JPH03209033A - 減衰装置 - Google Patents

減衰装置

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JPH03209033A
JPH03209033A JP259990A JP259990A JPH03209033A JP H03209033 A JPH03209033 A JP H03209033A JP 259990 A JP259990 A JP 259990A JP 259990 A JP259990 A JP 259990A JP H03209033 A JPH03209033 A JP H03209033A
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JP
Japan
Prior art keywords
damping material
face plates
high damping
damping device
damping
Prior art date
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Pending
Application number
JP259990A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Morikawa
森川 尚一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH03209033A publication Critical patent/JPH03209033A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は微小振動を抑制する防振対策のための減衰装置
に係るものである。
(従来技術) 近年、技術のハイテク化に伴ない振動に対して対策を打
つ必要がある機器が多く存在する。これらの例としては
半導体工場、バイオ関係の装置、精密分析機器等があり
、近年迄は単にゴム弾性体に代表される防振装置をもっ
て対処されていたにすぎなかった。
しかしながら、ゴム弾性体で対処する技術にあっては微
小振動に対してはほとんど効果がなく、かつ振動を減衰
する機能が余り充分ではないという欠点があった。
このため、例えばゴム系の高分子粘弾性体を減衰材とし
て用いた減衰装置が用いられるようになった。
第8図にこの減衰装置aの基本形状を示すが、図中1は
高分子粘弾性体であって、その上下に例えば金属製の面
板2、3が接合されているものである。この構造の減衰
装置aを用いることによって微小振動をうまく減衰する
ことができるようになったが、一方では特に水平方向の
変位が大きい地震等においては減衰材の変形が大きくな
るために、場合によってはこの減衰材そのものが破断し
てしまう事態も発生する。
このため、第9図に示すように機器Xの周囲にゴムやバ
ネにて代表されるストッパー5を備えていたが、基本的
には地震等における免震は不可能であった。図中4は常
時は機器Xを支持する金属板とゴム材との積層体である
(目的) 本発明は、微小振動の減衰機能を常に発揮させる減衰装
置を提供することを目的としたものである。
(構成) 本発明は上記の目的を達成するためになされたちのであ
り,減衰材の変位を小変位に止めると共に、この減衰材
と直列にこれよりも剛性の高い弾性体を備えることによ
って地震時等の大変形をこれによって吸収する構成をと
るものであって、その要旨は高減衰材の上下に面板を備
えると共に少なくとも一方の面板に当接して前記高減衰
材よりも剛性のたかい弾性体を備えてなり、前記高減衰
材の水平方向の変位を一定変位に留めるために、前記上
下の面板に変位制御機能を付与したことを特徴とする減
衰装置であって好ましくはこの面板の周囲に、その水平
方向において互いに交叉する面部な備えて水平変位の制
御を行なわしめるものである。
本発明において高減衰材としては種々あるが、例えば未
加硫ゴムの粘性や可塑的性質を利用したものであり、こ
れらの例としてはゴム系、アクリル樹脂系、アスファル
ト系の高分子粘弾性体が挙げられる。
一方、この高減衰材よりも剛性の高い弾性体の好ましい
例は、通常使用されているゴム弾性体である。勿論この
ゴム弾性体自身が減衰能を有していてもかまわないこと
は当然である。
また高減衰材の水平方向の変位を制御する機能には、前
記したような両面板の周囲から突条を設け,これが所定
の変位になったら接触し合う形状のものが考えられるが
、これ以外にも両面板間での変位制御の具体例は以下の
具体例をはじめとして種々考えられる。
(作用) 本発明の減衰装置はかかる構造をもつが故に、微小振動
時の減衰は高減衰材にて吸収し、地震等の水平方向の大
振幅に対しては両面板が減衰材の変位を制御し、この大
変位に対しては面板に更に当接された剛性の高い弾性体
が対応して作用することになるのである。
(具体例) 第1図は本発明の減衰装置八の第1実施例の一部切欠側
面図を示す。
図中10はゴム系の高分子粘弾性体よりなる高減衰材で
あって,この上下にこれに一体とされた金属製面板11
、l2が備えられている.そしてこの例ではこの面板1
1、12の両側にゴム弾性体15、16がこれまた一体
に備えられており、これらには更に取付用金属面板13
、14が一体とされている。
さて、図例のように高減衰材10をはさんだ面板11、
l2はその周囲に突条17、l8を所定の間隔Sを保持
して対立させてある。このため地震等のSよりも大きな
横ゆれに対してはこの突条l7、l8が接触してこれ以
上の減衰材への影響を阻止することになるのである。そ
してこの横ゆれに対しては主として上下に備えたゴム弾
性体l5、16が対応することになっている。
なお、図においてゴム弾性体が2つ(15、16)適用
された例を示しているが、これはいずれか一方のみであ
ってもかまわない。
また、突条17、18の関係も上側の面板11に突条l
7が下側の面板12の突条を囲む形状になっているが、
この面板11、12を逆に使用してもよいことは勿論で
ある。
第2図は本発明の減衰装置Aの第2実施例を示す中央切
断断面図であり、この例では上面illの周縁に下向き
に突条17、17が2つ形成されていて、この間に下面
板12からの突条l8が前記した突条l7、17間に入
り込んでいる。この突条17、17及び突条18は所定
の隙間S(図示しない)がとられている。
第3図は第3実施例の中央切断断面図であって、これは
ゴム弾性体15が備えられてはいるが、前例におけるゴ
ム弾性体l6は省略された構造である。
そして、上面板1lからの突条l7は下面板12の周囲
縁を覆うものであって、下面板には特に前例のような突
条l8は備えていない。この例にあっては、突条l7と
下面板とが直接水平方向に交叉しており変位Sが保たれ
ている。
第4図は更に第4実施例であって、これは上面板1l及
び減衰材10の中央に空間19、20が形成されていて
、この空間内に下面板12からのびる芯棒21がはまり
込んでいる。この芯棒21は上面板11の空間19にま
で達しており、この上面板1lと芯棒21との間隔S(
図示せず)が所定のものとされている。
なお、この場合、図示はしないが上面板l1より空間1
9をもって短筒が垂下され、この短筒内に芯棒2lがは
まり込んでいるものであってもよい。
第5図は機器Xに第1図に示すと同様の減衰装置Xを適
用したものの例を示す側面図である。図中4はゴム及び
金属板を多数積層した防振装置であって通常の機器Xの
荷重はこれによって支持されている。そして本発明の減
衰装@Aは機器Xの中央に一つ又は横並びに複数個使用
される。この場合、減衰装置Aには機器の荷重はかから
ないように設計されており、振動時の変位のみが感知さ
れるようになっている。
従って、微小振動が加わった場合にはこの減衰装置Aが
感知し、減衰材10が働くものである。
第6図はこの場合における減衰装置Aの断面図であって
、構造的には前記第l図のそれとほぼ同一であり、ゴム
弾性体16が存在しない以外は同じといってよい。しか
るにこの機器Xに水平方向に大変位が生じた場合、減衰
装置Aは第7図のように対応する。
即ち第7図は水平方向に大変位が生じた場合の図であっ
て、突条17と突条18が所定の間隔S(図示しない)
以上の変位に対してはこれらが接触しあい、減衰材10
は図に示す以上の水平方向の変形は生じない.このため
比較的強度の弱い減衰材10は大きな変位に対しても破
壊することがなくなる。
一方この間隔S以上の変位に対しては上面板1lに備え
られたゴム弾性体l5がこれに対応することになる。
なお、突条l7と突条18との接触の際の緩衝機能や音
の発生を防止するために、図示はしないがこれにゴム材
等を貼り付けておくことも有効である。
更に、図示はしないが、この防振装置4及び減衰装置5
を多段に重ねて使用することもよりすぐれた効果を発揮
することになる。
(効果) 本発明の減衰装置は以上のような構造をとるために、地
震等の発生に対しても破壊されることのない減衰装置と
なったために充分に実用に供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の減衰装置の第1実施例における一部切
欠き側面図、第2図は第2実施例における中央切断断面
図、第3図は第3実施例における中央切断断面図、第4
図は第4実施例における中央切断断面図、第5図は本発
明の減衰装置の使用例を示す側面図、第6図は第5図の
減衰装置の断面図、第7図は第6図の減衰装置における
水平方向の変位が加わった時の減衰装置の断面図、第8
図は従来の減衰装置の側面図、第9図は従来の減衰装置
の使用例を示す側面図である。 A・・・・本発明の減衰装置、X・・・・機器、S・・
・・隙間、 10・・・・減衰材、11.12・・・・面板、14、
15・・・・弾性体、17、18・・・・突条。 特 許 出 願 人 株式会社ブリヂストン第8図 第5図 第6図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高減衰材の上下に面板を備えると共に少なくとも
    一方の面板に当接して前記高減衰材よりも剛性のたかい
    弾性体を備えてなり、前記高減衰材の水平方向の変位を
    一定変位に留めるために、前記上下の面板に変位制御機
    能を付与したことを特徴とする減衰装置。
  2. (2)上下の面板の周囲にその水平方向において面部を
    備えた請求項1の減衰装置。
JP259990A 1990-01-11 1990-01-11 減衰装置 Pending JPH03209033A (ja)

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