JPH03208584A - 工業用ロボットの保護装置 - Google Patents

工業用ロボットの保護装置

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JPH03208584A
JPH03208584A JP2001574A JP157490A JPH03208584A JP H03208584 A JPH03208584 A JP H03208584A JP 2001574 A JP2001574 A JP 2001574A JP 157490 A JP157490 A JP 157490A JP H03208584 A JPH03208584 A JP H03208584A
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恭秀 永浜
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は,アーク溶接ロボット等の工業用ロボットがそ
の動作時にワーク等と干渉して損傷を受けるのを防止す
るための保護装置に関する。
[従来の技術] 工業用ロボット、特にアーク溶接ロボットでは、ロボッ
ト先端の溶接トーチでアーク溶接作業を行なうが,この
とき、溶接トーチがワーク等と干渉して過大な負荷を受
けると,溶接トーチが曲がったりあるいは手首系の駆動
部を損傷するといったトラブルが発生する. このようなトラブルからロボットを保護する手段として
,トーチの取付金具に折れやすいもの(例えばベークラ
イト製)を介在させ、トラブル発生時にロボットが過大
な負荷を受けると、この取付金具を折ることで負荷を吸
収し、取付金具以降の部品を保護することが行なわれて
いる。また、上記手段とは別に,ショックセンサと呼ば
れる装置で保護することも行なわれている。
しかし、これらの手段はいずれもロボットに対して外付
けであるため、ロボットをコンパクトに,構成する上で
好ましくない。保護装置は、ロボットに内蔵できる構成
の方がメリットがある。
そこで,本願発明者は、従来、第5,6図に示すごとく
、手首部のべベルギャ部分において、ロボット内蔵タイ
プの保護装置を実用化している.ここでは,手首の最終
軸であるS6軸およびその手前の85軸の部分について
説明する。
S6軸駆動用モータ(図示せず)は,減速機(図示せず
)を介してベベルギャ3lに接続され,このベベルギャ
31の回転は、ベベルギャ32,押え板33,金具34
,回転軸35,べベルギャ35a,36を介して、手首
フレーム38内に軸支された回転軸37に伝達されて、
86軸周りの回転が得られるようになっている。
また、S5軸駆動用モータ(図示せず)も,減速機(図
示せず)を介してペベルギャ42に接続され、このベベ
ルギャ42の回転は、ベベルギャ41,押え板40,金
具39を介して、手首フレーム38に伝達されて.S5
軸周りの回転が得られるようになっている。
そして、S6軸についての保護装置は、第5図に示すよ
うに、ベベルギャ32を、金具34と押え板33とによ
り挾み込んで回転可能に設けることで構成されている.
つまり、金具34は,金具取付用ねじ45により回転軸
35に固定され、この金具34と押え板33との間にべ
ベルギャ32が挾み込まれ、押え板33を保護装置調整
用ねじ46により金具34に対して締め付けて固定され
ている.べベルギャ32が、押え板33,金具34に対
して回転するのは、ねじ46の締付トルクにより発生す
る摩擦力よりも、86軸が受ける外力の方が上回った場
合(過負荷が作用した場合)のみで、通常の作業状態で
ベベルギャ32が押え板33,金具34に対して回転し
てしまうことはない。
また、同様に、S5軸についての保護装置は、第5.6
図に示すように、ベベルギャ41を、金具39と押え板
40とにより挾み込んで回転可能に設けることで構成さ
れている。つまり、金具39は、金具取付用ねじ44に
より手首フレーム38に固定され、この金具39と押え
板40との間にベベルギャ41が挾み込まれ、押え板4
0を保護装置調整用ねじ43により金具39に対して締
め付けて固定されている。ここでも、ベベルギャ41が
、押え板40,金具39に対して回転するのは、ねじ4
3の締付トルクにより発生する摩擦力よりも.55軸が
受ける外力の方が上回った場合のみで,通常の作業状態
でベベルギャ41が押え板40,金具39に対して回転
してしまうことはない。
さて、S5軸,S6軸ごとの保護装置においては、保護
動作時のチェックおよび復旧を目的として、各保護装置
ごとに後述のごとくチェック機構が付設されている.即
ち、S6#側の保護装置では、第5図に示すように、ベ
ベルギャ32,押え板33および金具34にそれぞれ位
置決め穴32a,逃し穴33aおよび位置決め穴34a
が形成されいる。そして,位置決め穴32a,34aは
後述する位置決め治具と同径であり、逃し穴33aは,
位置決め穴32a,34aよりも少し大きな径として形
成されており、これらの穴32a〜34aは通常同軸的
に配置されている。
また、S5#側の保護装置でも、同様に,第5,6図に
示すように、ベベルギャ41,押え板40および金具3
9にそれぞれ位璽決め穴41a,逃し穴40aおよび位
筺決め穴39aが形成されていて、位置決め穴39a,
41aは後述する位置決め治具と同径であり、逃し穴4
0aは、位置決め穴39a,41aよりも少し大きな径
として形成されており、これらの穴39a〜41aは通
常同軸的に配置されている. 上述の構成により,今、手首先端(溶接トーチ等)がワ
ーク等に干渉して85軸に大きな力が作用した場合、金
具39は手首フレーム38と一体的に回動するが,ベベ
ルギャ41はベベルギャ42と噛み合ったまま静止し、
金具39および押え板40は,ベベルギャ4lを挾みな
がらこのベベルギャ41に対して回動を起こすことにな
る。
このようにして、保護装置調整用ねじ43により設定さ
れるあるレベル以上の力が作用した場合には,l!動系
(減速機等)が静止したまま先端が回転するので、酩動
系を保護できるとともに溶接トーチ等のロボット先端部
分をも保護することができるのである。
なお、このように保護装置が動作したことをチェック確
認して復旧させるために、押え板40の逃し穴40aか
ら位置決め治具(図示せず)を挿入し、ベベルギャ41
の位置決め穴41aおよび金具39の位置決め穴39a
に挿入してみる。このとき、保護装置が動作していなけ
れば、金具39とべベルギャ41との間でずれは生じて
いないので、位置決め治具は金具39の位置決め穴39
aまで挿入されることになる。一方、保護装置が動作し
た場合には、金具39はベベルギャ41に対してずれて
いるので、位置決め治具は、べベルギャ41の位置決め
穴41aまでしか挿入されず、金具39の位置決め穴3
9aには挿入されないことから、保護装置の動作が確認
される。そして、ロボットを復旧する際には、ねし43
を弛め、ベベルギャ41を金具39,押え板40に対し
回動させて、位置決め穴39aと41aとが同軸的に配
置されたことを位置決め治具により確認してから,ねじ
43を所定の締め付け力で締め付ける。
ところで、近年、ガタを減少させるコストダウン等の目
的から、よりダイレクト駆動に近づく傾向があり、本願
発明者も、第7図に示すように、ハーモニック減速機8
.12の出力を直接手首フレームlla,llbに直結
する機構を開発した。
この機構では、第7図に示すように、S5軸輛動用モー
タ10の回転慶動力が、プーり9,タイミングベルト2
4,プーり6を介してハーモニック減速機8のハーモニ
ツク入力軸7へ伝達される。
ハーモニツク減速機8は、ウエーブジエネレータ8a,
サーキュラスプライン(s)sbおよびサーキュラスプ
ライン(D)8cからなり、サーキュラスプライン(D
)8cが手首フレームllaに直結されている。なお、
手首フレームllaは、ベアリング5.21によりロボ
ットの本体フレーム1側に対して揺動可能に支持されて
いる。
また、S6軸駐動用モータ16は手首フレーム11aに
内蔵され、このモータ16の回転趣動力は、直接、ハー
モニツク減速機12に伝達され、このハーモニツク減速
機12から出力軸13および出力フランジ15へ伝達さ
れる.出力軸13および出力フランジ15は、手首フレ
ームllbに対して回動可能に軸支される。
なお、第7図中、符号3Aはハーモニツク減速機8の取
付ケース、14は手首フレームllb内の出力軸13外
周に設けられたS6軸の回転規制用ストライ力で、この
ストライカ14は、図示しないガイドとの間で螺旋状に
摺動しながら回転することにより,図示しないリミット
スイッチとの間で86軸の1回転以上(ここでは400
゜)の回転について回転端を規制するものである。また
、18は手首フレームllaの支持軸に接続されたドラ
ム状部材で、このドラム状部材18の外周に、手首フレ
ームlla内のモータl6等への信号,動力を伝えるた
めのケーブル25が巻き付けられ、手首フレームlla
の揺動に対応してケーブル処理できるようになっている
。17はドラム状部材18の外周に取り付けたストライ
カ(図示せず)との間により動作してS5軸の揺動を規
制するりミットスイッチ、19.20は本体フレーム1
のカバーである. [発明が解決しようとする課題] ところが、第7図に示す直結構造の手首部では、第5,
6図に示した駆動系のように仲介する部品(べベルギャ
,金具,押え板等)がないので、第5,6図に示すよう
な保護装置を実現することができない。
従って、第7図に示す直結構造の手首部において、その
先端に大きな力が作用すると、ハーモニック減速機8の
サーキュラスプライン(D)8cと手首フレームlla
との間で取付ねじのガタ分だけ滑りが生じたり、ハーモ
ニツク減速機8,12自体に破損を生じ、一旦破損を生
じると修理のためにロボットのかなり広範な部分を分解
する必要があるなどの課題があった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので,
減速機直結構造であっても、容易に且つコンパクトな構
造で、過負荷時の輛動系の保護や復旧を実現できるよう
にした工業用ロボットの保護装雪を提供することを目的
とする. [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の工業用ロボットの
保護装厘は,回転軸に連結された減速機の固定部を取り
付けられる回転体と,該回転体を回転可能に支持する本
体フレームとをそなえ、前記回転体を前記本体フレーム
側に対し調整可能な摩擦力により固定するとともに、前
記の回転体と本体フレーム側との両方にわたって連通し
うる位置決め穴を少なくとも1個設け、該位置決め、穴
に合致した形状をもつ位置決め治具を前記位置決め穴に
挿入することにより、前記の回転体と本体フレーム側と
の間のずれの確認および元の位置への復旧を行なうこと
を特徴としている。
[作   用] 上述した本発明の工業用ロボットの保護装置では、輛動
部に対して外部から大きな力が作用し,この力が回転体
と本体フレーム側との間の摩擦力を超えた場合、減速機
の固定部が、外力を受けたロボット部材と一体的に回動
し,本体フレーム側との間にずれを生じることにより、
駆動部やロボット部材が保護される. このような保護動作が生じたことは,通常,回転体と本
体フレームとにわたり連通ずる位置決め穴に位置決め治
具を挿入できるか否かにより確認される.つまり、保護
動作が生じ回転体と本体フレーム側との間にずれが発生
している場合には、位置決め治具を挿入できなくなる。
そして、ロボットや保護装置の復旧は、位筺決め治具を
位置決め穴に挿入できる状態になるように,回転体と本
体フレーム側との位置調整を行なうことにより行なわれ
る。
[発明の実施例] 以下、図面により本発明の一実施例としての工業用ロボ
ットの保護装置について説明すると、第1図はその要部
を示す断面図、第2図はその要部を示す側面図、第3図
はその位置決め穴の通常配置状態を示す断面図、第4図
はその回転体の平面図である。なお、図中、既述の符号
と同一の符号は同一部分を示しているので、その説明は
省略する。また,本実施例では、第7図に示したものと
同様に、ハーモニツク減速機8の出力を直接手首フレー
ムllaに直結する減速機直結構造の場合について、特
に85軸周りの保護装置について説明する。
さて,第7図に示した構造にはハーモニツク減速機8の
取付ケース3Aがそなえられているが、本実施例では、
第1図に示すように、上記取付ケース3A’に対応する
部分を回転体3として用いる,この回転体3には、ハー
モニツク減速機8の固定部であるサーキュラスプライン
(s)sbが、取付ねじ8dにより取り付けられている
回転体3には,第1,4図に示すように、所定の摩擦力
を得るためのフランジ部3Cと、ハーモニツク減速機8
を収納しうるスリーブ部3eとがそなえられるほか、サ
ーキュラスプライン(S)8bを取り付けるための取付
ねじ8dを螺合されるねじ穴3dが形威されている。さ
らに、回転体3のフランジ部3cには、保護動作確認お
よび復旧の基準となる1個の位置決め穴3aと、回転体
3の回動時にトルク調整用ねじ22の移動を許容すべく
60゜にわたって3箇所に配置された長穴3bとが形成
されている. また、第1図に示すように、本体フレーム1には、スリ
ーブ2がねじ2bにより一体的に取り付けられており、
回転体3は,第1〜3囚に示すように、スリーブ部3e
をスリーブ2内周側に挿入しながら、フランジ部3Cを
スリーブ2と押え板4とに挾み、長穴3bを貫通するト
ルク調整用ねじ22により締め付けることにより、本体
フレーム1側に対して回転可能に支持されている。また
、スリーブ2(本体フレーム1側)と回転体3との間の
トルク(摩擦力)は、ねじ22の締め付け力により適当
に調整できるようになっている。
さらに、本体フレーム1側のスリーブ2には、前述した
位置決め穴3aとともに保護動作確認および復旧の基準
となる1個の位置決め穴2aが形威されており、この位
置決め穴2aは、回転体3の位置決め穴3aと同径で、
通常時には第3図に示すように、回転体3とスリーブ2
との両方にわたって連通するように配璽されている。ま
た、上述の位置決め穴2a,3aに,これらの位置決め
穴2a,3aに合致した形状をもつ位置決め治具(丸棒
;図示せず)を保護動作確認および復旧時に挿入できる
ように、第2,3図に示すごとく、押え板4には、逃し
穴4aが形成されている。
なお,スリーブ2には、ねじ22をねじ込まれる雌ねじ
(タップ;図示せず)が形成されている。
上述の構成により、今、手首先端(溶接トーチ等)がワ
ーク等に干渉してS5軸に大きな力が作用し,トルク調
整用ねじ22により設定されるあるレベル以上の力が作
用した場合には、ハーモニック減速機8の固定部と連結
された回転体3は、手首フレームlla,llbと一体
的に回動するが、本体フレーム1側は静止したままであ
り、回転体3は、スリーブ2および押え板4に挾み込ま
れながら、これらのスリーブ2および押え板4に対して
相対回動を起こすことになる。このとき、トルク調整用
ねじ22は、長穴3bを貫通しているので、回転体3の
相対回動を妨げることはない。
従って、手首先端の85軸周りの過負荷が回転体3の本
体フレーム1側に対する相対回動により吸収されるので
、騨動系を保護できるとともに溶接トーチ等のロボット
先端部分をも保護することができる. このように保護装置が動作したことをチェック確認して
復旧させる際,本実施例では、ロボットのカバー19を
取り外してから、押え板4の逃し穴4aから位置決め治
具(図示せず)を挿入し、回転体3の位置決め穴3aお
よびスリーブ2の位置決め穴2aに挿入する。このとき
、保護装置が動作していなければ、回転体3とスリーブ
2との間でずれは生じていないので、位置決め治具はス
リーブ2の位置決め穴2aまで挿入されることになるが
、保護装置が動作した場合には、回転体3はスリーブ2
に対してずれているので、位置決め治具は、回転体3の
位置決め穴3aまでしか挿入されず、スリーブ2の位置
決め穴2aには挿入されないことから、保護装置の動作
が確認される。
そして、ロボットを復旧する際には、トルク調整用ねじ
22を弛め、位置決め治具を挿入できるように、位置決
め穴2a,3aを第3図に示すごとく一致させた状態に
なるまで、回転体3をスリーブ2,押え板4に対し回動
させ、位置決め穴2aと3aとが同軸的に配置されたこ
とを位置決め治具により確認してから、トルク調整用ね
じ22をトルクレンチ等により所定の締め付け力で締め
付ける。これにより、保護装置およびロボットの復旧が
行なわれる. このように、本実施例の工業用ロボットの保護装置によ
れば、比較的少ない部品で輛動系やロボット先端の工具
を確実に保護しうる装置を実現できるほか、位置決め穴
2a,3aおよび位置決め治具を用いることで、極めて
容易に保護装置の動作確認や、動作後の正確な復旧作業
を行なうことができる.さらに、ハーモニツク減速機8
の固定側(回転体3)の回転を利用することで、減速機
直結構造であっても、容易に且つコンパクトな構造で,
過負荷時の輛動系の保護や復旧を実現できるようになる
。また、当然のことながら、内蔵タイプの保護装置であ
るので、外装タイプの保護装置よりもコンパクトな構成
になっている.なお、上記実施例では、スリーブ2の位
置決め穴2aと回転体3の位置決め穴3aとを同径の穴
としたが、必ずしも同径である必要はない。
また,上記実施例では、ロボットの手首部、特にS5軸
周りについての保護装置について説明したが、本発明は
,アーム系等の他の回動部にも同様に適用できることは
言うまでもない。
さらに、上記実施例では、回転体3の本体フレーム1に
対するずれの確認を、位置決め治具を用いて人手により
行なうようにしているが、回転体3のスリーブ2に対す
る相対回転を検出するために,リミットスイッチや近接
スイッチ等を用い、その検出信号でオペレータ等に保護
動作発生を知らせたり,直接ロボットの動作を停止させ
るようにしてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように.本発明の工業用ロボットの保護装
置によれば、減速機を取り付けられた回転体を、本体フ
レーム側に対し調整可能な摩擦力により回転可能に固定
するとともに、前記の回転体と本体フレーム側との両方
にわたって連通しつる位置決め穴と,位璽決め治具とに
より、回転体と本体フレーム側との間のずれの確認およ
び元の位置への復旧を行なう構或としたので、減速機直
結構造であっても、容易に且つコンパクトな構造で、過
負荷時の翻動系の保護や復旧を行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の一実施例としての工業用ロボット
の保護装置を示すもので、第1図はその要部を示す断面
図、第2図はその要部を示す側面図、第3図はその位置
決め穴の通常配置状態を示す断面図、第4図はその回転
体の平面図であり、第5,6図は従来の工業用ロボット
の保護装置を示すもので、第5図はその要部を示す断面
図、第6図はその要部を示す側面図,第7図は減速機直
結構造の工業用ロボットの要部を示す断面図である。 図において、1一本体フレーム、2−スリーブ、2a一
位竃決め穴、2b−ねじ、3一回転体、3a−一一位置
決め穴、3b一長穴、3C−フランジ部、3d−ねじ穴
、3e−スリーブ部、4一押え板、4a一逃し穴、5−
ベアリング、6−プーリ、7−ハーモニツク入力軸,8
−ハーモニック減速機、8a−ウエーブジェネレータ、
8b,8c−サーキュラ1スプライン.8d−取付ねじ
、9−ブーリ、1 0−S 5軸馳動用モータ、lla
,llb−手首フレーム、12−ハーモニック減速機、
1 3 −出力軸、14一回転規制用ストライカ、15
一出カフランジ.16−S6軸駐動用モータ、17−リ
ミットスイッチ.18− ドラム状部材,19,20−
カバー、21−ベアリング、2 2−}−ルク調整用ね
じ、24−タイミングベルト、25−ケーブル.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 工業用ロボットの駆動部において、回転軸に連結された
    減速機の固定部を取り付けられる回転体と、該回転体を
    回転可能に支持する本体フレームとがそなえられ、前記
    回転体が前記本体フレーム側に対して調整可能な摩擦力
    により固定されるとともに、前記の回転体と本体フレー
    ム側との両方にわたって連通しうる位置決め穴を少なく
    とも1個設け、該位置決め穴に合致した形状をもつ位置
    決め治具を前記位置決め穴に挿入することにより、前記
    の回転体と本体フレーム側との間のずれの確認および元
    の位置への復旧を行なうことを特徴とする工業用ロボッ
    トの保護装置。
JP2001574A 1990-01-10 1990-01-10 工業用ロボットの保護装置 Expired - Lifetime JPH0729273B2 (ja)

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