JPH0320963Y2 - - Google Patents

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JPH0320963Y2
JPH0320963Y2 JP16033886U JP16033886U JPH0320963Y2 JP H0320963 Y2 JPH0320963 Y2 JP H0320963Y2 JP 16033886 U JP16033886 U JP 16033886U JP 16033886 U JP16033886 U JP 16033886U JP H0320963 Y2 JPH0320963 Y2 JP H0320963Y2
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JP
Japan
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light
vertical wall
tail
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light bulb
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は二輪車に設けられる尾灯の構造に関す
るものであり、特に側方にも充分に光を照射し
て、この種車両の側方からの視認性を向上するよ
うに求める法規制が施工されている国情などに対
応するものである。
【従来の技術】
従来この種の側方にも光の照射量が多い尾灯が
要求されたときの対応方法には、第2図、第3図
に示すような方法があり、先ず第2図に示す方法
は、尾灯を車両の上面から見て灯体11の左右対
称の位置に別体の補助反射鏡14a,14bを設
けるものであり、テールレンズ15の左側面には
電球12からの右側の補助反射鏡14bを介する
光線と電球13からの直射光線とが放射されるも
のとして、側方の照射光量を確保するものであ
る。 尚、この尾灯の構造は左右対称であり、よつて
前記テールレンズ15の右側面に放射される光線
も同様にして得られるものである。 つぎに、第3図に示すものは前記第2図の従来
例で設けた補助反射鏡14a,14bを電球12
と電球13との中間の位置に縦壁11aを設ける
ことで省略するものであり、テールレンズ15の
左側面には電球12の前記縦壁11aに反射する
光線と電球13からの直射光線が放射され目的を
達するものであり、このときには前記縦壁11a
にはアルミの真空メツキなどで反射効率を高める
処理が成されていることが好ましい。尚、テール
レンズ15の右側面の説明は前例と同様な理由で
省略する。また、第2図、第3図のいずれの従来
例においても、図中に符号16で示すものはこの
尾灯が設けられている車両の車体である。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、前記に説明したいずれの従来例
のものも補助反射鏡14a,14bを設けた位
置、或いは縦壁11aを設けた位置は電球12,
13からの光が達しないところとなり、この尾灯
を正面から観視したときには図中に符号Dで示す
影部を生じ尾灯としての表示品位を大変に損なう
と云う問題点を生ずるものであつた。また、特に
第3図に示す従来例のものは別体に補助反射鏡を
取付けるものであるので構造が複雑化し、この種
の尾灯としては異常に高価なものとなる問題点も
生ずるものであつた。
【問題点を解決するための手段】
本考案は前記した従来の尾灯に生ずる問題点を
解決するための具体的手段として、二灯の光源が
夫々に主反射面を備えて一体の灯具内にある二輪
車用尾灯において、前記二つの主反射面の接続部
には側方に前記光源の光を反射するように縦壁を
一体に設け、かつ前記縦壁の頂部には前記夫々の
光源を略焦点とする放物面状の補助反射面が形成
されていることを特徴とする二輪車用尾灯の側方
照明構造を提供することで影部を生じないように
して前記従来の問題点を解決するものである。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 尚、この種の尾灯の大部分は左右対称なもので
あり、いたずらに説明が複雑になるのを避けるた
めに、説明は主として左半部で行うものとし、右
半部その説明を軸対称としたものであるので詳細
な説明は省略する。 第1図に符号1で示すものは樹脂などで形成さ
れた灯体であり、該灯体1中には左右に二個の光
源である電球2と電球3とが配設され、前記灯体
1の背面側には前記電球2,3のフイラメントの
位置を焦点とする放物面の二面の主反射面1a,
1bが形成され、前面側にはテールレンズ5が配
設されて尾灯が構成されているものである。ここ
で、前記灯体1には本考案により前記二面の主反
射面1a,1bの接合部、即ち灯体1の中心に垂
直に前記テールレンズ5の左側面5aに前記電球
2からの反射光が適宜に照射される高さHの縦壁
4が設けられている。尚、前記縦壁4の高さHの
決定にあたつては他の一方の電球3からの直射光
も勘案して行うものであることは云うまでもな
い。この縦壁4の頂部には前記電球2,3のフイ
ラメント位置を焦点とする放物面Fで補助反射面
4a,4bが一体に形成され、該補助反射面4
a,4bは主反射面1a,1bと同様に電球2,
3の光を前方に向けて反射する。この様にされた
尾灯は従来のものと同様に車体6に取付けられる
ものである。以上の説明は尾灯が左右対称の配光
特性を持つものとして行つたが、例えば関係法規
で左右が異なる配光特性が要求されるときには、
前記に行つた説明の手段を適宜に変更してその法
規に合致させられる尾灯が得られるものであるこ
とは云うまでもない。
【作用】
本考案により灯体の中心に縦壁を設けたこと
で、この縦壁に反射する電球の光により尾灯は左
右側方にも光を放射するものとなり、更に該縦壁
の頂部に放物面の補助反射面を設けたことで、こ
の補助反射面は主反射面と同様に前方に光を反射
するものとなり、従来例でテールレンズに生ずる
影部を無くするものである。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により二輪車用尾
灯の側方照明構造を、二つの主反斜面の接続部に
は側方に前記光源の光を反射するように縦壁を一
体に設け、かつ前記縦壁の頂部には前記夫々の光
源を略焦点とする放物面状の補助反射面が形成さ
れている構造としたことで、前記縦壁による反射
により尾灯側方に必要な照明照度が得られるもの
とし、前記縦壁を設けたことで生ずる影部を前記
縦壁の頂部に補助反射面を設けたことで生じない
ようにして表示品位に優れる尾灯を提供すると云
う優れた効果を奏し、また、前記縦壁などを前記
灯体と一体に形成することで、この種の尾灯を安
価に提供できる効果も奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る二輪車用尾灯の側方照明
構造の一実施例を要部で示す断面図、第2図、第
3図は従来例を示す断面図である。 1……灯体、1a,1b……主反射面、2,3
……電球、4……縦壁、4a,4b……補助反射
面、5……テールレンズ、6……車体、H……縦
壁の高さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二灯の光源が夫々に主反射面を備えて一体の灯
    具内にある二輪車用尾灯において、前記二つの主
    反射面の接続部には側方に前記光源の光を反射す
    るように縦壁を一体に設け、かつ前記縦壁の頂部
    には前記夫々の光源を略焦点とする放物面状の補
    助反射面が形成されていることを特徴とする二輪
    車用尾灯の側方照明構造。
JP16033886U 1986-10-20 1986-10-20 Expired JPH0320963Y2 (ja)

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JP16033886U JPH0320963Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JP16033886U JPH0320963Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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Publication Number Publication Date
JPS6365902U JPS6365902U (ja) 1988-04-30
JPH0320963Y2 true JPH0320963Y2 (ja) 1991-05-08

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