JPH0322034Y2 - - Google Patents
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- JPH0322034Y2 JPH0322034Y2 JP1986051677U JP5167786U JPH0322034Y2 JP H0322034 Y2 JPH0322034 Y2 JP H0322034Y2 JP 1986051677 U JP1986051677 U JP 1986051677U JP 5167786 U JP5167786 U JP 5167786U JP H0322034 Y2 JPH0322034 Y2 JP H0322034Y2
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- JP
- Japan
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- steering
- steering wheel
- cam member
- engaging portion
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- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/027—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/04—Hand wheels
- B62D1/10—Hubs; Connecting hubs to steering columns, e.g. adjustable
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20207—Multiple controlling elements for single controlled element
- Y10T74/20256—Steering and controls assemblies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20732—Handles
- Y10T74/20834—Hand wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Switches With Compound Operations (AREA)
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は車両の操向装置に係り、特に、ター
ンシグナルスイツチのキヤンセル用のカム部材の
位置調整を信号伝達機構が収納された収納ケース
の可動部材で行い、作業性の改善を図つた操向装
置に関する。
ンシグナルスイツチのキヤンセル用のカム部材の
位置調整を信号伝達機構が収納された収納ケース
の可動部材で行い、作業性の改善を図つた操向装
置に関する。
(従来の技術)
近年の車両の操向装置には、ステアリングホイ
ールにスイツチ等の回路素子あるいは衝撃吸収用
のエアバツク装置等の電気機器が設けられたもの
がある。このような操向装置では、回転するステ
アリングホイールと車体側に固定されるコラム等
との間の電気的接続を維持する接続手段が不可欠
である。
ールにスイツチ等の回路素子あるいは衝撃吸収用
のエアバツク装置等の電気機器が設けられたもの
がある。このような操向装置では、回転するステ
アリングホイールと車体側に固定されるコラム等
との間の電気的接続を維持する接続手段が不可欠
である。
従来、このような接続手段を設けられた車両の
操向装置として、例えば、実開昭60−114048号公
報に記載されたようなものが知られている。この
操向装置は、ステアリング回動部と、ステアリン
グ非回動部と、前記ステアリング回動部と前記ス
テアリング非回動部との間で電気信号の送受をブ
ラシレスで行うため前記ステアリング回動部に連
結された可動ケースと前記ステアリング非回動部
に支持された固定ケースとがなす室内にフレキシ
ブル電路を収容したブラシレス電気信号伝送機構
と、ターンシグナルスイツチをキヤンセルするた
めのターンシグナルスイツチキヤンセル機構とを
備え、前記ターンシグナルスイツチキヤンセル機
構の操作部が前記ブラシレス電気信号伝達機構の
前記可動ケースと一緒に回動するように該可動ケ
ースに連結されたものである。
操向装置として、例えば、実開昭60−114048号公
報に記載されたようなものが知られている。この
操向装置は、ステアリング回動部と、ステアリン
グ非回動部と、前記ステアリング回動部と前記ス
テアリング非回動部との間で電気信号の送受をブ
ラシレスで行うため前記ステアリング回動部に連
結された可動ケースと前記ステアリング非回動部
に支持された固定ケースとがなす室内にフレキシ
ブル電路を収容したブラシレス電気信号伝送機構
と、ターンシグナルスイツチをキヤンセルするた
めのターンシグナルスイツチキヤンセル機構とを
備え、前記ターンシグナルスイツチキヤンセル機
構の操作部が前記ブラシレス電気信号伝達機構の
前記可動ケースと一緒に回動するように該可動ケ
ースに連結されたものである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の車両の操向装
置にあつては、可動部材がステアリングホイール
とターンシグナルスイツチキヤンセル機構の操作
部との間に介在して該操作部を駆動する回転力伝
達部材として作用するため、振動等を受け易く、
電気信号伝達機器としては信頼性・耐久性に欠け
るようになるというおそれがあり、これの対策と
して強度向上を図る重量増加・製造コストの増大
を招くという問題があつた。
置にあつては、可動部材がステアリングホイール
とターンシグナルスイツチキヤンセル機構の操作
部との間に介在して該操作部を駆動する回転力伝
達部材として作用するため、振動等を受け易く、
電気信号伝達機器としては信頼性・耐久性に欠け
るようになるというおそれがあり、これの対策と
して強度向上を図る重量増加・製造コストの増大
を招くという問題があつた。
また、従来の操向装置にあつては、カム部材と
ステアリングホイールとの位置合せが不可欠であ
るが、第6図に示すように、信号伝達容量を大き
くすると信号伝達機構とともに収納ケース12も
大型化してステアリングシヤフト11の軸方向の
寸法tも大きくなるため、ターンシグナルスイツ
チキヤンセル用のカム部材(操作部)13が収納
ケース12の中央の穴内に埋没し、カム部材13
の位置合せが困難になるという問題点があつた。
なお、第6図において、14はターンシグナルス
イツチ等のスイツチ類を組み込まれたコンビネー
シヨンスイツチ機構が収納されたスイツチケース
である。
ステアリングホイールとの位置合せが不可欠であ
るが、第6図に示すように、信号伝達容量を大き
くすると信号伝達機構とともに収納ケース12も
大型化してステアリングシヤフト11の軸方向の
寸法tも大きくなるため、ターンシグナルスイツ
チキヤンセル用のカム部材(操作部)13が収納
ケース12の中央の穴内に埋没し、カム部材13
の位置合せが困難になるという問題点があつた。
なお、第6図において、14はターンシグナルス
イツチ等のスイツチ類を組み込まれたコンビネー
シヨンスイツチ機構が収納されたスイツチケース
である。
この考案は、上述した問題点を鑑みてなされた
もので、操舵力をカム部材に直接伝達可能で、か
つ、カム部材の位置合せが容易に行なえる車両の
操向装置を提供することを目的としている。
もので、操舵力をカム部材に直接伝達可能で、か
つ、カム部材の位置合せが容易に行なえる車両の
操向装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
この考案は、ステアリングコラムに回動可能に
嵌装されたステアリングシヤフトの上端に取り付
けられたステアリングホイールと、該ステアリン
グホイールと第1係合部を介し連結されて一体的
に回転する回転部材および前記コラムに固定され
た固定部材から成り内部に電気信号伝達機構を収
納した収納ケースと、前記ステアリングシヤフト
に自由回転可能に嵌合されるとともに、ステアリ
ングホイールと第2係合部を介し一体的に回転し
てターンシグナルスイツチをキヤンセルするカム
部材と、を備えた車両の操向装置において、前記
カム部材と係合し前記第1および第2係合部を前
記ステアリングホイールに対し位置合せする第3
係合部を形成したことを要旨とする。
嵌装されたステアリングシヤフトの上端に取り付
けられたステアリングホイールと、該ステアリン
グホイールと第1係合部を介し連結されて一体的
に回転する回転部材および前記コラムに固定され
た固定部材から成り内部に電気信号伝達機構を収
納した収納ケースと、前記ステアリングシヤフト
に自由回転可能に嵌合されるとともに、ステアリ
ングホイールと第2係合部を介し一体的に回転し
てターンシグナルスイツチをキヤンセルするカム
部材と、を備えた車両の操向装置において、前記
カム部材と係合し前記第1および第2係合部を前
記ステアリングホイールに対し位置合せする第3
係合部を形成したことを要旨とする。
(作用)
この考案にかかる車両の操向装置によれば、ス
テアリングホイールに加えられる操舵力はステア
リングホイールから直接にカム部材へ伝達される
ため、信頼性の向上が図れる。また、この操向装
置にあつては、回転部材を取り付ける際に、カム
部材は第3係合部により位置合せがなされる。し
たがつて、ステアリングホイールとカム部材との
間に介在する収納ケースが大型化しても、カム部
材の位置合せは容易に行なわれ、作業性が低下す
ることも無くなる。
テアリングホイールに加えられる操舵力はステア
リングホイールから直接にカム部材へ伝達される
ため、信頼性の向上が図れる。また、この操向装
置にあつては、回転部材を取り付ける際に、カム
部材は第3係合部により位置合せがなされる。し
たがつて、ステアリングホイールとカム部材との
間に介在する収納ケースが大型化しても、カム部
材の位置合せは容易に行なわれ、作業性が低下す
ることも無くなる。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図から第5図は、この考案にかかる車両の
操向装置の一実施例を表し、第1図は概略全体正
面図、第2図および第3図は要部の分解斜視図、
第4図a,bおよび第5図a,bは嵌合凹部と凸
部の嵌合を示す図である。
操向装置の一実施例を表し、第1図は概略全体正
面図、第2図および第3図は要部の分解斜視図、
第4図a,bおよび第5図a,bは嵌合凹部と凸
部の嵌合を示す図である。
まず、構成を説明すると、第1図において、2
1はステアリングコラム50に嵌挿されたステア
リングホイールであり、ステアリングホイール2
1はステアリングシヤフト22の上端にスプライ
ン等で一体回転するよう取り付けられている。ス
テアリングシヤフト22は、下端が図示しないス
テアリングギヤ機構に連結されている。
1はステアリングコラム50に嵌挿されたステア
リングホイールであり、ステアリングホイール2
1はステアリングシヤフト22の上端にスプライ
ン等で一体回転するよう取り付けられている。ス
テアリングシヤフト22は、下端が図示しないス
テアリングギヤ機構に連結されている。
ステアリングシヤフト22の外周周囲にはター
ンシグナルスイツチおよびワイパスイツチ等を組
み込んだコンビネーシヨンスイツチ機構が収納さ
れたスイツチケース23と、電気信号伝達機構を
内包した収納ケース24と、コンビネーシヨンス
イツチ機構のターンシグナルスイツチをキヤンセ
ルするための略円筒状のキヤンセルカム(カム部
材)25と、が同軸的に配設されている。スイツ
チケース23からは左右に2本のレバー26,2
7が突設され、これらレバー26,27に各種ス
イツチが設けられている。
ンシグナルスイツチおよびワイパスイツチ等を組
み込んだコンビネーシヨンスイツチ機構が収納さ
れたスイツチケース23と、電気信号伝達機構を
内包した収納ケース24と、コンビネーシヨンス
イツチ機構のターンシグナルスイツチをキヤンセ
ルするための略円筒状のキヤンセルカム(カム部
材)25と、が同軸的に配設されている。スイツ
チケース23からは左右に2本のレバー26,2
7が突設され、これらレバー26,27に各種ス
イツチが設けられている。
収納ケース24は、スイツチケース23よりも
ステアリングホイール21側に配設されている。
この収納ケース24は、第3図に詳示するよう
に、ステアリングホイール21と一体に回転する
可動ケース(回転部材)28とコラム50等に固
定された固定ケース(固定部材)29とから成
り、内部に電気信号伝達機構例えば巻回されたフ
ラツトケーブル(図示せず)が収納されている。
収納ケース24の可動ケース28は、円板部28
aおよび筒部28bから成り、円板部28aの上
端面にステアリングホイール21に形成され孔
(図示せず)に嵌合する位置決め用の突起30が
形成され、また、筒部28bの内周面にキヤンセ
ルカム25に形成された2つの切欠(凹部)31
に嵌合する凸部32が形成されている。この可動
ケース28の凸部32およびキヤンセルカム25
の切欠31は、第5図a,bに示すように、それ
ぞれ面取R,Cが施され、所定寸法Bの間隙をも
つて嵌合する。なお、図示するものは1つだが、
可動ケース28には凸部32が2つ形成されてい
る。
ステアリングホイール21側に配設されている。
この収納ケース24は、第3図に詳示するよう
に、ステアリングホイール21と一体に回転する
可動ケース(回転部材)28とコラム50等に固
定された固定ケース(固定部材)29とから成
り、内部に電気信号伝達機構例えば巻回されたフ
ラツトケーブル(図示せず)が収納されている。
収納ケース24の可動ケース28は、円板部28
aおよび筒部28bから成り、円板部28aの上
端面にステアリングホイール21に形成され孔
(図示せず)に嵌合する位置決め用の突起30が
形成され、また、筒部28bの内周面にキヤンセ
ルカム25に形成された2つの切欠(凹部)31
に嵌合する凸部32が形成されている。この可動
ケース28の凸部32およびキヤンセルカム25
の切欠31は、第5図a,bに示すように、それ
ぞれ面取R,Cが施され、所定寸法Bの間隙をも
つて嵌合する。なお、図示するものは1つだが、
可動ケース28には凸部32が2つ形成されてい
る。
キヤンセルカム25は、第2図に詳示するよう
に、外周面にターンシグナルスイツチと係合する
カム面25aが設定され、また、その上端面にス
テアリングホイール21のボス部下端面に形成さ
れた2つの溝(凹部)33と嵌合する2つの突起
(凸部)34が前述した切欠31と等間隔を隔て
て形成されている。このキヤンセルカム25の突
起34とステアリングホイール21の溝33と
は、第4図a,bに詳示すように、面取Cが施さ
れ、前記寸法Bより小さい所定寸法Aの間隙をも
つて嵌合している。なお、第1図において、35
はステアリングホイール21の固定用ナツトであ
り、また、第2図において、キヤンセルカム25
の切欠31の図示は省略している。
に、外周面にターンシグナルスイツチと係合する
カム面25aが設定され、また、その上端面にス
テアリングホイール21のボス部下端面に形成さ
れた2つの溝(凹部)33と嵌合する2つの突起
(凸部)34が前述した切欠31と等間隔を隔て
て形成されている。このキヤンセルカム25の突
起34とステアリングホイール21の溝33と
は、第4図a,bに詳示すように、面取Cが施さ
れ、前記寸法Bより小さい所定寸法Aの間隙をも
つて嵌合している。なお、第1図において、35
はステアリングホイール21の固定用ナツトであ
り、また、第2図において、キヤンセルカム25
の切欠31の図示は省略している。
このような車両の操向装置は、例えば、次のよ
うな手順で組み立てられる。まず、キヤンセルカ
ム25をステアリングシヤフト22と嵌合させて
スイツチケース23の内方に位置させ、この後、
収納ケース24の可動ケース28の凸部32をキ
ヤンセルカム25の切欠31に嵌合させて収納ケ
ース24をスイツチケース23上に取り付ける。
次に、ステアリングホイール21を収納ケース2
4の可動ケース28の突起30と嵌合させてステ
アリングシヤフト22に取り付ける。この時、収
納ケース24の可動ケース28とキヤンセルカム
25とはその凸部32と切欠31とが嵌合して所
定の位置関係を保持しているため、ステアリング
ホイール21の溝33とキヤンセルカム25の突
起34とが嵌合する。このため、キヤンセルカム
25は正規の位置関係をもつてステアリングホイ
ール21に取り付けられ、キヤンセルカム25の
位置調整を行う必要が無く作業性の改善が図れ
る。そして、この後、ナツト35をステアリング
シヤフト22に締結する。
うな手順で組み立てられる。まず、キヤンセルカ
ム25をステアリングシヤフト22と嵌合させて
スイツチケース23の内方に位置させ、この後、
収納ケース24の可動ケース28の凸部32をキ
ヤンセルカム25の切欠31に嵌合させて収納ケ
ース24をスイツチケース23上に取り付ける。
次に、ステアリングホイール21を収納ケース2
4の可動ケース28の突起30と嵌合させてステ
アリングシヤフト22に取り付ける。この時、収
納ケース24の可動ケース28とキヤンセルカム
25とはその凸部32と切欠31とが嵌合して所
定の位置関係を保持しているため、ステアリング
ホイール21の溝33とキヤンセルカム25の突
起34とが嵌合する。このため、キヤンセルカム
25は正規の位置関係をもつてステアリングホイ
ール21に取り付けられ、キヤンセルカム25の
位置調整を行う必要が無く作業性の改善が図れ
る。そして、この後、ナツト35をステアリング
シヤフト22に締結する。
また、このような車両の操向装置にあつては、
キヤンセルカム25の突起34とステアリングホ
イール21の溝33との間隙寸法Aがキヤンセル
カム25の切欠31と収納ケース24の凸部32
との間隙寸法Bよりも小さいため、ステアリング
ホイール21に加えられる操舵力は該ステアリン
グホイール21から直接にキヤンセルカム25へ
伝達される。したがつて、キヤンセルカム25の
動作が収納ケース24の可動ケース28の故障等
で影響を受けることは無く、信頼性が向上する。
キヤンセルカム25の突起34とステアリングホ
イール21の溝33との間隙寸法Aがキヤンセル
カム25の切欠31と収納ケース24の凸部32
との間隙寸法Bよりも小さいため、ステアリング
ホイール21に加えられる操舵力は該ステアリン
グホイール21から直接にキヤンセルカム25へ
伝達される。したがつて、キヤンセルカム25の
動作が収納ケース24の可動ケース28の故障等
で影響を受けることは無く、信頼性が向上する。
(考案の効果)
以上説明してきたように、この考案にかかる車
両の操向装置によれば、カム部材が直接にステア
リングホイールと連結されるため、カム部材の動
作が収納ケースの故障等の影響を受けることが無
くなつて信頼性が向上し、さらに、カム部材は位
置合せが収納ケースの取付時に該収納ケースによ
り駆動されて自動的に行なわれるため、作業性が
改善される。
両の操向装置によれば、カム部材が直接にステア
リングホイールと連結されるため、カム部材の動
作が収納ケースの故障等の影響を受けることが無
くなつて信頼性が向上し、さらに、カム部材は位
置合せが収納ケースの取付時に該収納ケースによ
り駆動されて自動的に行なわれるため、作業性が
改善される。
第1図から第5図はこの考案の一実施例にかか
る車両の操向装置を表し、第1図が全体概略正面
図、第2図および第3図がそれぞれ要部の分解斜
視図、第4図a,bがそれぞれ分解時と嵌合時に
おける要部の拡大図、第5図a,bがそれぞれ分
解時と嵌合時における要部の拡大図である。第6
図は従来の車両の操向装置を概略的に表す正面図
である。 図面中、21はステアリングホイール、22は
ステアリングシヤフト、23はスイツチケース、
24は収納ケース、25はキヤンセルカム(カム
部材)、28は可動ケース(回転部材)、29は固
定ケース(固定部材)、30は突起(凸部)、31
は切欠(凹部)、32は凸部、33は溝(凹部)、
34は突起(凸部)、50はステアリングコラム
である。
る車両の操向装置を表し、第1図が全体概略正面
図、第2図および第3図がそれぞれ要部の分解斜
視図、第4図a,bがそれぞれ分解時と嵌合時に
おける要部の拡大図、第5図a,bがそれぞれ分
解時と嵌合時における要部の拡大図である。第6
図は従来の車両の操向装置を概略的に表す正面図
である。 図面中、21はステアリングホイール、22は
ステアリングシヤフト、23はスイツチケース、
24は収納ケース、25はキヤンセルカム(カム
部材)、28は可動ケース(回転部材)、29は固
定ケース(固定部材)、30は突起(凸部)、31
は切欠(凹部)、32は凸部、33は溝(凹部)、
34は突起(凸部)、50はステアリングコラム
である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ステアリングコラムに回動可能に嵌装された
ステアリングシヤフトの上端に取り付けられた
ステアリングホイールと、該ステアリングホイ
ールと第1係合部を介し連結されて一体的に回
転する回転部材および前記コラムに固定された
固定部材から成り内部に電気信号伝達機構を収
納した収納ケースと、前記ステアリングシヤフ
トに自由回転可能に嵌合されるとともにステア
リングホイールと第2係合部を介し一体的に回
転してターンシグナルスイツチをキヤンセルす
るカム部材と、を備えた車両の操向装置におい
て、 前記カム部材と係合し前記第1および第2係
合部を前記ステアリングホイールに対し位置合
せする第3係合部を形成したことを特徴とする
車両の操向装置。 (2) 前記第2係合部はステアリングホイールと前
記カム部材に形成された嵌合凹部と凸部とから
成り、前記第3係合部はカム部材と前記回転部
材に形成された嵌合凹部と凸部とから成り、前
記第2係合部の凹凸部間の間隙は前記第3係合
部の凹凸部間隙よりも小さく設定したことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
車両の操向装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986051677U JPH0322034Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | |
CA000534025A CA1264643A (en) | 1986-04-07 | 1987-04-07 | Steering device for vehicles |
US07/035,350 US4840078A (en) | 1986-04-07 | 1987-04-07 | Steering device for vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986051677U JPH0322034Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162141U JPS62162141U (ja) | 1987-10-15 |
JPH0322034Y2 true JPH0322034Y2 (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=12893510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986051677U Expired JPH0322034Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4840078A (ja) |
JP (1) | JPH0322034Y2 (ja) |
CA (1) | CA1264643A (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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