した後に上昇するように案内
して搬送する。汲み上げローラ34は、搬送される感光
材料12の搬送反転部すなわち最下位置で感光材料12
に接するように、水洗水に一部浸漬されて設けられる。
汲み上げローラ34は回動することにより感光材料12
に水洗水を供給し、水洗水が感光材料12の表面で迅速
に交換されることにより水洗処理が行われる。
感光材料12を洗浄した後の水の一部は感光材料12に
付着して搬送されるが、付着した水は感光材料12が上
方に向けて搬送されるときに流下するので、水洗水が次
の槽に持ち込まれるのを防止することができる。汲み上
げローラ34の回動方向は正転、逆転のいずれでもよい
第5図に示す水洗槽8hは、搬送ローラ36及びガイド
部材130により感光材料12を水面に向けて下降した
後に上昇するように案内して搬送する。2つの汲み上げ
ローラ34a、34bは搬送反転部で感光材料12に接
するように、水洗水に一部浸漬されて設けられる。汲み
上げローラ34a、34bの回動方向は正転、逆転のい
ずれでもよいが、上流側の汲み上げローラ34aを正転
させ、下流側の汲み上げローラ34bを逆転させること
により、感光材料12を洗浄した水洗水は最下部方向に
流下するので、水洗水が次の槽に持ち込まれるのを防止
することができる。
次に、処理装置の変形例について説明する。
第6図は水洗槽の変形例の断面図であり、各水洗槽に汲
み上げローラ34とスクイズローラ132とを設けたも
のである。各水洗槽において、汲み上げローラ34が感
光材料搬送速度に比べて高速で極めて回動することによ
り、感光材料12の膜面上で水洗水が迅速に交換される
。また、感光材料12に付着した水洗水がスクイズロー
ラ132により除去されることにより、膜中から水洗水
中に溶出した処理液成分が確実に除去される。また、同
一槽内で汲み上げローラ34の下流にスクイズローラ1
32を設けることにより、汚れた水洗水が後の槽へ混入
することはない。
第7図は水洗槽の他の変形例の断面図であり、第6図に
示す構成と類似しているが、水洗槽がカスケード式に設
けられている点で異なる。各水洗槽には汲み上げローラ
34とスクイズローラ132が設けられており、水洗水
は汲み上げローラ34により感光材料12へ供給された
後、スクイズローラ132により感光材料12から除去
されるようになっている。そして、最後段槽へ新鮮な水
洗水が補充され、後段槽からのオーバーフロー液は順次
前段槽へ供給されるようになっている。したがって、水
洗水の清浄度は後段槽はど高い。後段槽から前段槽へ水
洗水がオーバーフローし易いように、後段槽内の液面は
前段槽内の液面より高く設定され、感光材料12はわず
かに上昇しながら搬送される。
第8図は水洗槽の変形例の断面図であり、感光材料12
は汲み上げローラ34の周面に沿って円弧状に搬送され
る。感光材料12の汲み上げローラ34に対する巻付は
角度が大きいほど、感光材料12と汲み上げローラ34
との間に多量の処理液を担持できるので、迅速かつ良好
な処理を行うことができる。感光材料12へ供給された
水洗水はスクイズローラ132により同様に除去される
第9図は水洗槽の他の変形例の断面図であり、一つの処
理槽内に2つの汲み上げローラ34を設けてあり、感光
材料搬送方向下流側の汲み上げローラ34の下流にはス
クイズローラ132を設けである。
第10図は水洗槽の他の変形例の断面図であり、処理槽
内に多数の汲み上げローラ34を連設した構成を表す。
最下流の汲み上げローラ34の下流にはスクイズローラ
132を設けである。
上記各変形例は水洗槽に関するが、各変形態様は他の処
理槽すなわち現像槽、漂白定着槽等にも適用可能である
第11図は処理装置全体の断面図であり、現像槽4、漂
白定着槽6、水洗槽8にそれぞれ汲み上げローラ343
びスクイズローラ132を設けた構成である。現像槽4
及び漂白定着槽6には各2つの汲み上げローラ34を設
けである。
第12図は処理装置の他の変形例の断面図であり、第1
図に示す構成と類似しているが、現像槽4及び漂白定着
槽6に対する水洗槽8の深さが異なり、また水洗槽8に
おいては浸漬工程が省略されている。水洗槽8において
は、汲み上げローラ34により感光材料12に水洗水を
供給するだけでも、感光材料12を良好に洗浄すること
ができる。
第13図は処理装置の他の変形例の断面図であり、第1
2図に示す構成と類似している。水洗槽は4槽設けられ
、水洗槽8に逆浸透膜134を設け、水洗水を逆浸透す
ることにより、水洗水中の不要成分(特に定着及び漂白
定着成分)が除去され、感光材料に与える悪影響を低減
することができる。第3水洗槽内の水はポンプ142に
より逆浸透膜134に圧送され、逆浸透膜134を透過
した透過水は第4水洗槽に供給され、逆浸透膜134を
透過しなかっら濃縮水は第3水洗槽に戻されるようにな
っている。
なお、上述の各スクイズローラ132に代えて、スクイ
ズブレード等を設けてもよく、感光材料12に供給され
た処理液の除去手段の構成は特に限定されない。
第14図は汲み上げローラ34の具体的な形状を表す。
(a)はローラ周面に円周方向に沿った溝136を有す
る汲み上げローラ34の斜視図である。溝136を設け
るにはワイヤーを巻付けたり、溝136を刻設する。
(b)はローラ周面に軸方向に沿った溝136を有する
汲み上げローラ34の斜視図である。
(C)は周面が平坦な汲み上げローラ34の斜視図であ
る。
(d)は周面に螺旋溝138を有する汲み上げローラ3
4の斜視図である。
(e)は周面に三角形、四角形等の凹凸部140を有す
るグラビア印刷用ローラである汲み上げローラ34の斜
視図である。
以上に感光材料の水洗処理について本発明を適用した実
施態様を説明したが、本発明は現像処理、漂白処理、漂
白定着処理、定着処理、安定化処理についても適用する
ことができる。すなわち、これら各処理液中に一部浸漬
した処理液汲み上げローラを回転することにより、感光
材料へ処理液を良好に供給することができ、迅速かつ良
好に感光材料を処理することができる。
次に、処理液上部の密閉構成について説明する。
第15図は処理槽に密閉蓋を設けた状態の断面図である
処理槽の上部には密閉蓋144が設けられ、感光材料1
2は実質的に密閉された空間を搬送されながら処理液を
供給される。密閉蓋144は気密機能を有するとともに
感光材料12の通路が必要であるので、例えば自由端部
が当接する一対の可撓性ブレード146によりスリット
を開閉するようにシャッター手段が設けられる。なお、
シャッター手段の構成は図示に限定されず、例えば特開
平2−161431号に記載のシャッター手段を採用す
ることができる。処理液の上部が実質的に密閉されてい
ることにより、処理液の蒸発及び酸化が急速に進行する
ことはなく、処理液の変質を貼止することができる。
第16図は処理槽に浮き蓋を設けた状態の断面図である
。浮き蓋148は汲み上げローラ34の浸漬部以外の液
面のほぼ全域を閉塞する形状である。浮き蓋148には
スクイズローラ132により掻き取った処理液を処理槽
内に回収するための漏斗状の回収手段150が設けられ
る。処理液が浮き蓋148により空気との接触を遮断さ
れることにより、処理液の蒸発及び酸化が急速に進行す
ることはなく、処理液の変質を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 感光材料としてカラーペーパー(フジカラーペーパース
ーパーFA−n:富士写真フィルム株式会社製)を用い
試料とした。
該試料に感光計(富士写真フィルム株式会社製FhlL
I型、光源の色温度320Q”K)を使用し、センシト
メトリー用3色分解フィルターの階調露光を与えた。こ
の時の露光は0.1秒の露光時間で250CMSの露光
量になるように行った。
露光の終了した試料は、第11図に示す構成の処理機を
用いてカラー現像、漂白定着及び水洗を下記の工程で処
理した。この装置で、処理液汲み上げローラの周速度は
、感光材料搬送速度の絶対値の100倍とし、回動方向
は感光材料搬送方向と逆方向である。
処理工程  温度  豊国 皿光放“又7’)%呈カラ
ー現像 42°C20秒  80成  0.7j2漂白
定着  40°C20秒  60d   O,11リン
ス■  45°C10秒  −0,51リンス■  4
5°C10秒  −0,51リンス■  45℃  1
0秒  90戚  0.51乾  燥 70〜80°C
15秒 *補充量は感光材料1rrfあたりの量で表す。
また、リンス■→■への3タンク向流方式とした。
各処理液のm或は以下の通りである。
立i二里像櫃        1散 皿犬浪水    
             800 ml  800 
m111−ヒドロキシエチリデン −1,1ジホスホン酸    0.5 g  0.7 
gジエチレントリアミン5酢酸 1.0 g  1.4
 gN、N、N−)リスメチレン ホスホン酸 臭化カリウム トリエタノ−ルア稟ン 亜硫酸ナトリウム 塩化カリウム 炭酸カリウム N−エチル−N−(3−ヒ ドロキシプロピル)−3 一メチルー4−アミノア ニリンシバラドルエン スルホン酸塩       12.8gN、N−ビス(
2−スルホエチル) ヒドロキシルアミン     8.5g蛍光増白剤(W
RITEX 4B 住友化学製)     1.0g  1.0g水を加え
て         1000100O1000100
O(25°(:)10.05 儂亘定春枚(タンク液と補充液は同じ)LZ玄放 且丈
且 水                 400 ml 
   400 m111.0 g 10.95 27.8 g 2.0 8.1g 0.14g 1.5g 0.01 g 8.1g 0.14g 8.2g 18.7  g チオ硫酸アンモニウム(70X)         1
00mj!      250 g亜硫酸アンモニウム
                 40 g    
   100 gエチレンシアミン四酢酸鉄 (III
)アンモニウム・2水塩              
73 g      183 gエチレンシアミン四酢
酸              3.4 g     
 8.5 g臭化アンモニウム           
       20 g       50 g硝酸(
67χ)          9.6 g    24
 g水を加えて        10100O!   
1000dpl+  (25°C)         
         5.80      5.10W(
タンク液と補充液は同じ) イオン交換水(カルシウム、マグネシウムは各々3 p
pm以下) 比較例として、ミニラボFA(富士写真フィルムQ菊製
)を用いて、CP40FA処理(現像、漂白定着45秒
、水洗90秒:富士写真フィルム■製)した標準処理品
を試料として用意した。
本発明により迅速処理した画像は充分に完成しており、
比較例の標準処理品と同様の画像が得られた。また出来
上がった試料を温度so’c、湿度70%下に7日間放
置してもスティンのレベルはミニラボFAの標準処理品
と変わらず、本発明により感光材料が良好に洗浄された
ことがわかった。
実施例2 実施例Iと以下の部分を変更した。
処理装置は第12図に示す構成のものを用いた。
比較例として、ミニラボFA(富士写真フィルム0@製
)の水洗部分(3タンク合計90秒)により処理した標
準処理品を試料として用意した。
本発明の処理による試料は、画像の白地のレベルと、画
像形成の終わった試料を温度80°C,湿度70%下に
放置したときのスティンの上昇のレベルも、ミニラボF
Aの標準処理品と差がなく、商品として認知されている
レベルを満足するものであった。
実施例3 第13図に示す処理装置を用いた。
実施例2と変更した部分を以下に説明する。
リンス■を設け、リンス■→リンス■への4タンク向流
方式とした。同時に各リンスタンクの時間は5秒にした
。更にリンス■への補充は、リンス■に変更した。逆浸
透膜は、ダイセル化学工業■製スパイラル型ROモジュ
ールエレメントDRA−80(有効膜面積1.1ボ、ポ
リサルホン系複合膜)を使用し、これを同社製プラスチ
ック耐圧ベッセルPV−0321型に装填した。
第13図に示した逆浸透膜処理装置は、逆浸透膜にポン
プを用いて7 kg / crlの送液圧力をかけ、送
液流量1,51/分の条件にて、第3リンスタンクの水
を圧送し、透過水は第4リンスタンクに供給、濃縮水は
第3リンスタンクに戻した。
比較例として、浸漬方式で4タンク、合計時間が20秒
(各タンク5秒)の水洗装置を使用し、水洗工程部組外
を第13図に示す装置で実施例1と同じ処理を行った。
下表に白地の黄色濃度を示す。
上記表から、比較例に比べ本発明による洗浄効果が大き
いことがわかる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、処理液を担持可能な処理液汲み上げロ
ーラにより感光材料表面に処理液を供給し、更に処理液
汲み上げローラが感光材料搬送速度より速い周速度で回
動することにより、感光材料表面で処理液が迅速に交換
され、効率の良い処理を行うことができる。しかも少量
の処理液で効率良く処理を行え、構成要素が少ないので
、装置を簡略かつ小型に構成することができ保守も容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様を備えた感光材料処理装置の
概略構成図、 第2図は感光材料水洗部の断面図、 第3図は汲み上げローラ近傍の拡大断面図、第4図〜第
10図は水洗部の変形例の断面図、第11図〜第■3図
は処理装置の変形例の断面図、 第14図は汲み上げローラの具体例の斜視図、第15図
は密閉蓋を備えた処理槽の断面図、第16図は浮き蓋を
備えた処理槽の断面図である。 図中符号: 2−本体       4−現像槽 6・・−漂白定着槽    8−水洗部8a〜8h−水
洗槽 1〇−乾燥部     12−・−感光材料34−汲み
上げローラ 36.37−・−搬送ローラ 48−搬入口     50−・加熱ローラ52・−吸
水性ローラ 54.56−搬送ローラ ダクト      6 オーパ°−フローロ 〇−・−ガイド部材  1 4−逆浸透膜   1 8−・螺旋溝    1 2−ポンプ    1 6・−ブレード   1 0−・・回収手段 o −搬出口 2−スクイズローラ 6−溝 o −凹凸部 4−・密閉蓋 8−浮き蓋 第 2 図 第6 図 第8図 (e) 140 第15図 1、事件の表示 平成2年特許願第301140号 2゜ 発明の名称 感光材料処理装置 3゜ 補正をする者 事件との関係・特許出願人

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理液に一部浸漬され、処理液上方を搬送される
    感光材料に処理液を供給する処理液汲み上げローラを備
    え、該処理液汲み上げローラが感光材料搬送速度の絶対
    値の1.5倍以上の周速度で回動することを特徴とする
    感光材料処理装置
  2. (2)前記感光材料搬送速度と処理液汲上ローラの回転
    速度との絶対値の比が60以上であることを特徴とする
    請求項(1)に記載の感光材料処理装置(3)前記処理
    部が実質的に密閉されていることを特徴とする請求項(
    1)又は(2)に記載の感光材料処理装置
JP2301140A 1989-12-19 1990-11-08 感光材料処理装置 Pending JPH03233452A (ja)

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