JPH03225955A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH03225955A
JPH03225955A JP2020591A JP2059190A JPH03225955A JP H03225955 A JPH03225955 A JP H03225955A JP 2020591 A JP2020591 A JP 2020591A JP 2059190 A JP2059190 A JP 2059190A JP H03225955 A JPH03225955 A JP H03225955A
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JP
Japan
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bit line
area
storage
storage electrode
hexagon
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JP2020591A
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Koichi Hashimoto
浩一 橋本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 半導体装置の製造方法に関し、 折返しビットライン構造をもち、キャパシタが六角領域
からなるDRAMにおいて、チップ面積の増大を伴わず
にストレージ電極を大にすることができ、六角形ストレ
ージ電極に特有な有利なレイアウトを見出すことを目的
とし、 折返しビット線を有し、2ビット分のビット線コンタク
トを共用し、ストレージコンタクトな介して選択トラン
ジスタに接続するストレージ電極を有するDRAMから
なる半導体装置において、前記ストレージ電極がワード
線に平行な辺を有する六角形を有し、かつ前記ストレー
ジコンタクトが前記六角形の中央から略ビット線方向に
ずれるように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、半導体装置の製造方法に関し、より詳しく述
べるならば、いわゆる折返しビット線構造のDRAMの
記憶セル部分のストレージ電極面積が大きい半導体装置
に関する。
現在主流の1トランジスタ1キャパシ8型DRAMの1
ビット分の等価回路を第15図に示す。
図中、BLはビット線、WLはワード線、5はソースま
たはドレーン、7はビット線BLとソースまたはドレー
ンとのコンタクト、11はストレージコンタクト、16
はキャパシタ20の一方の電極である共通電極、21は
トランジスタ、22はストレージ電極である。
DRAMの記憶セルは、記憶容量の大規模化にともなっ
て、セル面積(1ビット当りの平面積)が小さく、かつ
記憶保持・読み出しに十分な電荷を蓄積できる容量の大
きな構造が求められていて、代表的な構造としていわゆ
るスタックド・キャパシタの変形で、積み上げた電荷蓄
積電極の裏面もキャパシタ表面として利用するいわゆる
フィン構造が知られている。フィン構造のうち、ワード
線とビット線の上にキャパシタを形成する記憶セルの場
合について、記憶セルのレイアウトの例を第16図に示
す。
図中、13が示すハツチング領域はフィン構造をもつ電
荷蓄積領域の広がりを示し、点線は1ビット分のセル領
域を示し、11はストレージ電極が半導体基板とコンタ
クトするコンタクトホールな示す。
折返しビット線構造を有するDRAMでは第17図に示
すように、ビット線(BL)8につながるコンタクトを
介してキャパシタ22にデータを転送し、ワード線(W
L)4とつながるトランジスタ21の一方を開放し、他
方と接続するビット線(BL)8を参照信号側とし、電
荷をセンスアンプ(S/A)にて増幅していた。各ユニ
ットセルについてみると、2本のワード線と1本のビッ
ト線がユニットセル上を走る構造となる。したがって、
2ビット分のビット線コンタクトを共用できるので、セ
ル面積を小さくすることができる。
[従来の技術] MOS型ダイナミックキャパシタにおいてメモリセルを
千鳥状に配置した構造は例えば特開昭63−10446
6号公報にて公知である。この配置構造を示す図面であ
る第18図において、各参照数字は1:分離領域、2:
キャパシタ領域、3a:電極、3b、3c:拡散層、3
ニスイツチングトランジスタ、5a、5b:ワード線、
6a、6bビット線、4:コンタクト、10:メモリセ
ルである。
この公報の説明によると、メモリセル10を千鳥格子状
に配置し、該メモリセルの周端部に内側キャパシタ領域
を囲むよう分離領域l(ハツチングで示す)を形成し、
さらに該キャパシタ領域内に、ゲート電極3aがリング
形状のスイッチングトランジスタを設け、分離領域1と
キャパシタ領域の境界線とスイッチングTrのチャネル
領域での電流の流れとが平行でなくなり、このため分離
領域の端部に沿ってのリーク電流の発生を防止でき、さ
らには分離領域端からの分離用不純物拡散層のしみ出し
によるしきい電圧の変動も防止できることが謳われてい
る。
さて、この従来例では単位セルをビット線コンタクトを
中心にもつリング状ゲートと、それを囲むキャパシタ領
域で構成したため、単位セルの形状が円形に近い。さら
に、上述のような千鳥格子配置のメモリセルでは、メモ
リセルの形状を第18図のように六角形状にしたときに
面積の有効利用が図れるのは自然である。
ところが、従来の通常のスタックドキャパシタでは略長
方形の単位セルが格子状に配列されていたので、長方形
のキャパシタを配列することにより、基板面積を有効に
利用できると考えられていた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、リソグラフィー律則最小幅とチップ面積有効
利用の関係に注目し、ストレージ電極の最適形状とその
配列を考案したものである。
まず、リングラフイー律則最小幅の基本的説明を第19
図を参照として行う。図中31は配線、32は下側の基
板領域と配線31のコンタクト窓33は配線31形成後
に開けるコンタクト窓、Fはリソグラフィー最小幅であ
る。図示のように二つの配線31の間隙はりソグラフィ
最小幅と一致している。配線31がコンタクト窓32と
コンタクトするところでは、該配線がコンタクト窓32
を完全に埋め、下地基板などが露出しないいように、余
裕M1をとる必要がある。またコンタクト窓33には配
線31とは別の配線が入り込むので、配線31との間に
余裕Moをとる必要がある。以下、Mo、M、の具体的
値に言及するときはM。=0.6F、M、=0.5Fで
あるとして説明を行う。
本発明者は、六角形状のストレージ電極と従来の長方形
ストレージ電極につきセル面積の比較を行った。
まず、第20図に示す六角形キャパシタ領域の面積の計
算法を説明する。
図中の寸法は次ぎのとおりである。
F:リソグラフィー律則最小幅(千鳥状に配列された六
角形領域はすべての部分で間隔Fで相互に隔てられてい
る) A:六角領域の中心からその六角領域と左右方向に隣接
する他の六角領域との中央までの距離 B:六角領域の中心から上下方向に隣接する他の六角領
域の上下対称軸までの距離θ;六角形の斜辺の上下対称
軸に対する角度 2ρ。二上下対称軸上の21点(左右対称軸から距離A
/2)を通る垂線で切られる六角領域の長さ 201 :左右対称軸により切られる六角領域の長さ 2忍2 :六角領域の上下方向の辺の長さL+L+° 
:上下対称軸の中心に位置する平行線O点:L+L+’
線と21点を通る垂線との交点L2L2“線:0点を通
る六角形斜辺の垂線六角形の1/4の部分図を第21図
に示す。
OL線が六角形辺と交差する点をP2とする。また、左
右対称軸上の六角形頂点をP3.22点番こおけるOP
lの垂線が左右対称軸を交わる点をP4とする。
ρ。= (B/2 )  −〇P。
1PtOLi   =θ の関係から、OPz cosθ=F/2となるので、2
42 o = B   (F/cosθ)が得られる。
Q + ” Q o + PsP4 i PBP2P4 =θ の関係から、 ℃、=2゜+ (A/2 ) tanθが得られ、同様
にして、 (3) (6) が得られる。したがって、六角形の面積の1/2を81
とすると、 51=(β1 十β2)(A     )が得られる。
第20図と同様に左右対称方向の長さ単位をA、上下対
称方向の長さ単位をBとし、長方形のセルを千鳥配置(
第22図参照)したときのセル面積の172を82とす
ると、 S2=  (B−F)  (A−)         
(9)したがって、面積差の比率β”(S+ −S2)
 / S2はB  −F       cosθ   
  2である。
βを百分率で表し、B=3.1Fとした時のβとθの関
係を第23図に示す。
とおくとθ=30°でβは最大になる。
第20図に示される六角キャパシタのレイアウトでは、
キャパシタが千鳥格子に配列されている。よって、選択
トランジスタに接続されるストレージコンタクトも千鳥
配列されるレイアウトを考案し、その面積を計算した。
まず、千鳥配列のキャパシタ面積を比較する対象として
第24図のように選択トランジスタが形成される活性領
域をビット線、ワード線の各方向に斜めに送らせるレイ
アウトを取り上げた。第24図中、ワード線(WL)4
は右上り斜線で、ビット線(BL)8は右下がり斜線で
示す。ストレージコンタクトは01ビット線コンタクト
は×入り○印で図中に示す。(以下説明する図面におい
ても同様である)。
ビット線間隔Bに収められる要素とその寸法、余裕は第
25図に示すとおりであり、これよりビット線間隔はB
 =2(F+Mo)となる。一方、ワード線間隔に収め
られる要素とその寸法余裕は第26図に示すとおりであ
り、ワード線間隔はA =f丁(F + Mo)   
       (11)となる。
したがって、セル面積S cellは、S cell=
 2AX B = 41丁(F + M、)”となる。
前に仮定したところからM。= 0.6Fを代入すると
、S cell= 17.7F2となる。
次に、第24図のレイアウトを変形してストレージコン
タクトを千鳥配列して六角状ストレージ電極を配列する
方法として第27図、第28図の具体例につき検討する
。なお、図中、ワード線およびビット線は省略されてい
る。第27図に、B”と2A°゛で示される単位セルを
構成する要素を第29図に示す。第27図から2A’ 
=B’であり、第29図からB”=4F + 2M。で
あり、S cell=2A” XB“’= 27. O
F”であることが分かる。よって第27図の場合はキャ
パシタを六角形にしようとしたことでセル面積が約53
%増大し、ひいてはチップ面積が増大することになる。
2 一方、第28図に示す配列例の六角キャパシタでは単位
セルの面積は第27図の場合と同様に2A’ X B’
になる。この単位セルを構成する要素を第30図に示す
。図から明らかなようにB’=2(F + MO)であ
る。一方、A゛は第31図から分かるように、 A’= (22−(1/2)”)”2(F + Mo)
= 1.936(F + M、) である。したがって、セル面積S cellは、S c
ell=2A’ x B’ =7.746(F + M
o)2= 19.8F2 である。よって第28図の場合はキャパシタを六角形に
しようとしたことでセル面積が約12%増大する。
したがって、第27図、第28図のように単にストレー
ジ電極を六角形にする手段によっては、チップの面積を
有効利用することはできない。すなわち、従来、ワード
線、ビット線の間隔をできるだけ詰めるようなレイアウ
トを採用しつつ、六角形ストレージ電極を使用すれば第
23図に示すようにβ〉Oとなりチップ面積の有効利用
を図ることができる。
したがって、本発明は折返しビットライン構造をもち、
キャパシタが六角領域からなるDRAMにおいて、チッ
プ面積の増大を伴わずにストレージ電極を大にすること
ができる、六角形ストレージ電極に特有な有利なレイア
ウトを見出すことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理を示す図である。本発明はストレ
ージ電極22が、ワード線WL (4)方向に平行な辺
22aを有する六角形であって、ストレージコンタクト
11が六角形の中央からビット線B L (8)方向に
ずれていることを特徴とする。
ところで、従来の折返しビットライン構造のDRAM 
(第16図、第24図)ではWL力方向対称軸は2本あ
り、対称軸間の寸法はワードラインピッチに等しくなっ
ている。
第16図に示すレイアウトでは、図示のようにWLピッ
チの2倍は、 2xWL pitch= 4F + 3M。
となり、 WL pitch= 2F + (3/2)
Mo    (12)となる。M0=0.6Fを代入す
ると、WL pitch= 2.9Fまた第24図に示
すレイアウトでは、(11)式より、 WL pitch=J”■(F + M、)     
(11)である。同様にM。=0.6Fを代入すると、
WL pitch= 1.6 flF畔2.77F ’
t’アロ。
これらのWL pitchは六角形の対称軸の間隔Aに
等しくなければならない。
一方、本発明の構成(第1図)の場合はA =2F +
 M、 + d          (13)但しdは
ストレージコンタクト位置のずれで、セル面積が最小に
なるようにワード線ピッチをつめると第16図の場合d
>0、第24図の場合d=oとなる。
例えばM、=0.3Fの場合はA<2.77F−(11
)式−となるから、上記条件を満たし、最小面積のセル
に面積の大きい六角形ストレージ電極を配置できる。こ
のように余裕M0、Mlの値によっては対称六角形が可
能である。
ところが、Ml = 0.5Fを(13)式に代入する
とAm3F+d             (13°)
(13°)によるAは(11)、(12)の何れよりも
大きいからA =WL pitchにはなり得ない。す
なわち、(11)、(12)式の背景にはセル面積が最
小になるようにワード線ピッチをつめているということ
があるが、本発明の構成によるとAの方がワード線ピッ
チより大きいことになってしまい、セル面積最小化とい
う要件が充たされなくなる。しかし、この場合は第2図
に示すように、六角形ストレージ電極をWL力方向非対
称にすれば解決できる。
第2図のレイアウトでは、一つのストレージ電極につき
ビット線方向の1本の対称軸が存在し、ワード線方向に
は対称軸は存在しない。
以下、このレイアウトにおいてストレージ電極の面積を
大きくするうえで好ましい条件につき説明する。
第3図において、A”AI+A2を満たすA、、Amと
、角度θとψが可変としてストレージ電極の面積が最大
になる条件を検討した。ここで、 の制約条件がある。AI>A2かつ(14)式の下では
第3図に示す六角形の諸元は第4図に示すような相互の
関連をもって変化する。
図中、βは(9)式の82と比較したストレージ電極面
積の増大率である。θ=20〜10°のとき、((A、
 −A2)/F =1〜2.2でβは最大になる。
本発明は、後述の実施例1のようにビット線形成後にス
トレージ電極を形成するDRAMにも、ストレージ電極
形成後ビット線を形成するDRAMにも適用するここと
ができる。後者のDRAMの断面図の一例を第6図に示
す。図中、30はSL、31はチャネルストップ酸化膜
、32はフィールド酸化膜、34は酸化膜、45はキャ
パシタ絶縁膜、49はセルプレートである。第7図に構
造を示すDRAMではセルプレート49にビット線コン
タクトのために開口(51)する必要がある。また、第
7図に示すようにビット線コンタクトを容易にするよう
に補助電極50を形成することが行われている。従来、
第6図のセルプレート開口、第7図のセルプレート開口
および補助電極の形状はそれぞれ、第8図および第9図
のように定められ、これによりキャパシタ面積は最大に
なると考えられていた。しかしながら、本発明者Sはセ
ルプレート開口および補助電極を円形もしくは六角形以
上の多角形にすることにより、従来よりもキャパシタ面
積を大きくとれることを見出した。
第10図は第6図および第8図を本発明により新規なレ
イアウトにしたセルプレート開口51、ストレージ電極
22を示す。これらの各構成要素をリソグラフィーの規
制から最小に設計すると、2A=5.8F B=3F C=1.8F fl =2A −C−F/2=3.5Fとなる。なおセ
ルプレート開口51の円は従来の正方形セルプレート5
1゛に内接するものとする。ストレージ電極22の面積
は、第4図の各パラメータとの関係と、該電極22とセ
ルプレート開口51との間の必要余裕から定めれれる。
これらの余裕を考慮すると、次式: %式%) (15) (16) ) (17) (18) 上式において、Mo、 M、は前述の仮定によりFに換
算され、A、 B、 C,βは上述のようにFに換算さ
れ、W2.Wl、ψ、θ、x、Woの6個が未知数とな
る。これらは4つの式(15)〜(18)の制約条件が
あるので2つの自由度が残る。そこで例えばθ、ψをス
トレージ面積最大になるよう設定することができる。
六角形状ストレージ電極の面積Sは 5=(WI+WO)X + (W2 + wo)(ff
−x)である。
一方、従来の長方形ストレージ電極の面積S゛はS“−
12(B−F)である。
B=3F、 l2=3.5FをS゛に代入すると、S’
=7F2 が得られる。例えばψ・22.6°、θ=30’ とし
て、(15)〜(18)式を解くと、 Wo、1.741F W、=1.210F W2=0.5θIF X=0.920F が得られ、これらをSに代入するとS=8.499F2
となる。
したがってβ=(S −S’)/S =0.214とな
る。これは本発明によりストレージ電極の面積が21.
4%増大したことを示す。換言すると、従来の長方形セ
ルプレート開口では52(第10図)で示す領域の面積
がストレージ電極7に活用されていなかったことになる
。なお、後述の実施例1で示すように従来のセルプレー
ト開口をその 0 ままの正方形形状とし、本発明の非対称六角形キャパシ
タを適用するとβ=== 0.061になったのでセル
プレート開口を円形にした第10図の場合はさらに15
%の向上が図れることになる。
セルプレート開口は前記円形に外接する六角形以上の多
角形でも同様の効果が得られることは明らかである。
第9図のレイアウトにおいて、ビット線コンタクト用補
助電極50も従来の正方形に内接する円形もしくは多角
形にすることによりストレージ電極面積をさらに増大さ
せることができる。
第11図にその具体例を示す。第10図と同様のψ、θ
、 2A、 B、C,βの値でS=6.4F2.β=0
.104が得られる。この場合、セルプレート開口およ
び補助電極を円形にすることで約4%のストレージキャ
パシタ電極面積増大を図ることができる。
以上、本発明の構成を数式に基づいて説明したが、これ
らの数式は極めて精密な論理の展開の結果であり、より
簡単な近似式での説明も可能であること、また数式を使
わないで図形の面積を直接読みとっても本発明の効果は
概説可能である。また、本発明は折返しビット線構造を
有するあらゆるDRAMに適用できるものである。その
例は上述のとおりであるが、上述以外にもビット線コン
タクトを共有する2ビットのストレージコンタクトが該
ビット線コンタクトに接続するビット線をはさんで互い
に反対にある公知のDRAMに適用することも可能であ
る。
[作用] 請求項1記載の発明は、ストレージコンタクトを六角形
の中心から略ビット線方向にずらすことにより、セル面
積最小とストレージ電極面積増大の両方の要請を満たす
。すなわち、上記のずらしにより、第27図、第28図
のようなセル面積の増大な(、第23図のようにストレ
ージ電極面積を増大させることができる。
請求項2記載の発明は、六角形のストレージ電極をワー
ド線方向に非対称にすることにより、第4図に示すよう
にβ〉0となるパラメータAI。
A2.θ、ψを選択することができかつ位置合わせ余裕
(MO,M、)を大きくとることができるので、歩留ま
りを高めるかあるいは一層のストレージ電極面積増大を
図ることができる。
請求項3記載の発明は、2ビット分のストレージコンタ
クトを共用することにより、セル面積を小さくすること
ができる。
請求項4.5記載の発明はセルプレート開口とストレー
ジ電極の間の領域をストレージ電極に有効に利用するも
のである。すなわち、ストレージ電極が六角形である請
求項1〜3の発明において、セルプレート、補助電極の
形状を特定することによりストレージ電極の面積を増大
することができる。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
[実施例] 実施例1 第24図のレイアウトのDRAMに第1図、第2図の(
非対称)六角形ストレージ電極を組込む。
第24図のワードライン、ビットラインの斜線3 を削除し、ストレージ電極25にハツチングした図を第
12図に示す。
(11)式よりAり](F + MO)=2.77F一
方、(13)式においてd=0とするとA1上2F +
 21L÷d =3Fである。
B =2(F + M、) =3.2F第13図に、ス
トレージ電極22とストレージコンタクト7ならびに間
隔Bを示す。Bを斜辺とする三角形bedにおいて、D
≧2 (F+M l )という条件があるので θ≦cos−’  [2(F + M+)/B ]であ
るから、Mo、ILの値を代入すると、θ≦20.4°
となる。すなわちセル面積を最小にする条件をB、Dに
設定すると、第23図からθ→30゜が望ましいが、θ
≦=20.4°(<30°)の上限値が決められる。
θ= 20.4’ とすると、A+”3.27F、A2
=2.27F、ψ=29.3°がそれぞれ第4図から求
められ、次に同図からβ= 0.056となる。なおこ
のときストレージコンタクトの六角形中央からのずれが
1.1Fであ 4 る。したがって、この例では5.6%面積が増大した。
この例の場合、従来の製造方法では次の工程群によりD
RAMを製造する。(第5図参照)。
半導体基板30にフィールド酸化膜32、チャネルスト
ップ拡散層31、選択トランジスタのゲート電極を兼ね
るワード線35、ソース・ドレーン拡散層5を形成した
のち、層間絶縁膜34のビット線コンタクトホール37
を介してビット線8を形成したものの上に、5iaN4
膜39.5iC1+膜40を引続いて成長する(第5図
(a))。次に第5図(b)に示すように、5in2膜
40.5isN+膜39、層間絶縁膜34を貫通するコ
ンタクトホール41を開口したのち、多結晶シリコン膜
42を成長する。そして多結晶シリコン42をストレー
ジ電極22(第2図)のパターンにエツチングしたのち
、露出したSiO□膜40を弗酸で除去して、ストレー
ジ電極の下に隙間44を形成して、多結晶シリコン42
をフィン状にする(第5図(c)参照)。なお42゛は
隣接するストレージ電極である。そして、キャパシタ絶
縁膜45、共通電極膜46を引続いて成長して、フィン
構造のキャパシタ部分が完成する(第5図(d)参照)
実施例2 ストレージコンタクトの位置が、六角形中心からビット
ライン方向に実施例1の位置とは反対方向に位置するよ
うにレイアウトした(第14図参照)ところ、実施例1
と同様の結果が得られた。
なお、その他の例も[課題を解決するための手段]の項
ですでに述べた。また以上の記述にあられれるすべての
パターンは、実際に製造される半導体装置においては、
製造バラツキによる位置ずれを生じたり、製造方法に固
有の変形を生じる。
そのようなずれ、変形は周知であり、本発明の範囲にな
んら制限を加えるものではない。
[発明の効果] 以上説明したように、製造上の問題点なく、以下のよう
な効果を発揮する。
電荷蓄積電極の面積を大きくできるため、セル面積を小
さ(してチップ面積を小さくすることができる。あるい
は側面の面積を減少させることが可能となり、電荷蓄積
電極の厚さを薄くすることができるので製造が容易にな
る。あるいは電荷蓄積電極の枚数を減らすことができ、
製造工程が短縮できる。あるいはキャパシタ絶縁膜を厚
くすることができ、信頼性が向上する。あるいは蓄積電
荷を大きくできるので、各種動作マージンが大きくなる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図はワード線方向に非対称なストレージ電極の形状
を示す図面、 第3図は非対称六角状ストレージ電極の形状を決めるパ
ラメータを示す図、 第4図は第3図におけるパラメータの関連を示すグラフ
、 第5図(a)〜(d)は実施例1における工程を示し、
(a)図は膜積層工程、(b)図はストレージコンタク
トホール形成工程、(c)図はSiO□エッチング工程
、(d)図は共通電極形成工程をそれぞれ示す図、  7 第6図は請求項4の発明の一実施例に該当するDRAM
の断面図、 第7図は請求項5の発明の一実施例に該当するDRAM
の断面図、 第8図は第6図のDRAMのストレージ電極およびプレ
ート開口の形状を従来例について示す図、 第9図は第7図のDRAMについて第8図と同様の図、 第10図は請求項4の発明の一実施例について第89図
と同様の図、 第11図請求項5の発明の一実施例について第9図と同
様の図、 第12図は実施例1におけるDRAM各要素の配列パタ
ーンを示す図、 第13図は六角形の辺の角度θを求める図、第14図は
実施例2における第12図と同様の図、 第15図はDRAMの1ビット分の等価回路を説明する
図、  8 第16図は折返しビットラインDRAMの平面的レイア
ウトを示す図、 第17図は折返しビットラインDRAMの等価回路を説
明する図、 第18図は公知の折返しビットライン構造DRAMの構
成要素の平面的レイアウトを示す図、第19図はりソゲ
ラフイー律則最小幅とアライメント余裕の説明図、 第20図は六角状ストレージ電極のレイアウトおよび諸
元を示す図、 第21図は第20図の1/4を示す図、第22図は長方
形ストレージ電極のレイアアウトを示す図、 第23図は六角形の辺間角度θとストレージ電極の面積
増加率(β)との関係を示すグラフ、第24図は折返し
ビットライン構造DRAMの平面的レイアウトを示す図
、 第25図は第24図におけるビット線方向間隔(B)の
計算を説明する図、 第26図は第24図におけるワード線間隔(A)の計算
を説明する図、 第27図および第28図は第24図を変形したものに六
角状ストレージ電極を組込んだレイアウトを示す図、 第29図は第27図におけるビット線間隔(Bo)ワー
ド線間隔(A’”)の計算を説明する図、第30図は第
28図におけるビットライン間隔の計算説明図である。 第31図は第28図におけるワードライン間隔計算説明
図である。 BL−ビット線、WL−ワード線、5−ソースまたはド
レーン、7−ビット線BLとソースとのコンタクト、2
1−トランジスタ、16−キャパシタ20の一方の電極
である共通電極、2〇−キャパシタ、22−ストレージ
電極 マ(J’)−’7 C 穴馬形のaの角度e)束′ぬづ図 第13図 第15 図 第14図 1は反ルし゛:ントフイ、7DRAM力平面月リレづア
フト第16図 才一り一仮−LCD’ット元泉市!!l−盟DRAM力
釜宇イ亜Fロ足外第17 図 b 6伏Unmtがこしし′:ントフjd%廓LDRAM1
7)第1バ1P素しうアウト第18図 系 F 徐 し“′・・汀線間隔 第25図 ュL4 、公、 特開平3 225955 (18) ■二hX、2(F+MO)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、折返しビット線を有し、2ビット分のビット線コン
    タクトを共用し、ストレージコンタクトを介して選択ト
    ランジスタに接続するストレージ電極を有するDRAM
    からなる半導体装置において、 前記ストレージ電極がワード線に平行な辺を有する六角
    形を有し、かつ前記ストレージコンタクトが前記六角形
    の中央から略ビット線方向にずれていることを特徴とす
    る半導体装置。 2、前記六角形がビット線方向に平行な対称軸を有し、
    ワード線方向に平行な対称軸を有しないことを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。 3、ビット線コンタクトを共有する2ビットのストレー
    ジコンタクトが該ビット線コンタクトに接続するビット
    線をはさんで互いに反対にあることを特徴とする請求項
    1または2記載の半導体装置。 4、ビット線がストレージ電極の上方に延在し、セルプ
    レートがビット線コンタクト部において円形ないし六角
    形以上の多角形状に開口していることを特徴とする請求
    項1から3までの何れか1項記載の半導体装置。 5、ビット線コンタクト補助電極が前記ビット線と半導
    体基板の間に介在し、該補助電極の形状が円形もしくは
    六角形以上の多角形であることを特徴とする請求項4記
    載の半導体装置。
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