JPH03201815A - 弾性表面波共振子 - Google Patents

弾性表面波共振子

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Publication number
JPH03201815A
JPH03201815A JP34396189A JP34396189A JPH03201815A JP H03201815 A JPH03201815 A JP H03201815A JP 34396189 A JP34396189 A JP 34396189A JP 34396189 A JP34396189 A JP 34396189A JP H03201815 A JPH03201815 A JP H03201815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface acoustic
acoustic wave
wave resonator
electrode
comb
Prior art date
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Pending
Application number
JP34396189A
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English (en)
Inventor
Takahiro Sato
隆裕 佐藤
Shusuke Abe
秀典 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Publication date
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一対の反射器の間に挟まれた正規型櫛形電極を
圧電基板上に形成した弾性表面波共振子(S AWR=
Surface Acoustic Wave Re5
onator)、特に電圧制御型発振回路(v CO=
 Voltage Controlled 0scil
lator)に用いるのに適した弾性表面波共振子に関
する。
[従来の技術] 弾性表面波共振子は、水晶振動子が10MHz程度の発
振周波数であるのに対し、数100Mtlzもの高い発
振周波数が得られると共に、小型であるという利点から
種々の装置に利用されている。
例えば、外部電圧により変更することができる電圧制御
発振回路の共振子として弾性表面波共振子が多く用いら
れている。電圧制御発振回路は例えばP L L (P
hase Lock Loop)制御に用いられる。
電圧制御発振回路の等価回路を第6図に示す。
弾性表面波共振子5AWRに対して可変容量ダイオード
Dを直列接続している。この電圧制御発振回路の発振条
件式は Xs+Xd (vc )+XL =0 となり、上式を満足する周波数で発振する。可変容量タ
イオードDのインピーダンスXd(Vc)を制御電圧V
Cにより変化させると、第7図(a)に示すように、制
御電圧■。が大きくなるにつれ、発振周波数がf、、f
2、f、、f、と変化する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の電圧制御発振回路では、弾性表面
波素子の低周波側のスプリアスにより、第7図(b)に
示すように発振条件を満足する発振周波数が例えばf 
osct、f 0sc2、f 08C3と複数個存在す
る場合があった。このため、発振周波数の「とびJが生
ずるという問題があった。
このような発振周波数の「とび」を防止するため、弾性
表面波共振子における櫛形電極の交差長を場所的に変化
させるアポタイズ法によりスプリアスを抑制する試みが
なされている(森下他:“vCO用PSAW共振子のス
プリアス抑圧について′°昭和61年度、信学全大)。
しかしながら、アボタイズ法の場合、弾性表面波素子に
おける低周波側スプリアスを抑圧するための最適なアボ
タイズ形状を決定することが非常に困難であるという問
題があった。また、アボタイズ型櫛形電極は正規型櫛形
電極に比べて実効的な交差長が減少するため共振抵抗が
増大する。共振抵抗を減少させるためにはすだれ状電極
の本数を増加させたり、開口長を増加させたりする必要
があり、素子の大型化を招くという問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、素子の大
型化を招くことなくスプリアスを低減することかできる
弾性表面波素子を提供することを目自勺とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、圧電基板上に、複数本のストリップライン
を有する一対の反射器と、前記一対の反射器の間に挟ま
れ、複数対のすだれ状電極を有する正規型櫛形電極とが
形成された弾性表面波共振子において、前記反射器のス
トリップラインの本数が、前記正規型櫛形電極のすだれ
状電極の対数に基つき、スプリアスを低減させる所定範
囲内であることを特徴とする弾性表面波共振子によって
遠戚される。
[作用] 本発明によれば、反射器のストリップラインの本数を正
規型櫛形電極のすだれ状電極の対数に基づいた所定範囲
内にすることにより、櫛形電極をアボタイズ型にするこ
となく、正規型のままでスプリアスを低減させることが
できる。
[実施例] 本発明の一実施例による弾性表面波共振子を第1図に示
す。
本実施例の弾性表面波共振子は、圧電基板1゜の中央に
正囲型櫛形電[,12が形成され、正規型櫛形型[!1
2の両開に一対の反射器14.16が形成されている。
圧電基板10は、弾性表面波がZ方向(<001>方向
)に伝播する、45度Xカット四はう酸リチウム(Li
、B、O□)単結晶基板、すなわち (110)面L 
i 2 B407’単結晶基板である。
正規型櫛形電極12は、第1図に示すように、2つの櫛
形電極12a、12bが互いに噛み合うように配置され
ている。櫛形N @ 12 a、12bの根元にはボン
ディング用パッド18.2oが形成されている。本実施
例では、正規型櫛形電極12の対数はN idtであり
、各梯形電極12a、12bがそれぞれN idt本の
すだれ状電極を有している。なお、第1図では、簡単の
ため、3対のすだれ状電極を有する正規型櫛形電極12
として図示しである。また、反射器14.16は、正規
型櫛形型[!12から発せられる弾性波の伝播路上に配
置されており、それぞれN ref本のストリップライ
ンを有している。
本実施例は、正規型櫛形$’!k 12のすだれ状電極
の対数N idtに対する反射器14.16のストリッ
プラインの本数N refが所定範囲内になるように調
節することにより、スプリアスを低減させようとするも
のである。
第2図に、正規型櫛形電極12のすだれ状電極の対数N
 idtを80対、反射器14.16のストリップライ
ンの本数N refを37本としたときインピーダンス
特性を示す、実線は実部λe(Z)の周波数特性であり
、破線は虚部Im(Z)の周波数特性である。アルミニ
ウムのストリップラインの厚さをh、ストリップ周期を
λとして、規格化膜厚h/λは0.02である。第2図
がら明らかなように低周波IIIの第1スプリアス(す
なわち、インピーダンスの虚部Im(Z)がOとなる共
振点の低周波側で第1番目の実数部Re (Z)のピー
ク)がなくなっている。
これに対し、第3図は比較例であって、正規型櫛形電極
12のすだれ状電極の対数N idtを80対、反射器
14.16のストリップラインの本数N refを25
本としたときインピーダンス特性である。共振周波数の
低周波側の第1スプリアスが存在している。
種々の対数N idt及び本数N refに対して検討
した結果、反射器14.16のすだれ状電極の本数N 
refを下記式 %式% の範囲内に設定することにより、低周波側のスプリアス
を低減できることがわかった。上記関係式は、スミスの
等価回路モデルを用いたシミュレーションにより求めた
ものである。上記関係式による領域を第4図に斜線で示
す、すなわち、第4図の斜線の領域内に対数N idt
と本数N refを設定することによりスプリアスを低
減することができる。
第5図は、正規型櫛形電極12の対数N idtを60
.5、反射器14.16の本数N refを29本、ス
トリップラインの正規化膜厚h/λを0゜02とした弾
性表面波共振子のインピーダンス特性である。第5図(
a)はインピーダンスZの実部Re (Z)の周波数特
性であり、同図(b)はインピーダンスZの虚部Im(
Z)の周波数特性である。第5図から従来スプリアスが
発生していた周波数において、スプリアスがなくなって
いることがわかる。なお、本実施例では、従来のcos
型アボタイズ型櫛形電極の弾性表面波共振子に比較して
、同一共振抵抗において、約30%の素子チップ面積を
減少させることができた。
[発明の効果コ 以上の通り、本発明によれば、素子の大型化を招くこと
なくスプリアスを低減することができる。
したがって、本発明による弾性表面波共振子を電圧制御
型発振回路に用いれば、発振周波数のとびを生ずること
なく広帯域に亘って動作可能な電圧制御型発振回路の小
型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による弾性表面波共振子を示
す図、 第2図は本発明の一実施例の弾性表面波共振子のインピ
ーダンス特性を示すグラフ、 第3図は比較例の弾性表面波共振子のインピーダンス特
性を示すグラフ、 第4図は本発明の一実施例の弾性表面波共振子の正規型
櫛形電極の対数N1dtと反射器の本数Nrefの関係
を示すグラフ、 第5図は本発明の他の実施例の弾性表面波共振子のイン
ピーダンス特性を示すグラフ、第6図は弾性表面波共振
子を用いた電圧制御発振回路の等価回路を示す図、 第7図は同電圧制御発振回路における制御電圧と発振周
波数の関係を示すグラフである。 図において、 0・・・圧電基板 2・・・正規型櫛形電極 2a、12b・・・櫛形電極 4.16・・・反射器 8.20・・・ボンディング用パッ ド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.圧電基板上に、複数本のストリップラインを有する
    一対の反射器と、前記一対の反射器の間に挟まれ、複数
    対のすだれ状電極を有する正規型櫛形電極とが形成され
    た弾性表面波共振子において、 前記反射器のストリップラインの本数が、前記正規型櫛
    形電極のすだれ状電極の対数に基づき、スプリアスを低
    減させる所定範囲内であることを特徴とする弾性表面波
    共振子。
  2. 2.請求項1記載の弾性表面波共振子において、 前記圧電基板は、弾性表面波が<001>方向に伝播す
    る(110)面四ほう酸リチウム単結晶基板であり、 前記反射器のストリップラインの本数Nrefが、前記
    正規型櫛形電極の対数をNidtとして、式−6.1+
    0.395Nidt≦Nref≦−1.5+0.715
    Nidtで示される範囲内であることを特徴とする弾性
    表面波共振子。
JP34396189A 1989-12-28 1989-12-28 弾性表面波共振子 Pending JPH03201815A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6018281A (en) * 1995-03-15 2000-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Resonator type surface acoustic wave ladder filter with voltage variable capacitance element

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6018281A (en) * 1995-03-15 2000-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Resonator type surface acoustic wave ladder filter with voltage variable capacitance element

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