JPS6038280Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6038280Y2 JPS6038280Y2 JP13072779U JP13072779U JPS6038280Y2 JP S6038280 Y2 JPS6038280 Y2 JP S6038280Y2 JP 13072779 U JP13072779 U JP 13072779U JP 13072779 U JP13072779 U JP 13072779U JP S6038280 Y2 JPS6038280 Y2 JP S6038280Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic capacitor
- lead
- electrode foil
- capacitor
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内部引出リードを改良した電解コンデンサに関
するものである。
するものである。
一般に電解コンデンサは第１図に示すように陽極および
陰極の電極箔１に平板状の内部引出り−ド２を加締など
による方法で接続せしめて電解紙３を介して巻回してコ
ンデンサ素子４を構威した後、該コンデンサ素子４に電
解液を含浸せしめる。
陰極の電極箔１に平板状の内部引出り−ド２を加締など
による方法で接続せしめて電解紙３を介して巻回してコ
ンデンサ素子４を構威した後、該コンデンサ素子４に電
解液を含浸せしめる。
次いで第２図に示すようにあらかじめ封口板６に装着し
た外部端子５と、コンデンサ素子４より導出した平板状
の内部引出リード２とを接続した後素子固定材７を注入
したアルミニウムなどよりなるケース８に挿入し開口部
を巻締めて密封して構威されていた。
た外部端子５と、コンデンサ素子４より導出した平板状
の内部引出リード２とを接続した後素子固定材７を注入
したアルミニウムなどよりなるケース８に挿入し開口部
を巻締めて密封して構威されていた。
しかしながら、上述のように電極箔１に内部引出リード
２を接続するとき、現方法では第３図に示すように、平
板状の内部引出リード２の電極箔１との接続側端部が直
線状に切断加工されているため、角部９にパリや反りが
発生したり、直角部分で電解紙を介して巻回するときな
どに電解紙３を破り、陽極箔と陰極箔をショートさせて
しまいコンデンサとしての用を足さなくなってしまうも
のであった。
２を接続するとき、現方法では第３図に示すように、平
板状の内部引出リード２の電極箔１との接続側端部が直
線状に切断加工されているため、角部９にパリや反りが
発生したり、直角部分で電解紙を介して巻回するときな
どに電解紙３を破り、陽極箔と陰極箔をショートさせて
しまいコンデンサとしての用を足さなくなってしまうも
のであった。
このようなことからコンデンサを完成しても充分な特性
のものが得られなかったり、また製貧の歩留を著しく悪
いものにしていた。
のものが得られなかったり、また製貧の歩留を著しく悪
いものにしていた。
本考案は上述の欠点を排除し、信頼性の向上、歩留の向
上を図ったコンデンサを提供しようとするものである。
上を図ったコンデンサを提供しようとするものである。
以下、本考案を第４図および第５図に示す実施例ついて
説明する。
説明する。
まず平板状の内部引出リード１２を切断するとき第４図
に示すように該リード板１２の電極箔１１との接続側端
部を円弧状に形威したもので、該円弧は同図イのように
角部のみでもよく、また同図口のように全体に半円状で
もよい。
に示すように該リード板１２の電極箔１１との接続側端
部を円弧状に形威したもので、該円弧は同図イのように
角部のみでもよく、また同図口のように全体に半円状で
もよい。
特に自動リード板送り機構を用いた自動加締装置におい
ては、第５図に示すように定寸法に切断するときの切断
刃を円弧状にしておくだけでよい。
ては、第５図に示すように定寸法に切断するときの切断
刃を円弧状にしておくだけでよい。
すなわち、平板状の内部引出リードの一方の先端角部を
円弧状に形威し、かつその他方端に相対する凹円弧状と
することにより、円弧状端は電極箔と接続され、他方端
は凹円弧状であるため外部端子との接続部でリベット穴
を加工する際位置決めがしやすく、穴のずれがなく均一
となり、自動化を進める上で極めて効果がある。
円弧状に形威し、かつその他方端に相対する凹円弧状と
することにより、円弧状端は電極箔と接続され、他方端
は凹円弧状であるため外部端子との接続部でリベット穴
を加工する際位置決めがしやすく、穴のずれがなく均一
となり、自動化を進める上で極めて効果がある。
次いで上述の陽極および陰極の電極箔１１に電解紙３を
介在させて巻回してコンデンサ素子を構威し、以下公知
の工程を経て電解コンデンサを完成したものである。
介在させて巻回してコンデンサ素子を構威し、以下公知
の工程を経て電解コンデンサを完成したものである。
本考案は以上のようにして構成されているので平板状の
内部引出リード１２の電極箔１１との接続側端部のおけ
る角部がなくなり、パリや反りによるショートは発生し
ない。
内部引出リード１２の電極箔１１との接続側端部のおけ
る角部がなくなり、パリや反りによるショートは発生し
ない。
次に定格３１５ＷＶ、 ４７００ＭＦＤの電解コンデン
サにおける本考案の実施結果を下記に示す。
サにおける本考案の実施結果を下記に示す。
以上のように本考案は歩留を向上せしめると共に信頼性
をも向上せしめ、工業的ならびに実用的価値大なるもの
である。
をも向上せしめ、工業的ならびに実用的価値大なるもの
である。
第１図は従来のコンデンサ素子の要部展開斜視図、第２
図は電解コンデンサの斜視図、第３図は従来の内部引出
リードと電極箔との接続要部の斜視図、第４図イおよび
口は本考案の実施例の内部引出リードと電極箔との接続
要部の斜視図、第５図は自動加締機における本考案の内
部引出リードと電極箔との接続過程を示す説明図である
。 １．１１・・・・・・電極箔、２，１２・・・・・・平
板状の内部引出リード。
図は電解コンデンサの斜視図、第３図は従来の内部引出
リードと電極箔との接続要部の斜視図、第４図イおよび
口は本考案の実施例の内部引出リードと電極箔との接続
要部の斜視図、第５図は自動加締機における本考案の内
部引出リードと電極箔との接続過程を示す説明図である
。 １．１１・・・・・・電極箔、２，１２・・・・・・平
板状の内部引出リード。
Claims (1)
- 電極箔に加締などにより接続してなる平板状の内部引出
リードの一方の先端角部を円弧状に形威し、かつその他
方端が上記円弧と相対する凹円弧としたことを特徴とす
る電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13072779U JPS6038280Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13072779U JPS6038280Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5649135U JPS5649135U (ja) | 1981-05-01 |
| JPS6038280Y2 true JPS6038280Y2 (ja) | 1985-11-15 |
Family
ID=29362422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13072779U Expired JPS6038280Y2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038280Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-19 JP JP13072779U patent/JPS6038280Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5649135U (ja) | 1981-05-01 |
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