JPH03224456A - 麺類の製造方法 - Google Patents
麺類の製造方法Info
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- JPH03224456A JPH03224456A JP2019871A JP1987190A JPH03224456A JP H03224456 A JPH03224456 A JP H03224456A JP 2019871 A JP2019871 A JP 2019871A JP 1987190 A JP1987190 A JP 1987190A JP H03224456 A JPH03224456 A JP H03224456A
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Landscapes
- Noodles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、麺類の製造方法に関する。
従来、小麦粉や活性グルテンにもち澱粉を混合し、麺類
を製造することは知られている(例えば、特開昭53−
99344号公報)。しかしながら、もち澱粉の小麦粉
、活性グルテンに対する添加割合は、いずれも30重量
%以下である。
を製造することは知られている(例えば、特開昭53−
99344号公報)。しかしながら、もち澱粉の小麦粉
、活性グルテンに対する添加割合は、いずれも30重量
%以下である。
市販の乾麺では、ゆで時間が熱湯中で、うどんは5〜1
5分、ひやむぎは3〜8分、そう麺は2〜5分であり、
同じく生麺では、うどんは5〜12分、中華麺は2〜5
分であり、いずれも復元時間は満足すべきものではない
。また、市販ゆで麺は熱湯中約30秒で食べられるが、
こしがなく、ゆでのびしやすい。
5分、ひやむぎは3〜8分、そう麺は2〜5分であり、
同じく生麺では、うどんは5〜12分、中華麺は2〜5
分であり、いずれも復元時間は満足すべきものではない
。また、市販ゆで麺は熱湯中約30秒で食べられるが、
こしがなく、ゆでのびしやすい。
従来より麺の早戻り(復元時間短縮)を達成する手段と
して、澱粉を混合したα化部や種々のα化方法、乾燥方
法が提案されてきたが、いずれも乾燥した即席麺の製造
を目的としており、本発明のように熱湯中で数秒ないし
数十秒で復元するというレベルには達しておらず、復元
に数分を要するものであった。
して、澱粉を混合したα化部や種々のα化方法、乾燥方
法が提案されてきたが、いずれも乾燥した即席麺の製造
を目的としており、本発明のように熱湯中で数秒ないし
数十秒で復元するというレベルには達しておらず、復元
に数分を要するものであった。
本発明は、復元時間が著しく短縮し、かつ弾力及びこし
のある食感の優れた麺類を提供することを目的とする。
のある食感の優れた麺類を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成するため鋭意研究を重ね
た結果、小麦粉及び/又は活性グルテン100重量部に
対し、もち澱粉100〜500重量部を混合することに
より、該目的を達成できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
た結果、小麦粉及び/又は活性グルテン100重量部に
対し、もち澱粉100〜500重量部を混合することに
より、該目的を達成できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
即ち、本発明は、小麦粉及び/又は活性グルテン100
重量部に対し、もち澱粉100〜500重量部を混合し
、更に食塩等の添加物及び水を添加して調製した麺生地
を常法により麺帯とし、該麺帯を所望の手段によりα化
し、冷却・固化した後、麺線に切り出すことを特徴とす
る麺類の製造方法に間する。
重量部に対し、もち澱粉100〜500重量部を混合し
、更に食塩等の添加物及び水を添加して調製した麺生地
を常法により麺帯とし、該麺帯を所望の手段によりα化
し、冷却・固化した後、麺線に切り出すことを特徴とす
る麺類の製造方法に間する。
本発明の麺類の製造方法の製造工程の概略を示すと、以
下のようになる。
下のようになる。
(1)原料
(2) ミキシング
(3)熟成
(4) ロール成型
(5)蒸煮
(6)冷却・固化
(7)麺線への切断
以下、各工程について詳細に説明する。
(1)原料
小麦粉としては、通常部用に用いられるものであれば特
に制限はないが、蛋白含量8〜12%の中力粉ないし準
強力粉が好ましい。活性グルテンは、グルテンを変性し
ないよう乾燥粉末化したものであり、通常市販の蛋白含
量70%前後のものを用いる。もち澱粉としては、ワキ
シーコーンスターチ、もち米粉及びこれらの加工品、例
えばワキシーコーンスターチの加工品であるα化ワキシ
ーコーンスターチなどのα化したものが用いられる。
に制限はないが、蛋白含量8〜12%の中力粉ないし準
強力粉が好ましい。活性グルテンは、グルテンを変性し
ないよう乾燥粉末化したものであり、通常市販の蛋白含
量70%前後のものを用いる。もち澱粉としては、ワキ
シーコーンスターチ、もち米粉及びこれらの加工品、例
えばワキシーコーンスターチの加工品であるα化ワキシ
ーコーンスターチなどのα化したものが用いられる。
本発明では、小麦粉及び/又は活性グルテン100重量
部に対し、もち澱粉100〜500重量部、好ましくは
200〜400重量部を混合する。もち澱粉の使用量が
100重量部未満であると熱湯中での復元時間が長くな
り本発明の目的を果たせず、また500重量部を超える
と食感としてもちに近い状態となり、しかも蒸煮後にも
ち澱粉特有のベタつきが生じ、取り扱いが困難になる。
部に対し、もち澱粉100〜500重量部、好ましくは
200〜400重量部を混合する。もち澱粉の使用量が
100重量部未満であると熱湯中での復元時間が長くな
り本発明の目的を果たせず、また500重量部を超える
と食感としてもちに近い状態となり、しかも蒸煮後にも
ち澱粉特有のベタつきが生じ、取り扱いが困難になる。
本発明において、小麦粉及び活性グルテンは、単独でも
混合して用いてもよいが、グルテン含量が粉体中の10
%程度になるように設定するのが好ましい。グルテン含
量が少ないと麺生地がまとまりにくく、麺帯を形成させ
にくくなり、多すぎると復元時間が長くなり、食感がか
たくなる。
混合して用いてもよいが、グルテン含量が粉体中の10
%程度になるように設定するのが好ましい。グルテン含
量が少ないと麺生地がまとまりにくく、麺帯を形成させ
にくくなり、多すぎると復元時間が長くなり、食感がか
たくなる。
その他の添加物としては、食塩などが用いられる。食塩
の使用量は、本発明によって製造される麺が熱湯中で短
時間処理してすぐに食べるものという性質上、通常の!
!(生地に対し3〜5重量%)よりも少なくすることが
好ましく、生地に対して1〜2重量%であることが好ま
しい。また、麺のゆでのび防止のため、多III、例え
ばキサンタンガム、ローカストビーンガム、コンニャク
マンナンを、保存性向上のため、Ii類、例えばソルビ
トール、マルチトール等の糖アルコール、デキストリン
を、麺帯製造時のロールからの剥離性向上及び麺線の分
離性向上のため、油脂、例えば通常の食用植物油脂を適
宜添加してもよい。
の使用量は、本発明によって製造される麺が熱湯中で短
時間処理してすぐに食べるものという性質上、通常の!
!(生地に対し3〜5重量%)よりも少なくすることが
好ましく、生地に対して1〜2重量%であることが好ま
しい。また、麺のゆでのび防止のため、多III、例え
ばキサンタンガム、ローカストビーンガム、コンニャク
マンナンを、保存性向上のため、Ii類、例えばソルビ
トール、マルチトール等の糖アルコール、デキストリン
を、麺帯製造時のロールからの剥離性向上及び麺線の分
離性向上のため、油脂、例えば通常の食用植物油脂を適
宜添加してもよい。
麺生地の水分は、好ましくは25〜45%、更に好まし
くは30〜40%に調整する。25%未満では復元時間
が長くなり、45%を超えると生地が柔らかくなりすぎ
て以後の工程での取り扱いが困難になる。
くは30〜40%に調整する。25%未満では復元時間
が長くなり、45%を超えると生地が柔らかくなりすぎ
て以後の工程での取り扱いが困難になる。
(2) ミキシング
常法に従って、錘用ミキサー(混合機)により5〜10
分行う。
分行う。
(3)熟成
水分の均質化のために行うものであり、通常20〜30
°Cで2〜1時間程度で行う。
°Cで2〜1時間程度で行う。
(4) ロール成型
麺帯形成のために行うものであり、錘用ローラーを使用
し、厚さ0.5〜2mmで適宜麺帯とする。
し、厚さ0.5〜2mmで適宜麺帯とする。
(5)蒸煮
麺帯のα化のために行うものであり、小規模には蒸し器
を用い、工業的にはメツシュベルト又はスチールベルト
による連続蒸煮装置を用いる。
を用い、工業的にはメツシュベルト又はスチールベルト
による連続蒸煮装置を用いる。
100°C前後で麺帯が充分にα化するまで行い、麺帯
の厚さによって蒸煮時間を調節する。
の厚さによって蒸煮時間を調節する。
(6)冷却・固化
もち澱粉の冷却すると老化して固化し、ベタつかないと
いう性質を利用するものであり、これにより生麺様の状
態になる。通常、0〜10’Cで3時間以上、好ましく
は完全に固化させるため10時間以上行う。
いう性質を利用するものであり、これにより生麺様の状
態になる。通常、0〜10’Cで3時間以上、好ましく
は完全に固化させるため10時間以上行う。
(7)麺線への切断
長さは通常30〜50cm、幅は適宜、平麺では5〜1
0a*、うどんでは2〜411II11、細麺では2r
Jm以下となるように切断する。
0a*、うどんでは2〜411II11、細麺では2r
Jm以下となるように切断する。
なお、前記原料にそば粉を混合してそば様のものを、ま
たがん水を添加して中華麺様のものを製造することもで
きる。
たがん水を添加して中華麺様のものを製造することもで
きる。
本発明のm類の製造方法により製造される麺類は、アル
コール、脱酸素剤とともにガスバリヤ−性良好な包材に
密封することにより、数カ月常温で何ら品質変化を生じ
ることなく保つことができる。
コール、脱酸素剤とともにガスバリヤ−性良好な包材に
密封することにより、数カ月常温で何ら品質変化を生じ
ることなく保つことができる。
〔発明の効果]
本発明によれば、著しく復元時間が短く、かつ弾力及び
こしのある食感の優れた麺類を製造することができる。
こしのある食感の優れた麺類を製造することができる。
[実施例]
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、こ
れらの実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。
れらの実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。
実施例1
各試験区(表1)の配合割合に従って、小麦粉、活性グ
ルテン粉、もち澱粉(ワキシーコーンスターチ)に食塩
と水を混合機の中で5分攪拌混合した後、ローラーで厚
さ1.0 mに圧延し、各麺帯を成型した。次いで、1
00°C前後で各麺帯を10分間蒸煮後、冷却・冷蔵(
+5°C)を10時間行い、切歯を使用して5mにカッ
トシ、各麺線を得た。
ルテン粉、もち澱粉(ワキシーコーンスターチ)に食塩
と水を混合機の中で5分攪拌混合した後、ローラーで厚
さ1.0 mに圧延し、各麺帯を成型した。次いで、1
00°C前後で各麺帯を10分間蒸煮後、冷却・冷蔵(
+5°C)を10時間行い、切歯を使用して5mにカッ
トシ、各麺線を得た。
さらに、この各麺線サンプルについて、熱湯中での復元
するまでの時間及び食感を検討した。
するまでの時間及び食感を検討した。
(本頁以下余白)
実施例2
前述の実施例1で得たア、「復元時間が早く食感の良好
な試験区−4の麺線」とイ、市販品のゆでうどん及びつ
、市販品の乾麺の三点について、熱湯中での各復元時間
におけるα化度(%)を測定した。その結果を第2表に
示す。
な試験区−4の麺線」とイ、市販品のゆでうどん及びつ
、市販品の乾麺の三点について、熱湯中での各復元時間
におけるα化度(%)を測定した。その結果を第2表に
示す。
尚、α化度(%)の測定は、ジアスターゼによる消化法
にて行った。
にて行った。
第2表
この結果、復元性の早いア、試験区−4のサンプルは市
販品のゆでうどん及び市販品の乾麺に比べα化度の上昇
が著しく早いことが認められた。
販品のゆでうどん及び市販品の乾麺に比べα化度の上昇
が著しく早いことが認められた。
実施例3
前述の実施例1で得たA、 r復元時間が早く食感の
良好な試験区−4の麺線」とB、市販品のゆでうどん及
びC0市販品の乾麺の三点についての比較を30名の試
食パネルによる試食テストを行い、その結果を表3で示
す。
良好な試験区−4の麺線」とB、市販品のゆでうどん及
びC0市販品の乾麺の三点についての比較を30名の試
食パネルによる試食テストを行い、その結果を表3で示
す。
(本頁以下余白)
第
表
上表に示すように、復元性の早いA、試験区=4のサン
プルは、市販品のゆでうどん及び市販品の乾麺よりも同
等以上の評価を得ることができた。
プルは、市販品のゆでうどん及び市販品の乾麺よりも同
等以上の評価を得ることができた。
Claims (2)
- (1)小麦粉及び/又は活性グルテン100重量部に対
し、もち澱粉100〜500重量部を混合し、更に食塩
等の添加物及び水を添加して調製した麺生地を常法によ
り麺帯とし、該麺帯を所望の手段によりα化し、冷却・
固化した後、麺線に切り出すことを特徴とする麺類の製
造方法。 - (2)麺生地の水分を25〜45%に調整することを特
徴とする請求項1記載の麺類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019871A JPH03224456A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 麺類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019871A JPH03224456A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 麺類の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03224456A true JPH03224456A (ja) | 1991-10-03 |
Family
ID=12011277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019871A Pending JPH03224456A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 麺類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03224456A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100364586B1 (ko) * | 2000-06-27 | 2002-12-12 | 주식회사농심 | 복원성이 향상된 면류의 제조방법 |
WO2005029976A1 (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-07 | Myojo Foods Co., Ltd. | 非油揚乾燥具材入り***食品の製造方法 |
CN1323589C (zh) * | 2003-03-07 | 2007-07-04 | 佳格食品股份有限公司 | 含有非小麦的谷物组份的面粉组成物及自其制成的意式面条 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2019871A patent/JPH03224456A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100364586B1 (ko) * | 2000-06-27 | 2002-12-12 | 주식회사농심 | 복원성이 향상된 면류의 제조방법 |
CN1323589C (zh) * | 2003-03-07 | 2007-07-04 | 佳格食品股份有限公司 | 含有非小麦的谷物组份的面粉组成物及自其制成的意式面条 |
WO2005029976A1 (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-07 | Myojo Foods Co., Ltd. | 非油揚乾燥具材入り***食品の製造方法 |
AU2003268659B2 (en) * | 2003-09-24 | 2007-10-04 | Myojo Foods Co., Ltd. | Process for producing wrapped food having non-fried dry fillings |
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