JPH0586052U - 防振マウント - Google Patents

防振マウント

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Publication number
JPH0586052U
JPH0586052U JP3388492U JP3388492U JPH0586052U JP H0586052 U JPH0586052 U JP H0586052U JP 3388492 U JP3388492 U JP 3388492U JP 3388492 U JP3388492 U JP 3388492U JP H0586052 U JPH0586052 U JP H0586052U
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JP
Japan
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mount body
mount
cement
wall
vibration
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Pending
Application number
JP3388492U
Other languages
English (en)
Inventor
貴幸 戸高
Original Assignee
エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剛材製の取付部材1の上面にゴム状弾性材製
のマウント本体2を固着した防振マウントをセメント1
2により基盤13に固定する場合に、セメント12がマ
ウント本体2に直接接触してマウント本体2の防振特性
を狂わせるのを防止する。 【構成】 マウント本体2の回りに壁5を立設し、セメ
ント12がこの壁5の内側へ入り込まないようにする。
壁5はマウント本体2と一体のゴム状弾性材製であっ
て、マウント本体2と同時に成形される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防振マウントの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図3に示すように、剛材製の取付部材1の上面にゴム状弾性材製の マウント本体2を固着してなり、このマウント本体2が備える弾性を利用して重 量物11を弾性的に支持する防振マウントが知られている。マウント本体2には その上面にも剛材製の取付部材3が固着されるのが一般である。そして従来から この防振マウントをセメント12を使用して基盤13上に固定することが行なわ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
防振マウントをセメント12により基盤13に固定する場合は、取付部材1を セメント12により基盤13に固定する。セメント12はマウント本体2に対し て非接触とされる。 しかしながら実作業においては屡々、セメント12が図示したようにマウント 本体2に接触してしまうことがあり、このような場合、セメント12がマウント 本体2の弾性変形を制限することになってマウント本体2の防振特性を狂わせて しまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、剛材製の取付部材の上面にゴム状弾 性材製のマウント本体を固着した防振マウントにおいて、前記マウント本体の回 りに、前記マウント本体と一体のゴム状弾性材製の壁を立設したことを特徴とす る防振マウントを提供する。
【0005】
【作用】
マウント本体の回りに壁を立設し、セメントがこの壁の内側へ入り込まないよ うにする。壁はマウント本体と一体のゴム状弾性材製であって、マウント本体と 同時に成形される。
【0006】
【実施例】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0007】 図1および図2に示すように、剛材製の取付部材1の上面にゴム状弾性材製の マウント本体2が固着(加硫接着)され、このマウント本体2の上面に剛材製の 第二の取付部材3が固着(加硫接着)され、この第二の取付部材3の上面にナッ ト4が固着されている。また取付部材1の上面にマウント本体2を取り囲むゴム 状弾性材製の環状の壁5が所定の高さをもって立設されている。この壁5はマウ ント本体2と一体であってマウント本体2と同時に成形(加硫成形)され、取付 部材1に固着(加硫接着)されている。
【0008】 しかして上記構成の防振マウントによれば、当該防振マウントをセメント12 により基盤13に固定する場合に、壁5が仕切りとなってセメント12が壁5の 内側へ入り込むことがなく、セメント12がマウント本体2に直接接触するのを 防止することができ、これによりマウント本体2の防振特性を本来のままに維持 することができる。またセメント12を塗り込める作業者にとっては、セメント 12がマウント本体2に接触しないように特に大きな注意を払わなくても壁5を 頼りに壁5に沿ってセメント12を塗り込めれば良く、該作業を容易なものとす ることができる。壁5はマウント本体2と一体のゴム状弾性材製であって、マウ ント本体2と同時に成形され、成形が簡単である。
【0009】
【考案の効果】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、当該防振マウントをセメントにより基 盤に固定する場合に、壁を仕切りとしてセメントが壁の内側へ入り込んでマウン ト本体に直接接触するのを防止することができ、これによりマウント本体の防振 特性を本来の状態に維持することができる。またセメントを塗り込める作業者に とっては壁を頼りに壁に沿ってセメントを塗り込めれば良く、該作業を容易なも のとすることができる。壁はマウント本体と一体のゴム状弾性材製であって、マ ウント本体と同時に成形され、成形が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る防振マウントの断面図
【図2】同防振マウントの平面図
【図3】従来例に係る防振マウントの断面図
【符号の説明】
1,3 取付部材 2 マウント本体 4 ナット 5 壁 11 重量物 12 セメント 13 基盤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛材製の取付部材1の上面にゴム状弾性
    材製のマウント本体2を固着した防振マウントにおい
    て、前記マウント本体2の回りに、前記マウント本体2
    と一体のゴム状弾性材製の壁5を立設したことを特徴と
    する防振マウント。
JP3388492U 1992-04-24 1992-04-24 防振マウント Pending JPH0586052U (ja)

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JP3388492U JPH0586052U (ja) 1992-04-24 1992-04-24 防振マウント

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JP3388492U JPH0586052U (ja) 1992-04-24 1992-04-24 防振マウント

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JPH0586052U true JPH0586052U (ja) 1993-11-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0259333A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Masaaki Okabe ペーパーハニカムの製造方法
JPH03209033A (ja) * 1990-01-11 1991-09-12 Bridgestone Corp 減衰装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0259333A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Masaaki Okabe ペーパーハニカムの製造方法
JPH03209033A (ja) * 1990-01-11 1991-09-12 Bridgestone Corp 減衰装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980407