JPH0321139B2 - - Google Patents

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JPH0321139B2
JPH0321139B2 JP825584A JP825584A JPH0321139B2 JP H0321139 B2 JPH0321139 B2 JP H0321139B2 JP 825584 A JP825584 A JP 825584A JP 825584 A JP825584 A JP 825584A JP H0321139 B2 JPH0321139 B2 JP H0321139B2
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JP
Japan
Prior art keywords
grain
grains
drying
hot air
soybean
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP825584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60153754A (ja
Inventor
Soichi Yamamoto
Masatoshi Yoshioka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAMOTO Manufacturing
Original Assignee
YAMAMOTO Manufacturing
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Publication date
Application filed by YAMAMOTO Manufacturing filed Critical YAMAMOTO Manufacturing
Priority to JP59008255A priority Critical patent/JPS60153754A/ja
Publication of JPS60153754A publication Critical patent/JPS60153754A/ja
Publication of JPH0321139B2 publication Critical patent/JPH0321139B2/ja
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  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、大豆の乾燥方法についての改良に関
する。
圃場から穀稈ごと収穫した大豆は、従前にあつ
ては、穀稈及び莢穀が充分に乾燥してから脱粒機
(脱穀機)にかけて脱粒し、大豆粒としていたが、
最近では、20%以上の水分値の充分に乾燥しない
状態で脱粒機にかけて脱粒し、脱粒した大豆粒を
乾燥機により15%の仕上り水分を目途に乾燥する
ようにしている。
ところで、大豆粒は、傷がつき易く、特に、20
%以上の高水分の場合には、少しの衝撃でも表面
に傷がつくようになることから、前述の如く高水
分のまま脱粒機で脱粒した大豆粒の乾燥機による
乾燥は、籾・麦の乾燥に用いられている循環式穀
粒乾燥機を用いて行なうと損傷粒が多く出るの
で、大豆粒を平箱状の乾燥槽内に薄い層として堆
積させ、その状態のまま送風機で熱風を送給する
いわゆる平乾と呼ばれる小容量の平箱型の乾燥機
を用いて行なつている。そして、このことから、
能率が悪いだけでなく、大量の大豆粒を一時に乾
燥処理し得ない問題が生じている。
本発明における目的は、これらの問題を解消せ
しめ、高水分の大豆粒を、容量の大きい循環型の
穀粒乾燥機を用いて傷を生ぜしめることなく乾燥
させ得る新たな乾燥方法を提起することにある。
そして、この目的を達成するための本発明によ
る大豆粒の乾燥方法は、大豆粒を、被乾燥穀粒を
張込む穀槽とその穀槽内に張込んだ穀粒を搬出し
て再び穀槽内に戻す穀粒循環搬送装置と熱風を生
成する熱風生成装置と該熱風生成装置で生成した
熱風を前記穀槽内に張込んだ穀粒に対し送給する
送風機とを具備する循環式穀粒乾燥機の穀槽内
に、張込み堆積させ、穀粒循環搬送装置を停止し
て堆積状態の前記大豆粒に一定時間熱風を送給す
る乾燥行程と、前記穀槽内に張込んだ大豆粒の半
量以下の一定量の大豆粒を循環させる時間だけ前
記穀粒循環搬送装置を作動させる循環行程とを、
交互に繰返して乾燥させることを特徴とする。
次に実施例を図面に従い詳述する。
図は本発明法の実施例に用いる循環式穀粒乾燥
装置の一例で、被乾燥穀粒を張込む穀槽が軸線方
向を上下方向とした円筒型の循環式穀粒乾燥装置
を示している。図において、1は本体を構成する
機体で、コンクリートよりなる基台2の上に、円
弧状に形成した波板鉄板10…を連結して組立て
ることで、軸線方向を堅にした直径略2500耗高さ
略2700耗の円筒状に構築してあり、上面側には屋
根11がかけてある。aは前記機体1内に装設せ
る穀槽で、前記機体1の内腔の底部で前記基台2
の上面より少し上昇した位置に機体1内腔を上下
に仕切るよう通気性の隔壁よりなる床板3を棚設
することで、その床板3より上方の機体1内腔を
もつて形成してある。そして、床板3より下方の
空室は、前記穀槽a内に張込んだ穀粒に対し送給
する熱風の導風路bに形成してある。4は前記穀
槽a内に穀粒を張込むための昇降機(バケツトエ
レベーター)で、それのバケツトコンベア40を
収蔵する揚穀塔41の下部には張込ホツパー42
が装設してある。該昇降機4の揚穀塔41の頂部
の吐出口には上部スクリユーコンベア43の始端
が接続し、その上部スクリユーコンベア43の終
端側の流出口43aは穀槽a内腔の上部に開口
し、その流出口43aの下方には均分機44が装
設してある。30は穀槽aに前記昇降機4及び上
部スクリユーコンベア43により張込んだ穀粒を
穀槽aから流出させる流出口で、前述の床板3の
軸心部位に開設してある。
5は穀槽a内に張込されて床板3上に堆積する
穀粒を前記流出口30に向け搬送するオーガー
で、前記流出口30の中心部位に配設されたギヤ
ボツクス50に基端が軸支されて、そのギヤボツ
クス50が堅の回転軸線をもつて回動することで
そのギヤボツクス50中心に公転回動し、かつ、
その公転回動の間に自転回動して穀粒を流出口3
0に向け搬送する。
6は流出口30から流出する穀粒を機体1の外
に搬出する下部スクリユーコンベアで、前述の導
風路b内に配設され、かつ、それの搬送方向の終
端部6aは機体1外に突出し、前記昇降機4の揚
穀塔41の下端部に接続連通している。そして、
この下部スクリユーコンベア6は、前記昇降機4
及び上部スクリユーコンベア43ならびにオーガ
ー5と組合つて、流出口30から排出される穀粒
を再び穀槽aの上部から穀槽a内に戻して循環さ
せる穀粒循環搬送装置cを構成している。
7は穀槽a内に張込んだ穀粒し対し乾燥風たる
熱風を送給するための送風機で、それの吐風口は
ダクト70を介し前述の導風路bに接続連通させ
てあり、また、吸引口71には熱風生成装置たる
バーナー装置8が組付けてある。
9は穀槽a内の穀粒層を透過して加湿された状
態となつた熱風(排気)を穀槽aの外に排出させ
る排湿用の吸引フアンで、穀槽aの天井を形成し
ている機体1の屋根11に装設され、それの排風
口には排風ダクト90が接続してある。
また、m1は前記下部スクリユーコンベア6及
びオーガー5を駆動するモーター、m2は昇降機
4のバケツトコンベア40及び上部スクリユーコ
ンベア43を駆動するモーター、m3は均分機4
4を駆動するモーター、m4は吸引フアン9の駆
動用のモーター、m5は送風機7の駆動用のモー
ターであり、これらモーターは、制御ボツクスd
に設けた制御装置で制御されている。
しかして、乾燥しようとする大豆粒Gは、上述
の円筒型の循環式穀粒乾燥装置Aの穀槽a内に、
約1米の堆積高さとなる量に張込む。
次にこの状態において、モーターm1・m2・m3
の作動を停止させて穀粒循環搬送装置cの作動が
停止した状態とし、その状態で送風機7及び熱風
生成装置たるバーナー装置8ならびに吸引フアン
9を稼動させる乾燥行程を、一定時間行なう。こ
の時間は、送風機7により導風路bに送込む熱風
の温度及び送風機7の容量などにより所望に設定
するが、熱風温度を35度C程度とし、送風機7が
通常のものであれば、1時間当りの乾燥速度が
0.3%程度となるから、1〜1.5%程度の乾燥が行
なわれる範囲の時間である4時間程度に設定して
よい。
次に、穀粒循環搬送装置cを作動させて、穀槽
a内に静置状態にある大豆粒Gの堆積層を循環流
動させる行程を行なう。この行程は、堆積した全
大豆粒の2分の1量または3分の1量または4分
の1量と、半量以下の所望に設定する一定量の大
豆粒を循環させる時間だけ行なうが、上述の如
く、床板3上を公転しながら自転するオーガー5
により穀粒を流出口30に送り出す形態の穀粒乾
燥装置Aを用いる場合にあつては、オーガー5が
一回公転回動する時間(約13分位)を基準に、そ
れの倍数の時間に設定する。なお、この穀粒(大
豆粒)を循環流動させる行程の間、熱風の送給を
停止させる必要はない。
そして、この二つの行程を、穀槽a内に張込ん
だ大豆粒Gの水分値が15%に達するまで、交互に
繰返させる。この行程の繰返しは、実際には、穀
粒循環搬送装置cの作動モーターたるモーター
m1・m2・m3をタイマーで自動制御して行なつて
よい。
以上説明したように、上述の如く構成してある
本発明による大豆粒の乾燥方法は、循環式穀粒乾
燥装置の穀槽a内に張込んだ大豆粒が、穀槽a内
に堆積した状態のままの静置状態で熱風の供給を
受け、この状態において、比較的長い休止時間を
おいて間欠的に短い時間作動する穀粒循環搬送装
置Cにより堆積している大豆粒の堆積層が、それ
の全量に対し半量以下の一定量づつ、下層から上
層に入れ換えられるようになるので、穀槽a内に
張込んだ大豆粒の全体が、むらなく、かつ、穀粒
循環搬送装置Cに接触する機会が極度に抑えられ
た状態で乾燥されていくようになる。
従つて、本発明法によれば、循環式穀粒乾燥装
置を用いて、大量の大豆粒を、損傷の発生を効果
的に防止して乾燥し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明法の実施に用いる循環式穀粒乾燥
装置の一部破断した正面図である。 図面符号の説明 A……循環式穀粒乾燥装置、a……穀槽、b…
…導風路、c……穀粒循環搬送装置、1……機
体、10……波板鉄板、11……屋根、2……基
台、3……床板、30……流出口、4……昇降機
(バケツトエレベーター)、40……バケツトコン
ベア、41……揚穀塔、42……張込ホツパー、
43……上部スクリユーコンベア、43a……流
出口、44……均分機、5……オーガー、50…
…ギヤボツクス、6……下部スクリユーコンベ
ア、6a……終端部、7……送風機、70……ダ
クト、71……吸引口、8……バーナー装置、9
……吸引フアン、90……排風ダクト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大豆粒を、被乾燥穀粒を張込む穀槽とその穀
    槽内に張込んだ穀粒を搬出して再び穀槽内に戻す
    穀粒循環搬送装置と熱風を生成する熱風生成装置
    と該熱風生成装置で生成した熱風を前記穀槽内に
    張込んだ穀粒に対し送給する送風機とを具備する
    循環式穀粒乾燥装置の穀槽内に、張込み堆積さ
    せ、穀粒循環搬送装置を停止して堆積状態の前記
    大豆粒に一定時間熱風を送給する乾燥行程と、前
    記穀槽内に張込んだ大豆粒の半量以下の一定量の
    大豆粒を循環させる時間だけ前記穀粒循環搬送装
    置を作動させる循環工程とを、交互に繰返して乾
    燥させることを特徴とする大豆粒の乾燥方法。
JP59008255A 1984-01-20 1984-01-20 大豆粒の乾燥方法 Granted JPS60153754A (ja)

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JPS60153754A JPS60153754A (ja) 1985-08-13
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