JPH0319218Y2 - - Google Patents

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JPH0319218Y2
JPH0319218Y2 JP1984188230U JP18823084U JPH0319218Y2 JP H0319218 Y2 JPH0319218 Y2 JP H0319218Y2 JP 1984188230 U JP1984188230 U JP 1984188230U JP 18823084 U JP18823084 U JP 18823084U JP H0319218 Y2 JPH0319218 Y2 JP H0319218Y2
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JP
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electrode foil
flat part
stepped portion
electrolytic capacitor
edge
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電解コンデンサに関し、さらに詳しく
言えば、その電極箔に取付けられるリード端子に
関するものである。
〔従来の技術〕
電解コンデンサは、リード端子を取付けた陽極
箔と陰極箔とをそれらの間にセパレータを挟んで
巻回してなるコンデンサ素子を有している。これ
に用いられるリード端子は、例えばアルミニウム
からなる棒状体の一端部をプレスなどにて偏平部
とするとともに、同棒状体の他端部にリード線を
取付けたものからなり、その扁平部に電極箔を取
付けるようにしている。その場合、品質を管理す
る上で同扁平部に対する電極箔の取付位置を一定
に保つ必要がある。
そこで、従来においては、例えば第5図に示さ
れているように、棒状体1のテーパ状裾部と扁平
部2との境界部分を取付基準位置とし、それに電
極箔3の端縁を合わせるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、これによると、電極箔3を巻取
る際、図示しないセパレータがテーパ状裾部に乗
上つたり、あるいはかしめ作業時に金型がそのテ
ーパ状裾部に当接する〓れがあるため、好ましい
方法とは言えない。したがつて、第6図に示され
ているように、電極箔3の端縁を上記境界部分か
ら一定距離Lだけ離すことが好ましいが、その場
合従来では、かしめ後の検査工程において電極箔
3が正しい位置に止着されているか否をノギス等
を用いて判定する必要があり、かなりの手間がか
かるものであつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の欠点を解決するためになさ
れたもので、その構成上の特徴は、アルミニウム
などからなる棒状体の一端部を扁平部とするとと
もに、同棒状体の他端部にリード線を接続したリ
ード端子を備え、同リード端子の上記扁平部に電
極箔を取付けてなるコンデンサ素子を有する電解
コンデンサおいて、上記扁平部の少なくとも一方
の面には、上記電極箔の端縁が当接され同偏平部
に対する上記電極箔の取付基準位置となる段部が
形成されていて、上記電極箔はその端縁を上記段
部に当接させた状態で上記偏平部に取付けられて
いることにある。
この場合上記段部としては、例えば点状に設け
られた突起もしくは電極箔の端縁と平行に延びる
直線状に形成されたリブ状の突起などからなる。
〔作用〕
上記構成によると、リード端子の扁平部に電極
箔を取付けるにあたつて、その端縁を段部に当接
させることにより、同扁平部に対する電極箔の取
付位置を一定に保つことができ、品質の安定化が
図れる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第4図を
参照しながら説明する。
第1図を参照すると、この電解コンデンサのリ
ード端子10は、従来と同様にアルミニウム等か
らなる棒状体11の一端部をプレス等により押し
潰して扁平部12とし、棒状体11の他端部にリ
ード線13を取付けたものからなるが、この場
合、扁平部12には、電極箔3を位置合せするた
めの段部14が設けられている。この段部14
は、棒状体11のテーパー状裾部11aと扁平部
12との境界部分から所定距離をおいた位置に設
けられている。この実施例において、段部14は
小突起状に形成されている。
電極箔3はその端縁を段部14に当接させるこ
とにより、偏平部12に対して一定の位置に位置
決めされ、例えば角錐状の針によるかしめにて偏
平部12に取付けられる。このようにして、陽極
用と陰極用の各電極箔3,3が用意され、〓後は
公知の方法によつて電解コンデンサが作られる。
すなわち、同各電極箔3,3を図示しないセパレ
ータを挟んで所定径に巻回する。次に、リード端
子10の各リード線13にゴム封口体を取付ける
とともに、この巻回体に電解液を含浸させたの
ち、金属ケース内に収納し、その開口部をかしめ
などにて封止する。
第2図は段部14の変形例であつて、これによ
ると同段部14は電極箔3の端縁と平行となるよ
うに扁平部12の幅方向に沿つて直線的に形成さ
れたリブ状の突起からなる。このようにすると、
電極箔3の端縁をその突起に宛てがい易くなり、
作業上好都合である。さらには、第3図および第
4図に示されているように、扁平部12の一方の
面もしくは両方の面に***部を形成してそれを段
部14とすることもできる。
〔効果〕
以上説明したように、本考案によれば、リード
端子の偏平部に対する電極箔の取付け位置がほぼ
一定で品質の安定した電解コンデンサが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示した斜視図、
第2図は第1図とは異なる段部を例示した斜視
図、第3図および第4図は段部のその他の変形例
を示した断面図、第5図および第6図はそれぞれ
従来例の説明図である。 図中、10はリード端子、11は棒状体、12
は扁平部、13はリード線、14は段部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アルミニウムなどからなる棒状体の一端部を
    扁平部とするとともに、同棒状体の他端部にリ
    ード線を接続したリード端子を備え、同リード
    端子の上記扁平部に電極箔を取付けてなるコン
    デンサ素子を有する電解コンデンサおいて、上
    記扁平部の少なくとも一方の面には、上記電極
    箔の端縁が当接され同偏平部に対する上記電極
    箔の取付基準位置となる段部が形成されてい
    て、上記電極箔はその端縁を上記段部に当接さ
    せた状態で上記偏平部に取付けられていること
    を特徴とする電解コンデンサ。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、上記段
    部は、点状に設けられた突起からなることを特
    徴とする電解コンデンサ。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)において、上記段
    部は、上記電極箔の端縁と平行に延びる直線状
    に形成されたリブ状の突起からなることを特徴
    とする電解コンデンサ。
JP1984188230U 1984-12-12 1984-12-12 Expired JPH0319218Y2 (ja)

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JP1984188230U JPH0319218Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

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JPS61102037U JPS61102037U (ja) 1986-06-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101406822B1 (ko) * 2011-01-28 2014-06-17 서민정 여성용 소변 보조기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605575Y2 (ja) * 1979-04-17 1985-02-21 ニチコン株式会社 電解コンデンサ
JPS5783739U (ja) * 1980-11-10 1982-05-24

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KR101406822B1 (ko) * 2011-01-28 2014-06-17 서민정 여성용 소변 보조기구

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JPS61102037U (ja) 1986-06-28

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