JPH03213179A - 自動車外装部品の塗装方法 - Google Patents

自動車外装部品の塗装方法

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JPH03213179A
JPH03213179A JP521190A JP521190A JPH03213179A JP H03213179 A JPH03213179 A JP H03213179A JP 521190 A JP521190 A JP 521190A JP 521190 A JP521190 A JP 521190A JP H03213179 A JPH03213179 A JP H03213179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
automobile
exterior
painted
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP521190A
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English (en)
Inventor
Shoji Kaminari
神成 昭治
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DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車外装部品例えば自動車用バンパー等に対
する塗装方法の改良に関する。
(従来の技術) 近時、特開昭63−197569号公報等に示されるよ
うに、ダレ限界以上の膜厚となるよう塗装された自動車
車体を水平軸線回りに回転させて焼付することにより、
該車体表面に平滑度の高い塗装面を形成する方法が提案
されている。
ところが、自動車外装部品に対する塗装方法は、従来ど
おり、前処理工程、ブライマー工程、セツティング工程
、上塗り工程、セツティング工程及び焼付工程を順次行
なうものであって、自動車車体の塗装面と自動車外装部
品の塗装面との間の品質の差が大きくなってきた。この
ため、従来の塗装方法により得た外装部品を高平滑塗装
面を有する車体に組込んだ場合、車体と外装部品との間
に一体感を得ることができないという問題があった。
これに対して、特開昭63−175666号公報に示さ
れるように、自動車用車体と自動車外装部品とを係合す
る特定形状の係合部品を用いる塗装方法が提案されてい
る。この方法は、外装部品を車体との間に間隔をおいて
取り付けた後、車体と外装部品とを同時に塗装し、塗装
完了後に外装部品を車体側に押圧して外装部品を車体に
組込むものである。
(発明が解決しようとする課R) しかるに、上記の塗装方法によると、塗料を塗布した後
の焼付工程では外装部品を車体と共に焼付しなければな
らないが、車体と外装部品とは、通常、材質が異なるた
め好適な焼付温度が異なるので、上記の塗装方法は採用
できないのが実状である。
また、上記特開昭63−197569号公報に示される
ように、外装部品に対してダレ限界以上の厚さとなるよ
うに塗装した後、該外装部品を水平軸線回りに回転させ
て焼付する方法も考慮されるが、この方法はコストアッ
プにならざるを得ないため自動車外装部品に対しては採
用し難いのが実状である。
上記に鑑みて、本発明は、安価な方法により、高平滑塗
装面を有する車体表面と外装部品表面との間に一体感が
得られるようにすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は、自動車外装部品
に対して上塗り塗装をする前に、該外装部品の塗装面に
おける車体近傍部分をサンディングによって平滑にして
おくものである。
具体的に本発明の講じた解決手段は、自動車外装部品の
表面に下塗り塗装等により厚膜の塗装面を形成した後、
該塗装面における少なくとも車体近傍部分をサンディン
グすることによって平滑にし、しかる後、上記塗装面に
上塗り塗装を行なう構成とするものである。
(作用) 上記の構成により、自動車外装部品の塗装面における車
体近傍部分はサンディングによって平滑にされ、該平滑
な塗装面に対して上塗り塗装をするため、少なくとも車
体近傍部分においては品質の高い平滑な上塗り塗装面を
得ることができる。
また、車体近傍部分にのみサンディングを行なった場合
、車体近傍部分以外の場所では品質の高い平滑な上塗り
塗装面を得難いが、塗装面の品質は車体、車体近傍部分
、車体近傍部分以外の部分の順に徐々に変化している。
上記の場合、サンディングする部分には予め厚膜の塗装
面が形成されているので、サンディングを行なっても塗
装面を損なうことがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る自動車外装部品の塗装方法は自動車用バン
パーに限定されるものではないが、以下の実施例では自
動車用バンパーに対して塗装する場合について説明する
第3図は自動車前部の外観を示し、自動車の車体1にバ
ンパー上部3aとバンパー下部3bとからなる外装部品
としてのバンパー3が組付けられている。
第1図は本発明の第1実施例における各工程を示し、該
第1実施例はバンパー3に対して単色塗装つまりバンパ
ー上部3a及びバンパー下部3bに対して同一の塗料を
塗布する場合である。
まず、第1工程S1でバンパー3の表面に前処理を施す
。この前処理はバンパー3の表面に付着している脂類を
除去すると共にバンパー3の表面を活性化させるために
行なうものであって、具体的には、トリクロエタン等に
よる脱脂処理及びコロナ放電或いはプラズマ等による表
面活性化処理である。
次に、後工程における上塗り塗料の付着性を向上させる
ため、第2工程S2で、バンパー3の表面に1回目のブ
ライマー塗布として例えばウレタン系ブライマーを10
〜15μm程度塗布する。
その後、3〜5分間程度放置して1回目のブライマー塗
装面を乾燥させた後、第3工程S3で、2回目のブライ
マー塗布として1回目のブライマー塗布と同様にウレタ
ン系ブライマーを10〜15μm程度塗布してバンパー
3の表面に厚膜塗装面を形成する。このようにプライマ
ー塗布を2回に分けて行なうことにより、コストアップ
を招くことなくバンパー3の表面に厚膜の塗装面を形成
することができる。
次に、第4工程S4で厚膜塗装面に対して10分間程度
セツティングを行なうことによりブライマーの溶剤を飛
ばした後、第5工程S5でバンパー3を80℃の加熱炉
内で50分間保持することにより厚膜塗装面を焼付ける
次に、本発明の特徴として、第6エ程s6で厚膜の塗装
面における少なくとも車体近傍部分をサンディングによ
り平滑にする。この場合の車体近傍部分とは、車体1に
組付けられた場合、車体1の塗装面に接近する部分のこ
とを指し、具体的には、バンパー上部3aの両側部にお
ける上面と正面上部が該当する。このサンディングは、
従来がら行われていたサンディング、つまり下塗りによ
り凹凸が発生した場合に該下塗り面の凹凸を除去するた
めに行なうものではなく、後工程における上塗り塗装の
品質を向上させるために行なうものであって、#800
〜#1000程度のサンドペーパーによって5〜10μ
m程度研磨することが好ましい。このような厚さの研磨
を行なっても、2回に亘ってプライマーを塗布してバン
パー3表面に厚膜塗装面を形成しているため、プライマ
ー塗装面が損なわれることはない。
次に、第7エ程S7で、バンパー3表面に上塗り塗装と
して例えばポリエステル系とアクリル系との混合塗料を
30μm程度塗布する。このようにすると、バンパー3
表面における車体近傍部分には、第6エ程S6でサンデ
ィングされているため品質の高い平滑な上塗り塗装面を
得ることができるので、高平滑塗装面を有する車体1に
バンパー3が一体的に組込まれた場合でも両者間に一体
感を得ることができる。
次に、第8工程S8で10分間程度セツティングを行な
って上塗り塗料の溶剤を吹き飛ばした後、第9工程でバ
ンパー3を80℃の加熱炉内で50分間保持して上塗り
塗装面を焼付ける。
第2図は本発明の第2実施例における各工程を示し、該
第2実施例はバンパー3に対してツートン塗装、つまり
バンパー下部3bに対して塗装色■を塗布し、バンパー
上部3aに対して塗装色■を塗布する場合である。
まず、第1工程T1で第1実施例と同様にバンパー上部
3a及びバンパー下部3bに対して前処理を施した後、
第2工程T2で第1実施例と同様、バンパー上部3a及
びバンパー下部3bにプライマー塗布として例えばウレ
タン系プライマーを10〜15μm程度塗布する。その
後、2回目のブライマー塗布をすることなく、第3工程
T3で10分間程度セツティングを行なう。
次に、第4工程T4でバンパー上部3a及びバンパー下
部3bに対して、例えばポリエステル系とアクリル系と
の混合塗料よりなる塗装色■を30μm程度上塗りして
バンパー3表面に厚膜塗装面を形成する。その後、第5
工程T5で第3工程T3と同様にセツティングした後、
第6エ程T6でバンパー3を80℃の加熱炉内で50分
間保持して塗装色■よりなる上塗り塗装面を焼付ける。
次に、第7エ程T7でバンパー下部3bをマスキングし
た後、第8工程T8でバンパー上部3aにおける少なく
とも車体近傍部分をサンディングにより平滑にする。こ
の場合、第2実施例においては、バンパー3に対して第
2工程T2におけるプライマーの塗布及び第4工程T4
における上塗り塗料の塗布を行なっているため、サンデ
ィングをしても塗装面が損なわれることはない。
次に、第9工程T9で、バンパー上部3aに第2工程T
2と同様にプライマーを塗布した後、第10工程TIO
で該プライマーをセツティングする。
次に、第11工程Tllでバンパー上部3aに、例えば
ポリエステル系とアクリル系との混合塗料よりなる塗装
色■を30μm程度塗布して上塗りした後、第12工程
T12で第6エ程T6と同様にして塗装色■よりなる上
塗り塗装面を焼付ける。
このようにすると、第2実施例においても、バンパー3
表面における車体近傍部分は、第8工程T8でサンディ
ングされているため品質の高い平滑な上塗り塗装面を得
ることができる。
尚、前記第2実施例における第8工程T8から第11工
程T11に代えて、バンパー上部3aに対してプライマ
ーを塗布する工程、該プライマーをセツティングする工
程、該プライマーを焼付する工程、及び少なくとも車体
近傍部分に対してサンディングを行なう工程を順次行な
ってもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る自動車外装部品の塗
装方法によると、自動車外装部品の塗装面における少な
くとも車体近傍部分をサンディングによって平滑にした
後、上塗り塗装を行なうため、外装部品の少なくとも車
体近傍部分においては品質の高い平滑な上塗り塗装面を
得ることができるので、該外装部品を高平滑塗装面を有
する車体に組付けた場合、車体と外装部品との間に一体
感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例である自動車外装部
品の塗装方法を示し、第1図はml実施例の各工程を赤
すブロック図、第2図は第2実施例の各工程を示すブロ
ック図、第3図は自動車前部の斜視図である。 1・・・車体 3・・・バンパー 3a・・・バンパー上部 3b・・・バンパー下部 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車外装部品の表面に下塗り塗装等により厚膜
    の塗装面を形成した後、該塗装面における少なくとも車
    体近傍部分をサンディングすることによって平滑にし、
    しかる後、上記塗装面に上塗り塗装を行なうことを特徴
    とする自動車外装部品の塗装方法。
JP521190A 1990-01-12 1990-01-12 自動車外装部品の塗装方法 Pending JPH03213179A (ja)

Priority Applications (1)

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JP521190A JPH03213179A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 自動車外装部品の塗装方法

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JP521190A JPH03213179A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 自動車外装部品の塗装方法

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JPH03213179A true JPH03213179A (ja) 1991-09-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103209838A (zh) * 2010-11-18 2013-07-17 3M创新有限公司 将图像施加到表面的方法及其使用的套件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103209838A (zh) * 2010-11-18 2013-07-17 3M创新有限公司 将图像施加到表面的方法及其使用的套件

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